2016/10/31

2016年10月の雑記

  2016年10月の雑記。(→11月9月


  10/31(Mon)
  波奈束氏のお名前をどのようなアクセントで呼んだらいいのかと、しばし頭を悩ませていた。「神川」のような「はたば」なのか、それとも「神奈川(県)」のような「はなたば」なのか、あるいはフラットに「はなたば」なのか、もしかしたら「ひらな」のように「はなば」だったりするのか。「花束」は「はたば」なので、それに合わせるのが無難だろうか。「ぶーけ」の方はフラットにそのまま読んでよいかと思う。
  「処女らじ」の第何回だったかで杏花氏が言葉にしておられたが、どんな発音だったかはよく憶えていないし、それが正しいという保障も無い。ラジオやフリートークで自己紹介される機会があればそれに依拠すればいいのだが、残念ながら、記憶のかぎりそうした機会は一度も無い(――沢村氏としては「リベリオンズ」ラジオで名乗っておられた筈)。例えばTriangleはキャストコメント音声をしばしばweb公開されているし、Escu:de作品は製品版のおまけコーナーに出演声優の音声コメントが収録されている。Whirlpoolも、デビュー当初はキャストコメント(音声データ)を公式サイトで公開していた。『Lunaris Filia』(2011)を最後に、近作ではキャストコメントは無くなっているが。
  最初の頃、つまり『おとぼく2』『WR』の頃は、「はなつか・ふうけい」と読んでいた。ちなみに安玖深氏のことは、当初は「あぐ・みね」とでも読むのかと思っていた。まあ、こんなことを言い出すと、「誉多衿紫苑」や「木屋場里絵」はどう読むのか(それどころかそもそも、音声での正しい読みがあると考えたり、音声での特定の読みが想定されていると考えたりすることが可能なのか)という話にもなってしまうのだけど。


  藤咲氏に有栖川氏……アルパカ好きという共通点に、何か意味が!?


  ルネ山さんはたしかに格好良いし迫力もあるのだけど、芝居はわりとクールに整理されているので、実は案外、lightやSkyFish(『ソレイユ』)の過剰盛りつけな作風にはあまり合っていないかもしれない。粗雑な力み演技に頼らない、端正でクリアな芝居ぶりは大好きなのだけど、作品コンセプトの側が大仰な大見得を志向している場合には、相性の問題が気になってくることがある。



  10/30(Sun)
  まだ執筆に取りかかれる用意が整っていないので、空いた時間などに、どのショタキャラの画像をどのような順序で配列したらよいかを考えている。ローコストで芸術的で知的刺激に満ちた、万人に勧められる創造的な趣味でごんす。

  というわけで、歩くんの画像を引用掲載して画竜点睛の気分。『カルマルカ』にうまく笹倉さんが映り込んでいるSSがあれば……と思ったが、それでもまだ卯衣祭には足りないだろう。『なついろ』の男性キャラもわざわざ画像紹介するほどの出来ではないし、『こころリスタ』で桜森くんと真名井さんが並んだ画像も出せそうにないし、まさか『戦神館』のあいつを引っ張り出してくるわけにもいかないし……。他日を期して、今はここまでで満足しておこう。

  【 星野歩くん頌 】
  歩くんの芝居は、PCゲーム版とアニメ版でかなり異なっている。先行したゲーム版(卯衣氏)は、基本的には「おっとりした美少年な男子キャラ」を志向したスローテンポのアルトヴォイスになっており、それに対してアニメ版(大橋氏)は、ゲーム版よりもやや高めに引き絞った声色で、かなり女性的な(あるいは幼げな)雰囲気が強く、しかもそれでいて語りのテンポは早めになっている。アニメ版は「マスコット的な愛くるしい弟キャラ」の側面が強くなっているようだ。
  これは部分的には、別の、別の声優によって演じられているためでもあるし、台本(脚本)の違いのせいでもあるが、それだけではなく、AVG/アニメという媒体上の特質もあり、また、収録環境の違い、作品コンセプトのあり方、キャラクターのどの側面に焦点を当てるか、といった様々な事情があると思われる。
  例えば、アニメの方が音声のダイナミックレンジの幅が強調されやすいし、アニメとゲームそれぞれの作品規模(時間の長さ、脚本の長さ)に応じて各キャラクターが作中で持つウェイトも変化する。視覚表現との関係でも、アニメでは映像としての柔軟性から、個々の場面の個々のキャラクターの(物理的/心理的な)位置関係が視覚的に表現されるというアドヴァンテージがあり、それに対してAVG形式では対面会話が前提とされがちであり、声優の芝居もそれに沿った形になるだろう。現場技術のレベルでも、ゲームでは台詞の「尺」(口パクに合わせた時間の長さ)を気にしなくていいし、他のキャラクターの台詞に干渉される心配も無いので、声優自身の考えるテンポで自由に演じられるという強みがある。逆にアニメでは、一人ずつの個別収録ではなく全員同時収録になるため、共演者との相互影響がよりいっそう鋭く現れてくるだろう。等々。また、アニメ版の「星野歩」には多数のサービスシーンが用意されており、音声芝居のレベルでもキャラクターの可愛らしさを押し出そうとする舵取りが為されていたと思われる(――実際、BD版冊子のキャストコメントも、もっと女の子らしく演じるようにとの指示があったと述べている)。
  同様に、例えば「中津川初」についても、ゲーム版キャストの日々野氏は、あっけらかんとした天然キャラクターを演じながら、いかにもメインヒロインらしくその場の流れをリードしていく、存在感のある芝居を展開している。それに対してアニメ版の中村氏は、アニメの脚本進行にうまく溶け込むように、軽みのある開放的な雰囲気の演技を披露している。さすがに「日向伊吹」役の青葉氏は青葉氏のままだが、これはキャラクターの基本設定それ自体がかなりはっきりした個性を持っているせいでもあるだろう。

  いずれにせよ、こうした同作異演(同役異演)の違いを楽しめるのも、創作の面白さであり、そして、芝居の面白さでもある。最も典型的なのはクラシック音楽の同曲異演(同じ曲が何百回も演奏されている)だが、それ以外にも、舞台公演や外国小説翻訳、音楽CDのリミックスやアレンジ、プラモの同一キット競作、そしてゲーム/漫画/アニメ間の違いや、アニメ等のリメイク版など、同じようなことは様々な分野で起きている。


  二次元キャラが1kgの超ビッグパフェを完食してもノーダメージなのは羨ましいなあ。


  音声リピートボタン(リピート機能)は、やはり黒箱系由来なのだろうか。これを実装しているタイトル/ブランド/エンジンはまだまだ少なくて、最近の大手白箱系でも実装されていなかったりする。アダルトシーンでの「実用」目的でなくても、素晴らしい瞬間の素晴らしい音声演技を聴き返したいという時に、バックログを開かなくてもリピートできるのはたいへんありがたい。



  10/28(Fri)

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  みる氏、成瀬氏、大波氏、金田氏、そして青葉氏は順当だが、しかし民安氏には低年齢キャラのイメージは薄いかも。追加するなら、まき氏、藤咲氏、秋野氏、杏子氏、柚原(み)氏あたりか。結衣菜氏や姫川氏、鶴屋氏もけっこういけるんだっけ。木村氏(みかん、しろ、結先生etc.)にそちら寄りの芝居をしてもらうと、外見以上に内面が低年齢なキャラになりそう。卯衣氏の場合は、ポッカユウラシアりんねも、もはや年齢を超えた(そして声優自身の年齢も超えた)摩訶不思議卯衣ワールドになっていた。咲氏だと、「外見が幼いけど精神的には老成したキャラ」に向いているかも。やんちゃ系だと西野氏とか、邪悪系だと金松氏とか。


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  いっそ三人で賑やかにラジオトークをしたらいいんじゃないかな。(たぶん無理)
  「無理だな」じゃなくて「たぶん無理」だと、『DAISOUNAN』のOP曲になります。


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  なにかと怖い状況よね……。


  [ recette.clearrave.co.jp/chara.html ]
  はーい、こちらが次の杏子御津パラダイスですよー。杏子氏は『恋神』『星架か』のようなやんちゃな賑やかしキャラの方が好きだけど、これはこれで素晴らしいものになるに決まっている。


  新ライムの風花氏、これは結構良い感じになりそう。『勇者砲』のギガメーコ(無感情系のロボキャラ)ではあまりよく分からなかったけど、『清楚で真面目な彼女』の方でもあるのか……今後はちゃんと注目していきたい。羽高氏も相変わらずの安定感。しかしパッションとリリーさんのサンプルヴォイスは、怖くて聴けなかった。


