2026年4月の雑記。
04/06(Mon)
アルカナディアの小柄ドラゴンガール「ギィ」に既視感があると思ったら、そうか、『のんびり農家』のラスティだったか……。異種族キャラの中でも、かなりマニアックなものも含めてヴァリエーション豊かに登場させつつそれぞれの個性をさらり描き出しているのは、さすが内藤氏の練達の手腕と言うべきだろう。
ちなみに、両シリーズを比較すると、
| アルカナディア | 『農家』に登場するキャラ。 |
| ルミティア | 天使型。ティアは2人目のヒロイン。JRPG風ファンタジー世界ものの小説や漫画で、こうした天使タイプのキャラをストレートに出してくるのは、わりと珍しい。 |
| ヴェルルッタ | 悪魔そのもののキャラクターはいない(?)が、メインヒロインのルー(吸血鬼)は、わりとイメージが近いし、そもそも吸血鬼キャラをトップに据えているのもかなりレア。 |
| ユクモ | キツネ型。獣人型キャラクターとしては、セナ(ヒロイン級)たちの一族がいる。 |
| エレーナ | ケンタウロス。『農家』では男性キャラクターが前面に出ている。ケンタウロスガールは、00年代後半のいわゆる「モンスター娘」ブームの中で |
| ソフィエラ | 悪魔型その2。ヴェルルッタが小柄スリム路線だったのに対して、ソフィエラは(性格的な意味で)小悪魔路線。 |
| エルメダ | 天使型その2……って、類似属性がダブりすぎでは? ルミティアは華やかでオーソドックス、エルメダは上品清楚路線、そして次のシャルメドは火属性っぽい元気キャラ。 |
| シャルメド | 天使型その3。 |
| メルティーナ | ラミア型。『農家』では、サブキャラの一族として登場する。 |
| ギィ | ドラゴン型。先述のとおり、ラスティスムーン。太くて大きな尻尾を振り回す小柄キャラという点は共通しているが、もちろん性格設定などはかなり異なる。 |
| アルアリル | ハーピー型。『農家』では、サブキャラの一族としてハーピーたちが登場する。 |
このまま行くと、透明ボディのスライムガールとか、水棲生物のイカ娘人魚キャラやリヴァイアサンキャラとか、脚部のない幽霊キャラとかがプラモデルとして登場するのだろうか……。
春アニメは低調っぽい。視聴してみたものは、どれもまずまずのクオリティを維持してはいるが、新しさが無い。わざわざ毎週視聴するのであれば、映像表現として何かしら新奇性のあるコンセプトを試みてほしい。
とはいえ、前の冬アニメでも、当初は「低調だなー」と思っていたが、結果的にはきわめてユニークな作品にいくつも出会えた。『透明男』では、色彩的な美意識とキャラクター表現の先鋭的な実験性(すなわち、透明人間の視覚表現と感情表現を敢行すること、そして視覚障害者をアニメの中で公平適切に描写すること)が、温和なロマンスの中で結びついていた。『違国日記』は、話数ごとのモティーフ(複数の要素とそれらの対比)が入念に練り込まれて、複雑なニュアンスの物語になっていた。『29歳』は、一見するとベタなシチュエーションのようでいて、実際には、日常の獲得を視野に入れた影の濃いドラマが、声優陣の真率な熱演と動画表現の気持ちよさの下にじんわりと流れていった。
またもや私信。こちらこそ、引越前のお忙しいところをお越し下さって、楽しく充実したお話ができたことは、本当に素晴らしい思い出になりました。そちらの県に滞在したことは、まだ無いのですが、機会を見つけて遊びに行きたいですね。