2020/05/31

2020年5月の雑記

  2020年5月の雑記。(→6月4月


  05/31(Sun)

  あっ、まずい! 頭の中で「キューピッド」と「サキュバス」を取り違えそうになった。うっかり間違えて口走ったら恥ずかしいことになるので気をつけよう。
  もっとも、愛の妖精という意味では、近い存在なのだけど。恋愛と性愛の違いだけで、まあ、どちらも似たようなものだよね。いや、サキュバスは自分の身体を張っているのに対して、キューピッドは一方的に人間の感情を操作していくので、むしろ性質が悪いくらいかもしれない。

 世間的な知名度のわりに、キューピッドキャラはほとんどいない。さしあたり思い出せるのは、アダルトゲームだと『フォーリンラブ×4tune』くらいか。レアなのは、やはり物語として使いづらいからだろう。恋愛特化とはいえ、精神支配能力なんてのは危険すぎる。


  [ https://www.youtube.com/watch?v=YSVNn8G2txs ]
  Laplacian公式の体験版実況。キxxマ、キxxマって、何回連呼しているんだ(笑)。


  イラストレーターさんの言動から、明らかに眼鏡(キャラ)に思い入れを持っておられるし、眼鏡ディテールの描き込みを見ても、度入り表現をしてくれそうな感じなのだけど、画像ログを遡っても、なかなかそれをはっきり見せてくれる絵が出てこない……ということがある。「くっ、こいつめ、なかなか尻尾を掴ませやがらねえ!」などと刑事ごっこをしながら、頬はニヤニヤと緩めつつ、ありがたくポチポチとイラストを保存していくのだった。

  度入り判定が出来るには、
  1)顔がかなり横向きで、レンズ領域が頬の輪郭をはっきり遮っており、
  2)頭髪などに覆われておらず、
  3)ただの省略やミスではなく、意図的な輪郭ズレ表現だと考えられる、
という条件が必要になる。なので、ハイレベルな眼鏡イラストレーターさんでも、なかなか正体を露してくれない。一つだけ度入りっぽいイラストを見つけたが、かなり判断の難しい微妙なズレだけだった。もしかしたら伊達眼鏡派なのかもしれない。



  05/27(Wed)
  「プララジ」の記事が長くなってきたので3ページに再分割。
  2分割だと、2ページ目が大波氏ゲストと青山氏ゲストから始まって美しかったのだけど、一ページが長すぎて読みづらくなるのはよろしくない。3分割にしたら、3ページ目が『カリンちゃん』特集でまとまったので、これはこれで良しとしよう。

  「プララジ」YTチャンネルの動画も、忘れずにDLしておく。

  というわけで、ようやく乃嶋氏ゲスト回まで辿り着いた。
  さらに、みる氏や海原氏も続けてゲストに来られるので、ここから本格的に天国が始まる。


  『青写真』も、音声収録を進めることができず、そのため完成=発売も延期する羽目になっているようだ。ということは、製品版の入金も遅れていく。大変だと思うが、なんとか生き延びていってほしいと願うばかりだ。いや、願うだけではなく、もちろん予約してちゃんと買うつもりだ。


  今日も漫画新刊コーナーで、「この漫画家は度入り表現をしているに違いない!」とピンと来て購入したら当たりだった。善哉善哉。
  もっとも、こうした直感は、べつに私の眼鏡勘が高度に発達しているなどということではない。そんなものは、ただの思い込みか、まぐれ当たりか、あるいはメガネキャラが表紙に描かれていたといったごく普通の蓋然性の帰結だったりするものだ。何度も言うが、「オタクは○○を直感的に見分ける」などというオカルトに与してはならない。まあ、世の中には本当にそういう直感を持った超ディープな人物がいるのかもしれない(その可能性は否定しない)が、検証困難だし、乗っかる必要も無い。
  ともあれ、ラッキーはラッキーとしてありがたく楽しんで読む。

  度入り表現クリエイターにも加筆。54人になった。善哉々々。

  度入り表現クリエイターのリストを作るなんて、かなり頭がおかしいと思うよ。でも……
  これが私の趣味なんだ! (やっぱりおばか)


  4月から5月に掛けては趣味の動画を頻繁に出していた声優さんの動きが途絶えたり、SNSの投稿頻度が落ちたりしている。たぶん、本業が忙しくなってきた(本業が再び動き出した)サインだと考えて、ここは喜ぶべきところなのだろう。そうあってほしい。


  [tw: https://twitter.com/ill2ust/status/1262349717612007426 ]
  たまたま目に入ったんだけど。1/350艦船模型の箱(と女性)を描いたイラストなんて、初めて見たかも。楽しくて笑ってしまった。
  だまし絵っぽくてサイズが判断しにくいけれど、たぶん1/350の大きさだと思う。描かれているのは高雄型巡洋艦(たぶん摩耶)。AOSHIMAのキットの箱絵を、ちょっとアレンジした感じのようだ。よし、このクリエイターさんは特別なブックマークに入れておこう。(ちょろい私)
  [ http://www.aoshima-bk.co.jp/product/4905083009437/ ]

  ……ねえ、あなた(わたし)、最近は艦船模型を作ってらっしゃるのかしら?(うぐぅ)


  [ https://www.taito.co.jp/kujihonpo/item/0000001045 ]
  例の桜ミクくじを見かけたが、ギャンブル苦手な私は手を出せなかった。
  やすも氏デザインのフィギュアは貴重なので、どこかで入手できたらと思う。


  私はタルコフスキーの映画でもフェルドマンの音楽でも全然眠くならない性質なので、あまり「眠い」「眠い」と連呼されるとどうも居心地がよろしくない。


  でぼの巣が、音声作品ブランドをスタートさせたとは……。これまで無かったアプローチで驚いたが、ゲームと音声作品の相乗効果が見込めるし、ドラマCDやキャラソンCDよりも融通が利くし、なかなか良いアイデアだと思う。
  えっ、音声本体は2時間以上あるのか……聴ききるのはハードかも(※音声作品未経験)。台本は日野氏(ゲーム版と同じ)とのことで、その意味でも期待したい。
  ただし、まだゲーム版をクリアしていないという問題が……。