  『かみさまの宿っ!』の建物は、「油屋」を多少連想させるものではあった。制作時期に鑑みても、偶然の一致ではないだろう。『霞外籠逗留記』や『いろとりどりのセカイ』も、温泉街によく見られる坂道と影の濃い木造建築群のイメージを反映していた。『アマカノ』になると、現実的で落ち着いた「田舎の風景」としての側面がクローズアップされていた。『JD温泉。』は未プレイ。フルプライスだと、『かみのゆ』も神々の出没する温泉宿だが、周囲の風景にはあまり焦点が当てられていなかったかと思う。『ゆのはな』は田舎もの。SLG系だと『葵屋』『雪鬼屋』も。異種族や神族の登場するファンタジー和風世界が多いのは何故だろう。ロープライスだと、建物正面外観や内部の背景画像は数枚用意されるが、風景としての見どころはあまり提供されない(『淫艶の湯』『女将と仲居に~』など)。私自身は、温泉には(現実の体験としても、創作上のネタとしても)あまり興味は無いけれど、アダルトゲーム分野では定期的に供給されている。



  10/25(Tue)
  天然のBBさんが気圧されている……むらかわさんのノリ、すごいな。ちょっと苦手かも。


  MG誌の冬目氏イラストはKR200。まあ、この車は来ますよね。


  王都#47、後ろで妙な低音がボヤボヤーと鳴っているのが気になる。以前言われていた、収録室のドラムの反響か何かだろうか? それはともかく、清水氏の「胃」出演のフラグが立ったっぽいのは嬉しい。「胃~之煮が止まらなーい!!!」


  つくづく桃山いおん氏は素晴らしい……。芝居に込められているエネルギーがすごい。もちろん力任せとか大騒ぎという意味ではなく、役に入り込みつつ役の中から表現していく際の、十分に気力の乗った迫真性の表出の勢いという意味で。そして、桃山氏の芝居をゲーム上でこんなにも聴くことができる嬉しさ、声優の芝居をたっぷり聴くことのできるAVG媒体が存在することの嬉しさ、桃山氏がAVG媒体に出演されている嬉しさ。直角!


  【 blggrガジェットについての小考 】
  余所のblggrページに「人気の投稿」欄が表示されているのを見て、そんなガジェットが提供されているのだったと思い出した。しかし、これが「アクセス数の多い記事が並ぶ」ということであれば、うちのブログの場合は、えーと、攻略関係の記事ばかりがべたべた並ぶことになる。さて、これが役に立つだろうか。
  1)web検索などでたまたまうちのブログを訪問したカジュアルな閲覧者に対しては、たしかに一目見て「このブログは攻略関係の記事も取り扱っているのか」という情報補を提供できる。しかし、「攻略ブログだ」と認識されてしまうと、それはそれで実態に合わない。また、「個別記事一覧」ページの上の方(最初のグループ)には攻略関係の記事が並んでいるので、訪問者に対する情報提供の仕方としては、見せどころがダブってしまう。
  2)定期的に来られる閲覧者(ありがたいことにどうやらいくらかはいらっしゃるようだ)に対しては、「この記事へのアクセスが多いのか」という情報を与えることは出来る。しかし、「全期間/昨年/過去30日間/過去7日間」の4種類から選べる中で、長期的なアクセス上位はおそらくほとんど変化しないので、一度見た後はほぼ完全に無意味な(新しい情報を得られない)コーナーになってしまうだろう。短期的な変化を反映するようにしても、そうした変化が生じるのは直近公開の記事ばかりだろうし、それならばトップページから一目見て分かるようになっているので、これまた無意味。
  結論としては、うちのブログには不要な機能と思われる。

  そのほか、ggl+関連のものは不要(というか無意味)だし、 フィードリーダー関連もうちのブログ向きではないと思うし……。「注目の投稿」ガジェットはどうだろうか。要するに自薦記事を並べるという押しつけがましいコーナーだが。上手く書けた記事とか、重要性が高いと思う記事とか、読んでほしい記事とかか……うーん。カジュアルな訪問者に、さらに興味を持ってもらえるような記事をピックアップしたり、特に読み甲斐のある記事を紹介したりするのは、それなりに有効かもしれない(――ただし、経験上、訪問者の99.9%はそんなところまで見はしないのだけど)。また、採用した記事に画像が含まれる場合、一枚目の画像のサムネイルが表示されるようだ。これはこれで気分がいいし、ページに彩りを増してくれる。ただし、強制的に「一枚目の画像」になってしまうので、ものによっては少々よろしくない雰囲気になってしまう。それに、「注目の投稿」は一記事しか選べない(!)ようで、スペースを取るわりに提供できる情報量が少ない。メリット/デメリットを勘案すると、設置しない方がよさそうだ。
  仮に「注目の投稿」を一つ挙げるとしたら、どれにしようか。オーソドックスにCGワーク記事にするのはつまらない(というひねくれた発想をしてはいけない)し、例の特殊な赤城の記事にしてアレな赤黒画像を見せつけてやる(悪趣味)か、『LJ』記事をピックアップしてあのダイナミックな背景画像を常時表示しておく(個人的にはニヤニヤできそう)か、非全画面記事や音響演出記事を選んでレトロゲームテイストを出してみるとか(もはや何をしたいのか)……いずれにしても、定期的に変更しないと飽きるだろうし、そもそも自薦行為は私の性分ではない。やはり無理だな。
  やった、無理だなって言えた、無理だなって書けた!(おばか)


  紺野氏のお名前を記憶していたせいで、『Evenicle』プレイ中は主人公「アスタ」の名前が呼ばれる度にもやもやした気分になってしまった。しかも紺野氏の脚本作品には、萌花ちょこ氏や五行氏も出演されていたし……。もちろん紺野氏ご本人に会ったことは無いし、氏の企画/脚本は好きなのだけど。ファンタジー要素を使わず、きれいな雰囲気のある作品作りは、現在のアダルトゲーム分野では貴重なものだ。 



  10/24(Mon)
  大事なのは、「行動を一貫させること」そのものではなく、「正しい根拠、妥当な基準、適切な原理に基づくこと」なのだと思う。邪悪や不正を許容する方向に一貫していても意味が無い。また、言動が一貫しないことそれ自体が悪いのではなく、正しい根拠に依拠したり依拠しなかったりする使い分けをすることが、つまり場面によって理由なく「正しい根拠」を無視することが、正当化されないのだ。原理レベルで一貫しない言動をした場合に信用を失うのは、あくまで一貫しない言動をした当人であり、その当人が正しい原理を無視したに過ぎないのであって、正しい原理それ自体が信用できなくなるとか無効化されたと捉えるのは間違っている。
  それは、自分自身の思考においては、「行動Xではなく行動Yが正しいのは何故なのか」という地点に遡って意識すること(そして、見出された妥当な基準を、できるだけ守っていこうとすること)だ。そして「他人の前での自分の行動」「他人の行動」については、正しさの基準を明示するようにしつつ、後からでも、今からでも、正しい方向に傾けていけるようにすることだ。社会的な問題の多くは、(法律等による制度の創設改廃はともかく、少なくとも個人間の言論のレベルでは)そうした漸進的な解決を目指していく姿勢が、最もましだろう。


  【 ショタ 】
  何か足りないような気がしていたが、そうだ、「様々なキャラ(男性キャラ)」記事でショタキャラを挙げていなかった! 「ショタキャラ(男女関係が前提)」「少年キャラ(比較的ニュートラルな、幼い男性キャラ)」「美少年キャラ(外見重視)」「男の娘(女装して可愛くなった男性)」「中性的なキャラ」「小柄キャラ」「弟系キャラ」「華奢男性」「シャイボーイ」「TSキャラ」「ギャップキャラ」「マスコット的少年」「受キャラ(BL寄り)」「作品全体が低年齢志向のキャラデザ」など、似ているようでいろいろと違ったタイプ(違ったコンセプト)があるので、うまく選別するのは難しい。

