2026年6月の雑記。
06/08(Mon)
本日購入した漫画は……26冊。よし、30冊未満だから大丈夫だね!(何が?)
漫画(商業単行本)、ゲーム、プラモデルだけは、購入数を家計簿に入れてカウントしている。ただし同人誌は管理しきれないので除外。新書や専門書はあるがまま、買うがままになっている――本来は仕事にも関わる書籍こそは、蔵書管理しなければいけないのだけど。
さらにゲーム、プラモデル、フィギュアは、Excelリストに一つずつ記録している。メーカーやシリーズ名などの情報も併記して、プレイしたかどうか(組み立てたかどうか)もチェックを入れている。プラモデルは、先日のFIORE「リリィ」(cf. https://urusai.social/@mikoto/116709902035842385 )で397作目になった。今月か7来月のうちには400作品の大台に乗るだろう。プライズフィギュアも、そろそろ300個に届きそう。
日本のゲーム発でおそらく最も有名なキャラクターは、イタリア人の配管工だからね……。こんなふうにして実際の国と、人気キャラの国籍(または文化的紐付け)が異なるのは、わりとあることだし、もちろんあってよい。漫画だと孫悟空くんも、元ネタからして中国系に擬せられる立場ではある。
まあ、ダルシムやブランカを出してしまった廉では、CAPCOMはインド人やブラジル人に詫びるべきだと思うけど……。
米国を代表する架空キャラクターといったら……スーパーマン?(外国どころか異星人じゃねえか) クラーク・ケントとしては米国人。トム・ソーヤーも自国人。ロッキーにしてもガンプにしても、一応実在国家の国籍が想定できるキャラクターは大抵アメリカ人になっているだろう。ただし、コルレオーネ一家はもちろんイタリア人だし、レクターはリトアニア生まれらしい。なお、ミッキーやトム&ジェリーは人間ではないので除外。
英国だと、シェイクスピアのロミオ&ジュリエットはイタリア人だし、ハムレットもデンマーク人。ただしこれらは、元になっている伝承があるので、彼のオリジナルキャラではない。ポップカルチャー寄りとしては、シャーロック・ホームズが一番有名かな(もちろん英国人)。ジェームズ・ボンドも自国人。
ドイツだと、ゲーテのファウスト博士、ヴィルヘルム・マイスター、ウェルテルあたりは全てドイツ人。
その他。イタリアのピノキオも自国人。フランスの「星の王子様」には国籍描写無し。カナダの「赤毛のアン」も自国設定。中国だと……ブルース・リーは役者自身であってキャラクターではないが、ほぼ同一視されているだろう。中国は史実と伝承が分厚すぎるし、その一方で権力的規制もあるので、フィクションのキャラクターはなかなか出てこない。韓国とかインドネシアとかブラジルとかロシアとかは、国際的に知られた超有名キャラクターがちょっと思い浮かばない。
児童文学(童話)のキャラクターは、基本的に自国ものになっていると思う。フォークロア(おとぎ話)由来のキャラクターも、その性質上、当然そうなる。
こういう愚行はやめてほしいなあ……。歌手は、歌唱に関しては素晴らしくても、役を演じることについては基本的にただの素人なので。視聴していても、異様におかしな芝居がいきなり出てきて、クレジットを見るまでもなく即座に気づくのよ……。
他の作品でも、主題歌の歌手がサブキャラの2-3個だけの台詞を演じる例はいくつか現れているが、唐突にそこだけヌメッと変な芝居が出てきて、ものすごーく浮いて聞こえる。そしてエンドロールで確認すると、歌手が演じていたと判明する。要するに、台詞に意味が伝わっておらず、そこだけ唐突にピントがぼやけた喋りになる。制作サイドとしては「ちょっとしたお遊び、サーヴィス」のつもりかもしれないけど、真剣に音声と映像に集中している視聴者としては、いきなり冷や水を浴びせられたようで、一気にしらけるし、がっかりする。
しかしそれでも、こういうゲスト出演を喜んでしまうファンが少なからず存在するし、下手な演技に気づいても我慢する視聴者がほとんどだろう――ほんの数個の台詞についてはSNSなどでわざわざリプライで直接文句を言うような人はまず皆無だろう――から、たぶんこの悪習は今後もいろいろなところで出てくるんだろうなあ……。