  いわゆる「音声作品」のコスト。例えば2時間ものならば:
  台本費用は300字×120分=36000字。単価1KB1000円で発注するとしたら約7万円。ただしこの出費は、同人作家が自前で作る場合はゼロになる。2時間分の収録は、声優への支払とスタジオ代込みで、せいぜい10万円だろうか。同人声優の宅録などであれば、もっと抑えられる。その他、ディスク現物を製造する場合はプレス費用が掛かったり、メインビジュアル(表紙)作成に数万円掛かったり、BGMを入れたり編集したり、告知の手間(例えば公式サイト開設)があったりする。合計して、制作費は7~30万円。いずれにしても、ゲームを1本制作するのと比べたら、文字通り桁違いに安いのは確かだ。
  完成した作品を、1本あたり1000円の利益が出るように販売するとしたら、70~300本も売れれば元が取れる。300人も買ってくれるかどうか、市場規模やユーザー動向は分からないが。
  制作期間は、プロのライターが台本を書くならば4日。音声収録は1日で済むだろう。だから、その気になれば量産することも一応可能だ。また、収録期間の短さや費用の小ささもあって、きちんとした実力のある声優に依頼する余裕もあるだろうし、そうした声優のネームバリューを活用することもできる。音響スタジオ経由ならば、個人でもキャスト発注可能だろう。
  さらに、でぼの巣のような商業ゲームメーカーの場合は、1)自社キャラのネタで集客できる、2)ちゃんとした声優への伝手がある、3)イラスト作成のノウハウや余裕もある、4)BGMを使う場合も自社ゲームから流用できる、5)広報手段もすでに整っている、といった強みがある。
  まあ、ドラマCDやwebラジオと似たようなものだが、今後は(アダルト)ゲームメーカーによる音声作品制作も増えていくのかもしれない。

  もっとも、単価の低い商品だから、仮に300+500=800本売れたとしても利益は50万円。個人の同人制作ならばともかく、企業としてはまるで頼りにならない額だろう。3000本のビッグセールスでもせいぜい270万円。どちらかと言えば、音声作品市場からゲーム版ユーザーへの流入を促すための、広報活動の一種として位置づけるくらいがせいぜいではないかと思う。

  ドラマCDの場合は、内容が原作ゲームに結びつかざるを得ないので、買ってくれる人はゲーム版の購入者に限られる、つまりセールスは大きくならないので元が取れない。だから、ゲーム版の同梱コンテンツや予約特典コンテンツとして制作されるのがせいぜいだった。
  また、ネットラジオは00年代以来基本的に、無料の広報コンテンツと見做されてきたため、有料化するのが困難だった。また、キャラクターラジオだと台本制作コストが嵩むし、かといって声優トークラジオだと客層が限られる。とはいえ、近年では有料会員限定のラジオコンテンツも増えつつあり、状況は変化するかもしれない。


  すでに室温30度に達しており、身体だけでなくデジタル機器への悪影響も心配なので、そろそろ冷房を入れようかな。昨年も一昨年も、5月下旬に冷房を起動していた。



  05/24(Sun)

  室温30度。ひとまず扇風機を動かしながら仕事を進める。
  午前中はぐっすり眠れてよいのだけどね……。


  [ https://ci-en.dlsite.com/creator/5648/article/286594 ]
  JORI氏のプレゼント企画。欲しい人は応募したらよいと思う。
  特に、持っていないタイトルのある人にとっては、貴重なチラシだろう。


  alpha-romを使っていたメーカーさんたちは、メーカー解散する前に解除パッチを出していってほしかった。今更言っても詮無きことだし、ディスクの仕様そのものに関わるから解除は容易ではないけれど。たしかあれは64bitのOSではまったく動作しないし(つまり全滅)、当然ながらプロテクトを目的にしているので、ユーザーには問題解決できないし(※技術的にも困難だし、いほーになる可能性がある)。

  「いほー」や「svdt」のような一部の珍妙な略記は、検索避けのためなので、ご理解下さい。デリケートな話題になる可能性があるし、そういうコンテンツを求める人たちには近づいてほしくないので。また、グロ関係などのセンシティヴな言葉も、ストレートには書かないようにしている。例えば先日書いた「しゅーごーたい」なんちゃらとかも。

  私は現在でも、windows98機、XP機、7機(そして10機)の現物を1つずつ確保している。なので、古いディスクをプレイしたい時でも、最低限の可能性はある。ただし、相性が合わなかったりするとお手上げだが。例えば『空色の風琴』は、どうやっても起動しなかった。『days innocent』は、わざわざwin98機を引っ張り出してきてプレイする必要があった。特に3D系タイトルは相性問題がきついと思われ、例えば『SinsAbel』もXP機でなければ起動しなかったと記憶する。

  まあ、win7ですら、もう11年前(2009年発売)のOSだからね……。

  オンライン認証型のタイトルや、深刻なバグのあるタイトルも、公式サイトが消滅してしまうとお手上げになる。この場合は、「積んでいた自分が悪い」という話でもあるけれど。


  んひゃあああっ……久しぶりにtwで見知らぬ方からリプライをいただいてビビりまくった。脂汗を流しながらようやくリプライを返せたが、えーと、だいたい9年ぶりの経験か。

  あちらでちょこちょこ書いているうちに、140文字ぴったりに収める勘が戻ってきた。
  (相変わらず140字ぎっしり書いてるのかよ、とか言わない。)

  ちなみに、ここ以上にろくでもない書き流しの雑感雑文しか書いていないし、フォローやリプライも自分からは一切していない。息抜きの場としては、それなりに使えていると思う。実名寄りのアカウントだし、大事なことはあちらに書き流したくないので、趣味の話題はひきつづきこちらで扱う。



  05/21(Thu)

  「プララジ」概要記事は、ちょっとずつ進めている。今回は文字数の制限を気にせず、書き残したいことは全て書き込んでいる。おかげで記事が長くなってしまったので、2ページを3ページに再編した方がいいかもしれない。


  [ https://hibiki-radio.jp/description/gfonpu/detail ](第186回)
  リモート収録でラジオ復活。そちらの業界もいろいろノウハウが蓄積されてきたようだ。
  関東以外の地域だと、スタジオ収録も再開されていくようになるのだろうか?