  私の認識では、『MWA』は典型的なショタ(ハーフパンツの外見が大事)。『MWC』『ひめしょ!』『だめがね』『ひなたのつき』『ク・リトル』『エスカレイヤー』『おお勇者』もショタでいいと思う。『ときパク』は受攻両輪の万能キャラ。『R.U.R.U.R』もショタだと思うけど、それっぽさはあまり感じない。『つぼい君』は、コンセプトはショタなのだろうけど、ショタ好きの魂(なんだそれは)はあまり感じない。『ショータくん』も、作品コンセプトはショタだが、キャラの外見は単なる低年齢の男の子。『羊たち』は、ショタ寄りの外見の受キャラ。『夢幻廻廊』は男の娘。『ゆりね』も外見は低年齢志向だが、男の娘カテゴリーだと思う。『ツイ☆てる』も男の娘。『SEVEN-BRIDGE』は女装キャラ。『Signal Heart』『coμ』『片恋い』『わんこ』『PARA-SOL』『春恋』は小柄華奢キャラ。『ヨスガ』『です☆めた』の主人公も華奢キャラ寄りか。『とらハ』も小柄美少年キャラ(な外見を自分では嫌っている)。『姫狩り』は低年齢外見のキャラ(と魔王の中味のギャップ)。『RGHL』『アイ2』の敵キャラもギャップキャラ。『南十字星』『星架か』『カタハネ』『フォークソング』は、ショタというよりも弟系キャラ。『流儀』は美少年主人公。『妄想リレーション』も美少年設定。『うたわれ』の双子も美少年キャラかな。『六重奏』はマスコットか。『龍堂寺』は中性的キャラで、『とっぱら』は文字通りの中性キャラ。 うーむ、このあたりの感覚は、説明するのが難しい。

  ……はっ、これは再度の大波こなみ祭を仕掛けるチャンスでは?
  ストレートに理多祭でもいいし、脚本家ベースで伊藤ヒロ祭にしてもいいんだけど。 


  このブログは、ゲーム表現に関する覚書を書き残していくために開設したのであって、日記のために使っているのではない(――日々の雑記をしたためることは主目的ではなく、それゆえ雑記欄は「おまけ」扱いのつもりでこうしてひとまとめにしている)。だから昔の記事も時折手を入れてアップデートしているのだが、このblggrの仕様では、残念ながら最終更新日が表示されない。長期間使用して記事数も増えてくると、この点がかなり不便に感じる。特に個々の記事をバックアップ保存する際に、しばしば面倒が生じる。「設定」→「その他」→「コンテンツをバックアップ」で一括バックアップを取ることが出来て、基本的にはそれを使っているのだけど、できれば個々の記事をそのままのhtmlでも保存しておきたいので……。



  10/22(Sat)
  10年代初頭には、特にロープライス帯でMブームらしき動きがあったけど、最近はわりと沈静化してきた感じ。『りとる†びっち』(2011)、『くびわ学級』(2012)、『えすっ娘クイーン』(2013)、『セメラレ』(2013)あたり。フルプライスだと『サド★部!』(2013)や『おねだりしなさい~』(2013)。もちろんアトリエかぐやも、ソフトM路線のタイトルを定期的にリリースしてきた。

  ロープライス帯の話を続けると、最近は低価格タイトルですら、CD-ROMではなくDVD-ROMが増えつつある。『美少女万華鏡』シリーズ(2011-)は第一作からDVD媒体だったが、ロープライスDVDタイトルが出てくるようになったのは、基本的には2014年以降だろうか。2016年現在は、税抜4000円未満の新規タイトル(つまりFDや廉価版を除外する)でも、えーと、たぶん3割くらいはDVDメディアだと思う。
  ざっとカウントしてみたところ、10月発売の低価格新規タイトルの中ではCD-ROMが7本でDVD-ROMが6本、9月発売ではCD8本/DVD8本、8月発売はCD7本/DVD5本。2016年秋の時点では、3割どころかほぼ五分五分になっていると言ってよさそう。画像サイズ拡大(高解像度化)やワイド化、音質向上、アニメーション処理等の追加、DVDプレス費用の低下、データ圧縮に気を遣わなくなったことなど、様々な要因があると思われる。


  『キミの瞳にヒットミー』の駄洒落タイトルを揶揄するなんてことをしてすみませんでしたごめんなさいごめんなさいありがとうございます買いますこのキャストならば!


  【 アダルトシーンの嗜好配分について 】
  近年のアダルトシーンの律儀なシチュエーション配分はあまり好きではないかも。特に白箱系では、00年代後半以降、アダルトシーンが増量し、一つの作品がより多くの性表現を取り入れられるようなリソースが増えた。そのため、一人一人のキャラクターが、まるで何かに生き急ぐかのように、あんなシチュエーションやらこんな嗜好やらを性急に展開している。
  たしかに内容が豊かであることそれ自体は良いことだ。多様な性表現上の嗜好に応えられるのも、それはそれでいいだろう。そうした嗜好配分は、マンネリ防止にもなっているかもしれない。それに、そもそもフィクションであり、しかも多分に実用品としての側面を持つものなのだから、性急(不自然)だという不平はお門違いかもしれない。
  しかし、付き合いはじめるや、全裸になったり特殊なコス(水着とか)を着込んだり、あるいはいきなり風変わりな場所に出向いて致したり、後ろを向いたり上に乗ったり挟んだり舐めたりという慌ただしさは、どうにも馴染めない。それは、1)せわしなさの問題であるだけでなく、2)ユーザーのいろいろな嗜好を満遍なく対応するためにどのキャラクターも変わり映えのしないものになったり、3)場所移動などの点でストーリー部分と連動しにくくなったり(あるいは逆に、イベントシーンに絡めすぎて、ロマンティックな場面からそのまま盛り始めてしまって情趣に欠けたり)、4)シチュエーションの特性ばかりが前景化してしまってヒロインとの交流の蓄積を感じにくくなったりもしている。それは、バランスが取れているというのではなく、ただ単に特徴や個性が均されてしまっているにすぎないように思われることすらある。
  黒箱系は黒箱系で、似たような傾向はあって、「このシチュも入れておくか」「このポーズでもやっておくか」と言わんばかりに手を替え品を替えて目まぐるしく様々なアプローチを試していく。そういうのに付き合っていくのは、たいへん疲れる。
  まあ、これはこれで最適化された状況であって、変えようもないのだろうけれど。


  オタク分野に限らず趣味文化の豊かさや活力は、社会全体の余力が十分にあって初めて成立し存続するものだから、アニメに限らず今後はいろいろなものの規模やクオリティや新規性や多様性が乏しくなっていくのだろうね……。作り手の裾野の広さは全体のクオリティや多様性に直結するが、市場が小さくなればプールしておける人材も少なくなるしクリエイターたちが勉強する(技術や感性を育む)機会も乏しくなる。ユーザーは、需要側であるだけでなく資金を供給する側でもあるので、その経済的余裕如何も市場の規模に直結する。ごく一部の大手(の雑誌やメーカーやブランド)だけが元気だという状況は、「終わりかけている分野(文化)」の典型的特徴だ。出版社やゲームメーカーの場合は、生き残りのために団体として様々な手を尽くして長期間やりくりしていけるかもしれないけれど、集団として組織化されない同人文化は、退潮しはじめたら一気に縮小するかもしれない。一部のコンテンツだけホルダーが大儲けして(いるらしい)、オタク界全体に満遍なくお金が行き渡らなくなりつつあるという状況も、非常に危険だと思う。



  10/21(Fri)
  仕事が早くひけたので、気まぐれで数時間の山歩きをしてしまった。疲れた……。私の姿を見かけた人たちはさぞや、「なんでスーツ姿の男の娘がこんな山道に?」と訝っただろう。自分でもどうしてこんなことをしてしまったのか。いや、当初は別の場所へ観光に行くつもりで、久しぶりにカメラも持って行っていたのだけど。


  『○○ノ××』という中央片仮名「ノ」のタイトルをたまに見かける。それ自体はたいして珍しいものでもないし、長いアダルトゲームの歴史の中にいくつも出てくるのもべつおかしな頻度ではないと思うが、ちょっと面白い感じ。わりと好きな作品も多いし。
  遡ると、最も早期のものは、1999年の『終ノ空』『蒼刻ノ夜想曲』あたりだろうか。『掟ノ島』『虜ノ姫』『獣ノ躾』『憑夜ノ村』のようにおどろおどろしい非日常的雰囲気を志向したり、『蝶ノ夢』『殻ノ少女』のように突き放した雰囲気を匂わせたりしていることが多いが、『風ノ唄』『夏ノ雨』のような白箱系の例もある。そういえば、『風ノ唄』と『夏ノ空』はどちらもみるくそふとブランドだった。『イブキノキセキ』『ヨスガノソラ』『ツクモノツキ』『ヒトカタノオウ』のようなオール片仮名のタイトルもある。