nonbiri_nouka/status/2063990201597538562。
エロコメ漫画もたまに読むけど、本当に玉石混淆だなあ……。
一方では、箸にも棒にも掛からないような、下着を描いているという一点にしか意味が見出せないようなヘボ漫画も非常に多い。キャラクター造形はありがちで浅薄だし、コメディ描写も手垢についた強引なラッキース○ベ展開だけで、絵や構図やコマ組みも陳腐……というタイトルもある。そうした作品は、物語も停滞して、ただヒロインキャラを増やしていくだけのマンネリになりやすい。
その一方で、コメディ漫画のノウハウの蓄積を最大限活かしつつ、アイデアの抜群の切れ味となまめかしい裸体表現の官能性を両立させた傑作も多い。そうした作品では、キャラクターの心情の機微をドラマの梃子にしつつ、そこから密度の高いネタをリズミカルに配置して、説得力のある展開を引き出してくる。お色気表現それ自体にも巧拙があって、漫画演出として「そうなる(お色気状況になる)ことの面白味」を引き出すような流れをきちんと作り、そのうえでレイアウトも抜群に美しく見せる。さらに、けっしてお色気だけに寄りかからず、例えばヒロインたちのファッションも凝っていたり、あるいはお色気ネタだけに限らず、日常描写でも洗練されたユーモア感覚を披露したり、全身の動きをきれいに見せるためのポージングも高いレベルで描かれていたりする。バトル漫画ではいわゆる「インフレ」にも限度があるが、お色気表現の場合は事実上青天井に、どれだけ魅力的に描いてもよいので、表現力の高い漫画家にとってはその実力を存分に叩き込める好適な題材になるのだろう。
要するに、「下手でもエロネタのキャッチーな魅力で売り出せる余地がある」という側面と、「優れたクリエイターがノウハウの蓄積を活かして高みを極める」というパターンの2種類が併存できてしまう。だから、まあ、ハズレ率が非常に高い危険ジャンルでもあるのだが、時間を掛けてじっくり鑑賞するに堪える秀作もたくさんある。絵のレイアウトの巧みさや、曲線美(肉体美)の存在感。物語展開の自由度の高さから来る、意外性のあるドラマ。そしてエロ「コメディ」の要素でも、ウィットのある艶笑的な台詞回しを楽しませてくれる。他のジャンルでは扱いにくいような、ピーキーなキャラクターも出せる。漫画一般の表現技巧として見ても、本当にびっくりするくらい上手い方もいる。というわけで、読む数は少ないけれど、エロコメ漫画も良いよね!
「お色気コメディ」というのは、あくまで作品の見せ方の一要素にすぎないので、様々なジャンルと結びついて自由に拡張されうる。例えば大学生日常もの(『惰性67%』『ふぉとくら』など)、ミニマル日常もの(『玉川さん』『じゅーくぼっくす』)、男の娘ものやBL/GLや女性向け(『スカートを脱ぎたい』『彩純ちゃん』『アンドロイドは経験人数に』など多数)、クリエイターもの(『ももいろモンタージュ』『純情エッチング』『早乙女姉妹』)、テクニカルでハイコンテクストな下ネタ(『うしろの正面カムイさん』『魔法少女×敗北裁判』)、現代ファンタジー(『鷹峰さん』『クノイチイノチ弐』)、ファンタジー世界(『魔法医レクス』『昨夜もお楽しみ』など多数)、等々。18禁コミックの中にも、コメディ色の強い作家がそれなりにいる。
お色気要素それ自体も、下着露出が多少(?)多いというライト(?)なものから、下ネタトーク中心の作風、さらにはストレートに性行為を連想させるドぎついものまで幅が広く、好みに応じて選べる余地が大きい。
コメディ要素が薄くて完全にエロ中心になっている作品や(『カレシがいるのに』『聖なる乙女と』)、ハーレム系異世界冒険者ストーリー(『辺境の薬師』とか。大量にある筈)、露出の多いシリアスバトルもの(『異世界バトルロイヤル』『マダラランブル』)など、周辺ジャンルも充実している。
……こうして見ると、最近(ここ十年以内)の作品から思い出せるものを挙げただけでも、そこそこの数を読んではいるんだなあ。上で挙げたのはどれも、平均以上の堅実なクオリティとコンセプチュアルなユニークな個性と併せ持った秀作で、この方向性が好きならばだいたい楽しめる筈。その背後に死屍累々の駄作群も存在するけれど、まあ、それは仕方ない。