  絵(イラスト)に描かれた人物の人種性とその評価というのは、美術、遺伝学、社会学の全てに関してひととおりの見識が無ければ適切な議論ができないやつでは……。怖くて私にはとても発言できない。実際、「絵に描かれたものをどう認識するか」、「人種論の取り扱い」、「表現物の社会的評価」のいずれかに引っかかって思いっきり踏み外している発言が散見される。
  もちろん、分からないところがあっても、万人に発言する資格はあるが、自分の考えがどこかで間違っている可能性(ある領域に関する無知によって、大きな見当違いを犯している可能性)を重々考慮していなければいけない問題だ。


  STP#711。うーん、『Minecraft』は、しゅーごーたいきょーふしょー的にちょっときつい画面になることがあるね……。(※生理的に苦手な人は検索しない方がよい言葉)


  関西のanimate各店も、短縮営業ながら店舗再開しているようだ。ただし、客が減っているだろうから、まだまだ大変だろうけどね……。
  VOLKSも店舗再開&通常時間になるのか。復帰祝いとして何か買おうかな。積極的に応援するというほど好きではないけれど、模型やドールの専門店として貴重な存在だから。ちなみに、日本橋のKOTOBUKIYAはすでに再開しているようだ。
  関西各地のゲームセンターも、これから再開していくだろう。

  ただし、土日は人出が多そうだから、あまり出歩きたくない。かといって平日は平日で出歩きにくい。おかげで残念ながら(?)今月は趣味の出費が激減している。
  もっとも、1月~3月は家計簿を見返しても我ながら青ざめるほどの支出になっていたので、世間的な事情や個人的な動きづらさを別としても、節約しておきたかったタイミングではある。


  記事一覧機能のないブログって……と思うのだが、そもそもブログサービスの側が記事一覧機能を提供していないのが大抵という有様だから、個々のユーザーに対して責めにくい。しかし、訪問者に対してブログの内容をおおまかに知らせたり、訪問者が特定の記事にアクセスするのを容易にしたりするうえで、きわめて効果が大きい筈だ。
  日記ブログであれば、べつに系統立った記事一覧は持たなくてよいが、資料性のあるコンテンツを目指しているブログであれば、記事一覧(総合目次)を提供する方がよい。タグ機能によって特定のカテゴリーの記事群をまとめることも出来るが、けっして十分なものではない。

  可読性最悪のブログは、「目次もなく」、「個々の記事を折り畳みもせず」、「画像などを大量に貼り付けた長大な記事が」、トップページからべったり展開されるという形態のものだろう。さらに「月別アーカイヴなどが、サイドメニューではなくページ最下部に置かれている」と、本当にどうしようもない。PCアクセスならば柔軟にスクロールできるからまだなんとかなるが、モバイルアクセスだとよりいっそうひどいことになる。
  そういうのはまずいと認識しているから、このブログではそれらを避けるようにしている。ただし、月別アーカイヴはページ最下部に置いているが、これは「本文を読んでいる最中に、余計なものが視界に入らないようにしている(=つまり、サイドメニューは設けない)」という考慮から。


  『鬼ごっこカリンちゃん』は、今回もたぶんネタではなく本当の企画だろうと予想しているが、いまだに続報が無い。NEXTONにゲームシステムを組める技術は無さそうだが……フィールド探索型だから、まさか今度は、でぼの巣と組んでいるとか?
  もしも、SHCと組んでもう一本制作するつもりだったとしたら、3月末で企画立ち消えの判断が出来た筈で、4月1日にムービー公開もしなかっただろう。
  元々、私は『恋姫†無双』シリーズには興味が無かったのだけど、KarinProjectの一環ではあるようだし、ゲームパートのあるアダルトゲーム新作という意味でも期待している。


  6月5日が近いが、今年はべつに何かネタを用意しているわけではない。
  去年は「プララジ」の大波氏ゲスト回という幸福な一日だった。
  今年は「はにはにラジオ」や「少女騎士ラジオ」あたりを聴いて過ごそうかな。

  ちなみに、6月はこのブログの開設月でもある。現在は7年目で、もうすぐ8年目に入るのだが、そんなに長くやっている実感は無い。まるで無いのですよ。

  いのくち氏のtwアカウントが昨年からずっと止まったままだが、あれこれのお仕事はされているようだから、ひとまず心配はしていない。私にとっては声優はアイドルではなく、あくまで声優(役者)としての優れたパフォーマンスを聴ければ十分だ。ただし、ラジオトークではどうしても中間的なものになるけれど。


  気温が上がって開放的な気分になったので、CD棚を押し込めてあった扉を封印解除してクラシックCDを聴きまくっている。数年ぶりの、あるいは十年以上聴いていなかったディスクも引っ張り出していろいろ楽しんでいる。


  [tw: 1263850713253203969 ]
  うーん、それはどうかなあ。『To Heart』が大きな注目を集めたのは:
1) 16色時代から一歩進んだ256色の鮮やかなCGワーク、
2) 従来のMIDIに代えてCD-DA形式で鮮明な音質のBGMと主題歌を導入したこと、
3) 画面サイズも、『雫』『痕』の640*400から640*480に大きく広がった、
4) さらに言えば、フロッピーディスクではなくCD-ROM媒体になっていること、
といった事情が大きいだろう。つまり、『To Heart』はハードの恩恵を大きく受けている、あるいは新たなハードの性能を活用することによって新たなクオリティの作品を作り出している。もちろん、こう述べることは、本作の価値を貶めるものではない。むしろ、新たな可能性を開拓した優れた作品であることの証明だ。いずれにせよ、ゲームの形姿や、ゲーム体験のありようは、媒体(プラットフォーム)と不可避的に結びついている。