   ドラマCDを作っていたなら、そのままキャストをスライドしてアニメ化したらいいのに、とは思う。ドラマCDは小規模な単発アイテムであって、ごく小さなエピソード程度のことしか扱えていないし、それだけでは役者側も視聴者側もまだまだ食べ足りないだろうし、そしてそれゆえアニメ版と連動して(両者一体のものとして、あるいは相補的に)視聴しやすいだろうから。
  これがゲームからのアニメ化であれば、元作品が18禁であれ全年齢であれ、むしろ総入れ替えすることに私は肯定的だ。元のゲーム自体がかなり大規模のものであり、かつ、その媒体上で物語を最後までやりきって完結させているのだし、アニメ版はそれとは別に改めて一から物語を始めるものだから、ゲーム版とアニメ版とは同作異演の関係に立ち、それゆえキャスティングの次元でも完全に「別物」として提示した方が誠実だと思う。
  「お気に入りのゲーム声優さんの声が、地上波TV画面上で聴けたんだよ!」というのは確かに嬉しくはあるだろうし、声の同一性も含めたキャラクターアイデンティティなのだという捉え方も理解できるのだけど、芸術的にはほとんど意味の無いことなので。

  いや、べつに『魔装学園H×H』のキャスト変更のことを恨んでいるわけではありませんよ?
  残念だったけどね。本当に……。


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  これは怖い! 怖い!!! こんなふうに声優さんから直接話しかけられたら、人生狂うぞ……。
  声を掛けたそのファンの心を忠誠度100に固定してしまいかねない危険行為なんだぞ……。


  そういえばClochetteも、(実在の神話に存在するような名前ではない、独自設定の)神様キャラを多用してきたのだった。『かみぱに』『あまつ』、そして今回の新作も。いずれもしんたろー氏原画作品なのは、偶然だろうか。

  先日の記事では、実在する神話/伝承上のキャラクター自身を、間を省略して「実在の神」とか「既存の神」とは書けないのが、ずいぶんモヤモヤした。例えば、『恋神』の天照大神キャラは、その作品独自に設定されたオリジナルの神キャラではなく、現実世界で我々が知る既存実在の神話に由来するキャラとして作られているわけだが、それを「実在の神をキャラクターにして」云々と書いてしまうと、それはそれでずいぶんおかしな表現になってしまうので、正確を期して書こうとすると「既存(既知)の神話上の存在をキャラクターにして」云々といった持って回った言い方をしなければならなくなる。これが歴史上の人物であれば、「実在の人物を女体化したキャラ」云々と書いてもなんら問題は無いのだが。


  一時期は、様々なネットの騒擾紛糾を見てただ沈黙しているのが苦しくなって、社会的問題にコメントするためのtwアカウントを新たに作ろうとすら考えていたけど、最近はそうした争いがさらにエスカレートしていってあまりにひどくなりすぎて、「もうどうしようもない」「私一人がさらに何か言い出しても無駄だ」と思うようになり、そういう考えはきれいに放棄された。そもそも、あのテキストぶつ切り+推敲(修正)不可能なメディアには、書き手としてはもう耐えられないと思うし。
  ネット言論では、愚かな発言者に対する批判よりも、異なる立場同士をうまく取り結ぶことのできる仲介者こそが、もっともっと必要だったのかもしれない。例えば、「一般的な女性に見えているものや置かれている状況を、噛み砕いてマイルドに男性に伝えて、男性の適切な女性理解を促進できるような人」のような感じの。
  それと、SNSでのコミュニケーションでは往々にして、それぞれバックグラウンドの異なる多数の人々が、前提条件等のすり合わせをあらかじめ行うこともできず、いきなり直接会話することにならざるを得ないので、「あなたにはあなたの価値観や思考の理路や利害関心があるということを尊重したうえで対話しましょうね」という姿勢を示すためにも、言葉のディーセンシーをもう一段階も二段階も上げた方が良いと思う。



  10/20(Thu)
  久しぶりにWCを読んでみたら、あんべ氏の新作があずまきよひこ氏みたいなノリになっていた。
  『イカ娘』の時はそんなことは感じなかったし、作りをかなり変えてきているということかも。


  変人キャラで、性格が悪くて、基本的にダウナー気味、主人公を放っておいて(主人公に関わるイベントはわりと敵対的)、別の人気キャラにぞっこん、正義や勝利を追求するといった分かりやすいポジティヴな姿勢も無いし、お色気サービスシーンも稀、口調もわりと突慳貪で会話も一方的、精神構造はわりと幼くて周囲に窘められたり助けられたりするし、分かりやすいキャラ属性もほとんど無く、しかも特殊能力のおかげでバトルシーンも全然スリルが無いし、物語の大筋に影響するような活躍もしないし、そもそも主要キャラの中で出番が少ない……何このキャラ。(ま、それを人気キャラに出来るのも声優の力なんだけどさ。)


  今回の記事のように、論旨に該当するタイトルを多数羅列する場合は、
  1)まず手持ちの知識やデータ(所持タイトルリストなど)からピックアップし、
  2)検索で補充しつつ(同時に発売年などもすべて公式情報に当たって再確認する)、
  3)年代分布、作品の知名度、個人的な好みなどを考慮して、説得力を増すように選別する。
  特に2)のプロセスはきちんとしておかなければ、思い違いで『ひのまるっ』と『シキガミ』をうっかり取り違えて書くというおバカな間違いをしてしまうことがある。怖い怖い。ちなみに、「個人的な好み」には出演声優の要素が多分に混じっていて、だから「○○祭」になったりする。

  書いているうちに、「伝奇」と「ファンタジー」の区別がごちゃごちゃになりかけた。実在のものであれ作中独自のものであれ、神話や伝承(言い伝え)を引き合いに出しているものを「伝奇」としているが、オリジナルの架空キャラクターとの境界線は描写次第で非常に微妙だ。

  『きゃんバニ』のスワティも既存名の神様キャラだった! 我ながらよく思い出せたよ!
  『プル2』だけはプレイしていた。当時としても珍しいことに、眼鏡着脱差分があってのぅ……。

  というわけで脱稿した新記事:「アダルトゲームと伝奇趣味
  いろいろと得心が行ったので、タイトルから疑問符「?」は外した。
  上手いオチが思いつかなかったせいで妙に大袈裟な締めくくりになってしまったのは反省点。

  Wordでカウントしてみると約9000字。軽めの記事にするつもりだった(だから個々のタイトルの制作ブランドまでは一々付記していない)のだが、意外と長くなってしまった。自分自身のためのメモなので、文章規模などはどうでもいいのだけど。ちなみに、今回言及したタイトルは90本。PL+US作品やproject-μ作品に言及できたのは嬉しかった。あと、昔懐かしの『Dearest Vampire』とか、萌花ちょこ氏メインヒロインの『MML』とか、青山氏ヒロインに殺される『彼女は高天に祈らない』(語弊アリ)とか。朱門作品の解説があまりにも素っ気ないのはご容赦いただきたいところ(へたに書き出したらきりが無くなってしまうので)。

  『対魔忍』の漢字はいつも迷う。「退魔」ではない。

  ヒロイン全員クトゥルフキャラな作品は、まだ無いんだよね……。
  一人ずつならばいるし、全員クトゥルフなタイトルも今後出てくる可能性はあるが。


  久しぶり(一週間くらい?)にクラシックに戻ってきた。耳と心の必須栄養素が補われていく。
  webラジオは、声と言葉は心地良いけれど、残念ながら音楽的には貧しい時間だからね。


  榎並先輩は今回も好き勝手してました。かわいい。


  [tw: 789002902006214657 ]
  このキャラクターを目にする度に、そんなお名前の声優さんがいらっしゃいませんでしたっけと、いささかモヤモヤするところがあったりなかったり。


  最近、街を歩いて視界に入る自動車の車種が気になるようになってきた。いや、正確に言えば、気になるのは「SUBARUエンブレムが付いているかどうか」だが。六ツ星きらり。(それ違う)


  言っ、言っておくけど、私は声優雑誌を買ったことなんて一度も無いからな!
  いや、本当に。たぶん今後も、買うことは無いだろう。グラビア路線はまったくもって私の趣味ではないし、インタヴューにもあまり興味は無いし、イベントにもほとんど行かないし……。



  10/18(Tue)
  ようやく『王賊』のユニット育成が完了した。久々のハードワークでかなり時間が掛かったが、webラジオを聴きながらだったので、それほどつらくはなかった。ただし、そんなことをしているうちに10月中旬がもう終わりかけているのだけど……。


