2019年1~2月の制作。慣れない分野のキットなので、30時間以上掛かった。
塗装。MODELKASTEN「シナイグレー[1]」の上に、TAMIYAエナメル「ダークグリーン」および同「フラットアース(ごく少量)」を適当に混ぜつつ平筆で薄めに撫でた程度。履帯は、Mr. Color「つや消しブラック」+「クロームシルバー(少量)」の上に、TAMIYAエナメル「フラットブラック」で覆い、エッジを溶剤綿棒で拭いた。その他、Mr. Colorの「レッド」「タイヤブラック」など。
構成。キットには、正面のライトガードやアンテナなど、ごく一部に金属製エッチングが組み込まれている。キットパーツの他は、市販のチェーンを取り付けた程度。
全体写真(左側)。履帯組み込みの手順を考えるのが多少面倒だったが、全体としてはかなり作りやすかった。ただし、全体にウェザリングを施すとなると、不可避的に柵の内外で二度手間になり、難易度が上がるだろう。
全体写真(右側)。後部のサイドスカートは、このキットのインストでは左右非対称に一部を引き上げた形に指定されているが、下げた状態で取り付けることも可能。
正面から仰角気味に撮影。左右に向けられている4基の発煙弾発射機は、カバー着脱できる。履帯はプラ製の接着連結式なので非可動。
後部。車体上面に突き出している2つの排気孔は、今回はツヤ消しブラックで塗り込めたが、開口しておく方が良さそう。
戦闘室付近。スラットアーマー(柵)の支柱は、柵の側に接着してから本体に取り付ける方が、工作しやすいと思う。ただし、位置取りのガイドがあるとはいえ、きちんとした平行を出すように気をつける必要がある(※私は失敗した)。
戦闘室の後ろ側。全周が柵で囲われてしまっているように見えるが、どうやら後部のハッチは柵ごと開閉可能なようだ。
戦闘室付近を真上から。柵は単純な八角形ではなく、細かな凹凸がある。特に機関銃の周囲は柵が窪んでいるが、実物では機関銃の角度に合わせて柵を上げ下げできるのだろうか。
全体写真(俯瞰)。各所の把手や取り付け金具が鮮やかなレッドになっているのが、視覚的なアクセントになっていて面白い。後部のバスケットの中は、ポリタンク2個だけなので、適当な小物を追加してもよいかも。
正面から、俯瞰気味に。各部のチェーンは、適当な市販の金属鎖を組み込んでみたもの。牽引ワイヤーなどを追加してもよかったか。ちなみに、Tiger-Modelのキットには戦闘室の上の不気味な電子設備ドロイドATMDも含まれるが、このキットには無い(※市販のレジンキットがあるので、別途購入してもよい)。
以下は、スラットアーマー等を取り付ける前の状態。
スミ入れ等も施していない、基本塗装のみのシンプルな状態。
前側からの全体写真。サイドスカートのチェーンも、まだ取り付けていない。各部のハッチは別パーツ化されているが、柵やERAを乗せるので最終的には開けなくなる場所もある。前面のハッチは、柵が分割されているので開閉可能(※もちろん実車も)。
背面から。戦闘室の基部が山型に盛り上がっているのが見て取れる。
正面から。三角柱状のERAが大量に貼り付けられている。