  もちろん、「どんなハードにでも、どんなゲーム機にでも、名作と呼ばれうる作品は出現するのだ」という意味ならば、それはそれで正しいが、たぶんこの人はそういう趣旨で述べているのではなくて、「名作はハードを超える」と言おうとしている。それは違うと思う。

  また、PC版(Windows95)からPlayStationなどに移植もされたが、その都度様々な修正変更が施されている。CGも結構描き直されていた筈だ。その意味でも、作品がハードの如何を超えて同一であり続けることの実例というよりは、むしろ逆に、作品はハードに合わせて変化していくものだ(それによってその都度のより良い状態が目指される)ということを示す実例だと言えるだろう。同社の『痕』や『こみっくパーティー』も、移植やリメイクを何度も経験しているが、その都度、システムやグラフィクスが大きく改訂されている。けっして同じままではないのだ。

  作品を褒めることは良いのだけど、褒め方が間違っているのはけっして良いことではない。

  ※補足。『TH』に先立って『雫』『痕』も、CD-ROM形式でWindows95版(CD-DA音源)を採用している。ただし、これらはMIDI音源のDOS版と並行(あるいはDOS版の発売が先行)していた。その意味では、上記『TH』と同条件ではない。DOS版(=FD媒体)から離脱してCD-ROM版オンリーになることによって、容量の余裕が確保され、立ち絵や一枚絵の差分素材も飛躍的に増加している。

  ちなみに『To Heart』はWindows7機でも起動した。『痕』も一応動作した。『雫』は不可。
  Windows10上ではまだ試していない。

  さらに余談ながら。『To Heart』はsvdtがレジストリに保存されているので、通常のように目に見ているsvdtファイルをコピーしてバックアップするとか、あるいは別のPCに移転させるといったことが出来ない。
  当時としてもかなり珍しい仕様だが、おそらくゲーム内部のスクリーンショット機能のためではないかと想像している。要するに、ゲーム内に一種の画面撮影機能が提供されていて、任意の瞬間を保存して後で閲覧することができるのだが、おそらくそれは新規画像を作成するのではなく、立ち絵画像ファイルと背景画像ファイルをそれぞれ指定してその組み合わせ情報だけを保存している。そのため、インストールされた『TH』ゲームファイルを特定する手段が必要だったのだろう。



  05/19(Tue)

  好きだったものに飽きた時に、いわゆる「アンチ」になるかどうかは、その人にもよるが、対象にもよると思う。人の「好き」は、実際には愛憎入り交じった感情である場合も多いだろう。例えば、「全体としては大好きなんだけど、どうしても受け入れがたい要素がある」というときに、好意の執着が薄れてきたら、「もう見たくもない」となることはあり得る。あるいは、「その先の可能性を期待していたのに、結局中途半端なところで止まってしまったので、失望落胆した」という場合もあるだろう。
  好きだったものを悪しざまに言うようになるのは、けっして上品な振舞いではないし、当人にとっても悲しいことだろうが、しかし、人間の感情としてはよくあることだと思うので、好きだったものの悪口を言う人を馬鹿にする気にはなれない。特に、「好きだったものの残滓が、自分が反発を覚えるような存在として目の前に現れる」というのは、たいへん苦痛を伴う経験だろう。

  もちろん、飽きた時に、潮が引くようにただ関心を薄れさせていくという場合も多い。また、ファンとしてついていく気持ちは無くなったけれど、好意の余韻を心の奥底にそっと抱えたままでいるという場合も多いだろう。

  「好きだと思っていたが、それは思い違いだった」。
  「好きだと思っていたが、自分の知識が狭いだけだった(もっと良いものを見つけた)」。
  「好きだと思っていたが、自分の好みを自分で誤解していた」。
  「連載や連続ものドラマが、自分の好きではない方向に進んでしまった」。
  「好きではなくなったので、以前の好意は思い違いだったということにしたい」。
  それぞれ違った状況だ。まあ、それで悪口まで言うかどうかはともかく。

  好きなものが減ってしまうのは悲しいことだが、それを別にすれば、好みが変化していくのは健全なことだと思う。価値観が固定化してしまうのはもったいない。

  私自身の場合はどうだろう。……すぐに思いつかないのは、幸せな証拠だと考えよう。「この漫画は、どうしてそんな路線に進んでしまったんだ」とか、「このイラストレーターさんは、以前は○○だったのに、最近は××になってしまって……」とか、「アニメでの芝居は良かったのに、SNSでの発言を見たら幻滅してしまった」といった悲しい体験はあるけれど。
  こういう文脈で具体名を出してしまうかどうかが、まさに節度の問題なのだろうね。


  えっ……『最近雇ったメイドが怪しい』って、全ページ2色刷りなのか! しかも、メイドの瞳をパープルにするためだけの2色刷り。たしかに、メイドの怪しい(妖しい)雰囲気を表現する色彩演出として効果的だが、いやあ、よくもこんな仕様を通せたものだなあ。定価は税抜664円と、普通のB5判単行本と比べてもけっして高くない。なかなかユニークな本を買えました。
  同じ作者の『ジャヒー』はドタバタコメディの騒々しさが好みに合わなくて2巻で止めてしまったが、こちらはひとまず新刊に付き合っていくことにしよう。

  全編フルカラーの単行本もたまにあるけれど、使いどころを絞って本当に強調したいところに局所的に特別な色を乗せるというのは、フルカラーとはまた違った表現作用を持つ。
  紙質も、かなりクールな真っ白。一般の漫画単行本のような黄ばみがない。ガンガンJOKERシリーズの共通の仕様なのか、それとも本書が特別に紙質を選んでいるのか分からないが。目のパープルの発色を良くするために紙を選んであるのかもしれない。
  さすがに、褐色肌のブラウンを取り込むのは難しそうだが……。