  というわけでタロットに関する新記事。少々アレでナニな内容だが。

  タロットを引くだけならば、人の操作が介在する余地はまず無いため、大数の法則どおりになる。つまり、数を重ねれば重ねるほど、正位置と逆位置の比率は均等(五分五分)に近づいていく。ただし、その一方で、あらゆる場面で結果が完全に均等になるわけではない。例えば、サイコロを6回振って、必ず一の目から六の目までぴったり1回ずつ均等に出るというわけではない(そうなる確率は16.7%しかない)。特に、試行回数が少ない場合には、かなりの偏りが生じることは十分あり得る。そうした一時的で偶然的な偏りが、主観的/客観的に好ましい方向に傾いている時に、「ラッキー」と呼んだりする。


  伝奇要素について、書きながらいろいろ考えてみる。異能バトルものを主戦場にしているのだということなら、一応納得できた。異能バトルジャンルが苦手でほとんどプレイしていないのであまりピンと来ていなかったし、「人気」「流行」と言えるかどうかは判断できないが。
  「書く」というのは「議論を構成する」ことであり、きちんとした議論を構成するために様々な視点から様々な側面を考慮に入れることになり、あるいは既存の信頼できる体系を参照しつつ再検討することだ。さらにそれと同時に、きちんとした文章を実際にみずから書き上げていくプロセスは、一つ一つのフレーズを具体的な文言で作り上げていくプロセスなのだから、細部を疎かすることはできず、その都度ここの命題が正しいかをできるだけ確認するようになる。したがって、手掛かりなしにただ考えを巡らせているよりもはるかに視野が広く、隙のない、思い込みのない、事実に照らした認識を得ることができる。関心の程度や、主題の大きさ、知識量、論述能力、掛かる労力等によるが、問題をしっかりと思考して自分なりの認識をきちんと定位させたいときは、「文章に書いてみる」というのはわりと有効な手段だ。


  なんのかんの言って、かぐやはキャラデザ(キャラ立て)が抜群に達者だ。ピンク系/ダーク系の中では珍しいことに、萌えキャラ作りの文法を真正面から――ややもすると愚直なオールドファッションに見えかねないほどに衒いなしに堂々と――飲み込んでいて、それでいて性描写はたっぷりと投入するという二段構えになっているようだ。THB(M&M氏)の大人びたキャラデザでも、『人形の館』や『MWA』はキャラクター人気が高かったと記憶する。多くのピンク系/黒箱系にありがちな、「まず何が何でもエロ、そしてそのためのキャラ属性の機能的配分」という姿勢ではなく、作品コンセプトによっては形式的なキャラ属性をカブらせることもしている。
  個人的に好きなのは、『虜ノ姫』のリディアさん。特に外見が、すごく好きだった。『DC』のエリカさんも、青川ヴォイスのしたたかキャラという狙い澄ましたキャラ設定。


  えっ……あの声優さんが、そんなグラマラスなダークエルフキャラを演じているなんて、まさか?と検索してみたら、ちょっとシャイそうな困り顔のキャラが出てきたのでほっとした。


  自分が好きな作品のことを、他人が褒めているコメントを目にするのは、まあそれはそれで嬉しくはあるが、しかしその称賛の仕方が明白かつ致命的に見当違いだったりすると、それはもうたいへんモヤモヤさせられますことよ。もちろん、一つの作品からどのような印象を受けるかは当人の自由なのだけど、作中ではっきり表現されているのに、それとは正反対の感想を表明していたり、あるいは、比較対象としておかしな別作品を引き合いに出していたりすると、さすがに……。もったいないと言うべきか、可哀相と言うべきか、それとも怖いと言うべきか……。



  10/17(Mon)

  【 スキル効果 】
  「重複」の意味は分かりにくい。「スキル効果が重複する」と述べている場合、「効果がどんどん積み重なる、つまり個数分加算されていく」のか、それとも、「同じものとして重ねられてしまう、つまり一つ分しか効果がカウントされない」のかが、文面から判断できない場合が間々ある。全体的傾向としては、後者の意味で使っている人が多いようだが、前者の意味で使っている人も、無視できない比率で存在しているようだ。私が書く場合は、「効果が加重する(加算される)」あるいは「効果は重複無効になる」といったようにはっきり書き分けるようにしている。

  さらに、同一スキルと同種(同系統)スキルとでは、扱いが異なっている場合もあるので、そのあたりもさらに注意が必要になる(――多くの場合、「同一スキルは複数所持しても効果は一個分だけだが、同系統の別名スキルを持てば一個分ずつ加重される」という仕様が多い)。

  同一/同種スキルが効果加重する場合でも、特に割合加重効果は、計算式によってはかなり効果は異なる。例えば、「効果150%(50%増)」とある場合、これを3個分加重するときに、「基本値×1.5倍×1.5倍×1.5倍=3.375倍」になるのか、それとも「基本値×(100%+50%+50%+50%)倍=2.5倍」になるのかで、効果は大きく異なる。計算式は、ゲーム内の説明では明示されないのが通例だが、ソフトハウスキャラ作品は、割増効果は後者のタイプで加算していることが多い。alicesoftは、前者の形式で計算することが多いように思う。

  同様に、SLGなどでの特殊なプレースタイルの「○○縛り」も分かりにくい。「○○のみに限定する」のか、「○○を使用禁止にする」のか、どちらの意味なのか分からない場合がある。「○○縛る(それを制限する)」なのか、「○○縛る(それのみに限定する)」なのか、助詞部分が消えてしまうせいだろう。一般的には、「○○縛り」と書く場合は「○○のみに限定する」の意味であることが多いようだ。


  [tw: 787965018436317184 ]
  あー、Q-Xはよく分からないけどなにやらそういうところによく分からない仕方で意識を向けるブランドですよねー。仮想世界と現実世界で二度バージンを破ったり。

  Q-Xとe-RONDOって、わりと近い位置づけのブランドかも。


  【 クオリティと美意識 】
  最近のAUGUSTやClochette、あるいは以前のkeyやminori、Whirlpoolを見ていると、お金の使い方が分からなくなっているように見える。アダルトゲーム分野も、多額の投資をして大量に売るという関係はたしかに成立しているようだが、しかし、どこにどのような投資をすればよいのかが分からなくなっているのではないかと思う。もちろん、広告宣伝費に投入するのは常道だが、現在のアダルトゲーム分野ではそれが効果を発揮するには限度がありそうだ。しかし、だからといって、作品それ自体には、コストを掛けられる部分は限られている。特に、原画のように特定個人の個性に依存する部門では、いくら費用を掛けても生産性が上がるわけではない。そこから、演出強化、エンジンとUIの改良、そして彩色(とりわけ背景美術)、音響制作に注力されているのだが、しかしそこでも、センスの問題は投資によって十分賄われてはいない。一見派手だが鈍感で退屈な演出。機能的には行き届いているが見た目のデザインが洗練されないUI。人物塗りと背景塗りの致命的なアンバランス。構えすぎていてストーリーに不似合いなBGM。そういった様々なバランスの問題を、一人のディレクターが適切にコントロールしていくには、現代AVGは――幸か不幸か――複雑になりすぎ、高度化しすぎ、大規模化しすぎており、かといって、それらを十分適切に処理できるようなプロフェッショナルな人材を大量にプールしておくには小規模すぎる。
  key背景の人工性は当時から指摘している人はいたし、minoriの演出やUIの拙さについては私もコメントしたことがあるし、Clochette彩色の難点も何度か述べてきたし、近年のAUGUST作品にもこれらと通底する傾向がはっきり現れている。とりわけ背景美術の扱いに、その歪さが著しい。表現効果を弁えず、独自の趣味を持っているわけでもなく、ただひたすら素朴にそして闇雲に背景描き込みを続ける過剰さは、いかにも稚拙だ。まあ、味気ないよりはゴージャス感があった方が、良いといえば、まあ、良いのかもしれないが。
  バトル系(「燃え系」)でも、nitro+が滅茶苦茶なテキスト量を誇ったり、propellerが鈍重きわまりないバトル演出を齷齪と積み込んだりしていたのは、かなり辛かった。作業量にせよ資金にせよ、量の上積みによって質を引き上げるというのは、たしかにまっとうな手段ではあるが、根本のところで美意識の提示や表現様式の挑戦が感じられない作品には、どうしても乗れない。
  制作者の美意識と野心的なコンセプトをユーザーに対して賭けてくるようなブランド、例えばelf、TOPCAT、abogadopowers、ORBIT、project-μ、Littlewitch、purple software、ApRicoT、すたじおみりす、Sincere、わるきゅ~れ、Liar-soft、Escu:de、ソフトハウスキャラ、pajamas soft、千世、Terralunar、HERMIT、UNiSONSHIFT、CLOCKUP、すたじお緑茶、HOOKSOFT、Innocent Grey、SkyFish、ハイクオソフト、そして近年のDigital Cute、KAI、HEAT-SOFT、HARUKAZE、Loseに至るまで。そうしたブランドの作品は、様々な現実的制約(金銭面、時間面、能力面、等々)から必ずしも成果物が十分な出来ではなかったとしても、あるいはその趣味が私にはあまり合わなかったとしても、嬉しいし、楽しいし、プレイして満足できる。福岡の「あ」のブランドも、名前はここに書きたくないくらい嫌いだ――ごめんね――し、作品の不出来や人材起用の仕方やユーザー対応の拙さについて必ずしも諸手を挙げて称賛することはできないが、その挑戦的姿勢は好ましく思っている。