  局所的なカラー化の例としては、最近では『カラーレス』もあった。一部のページのみだが。

  ちなみに、有名どころのフルカラー漫画だと例えば『リューシカ・リューシカ』があるし、近年のネット発のカラー漫画も出版時にフルカラーのまま収録されていることがある。先年の『ヨヨハラ』も、えーと、全ページカラーだっけ? 20年前には、アニメのカットを切り出して漫画のような体裁に編集するという、いわゆる「フィルムコミック」なるものも存在した。
  アダルトコミックにも、カラー単行本やフルカラー同人誌が一定比率存在するようだ。たしか小梅けいと氏の成人向け単行本もフルカラーだった(※ごめん、中身がハイカロリーえろえろすぎて、結局読みきれずに積んでしまった)。


  あるロープライス作品で、ヒロインが絶頂時に「んひゃあああっ」という声を上げて、えっ、何これ可愛い!と、ものすごく気に入った。どのヒロインも毎回「んひゃああっ……」と叫んでいるので、どうやらライターの流儀のようだが、何故かやたらと私の心の琴線に触れた。めっちゃかわいい。しばいぬにき氏の描くおっとりしたキャラ絵にもマッチしていた。最近では、心の中で悲鳴を上げるときは「うぐぅ」ではなくて「んひゃああ!」と言っている。
  例:「んひゃあああ! 忙しくてまだ今月分の予約が出来ていないよお!」

  (ちなみに、その中には本物の邪悪ヒロインがいたけど、それもまた良し。)



  05/17(Sun)

  [ https://www.youtube.com/watch?v=VcTcW97CT38 ]
  STP第710回もオンラインUNO。今回はなかなかドラマティックな展開。高得点カードの抱え死に。卵を投げつけた相手からすぐさまドローカードで反撃される。3人UNOからの大逆転。等々。


 幕末ネタのゲームはいくつもあるが、「まきいづみヴォイスの真木和泉」は、まだどこもやっていないと思う。京都で活動していたし、禁門の変では新撰組との接点もあるのだが、ちょっと登場させにくいキャラなので、難しいだろう。『ラストキャバリエ』では、たしか名前だけチラッと言及されていたと思う。同じく嵩夜あや氏脚本の『アリスマチック』ではヒロイン役を演じていたのでニアミスはしているのだが……。
  もう一つ、おばかネタで言うと、車の人がEscu:de作品に出演してくれたらという願望もある。実際、「エスクード」という自動車があるので。


  性的なイラストはべつに欲しくはないけれど、官能的表現に対しても感受性を発揮できるイラストレーターさんだと嬉しいし、かといってわざとらしい下着露出などは見たくもないし、しかし描線のなまめかしさやプロポーションの美しさには特有の快さがあって……という難しいオタク心。


  5月も後半に入っているが、最近は新しいフィギュアも買っていないし、模型制作も滞っているので、ページトップにおもわしい画像を出せずにいる。かといって昔の写真を引っ張り出してお茶を濁すというのも気が引ける。どうしたものか……。


  [tw: 1261946349760548864 ]
  そもそも、在籍していたという設定なんだっけ? 冬月先生(教員)と碇ユイ(学部生)は確かだけど、回想シーンでの六分儀ゲンドウは「ただ単にユイと付き合っているだけの、ゴロツキのような奴」だと思っていた。冬月教授の「仲間内」(=教員たちの間?)でも知られていたようだから、学内関係者(所属学生)だと考えられる余地はあるが、根拠としては弱い。
  ちなみに、キャンパス描写が京都大学(当時の教養部)だったり、学生たちの下手な関西弁、「鴨川でビールでも」台詞などから、冬月氏の所属組織として京都大が念頭に置かれているのは間違いない。同じ鴨川近隣でも、同志社だったらあんな辛気くさいキャンパスの筈がない。 作中設定として明言されているかどうかは知らない。

  碇ユイについては、表面的にはおっとりしているが、エキセントリックな発想を提起して主導したりしているので、やっぱりあの大学らしい常識破りの変人だと思う。また、子供の頃から大事に育てられてきて様々な能力をスクスク伸ばしてきたというお嬢様タイプの学生もたまにいるので、一見のんびりしたキャラもそれほど不思議ではない。

  学部の如何にかかわらず、彼があの大学の学生らしくないという趣旨には賛同できる。理学部数学科の知人もいたけど、舌の動きが思考に追いつかないくらいの速度で喋りまくっていた。あるいは逆に、熟考した複雑な内容を言語化しきれなくて粘っこい喋りになる人もいるし、鷹揚な天然もいるし、……まあ、いろいろです。
  ただし、卒業して何十年も経てば人は変わるものだが。ほら、ニュースなどでも散見されるとおり、あの大学を卒業した人でもアレな人はたくさんいるし。



  05/13(Wed)

  所用で遠出をしてきた。新緑の山々は例年と変わらぬ美しさでした。

  PC作業が普段以上に増えており、疲れ目になりそうなので目薬を買ってきた。店頭では多種多様な製品が並んでいて選びづらいが、目的と安全性と値段を考えて適当なものを購入した。まあ、気休め程度かもしれないが。


  眼鏡の屈折表現(度入り表現)をしているクリエイターさんを新たに2人発見した。今日は良い日だ。手許で作成しているレンズ表現クリエイターのリストはようやく38人。……40人になったら記事として公開しようかな。
  ただし、度入り表現は眼鏡フェティシズムを窺わせる指標の一つにすぎず、度入り表現が無くても美しい眼鏡表現を展開している人はいくらでもいるし、伊達眼鏡好きなクリエイターは当然ながら度入り表現をしないだろう。
  今のところは受動的な姿勢で、たまたま遭遇した度入りイラストを記録しているだけだが、もっと積極的に調べればいくらでも――おそらく日本国内でも3桁の人数が――いるだろう。


  「千依Channelとウサチャン部の2つにアカウントを分けているのは何故だろう?」とぼんやり思っていたけど、あっ、今気づいた、別人だ、別人! 別人です!


  久しぶりの新記事:「眼鏡の度入り表現をしているクリエイター」。
  記事を編集していて、なんだかものすごーくいけないマニア行為のような気がしてきたので、各クリエイターさんに関するコメントにもブレーキが掛かってしまった。

  それと、はっきりとは言いにくいが、実績の乏しいクリエイターさん(……というか、絵がまだまだ未熟なクリエイターさん)は、ここでは挙げていない。裾野が広がりすぎて個人では到底把握できないし、極論すればこの私がド下手なイラストを描いただけで度入りクリエイターにカウントされてしまうことになる。そういう意味で、申し訳なさはあるが、一定程度の実績や知名度があると思われるクリエイターのみに限定している。

  個人特定のリンクとして、pxvなどを使わずtwを使ったのは、いくつかの理由がある。
  1) 本人のアイデンティティを示す目的なので、イラスト投稿サイトではなく、twにした。
  2) 現在ではtwは、個人の連絡先としてごく一般的に利用されている。
  3) 特に商業漫画家は、pxvに登録していない場合が多い。
  4) pxvは登録(ログイン)しなければ、見られる情報に制限がある(orあった)。
  もっとも、twもログインしなければ見られるコーナーに制限があるのは同じだし、そもそも私はけっしてtwに対して好意的ではない(早く滅んでほしいという思いもいくらかはある)。しかし、紛れの多い名前や検索困難な名前の方もいるので、なんらかの特定手段が必要であり、やむを得ない対処としてtwアカウントで識別させるという方式にした。



  05/10(Sun)

  [ https://www.nicovideo.jp/watch/so36828929 ]
  LNAF.OA #59。なんとリモート収録で敢行されている。のっけから背後でピヨピヨ鳴いているのは、大橋氏のインコ(セキセイ丸)か……。微笑ましい。

  占いで引かれたカードは、「世界」の逆位置。
  「世界」を引いたのは、この59回目(58枚目)にして初めて。

  ちなみに、「戦車」はまだ0枚。
  22枚のカードから58回引いて一度も出ないカードが1種類以上ある可能性は約7.2%だから、そこそこ珍しい状況だ。いかにも戦いに縁遠そうな、穏やかな方ですからね……。


  00年代前半のアダルトゲームは、ダーク系(『クライミライ』シリーズなど)や、ピンク系(特にアトリエかぐや)が、非常に強かった時代だった筈だが……。そのあたりをすっぱり無視して、ストーリー重視が主流になった云々と言われても、まるで説得力が無い。それに『エ●ゲ●文●研●概●』は与太漫談ばかりのゴミ本なので、そんなものを引き合いに出されても……。
  例えばSAGA Planetsも00年代前半までは黒箱系タイトルを堂々とリリースしていたし、NEXTON系列やlightも00年代前半あたりには、エロコメ路線のタイトルを――そういうタイトルも含めていろいろ――連発していた。そういう本当の本流を無視して、いわゆる「ストーリー重視」の人たちが自分好みのジャンルを主流を僭称したがるしよーもない捏造歴史語りは、00年代のうちに滅んでいたのではなかったのか……。
  鏡氏は、自ら関わった作品にはピンク系が多いのに、ゲーム語りになると奇妙なほど認識に大きな偏頗を生じる。私の中では眉唾ものの一人と位置づけている。

  90年代後半から00年代初頭の個人サイト時代には、黒箱も白箱もSLG系も全部ひっくるめて共通のパースペクティヴでアダルトゲーム(エロゲー)が語られていた。少なくとも、区分はあまり強調されず、全てが一つのレヴューリストに並べられていたし、どちら寄りのタイトルもプレイするというユーザーがたくさんいた。しかし、ごく一部のジャンルだけを取り出して「これがアダルトゲームの全体像でござい」と嘯く自称批評者たちが出てきて、界隈の言論はたいへんつまらないことになった。あんなものを再生産するような言説が、2020年になってもまだ現れるのか。

  [tw 1260031338679201792 ]
  この人も、「ちゃんと言語化」したいと言うならば、まずは「テキストアドベンチャー」という紛れのある言葉を使うのを止めたらどうか。
  元々「テキストアドベンチャー」というのは、文字通りテキストだけで進行する大昔のAVGを指す言葉だった筈だが、ちよれん系の人たちは「アドヴェンチャーゲーム(ノヴェルゲーム)」を指すときにわざわざこの言葉に置き換える。歴史に敬意を払わない人たち、あるいは歴史を簒奪したがり、歴史全体を自分のものにしたがる人たちの姿勢を端的に表すジャーゴンの一例だと思うし、個人的に彼等のことはまったく信用していない。
  内容的に見ても、現代のノヴェルゲームはBGMやイベントCGといった視聴覚表現を大いに活用している点が必須的特徴になっているので、ことさらに文字表現のみに注目する「テキスト」アドベンチャーという表現は、文言上もきわめて不適切な呼称だ。クリックによって読み進めていくことに着目して「読み物」と呼ぶならまだしも、プレイヤー側の受容形態を説明するものだと言えるが、「テキスト」という素材をそのまま指し示してしまうのは、誤魔化しの利かない間違いになる。畢竟、使う意味はほぼ皆無だと言ってよいのだが、彼等はそのようないびつな内輪用語を自分たちのものとして使いたがっているようだ。

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  音声云々の話も、説得力に欠ける。音声が標準化されたのは90年代末から00年代初頭だし、右肩下がりの苦境が現れたのは00年代末で、時代がまるっきりかけ離れている。00年代を通してのセールス上の問題は、ほぼ一貫していほーきょーゆーだったのだし。
  負の影響があるとしても、1)音声収録コスト(声優やスタジオへの支払)。2)音声収録のために脚本〆切が前倒しになる。3)音声が確定されてしまうためテキストの修正や追加が困難になる。4)大量の音声ファイルを組み込むスクリプトの手間が激増する。5)それとともにデバッグの負担も増加する。このあたりだろう。これらの制作上の負担にもかかわらず、それ以上に非常に大きなメリットがたくさんある(しかも制作サイドではなくユーザー側が享受するメリットだ)から、音声が採用されているのだ。
  音声云々のことを言っている人は、音声周りのコンフィグやゲームUI全体が長足の進歩を遂げていることも、たぶん知らないのだろうなあ……。10年前、15年前の認識のままで、てきとーないっちょ噛み発言をするのはやめてほしいし、人々のアダルトゲーム認識がこんな意見に塗り込められてはたまらない。