  ライヴイベントって怖いなあ……。「かけがえのない体験を得る」「献身によって報いを得る」「一体感のある熱狂的陶酔」「称賛の言葉はポエム」等々、新興宗教に走る老人との間に違いを見出せない。昨今はさしあたりオタク系のアイドルものが目立つが、それに限らず多くの分野で同じようなノウハウに基づいた動員は行われている。怖い世界だね……。全員が全員そういう様子だとは言わないし、また、私も人間なのでものごとに感激することはあるけれど。そして、趣味であれ信仰であれ、人生の喜びを見つけられる人の方が幸せなのかもしれないけど。「感動を求めて」「他人が設えたイベントに」「人生の価値を賭けるほどに邁進する」というのは、さすがに怖い。
  クラシックのコンサートや美術館の企画展やゲームのプレイ体験は、同じく現前性の体験であり、しかも十分に大きな感動的な衝撃を受けることのある体験ではあるが、しかしあくまで個人単位の体験であり、なおかつ、作品として認識できる個別的対象に向き合う知性の体験であり続ける。インドア派の私にはそうした条件がちょうど良い。



  10/14(Fri)
  役づくりについての、桐谷氏コメント:「役づくりは特に何もしていないのですが、ただ演じる際に大和撫子の気持ち……といいますか“ハチロクの時代”の空気は常に意識していようと思っていました」(『まいてつVFB』166頁)。なんと、そこまで考慮してアプローチされるのか……。しかし、言われてみれば確かにプレイ中にそういう空気はずっと感じていたように思うし、そしてそれは確かに役者さんが作り上げていたものだった。


  [ www.irodori-soft.com/oukasabaki/chara06.html ]
  土方(『行殺』)、土方(『学園』)、松平(容保、『りんかねーしょん』)と来て、今度は山南役か。『萌恋』『機関幕末』には出演されていないので新選組ものコンプとはいかないし、『ChuShingura』では新選組とは無関係なキャラクターに配役されていたようだが。他に新選組もののタイトルはあったかな。ざっと検索してみたら、BLや全年齢にもあったし、inreはまたそっちのネタでやるつもりのようだけど。


  【 声優と黒箱/白箱 】
  現在でも、声優の出演分布に関しては黒箱/白箱の分離が明確化していないのは、良いことだと思う。一昔前まではそもそも白黒の区分が確立されていなかったというのもあるけど、当時でも代表的な声優たちはその白黒どちらにもごく普通に――しかもたいていは名義を切り替えずに――出演していた。北都氏も金田氏も一色氏も草柳氏も海原氏もみる氏も鷹月氏も深井氏も、そして鳥居氏や理多(高原)氏、遠野氏にすら黒箱系出演は何度かあった。ただし、当時からも激しい性描写を避けていた声優はそれなりにいた。例えば鮎川氏、まき氏、青山氏、安玖深氏、三咲氏、榊氏は明らかに黒箱系を避けていた。
  2005年前後に、アダルトゲーム分野(特に白箱系)に大規模な再編成が生じており、F&C系人材からCUFFSやSkyFishが独立したり、実力/経験/知名度のある新規ブランド(Lump of Sugar、ゆずソフト、Whirlpoolなど)がデビューしたりしつつ、同時に白箱系と黒箱系それぞれのスタイルが確立していった。しかし、声優の出演傾向には大きく違いは生じなかった。むしろ、「黄桃事務所系の活躍」、「ピンク系タイトルの増加」、「名義使い分けの一般化」といった周辺事情によって、白箱/黒箱の間の敷居は下がったと言えるかもしれない。ただし、五行氏や星咲氏、雪都氏のように、00年代半ば以降にデビューした声優で、基本的に黒箱系出演をしていない方もいる(――もちろん、それはそれで当人の価値観なり事情なりによってそういうことがあっても構わない)。個別には、白箱系が多い声優や黒箱系メインの声優もいるが、全体としては比較的柔軟なキャスティングがなされているようだ。
  しかし、他分野を主戦場にしている/いた声優たちが、00年代後半から参入することが増えてきたが、彼女等はほぼ例外なく、黒箱系には出演していない。そういう特殊性には、もやもやするところもあるのだが、しかしながら、声優のキャリアや立場によっては、アダルト分野への出演がより激しいゴシップ的注目を受けたり、蹂躙系タイトルへの参加が不当にスキャンダル化されたりする危険が高いということはあり得るので、出演者の尊厳を保護するために、また不当な悪評被害を被らないようにするために、やむを得ない側面はあると思う。もちろん、個々の声優がみずから望む場合には、偏見に基づく不利益を受けることなく、どんな種類の作品にもできるかぎり自由に出演できるような社会であることが望ましいのだが。なお、2010年代にデビューした声優にも、黒箱系出演をしていない方はわりといる(桐谷氏、百瀬氏、羽鳥[い]氏など)。

  ちなみに、面白い現象として、SLG系タイトルが白黒の垣根を越えている場面が時折見られる。すなわち、ダーク系タイトルや被蹂躙シーンに出演しない役者でも、例外的にSLG作品の中では、そうした描写を演じていることがある。あるいは、白箱系用名義で出演されている場合もある。普段は過激な性描写にほとんど関わっていない役者さんたちが、ソフトハウスキャラ(例えば星咲氏)、studio e.go!/でぼの巣(雪都氏や榊原氏)、Triangle(遠野氏、成瀬氏、神村氏)、Escu:de(小倉氏名義)、Digital Cute(まき氏)、anastasia(海野氏)などの作品には出演されている。
  理由は分からない。1)SLG系ブランドは常連キャスティングが多いから、ダーク系描写が含まれる場合やダーク系タイトルへの出演を止めた場合でも継続出演する場合があるのか。2)SLG系タイトルは、出演声優の人数が多くなりがちなので、そうしたことも生じやすいのか。3)特にSLG系タイトルが踏み込んだオファーをしているのか。4)受諾されるような報酬を提示しているのか。5)SLG作品という看板が、特殊な位置づけをもたらしているのか。6)「SLG作品(の挑戦的姿勢)」に対して特に好意的な姿勢の声優がいるのか。7)SLG作品では、過激なシーンの比率が低かったり、あるいは過激さの度合いが(真正の黒箱系よりも)低いからなのか。8)そもそも私の事実認識が誤っていて、AVG作品でも同じようなことは同じような頻度で生じているのか(――実際、例えば『瀬里奈』や『EXTRA VA MIZUNA』のような例はある)。事情はそれぞれ、さまざまなのだろうが、いずれにせよ、SLG作品がアダルトゲームの白黒分断に風穴を開ける作用を果たしているのは、好ましい状況だと思う。


  【 Triangle新作 】
  あっ……スイートパッション役が……!(泣) 交替していなくなってしまったという事実と、交替相手があれなのとで、二重に泣ける。新ローズの羽高氏は、適任だと思うけど。

  塗りも、『クラインハーゼ』の頃までは鮮やかな色使いときれいなツヤがあったんだけど、2011年頃(『FM』『VC』)は、もやっとした色彩、安っぽいグラデーション、質感の平板さがあって、急激に好みから外れていったのだよね……。

  以前から述べているように、私は同一の役を異なった役者が演じることそれ自体には肯定的だ。しかし、1)好きな役者さんの出演機会が一つ失われたこと、2)新たな役者が好みではないことには、落胆せざるを得ない。また、3)キャラクターのアイデンティティ認識には、声のアイデンティティ認識も含まれがちになるのは仕方ないことであり、さらにそこから、4)同役異声にするならば、全キャストを一新してくれた方がましかもしれないとも思う。全キャラクターが完全に別個独自の配役に切り替わっているならば、これは別の公演なのだと認識してゼロから受け入れることができる。しかし、「一部のキャラは従前のキャストのままであり、別のキャラは新規キャストである」という状況だと、例えば「シュガーさんは確かに成瀬ヴォイスのシュガーさんのままであるのに、彼女と会話するリリーさんはもはや幸代ヴォイスのリリーさんではない」という場面に直面させられる。それは、いささか受け入れにくい体験になる。