  そもそも、一つの文化領域について外部から衰退云々を無責任に語ることがどれほど失礼であるかが、分かっていない人たちが多いのだね。
  ちなみに、ユーザー数は10年代後半には下げ止まっており、それ以降はむしろ回復(増加)しているとのことだ。倫理機構などのデータを見れば分かるだろう。事実に反する誤認識から出発して、失礼なテキトー発言を振り撒かれてもなあ。
  00年代以来のアダルトゲーマーはこういった嘘くさい捏造歴史に度々付き合わされてきたし、私もうんざりしているが、おかしな話が持ち上がるならばその度に、こうして何度でも異論を提起しなければならないと思う。
  なかでも、ダーク系を無視し、ピンク系を閑却し、SLG系をスルーし、学園恋愛系の様々な試みをも軽視し、低価格帯などの分野をろくに取り上げず、褒めるのは『YU-NO』と身内ばかりというちよれん系クリエイターたちの失礼さは、許していないからね。00年代の自称批評家たちも、尊崇の対象が主にkey作品に替わっただけで、視野の狭さにおいては大同小異だった。


  私なりの展望としては、00年代半ばに黒白分離が起きたのは、きわめて大きな変化だったと思う。それまでは、学園恋愛系でもバッドエンドでヒロインが蹂躙されるシーンがあったり(例えば90年代の『とらいあんぐるハート』)、ロマンティックなラブストーリーの作品でもダークな蹂躙表現が入っていたりした(例えば2004年の『瀬里奈』や『碧ヶ淵』)。
  もっとも、『瀬里奈』の頃にはダーク系と恋愛系の分離はかなり進行していた。もしかしたらこの作品が決定的な分水嶺になっていたくらいかもしれない。2005年以降は、白箱系と黒箱系(+ピンク系)は完全に別ジャンルとして分離していたと思う。つまり、恋愛系タイトルにきついバッドエンドを入れると、ユーザーから強い反発の声が上がるようになっていた。それは、残念ながら、アダルトゲーム表現の振れ幅を狭める方向に作用してしまったと思う。こぎれいなドタバタコメディの学園恋愛系と、ひたすら過激な性表現だけを追及するダーク系の2つの路線に、あまりにもクリアに分断されてしまった。それはたぶん、不幸なことだった。ヒロインがヴァージンか否かという面倒な騒擾が頻発するようになったのも一因だろう。

  ただし、SLG系(と伝奇系の一部)は、幸いにもこの分断を免れていた。例えばstudio e.go!の『神楽』シリーズでは、ヒロインたちが身ぎれいなままで――嫌な言い方だなあ――ハッピーエンドを迎えることもできるが、ゲームパートで彼女たちが妖怪たちに撃破されれば、すぐさま陰惨な蹂躙シーンが始まる(※多くのユーザーにとっては、その部分こそが本作のメインディッシュだろう)。あるいは、学園経営SLG『グリンスヴァールの森の中』は、学園生のサブヒロインたちが様々な性的被害に遭うシーンが多数含まれる(※その有様を、精霊メインヒロインが夢に見ることによって、彼女たちの被害を回避できるようになるので、結果的には雰囲気の良い学園であり続けるのだが)。伝奇系(なかんずく伝奇バトル系)にも、そうした表現が見出される。代表例としては『超昂閃忍ハルカ』や『白銀のソレイユ』シリーズなどが有名だろう。


  「プララジ」記事は遅々として進まないが、なんとか大波氏出演回を書き終えて、ようやく青山氏出演回に辿り着いた。重要な記録だから、文字数を節約することは忘れて書きまくっている。一応、文章として読むに堪えるように整理しているし、デリケートな発言を濁しておいたりスキップしたりするくらいの配慮は利かせているつもり。
  リスナー欄は全部カットしてしまおうかと思ったが、せっかくなので書き残しておく。表記のはっきりしない名前は全部カタカナで記載しましたが、それでいいんでしょうか。



  05/06(Wed)

  仕事の買い物のついでに、くまのとおる氏の新刊(商業アダルトコミック)も購入。

  そういえば、うちにある商業アダルトコミックは、そろそろ30冊に届きそう。この分野には全然コミットしていないのだけど、お気に入りのクリエイターさんがこの形態で新作を出されたときに散発的に買っているだけでも、結構な冊数になってきた。
  くまの氏は、『ばけもの町のヒトビト』(商業一般漫画、全4巻)以来のファン。商業アダルト単行本も、これで4冊目になった。早いものだ。今回の単行本はちょっと線が硬いが、しっとりした誠実な恋人たちの情趣は相変わらず素晴らしい。
  唐辛子ひでゆ氏、瑞井鹿央氏、和馬村政氏、kakao氏、紅村かる氏については、アダルトゲームで原画担当されていたのがきっかけで漫画単行本も数冊買った。

  紅村氏は、最近は商業アダルトコミックで新作短編を量産されているようだ。アダルトゲーム分野ではソフトハウスキャラ作品での原画仕事があるだけで、しかも2年前(2018年4月)の『その大樹』が今のところ最後の仕事になっている。キャラデザと作画のどちらの実力も十分だし、おそらく仕事もかなり早いと思われるので、どこかのメーカーが起用してくれたらと願っている。漫画畑での作品も面白いけれど、フルカラー着彩のゲーム原画と、十分な脚本ボリュームのある作品で、紅村キャラたちが楽しく動き回る様子を見たいという気持ちが強いのです。アトリエかぐや、astronauts、Escu:deあたりならば、ブランドイメージとの相性も良さそう。