  今回、公式サイト上でも設定公開されているけど、シュガーさんが体重39kgというのは、いつ見てもどきどきする。過去の作品でもくりかえし「幼いげな容姿」と書かれていたけど、そんなにほっそりとした華奢なお身体なのか……。もっとも、長身(161cm)のローズでもたった47kg、絵ではわりとむっちりしていたシータも44kgだから、Triangle世界は重力か計測単位か物理法則か人体構造の何かがおかしいのかもしれないが。プラス10kg、あるいはプラス15kg(!)にしても怒られないくらいだと思うよ……。


  onsenは、できれば開きたくないサイトだなあ……。白背景にエメラルドグリーンは目にきついし読みづらいし、今時オートスクロールを多用していてたいへん見苦しいし、多重ボックス構造で非常に使いづらいし、ページ遷移(新規タブ)も融通が利かないし、広告画像も細かい文字がごちゃごちゃ入っていたりアニメーション画像だったりするもの(画像それ自体はonsen自身が作ったものではないとはいえ)がベタベタ並んでいて下品だし……。再生がトップページ固定で、個別番組紹介ページを開きながらラジオを流すことができないというのも、不可解極まりない仕様。特に、画面最下部に宣伝テキストが走り回るのは、文字通り「最悪」のデザインで、本当に耐えがたい。
  内容面でも、ここがディレクションしていると思われるラジオは、わりと作りが画一的だったり効果音が同じだったりして食傷しているし、クイズなどでは耳障りなビープ音をビービー鳴らすし、ディレクター(?)の下品な笑い声が入ってくることもあるし、バックナンバーも置いていないし……。ここにしかないコンテンツで、しかもどうしても聴きたいという場合は、仕方なくアクセスしているが、そうでなければ絶対に近づかないし、近づきたくないサイトだ。
  良いところは……アクセスが安定しているのと、音質がまともなのと、CD化されやすいところくらいだろうか。nicoに比べればましだが、あんなのと比べても仕方ない。センスは無いがインフラ部分はしっかりしているということか。



  10/10(Mon)
  もしかしたら人生で初めて、「食欲の秋」に恐怖している。なにかたべたい……せっかくへらしてきたたいじゅうが……かゆい うま……。


  アリスグラム#03。くすはら氏が今回もアダルトシーン芝居に絡めて踏み込んだトークをされているのは、それはそれで興味深い内容ではあるし、声優として真面目な方なのだろうというのも窺われるけれど、聴いている側としてはやっぱり少々ひやひやする。相方の杏子氏もわりとしたたかな方だと思うけど、キャパを超えると途端に困りだしてしまいそうな印象なので……。


  [ www.kumakou.co.jp/up/new_miko01.jpg , 02, 03 ]
  たしかにTinkerbellとかBlack CYC/CYCLETとかわるきゅ~れに見える。ZIONのこれとか。
  [ zion.product.co.jp/isyukan/ ](※アダルトゲームサイト注意
  背景色が濁ったプラムパープル(紫紺色)なせいもあるが、胸周りがざっくりした布地の皺ではなくて素肌にぴっちり貼り付いたような曲面グラデーションになっているのも、一種のセックスアピールのコードになっている。頭髪のハイライトが品のないツヤめきも、らしからぬ雰囲気になってしまっている。ただし、16歳や15歳を公言しているので、商業アダルトゲームにはなり得ないが。

  最近では、触手ものはかなり少なくなっていると思う。変身ヒロインもの、ninetailなどのファンタジーSLGもの、それから『神楽』『淫妖蟲』などの長寿シリーズものに集中していて、全体としてはポピュラーなものではなくなっている。むしろ同人の小規模作品に多いくらいかもしれない。


  MintCUBEの新作情報が出ているようだが、声優ヒロインものに特化したタイトルというと、『たまたま』『妹どりーむ!』『アイドル声優寝取られスタジオ』『淫辱スタジオ』がある。個別ヒロインでも、『らくえん』『夢喰い』のようなオタクものに、声優(志望)キャラクターが何人かいる。最も早かったのは『こみっくパーティー』(1999)の桜井あさひさんだろうか。それ以外の具体例は、2014年4月5日付雑記で列挙していた。

  声優ヒロインものの『籠の中の彼女』の、「主人公・大神勇次郎は、18禁ゲームプレーヤーとしての才能を開花させたアダルトゲームのエリートプレーヤー」という一文は、何度読んでも笑える。「月に数十本の18禁ゲームを買い続けるも積まずにクリアし続ける」とのことだから、プレイ経験の量に関してたしかに超一級と言える(※いずれもgetchuより引用)。
  「月に数十本」というが、ゲーマーは一ヶ月に何本プレイできるのだろうか。毎日18時間ずつ30日間休みなしにプレイするとしたら、540時間。これは、仮にフルプライス15本(×25時間)+ロープライス15本(×10時間)=525時間にほぼ相当する。音声スキップしたり攻略サイトを見たりすれば多少短縮できるが、それでも月30本プレイするのはほぼ不可能だろう。というか、その半分でも非常に難しい。生業のある社会人の場合、仮に「平日は6時間、休日は10時間ずつ余暇がある」と考えると、一ヶ月に220時間程度。フルプライスだけならば9本弱プレイできる。大作タイトルやSLG系タイトルが入ると、それだけでかなりの時間が取られるが。


  『星恋』のキャラの目について。虹彩(黒目部分)の上側に、斜めに影が入っていて、店頭の拡大画像で見るとかなり不気味だったんだけど、これはいったいどういう意図でこんな塗りにしているのだろうか。例えば[ cabbage-soft.com/top/img/mainvisual.png ]の右端のキャラを見ると分かりやすいが、「顔全体に奇妙な傾きが入ってしまう」、「瞳孔(真ん中の黒目)の上側が消されて、きれいな楕円になっていないので、視線が非常に不明瞭になる」、「虹彩の複雑なツヤが消えている」といった問題が生じているように見受けられる。わざわざこんなふうにする表現効果が不明なうえ、斜線の作為性が悪目立ちしているように思われるのだが……。
  ちなみに、この原画家(梱枝氏)がその前に手掛けた『Magical Charming』の時点では、すでに瞳孔部分が「U」字型になっていて、目の力が弱々しいものになっていたが、こんな影まではつけられていなかった。さらに前の『学☆王』では、瞳孔の大きさから違っていた。原画家の実験なのか、それともこのチームのCG班がそうしているのだろうか。まあ、梱枝氏の絵は、ぽさぽさした頭髪表現が可愛らしくはあるものの、画風もオールドファッションな描き方を色濃く残しているし、その技量については元々そんなに信用していない。



  10/07(Fri)
  分量が増えてきたので、単独記事に:「『王賊』再プレイの雑感

  マウスの不満が解消されないので、自分で作り替えてみることに。同じメーカー同士ならば規格も同じだろうと期待して、マウスホイールを交換してみる……が、各所が干渉して、きれいにカクカク回転せずにジジジジと擦れる感じがする。「やはり騎士(モデラー)は剣(工具)で戦えということだな!」と、チゼルでいろいろ削りまくってはすり合わせを再確認し、邪魔な部分は大胆にニッパーで切り取り、表面はカッターできれいに整形し、コードの位置をずらしては瞬着で固定して、ようやくホイール部分の移植に成功した。所要時間は約1時間。これでほぼ理想的な状態になったので、あとはこのマウスの耐久性が保つかぎり、これでやっていける。
  それにしても、マウスの内部構造って、わりとデリケートなぎりぎりのクリアランスと、それを可能にする高水準のパーツ精度と、そしてそれを確実に成功させる全体設計で出来ているんだね。嵌め込みもきれいにパッチリ合わさるし、各部がグラつかないような処理も行き届いているし。これまで見くびっていました、ごめんなさい。


  [ www.parasol-soft.com/product/lovelyday/character.html ]
  なんだか「花」さんや季節名声優さんが多いキャスティング。偶然なんだろうけど。ちなみにキャラクター名字は、色名系で統一されている(白、金、赤…)。花園氏は、今年に入ってからの新人さんのようだ。(金田めい氏かと思ってびっくりした。)