  松文館出版の本を買うと、「ああ、あの不幸な松文館事件の……」と思ってしまう。


  最近は、スーパーに行く度にイチゴのパックを買っている。春イチゴののんびりした甘みは、心の栄養にもなっている。ただし、もう5月だから、そろそろ旬も終わってしまう。


  日常生活の余計な愚痴はtw上でひっそり吐き捨てることで、こちらのブログは相対的に健康的な状態を保てそうだ。
  そちらには、趣味とは関係ないことばかりを書くので、アカウントは告知しません。もしかしたら、いつか我慢しきれなくなって、以前に交流していた方々とかにリプライを送ったりして、なんとなくそのアカウントの正体がバレるという可能性もあるけれど。基本的には、ひっそりこっそり一人静かにいろいろなものを吐き出すためのSNSアカウントとして使うつもり。知り合い数人しかフォローしていない、「ソーシャルネットワーキング」の意味を解しない使い方だが。


  目の前のカーテンにハエトリ君が現れたので、パチパチ撮影。拡大画像で見ると、周囲全方向にぐるりと目が並んでおり、まるで監視塔のようでわりとグロい。営巣せずに歩き回る狩猟タイプのクモならではの機能的造形だろう。8本の肢も、拡大写真で見るとしっかり毛が生えているのが分かる。薄茶色のチャスジハエトリ(たぶんメス)なので、遠目に見ているぶんには不快感は皆無なのだけど、よく見るとやっぱりハンターなのだよね。
  おそらく今年1月に見かけたのと同じ個体だが、それが居座っているということは、まさか、餌になる生物が室内にいるのだろうか。衛生面は気を遣っているし、生ゴミなども出ないようにしているし、窓を一切開けないこともあってハエやGもまったく見かけない空間なのだが……。ただ単に、暖かいから彼女にとって居心地が良かったのだ、そう考えよう、うんうん。
  サイズはほんの1cm弱なので、プラモデルの上に乗られてもたぶん大丈夫。エッチング手摺が曲がることも無いだろう。ただし、デリケートな方位測定儀(ループアンテナ)の上に跳び乗られたら、さすがに破損してしまうかもしれない。

  ……あ。まさか。わずかに残ったイチゴの果肉部分が何かを誘引して、それがさらにハエトリを呼んでいるとしたら……うーん。そういう物体Xは全然見かけていないのだが、ひとまずゴミの始末はもっと厳重にしておこう。


  [ https://www.escude.co.jp/2020_news.html ]
  こういう告知をきちんと出している企業は立派だと思う。信頼感がさらに高まった。


  「プララジ」はようやく半分まで概要記事を作れた。ここからが本格的な幸福の時間になる。なにしろ大波氏&青山氏に続いて、『カリンちゃん』関連のゲストが立て続けに来られるので。再聴できるうちに完遂しておきたい。


  円筒型の培養槽に入れられた少女というと、さしあたり思い出せるのは『MERI+DIA』と『マブラヴ(オルタ)』かな。ただし後者は脳みそだけ。『Dancing Crazies』のリンテールも似たような状況だったと思うが、イベントCGがあったかどうかは憶えていない。



  05/03(Sun)

  「本当のことを言おうか。実は百合なんか、全然興味ないんだ」(小杉ヴォイスで)

  実のところ私は、女性同士の愛情関係描写にはあんまり興味が無いのだと思う。本当に大好物なのは、深い友情とか信頼関係の描写だ。相手を認め合ったライバル関係も良い。同性同士でも、異性間でも、そういうのが好き。

  でも、男性キャラ同士だと、ラブ要素(BL)が無いとちょっと物足りないのは何故だろう。


  このブログは2013年6月開始だから、来月で8年目に入るのか。
  前のブログは2011年9月からだったので、そこから通算すると10年目も近い。


  [ https://www.youtube.com/watch?v=i6FUeuLlqHU ]
  [ https://www.youtube.com/watch?v=xcpPVlA9p4A ]
  桜咲氏ののんびりした声色と、ゲーム画面のおそろしくキビキビした操作のギャップがすごい。しかも、猫に邪魔されているため、集中を乱されている筈なのに……。ラジオトークでも思っていたけど、頭の回転が速い方ですよね。


  [ https://animegane.jp/ ]
  オタク系コンテンツとのコラボ眼鏡を販売している。こんな素晴らしい人たちがいるとは。


  アニメ版『私に天使が舞い降りた!』は、かなり強烈な薄目の呪いが掛かっていて……。試しにスクリーンショットの黒目をしっかり塗りつぶすと、本当にただただ可愛らしく愛嬌のあるキャラ絵になる。あのハイライトのせいで、(おそらく制作者が予想しなかったであろう意味で)ギャグアニメになってしまっている。


  あさみ氏は『聖剣伝説3』(SFC=Switch版)をプレイ中。ホークアイ主人公のシナリオなので、ストレートに盛り上がると思う。ただし、美獣戦がわりと厄介だった記憶がある。ケヴィン/シャルロット主人公だと、終盤ダンジョンが大変だった(というか七面倒だった)。
  作品全体としては、まずいバグやダルいところも多いけれど、キャラクターのアニメーション表現や終盤分岐など、良いところも多い。幽霊船あたりから難易度が上がると思う。BGMも、わりと好みだった。
  シナリオ面では、フェアリーの指示でさんざん引っ張り回されていたのに、終盤のクライマックスで「これはワナよ!」とひっくり返されるところが……。フェアリーが女神の地位を簒奪するための陰謀と言われるのも仕方ないと思う(フェアリー黒幕説)。

  プレイ当時はドリアードやウンディーネなどの精霊キャラに萌えていたが、今の私だったらシャルロットが好きかな。ただ子供っぽいように見えるけれど、心からの率直きわまりない感情表現がプレイヤーの心を打つし、「それまでもう泣かないよ」という決心と成長、さらに、悪に染まってしまったヒースの言葉を聞いてそれまでの思いを振り払おうとする決意の複雑さ、そしてエンディングでの奇跡。良いキャラ、良い脚本だと思う。


  (→6月4月