  「○花」な声優さんというと、あとは金松氏とか深井氏とか佐倉氏とか北見氏とか……。他にも、花南氏とか萌花ちょこ氏とか鳥居花音氏とか杏花氏とか琉花氏とか花澤氏とか、「花」のついた古風でやさしい感じのお名前の方はわりと多い。



  10/06(Thu)
  現在使っているマウスが、ホイールの表面がツルツルなので指先が微妙に滑って気に入らないので、新調してきた。いつものDigio2の、MUS-UKT115。ホイールにもちゃんと溝が入っているし、無段階ではなくカクカクとホイール回転してきれいに止まる。このメーカーの常で、クリック音は少々安っぽいが、うるさくはないし、許容範囲内。ケーブルは細めの丸型。これまで使っていたのよりも、マウスのサイズがちょっと大きくなるし、静音モデルではないが、まあ仕方ない。特にクリック音については、なまじ静音を謳っている製品だと、クリック感や耐久性に問題があるケースが多いので、むしろ避けた方がよいかもしれないと考えるようになった。通常モデルの中から比較的音の小さいものを選ぶ方が、選択肢も増えるし、きちんとしたクリック感が得られる。さすがに、あまりキチキチカキカキと音を立てるものは辛いが。
  もう一つ、予備としてELECOMのM-BL24UBも買ってみた。こちらもサイズが大きめだし、表面処理のせいで微妙にペタつくが、手に持った感じは悪くない。クリック音もかなり小さく、ほとんど気にならない。ホイールの仕様も満足。ケーブルは丸型で曲がり癖はあまり無い。あえて難を挙げるなら、ホイール押下の感覚がやや鈍いのは気になる。こちらを使ってもいいくらいかも。うーん、どちらにしようかな。

  使ってみた感じでは、MUS-UKT115はホイール押下がかなり重い。また、マウス自体にも重みを感じる(無線式が嫌いなのも、重量のせい)。腕の筋肉に不必要な負担が掛かりそう。うーん、あんまり好みじゃないかも。常用するものだからこそ、できるだけストレスの掛からない、満足のいくものを求めたい。左右のクリック感がきちんとあって、カキカキうるさくなくて、非常に軽くて、サイズも中くらいで、表面もきれいで、ホイール周りも的確に動いてくれて、3ボタンで、有線のマウスがあったら、5000円でも1万円でも買いたい。
  というわけで、M-BL24UBに取り替える。こちらの方が、ホイールボタン押下ははるかに軽い。ただし、マウス全体が前後にべったり広がっているタイプなので、掌の下側(手首側)に常時マウスがくっついている感じが慣れない。好きな人には、その方が落ち着くのかもしれないけど。
  というか、私は腕と指の筋肉を鍛えるべきなのかもしれない。


  ペットショップも見てきた。セキセイインコは、子供の頃に実家で飼っていたが、あらためて見てみると、うむ、確かに可愛い。黄色&黄緑色も鮮やかでいいけど、飼うとしたらやっぱりスカイブルーの子かな([tw: 765030080615546880 ])。頭部の縞々模様は、濃すぎると見た目がうるさいので、やや控えめの方がよいと思う。
  見ていて一番和んだのは、(小型の)錦鯉とカメだった。5cmくらいのコイだと、小型の観賞魚よりも体がしっかりしているので、特に体をひねる時の動きに色っぽさと力強さがある。カメは、いかにも悩みの無さそうな顔で四肢を踏ん張ってもがいているところが、見ていて飽きない。


  今年は文学理論を講じるコマも持っているのだけど、せっかくだからとLNに言及しようとしても、『涼宮ハルヒ』第一作は13年前、つまり現在の大学1-3回生が5-7歳の頃に出た作品だから、もう彼等の世代にとっては「昔の作品にすぎない」可能性が高いのだよね……。これは、2016年現在で30歳の人(1986年生)にとっては、大学1回生の時に漫画『東京BABYLON』(1990-)や『アウターゾーン』(1991-)の話をされるようなものだし、現在40歳の人(1976年生)にとっては、大学1回生の時点で漫画『キャッツアイ』や『七色いんこ』(1981-)の話をされるのに相当する……。いや、この例示ではピンと来ないかも。


  新マウスの感触を確かめるために『王賊』を再プレイ。ついでにSSもいろいろ撮っておく。


  『この大空に~』も凄い作品だよね……。特にキャスト勢が、個人的にとんでもない顔触れ。発売当初は車椅子キャラが苦手で敬遠していたけど、やっぱりなんのかんので良い作品だよ。同じブランドの『恋神』もたいへん素晴らしいキャスティングで、萌花ちょこ氏や星咲氏がいらっしゃらない代わりに杏子氏、小倉氏、みる氏、如月氏が出演されていて、これはこれで耳の贅沢。優希氏の芝居は『大空』よりも『恋神』の方が好みで、逆に羽鳥氏は『恋神』よりも『大空』の方が似合っていると感じた。



  10/03(Mon)

  [ www.getchu.com/brandnew/928303/c928303sample4.jpg ]
  [ www.hosisora.com/ ](※18禁サイトにつき注意)
  もはや今の私には、コスプレ研究会会長の2Pカラーにしか見えないのだった。
  偶然か狙ってか、タイトルも「星空」ネタだし。
  [ sbr-gx.jp/img/character/pleiades/1.png ]

  ただし、弘森氏企画なので、ふんぐるいむぐるうなふ方面に絡めてくる可能性も……。

  体験版、というか第一話をプレイしてみたら早速登場したが、ぴるぴるぴるぴゃーという声ではなく「たこぉ、たこぉ」という喋り方をするようだ(※ヴォイス無し)。しかし、この種の小型怪生物がヒロインの頭の上に乗っかるのはそんなに頻繁にある描写ではないし、それをわざわざ立ち絵で執拗に繰り返しているし、さらに一枚絵に「いちごミルク」のパックが描き込まれていたりするあたりも、やっぱり怪しく見えてしまうんだよなあ……。(それはただの病気です。)


  [ with-voice.com/shimizu-ai.html ]
  「特技」欄に、に上手なプロレスのを挙げる声優さん……。
  まあ、こんなことが出来る声優さんも、そうそういないだろう。


  かおるこさまだいすきワールドでも、一文字ずつばらしてよいならば、「きくこさすしただつまる」の14文字は使えるので、まだそれなりの文は作れそうだ。
  参考までに、『残像に口紅を』の残り15文字は、「いかさただてにのはれわん」(52節)。双方に使われているものは下線を引いた。比べてみると、主語を表す「が」「は」が無いのが苦しそうだ。第52節の文章は、「鉄骨のハイツに拝観。鉄骨に渡された板。高さの観察。追認。いささか怖い。彼は高いのは苦手だ」といった具合(中公文庫、1995年、300頁)。意味を成す描写をすることは、まだぎりぎり可能だが、長い文章を書くことはもはや出来ないレベル。……これなら、無理して文章を作るよりも、すべてを「くつしたおいしい かおるこさまだいすき」に仮託してただそれだけを連呼している方が楽かな。


  [tw: 783475895591768065 ]
  うちの自宅から同じことを試してみたらかなり違った結果になったので、(このスクリーンショットが無加工の真正なものだとしても)検索結果がアニメ絵ばかりになったのは、この人に合わせてカスタマイズされているせいもあるんじゃないかな。



  10/01(sat)
  新記事:「『放課後のプレアデス』とカーモデル
  模型店で、どのインプレッサを買ったらいいのか迷ってしまったので、確認のために。
  ……ところで、うちは何のブログだっけ?


  ロープライスは、フルプライス作品よりもコンセプトが絞り込まれていて分かりやすいことが多いし、ボリュームも休日一日でほぼ間違いなくオールクリアできるサイズなので、手を出しやすいのは確かだ。ただし、インターフェイスがまったく手を加えられていなかったり、BGMや背景美術がチープだったり使い回しだったりということもわりと多い。つまり、価格の低さが、テキスト量やCG枚数といった量の減少だけでなく、ゲーム体験の質の低下をも引き起こしている場合がある。それは、やむを得ないことでもあるが、裏を返せばフルプライス作品のアドヴァンテージでもある。


  『魔女こいにっき』『紙の上の魔法使い』『1/7の魔法使い』『我家に魔女がやって来た!』 『夏の魔女のパレード』あたりは、実際にプレイしていないと混同しそう。一つは、間違えるとちょっぴりヒヤヒヤする羽目になるけど。


 新記事:艦NEXT版「赤城」雑感。とりあえず写真も何枚か。