2025年7月の雑記。
07/07(Mon)
「ウルフさん」の頭髪をオレンジにしたら『ストライクウィッチーズ』のシャーリーっぽくなるかなあと思っていたが、どうやらあまり似ないようだ。これでは小清水ヴォイスは聞こえてきそうにない。
cf. [twitter: dennisiter/status/1941846716459921415 ](※左記は検索していてたまたま見かけただけのアカウントです。ご縁はありません)
最近は、金曜日に帰宅したら入浴と軽い夕食を済ませてすぐに仮眠することにしている。疲労のせいもあるが、一度寝ておく方が土日をじっくり楽しめるというメリットもある。
早い時間に寝ると、必ず2時間ほどで目が覚めてしまう。例えば、午後9時に寝ると11~0時前に、午後10時に寝た場合でも0時前後に起きてしまう。これは学生時代からの体質で、どうやら変えようが無い。言い換えればかなりの夜型体質ということで、朝も早い(というか眠りが浅いので目覚ましで瞬時に頭が覚醒する)、午前2時就寝からの翌朝6時起床でも苦にならない。
「ぜ、全滅ぅ? 12人の栄一が全滅!? 半月も経たずにか?」
(節制していたつもりだが、今月分の趣味予算が払底しそう……。)
漫画『江戸前エルフ』を読んでみたら、なんと、TAMIYAエプロンでエアブラシ塗装をしてロボットプラモを作っているという珍しい描写が……ただし、神社の本殿で吹き付け塗装をしているのだが(※ご神体扱いされているオタクエルフキャラという設定だし、その直後にきちんと叱られてはいる)。
しかも、アニメ版ではこのエルフキャラは小清水氏が演じていたのか!
ガールとメカの組み合わせ方について、何か良い新機軸はないものかなあ。これまでだと:
1) 四肢を交換して武装モードにする。FAG式(※特に「白虎」は肩の付け根までメカ化している本格派で、かなり好み)。
2) 装甲として着込む形にする。30MSがこのアプローチと言えるか。武装盛り付けはメガミ「スサノヲ」やNuke Matrixのハーピー、Animaster「ガラハド」でおそらく極限に達した。あれら以上に盛り付けると、華奢なガールの関節では支えきれなくて崩壊するだろう。実際、VOLKS「ローズ/リリィ」あたりはゴテゴテしすぎて破綻寸前まで行ってしまった(※あれはあれで好きだけど、あまり一般受けはしないだろうなあ……)。
3) 背面からアームで武器類を浮かせる。メガミ(アリスギア系)に多いが、イージーに見えるので個人的には好みから遠い。
4) 騎乗する。マクロスガールや将魂姫「馬超」など。単純明快だし、バイクのような身体的な動きをリアルに連想させるので、面白味を伝えやすいが、しかしアレンジの幅が狭いので単調だとも言える。
5) お供ロボにする(VOLKSコスモス、Nukeウサギ、そして最近の日中ゾイドガールズも)。これはこれで良いものだが、ただのセット売りという感じになってしまうきらいもある。実際、PLAMTEA「アンジェラ」のように完全に別売りにした実例もある。
6) メカガールとして一つになる。橘猫工業「フェーディ」や、Nukeの人魚と人馬など。「フェイ・イェン」や「アーシー」も全身がメカ化している。マニアックだが、ここまで徹底してくれると、個人的にはとても楽しい。
個人的には、Eastern Model「青龍」やVOLKS「ドラセナ」くらいが好み。つまり、武装とガールの一体感があり、さらに、武装を着込んだときのシルエット全体としてもコンセプトをはっきり表現しているので。
SUYATA「アルテミス」も、両肩からメカパーツと接続してしまうので、一体感は非常に高い。α-アジールあたりを連想させるような巨大ユニットも迫力があるし、コストさえ許せばこの路線がもっと広まってくれるとありがたい。
FAG「グライフェン」やMD「タンク」のように、大きな装甲が全身を覆っているタイプも好き。要はパワーローダーっぽいということだが。いっそ『サクラ大戦』の光武くらいに大型メカの中に乗り込んでしまう(※つまり、コアパーツとして組み込まれてしまう)のがあったら嬉しいのだけど……そういえばKOTOBUKIYAのギガンティックアームズがそれに近かったけれど、造形センスが今一つだったので手を出さずじまいだった。
以前の食玩「ペーネロペー」を解体してガールに着せよう(被らせよう)と構想したことがあった。造形上の特徴もはっきりしているし、アイキャッチになるパーツもあるし、着込む形もほどよく再現できそうなので。ただし、キットを1個しか持っていないので、もったいなくていまだに実行していない。
FAGシリーズがたまたまメカガール路線だっただけで、ガールプラモ全体としては、実はメカガールはけっして主流ではないし、とりわけ近年は既存キャラを再現するための商品が増えてきているので、こういう論点もあまり意味のないものになっていくかもしれない。
行政が特定のコンテンツ(アニメとか)と結びつくことについて(※沼津の件からいろいろ)。
大前提として、地元産業振興に直結している場合であれば意義があるし、自治体の活動として正当化されるだろう。
しかし、アニメのように地元産業というわけではない場合には、議論の余地がある。例えばアニメ制作会社や漫画家個人は当該地域に在住しているとは限らない。しかしロケ地として大きく取り上げられて、間接的に地元への好影響があるという場合には、ひとまず肯定されてよいかと思う。
そういったつながりも無い場合はどうか。リアルアイドルにせよ、アニメコンテンツにせよ、特定のコンテンツに対して公的機関が選択的に出資したり、様々な機会にその宣伝に協力したりするのはどうか。広い意味での文化振興として許容される場合はある(※美術展なども同様で、それは当然あってよいことだ)。
だが、ここで最後に個人的な引っかかりを述べるが、すでに有名で人気のあるメジャーコンテンツばかりを取り上げることになっていることに、どうにもモヤモヤする。つまり、コンテンツ産業の側から見ると、「すでに有名で儲かっているコンテンツが公的宣伝によってさらにブーストされ、その一方でマイナーなコンテンツはそうした機会が与えられず、格差が増大する」という状況になっているからだ。
だから、「なんでこんなマイナーな作品が?」と驚かれるような作品でも、――とりわけ地元との関わりが深い作品の場合には――積極的に起用していく方が、公平なんじゃないかなあと思っている。いや、もちろん現実問題として、そういうマイナーな作品は企画を通すのが相対的に難しいというのは分かるのだけど……。
補足的に。公的機関ではなく、赤十字(献血ポスター)のような私企業や社団法人の活動であれば、もちろん自由にやってよい。しかし、郵便局は?国立大学は?と考えていくと、やはり微妙な問題になっていく場面はある。
おねえちゃんたすけて! うちの選挙区にまともな候補者がいないの!
(いや、皆無というわけではないけれど、埋没してとても当選しそうにないのよな……)
問の立て方は重要だ。
「どうして海外はケモナーが多いのか」ではなく、
「どうして日本人はしばしばライトケモナーにとどまっているのか」を考えるべきかもしれない。
そう、問の立て方は重要だ(?)。
ホテルものの作品について。洋式ホテルは、短期滞在生活の場であるとともに、「品質」や「雰囲気」のために高度に様式化された儀式的な側面もある。そういう二重性が、人間のナマの日常的な要素と非-日常的(あるいは文化的)な部分をその舞台上で交錯させる。そしてさらに、定住者ではない新たな存在が、頻繁に外部から訪れる場でもある。そう考えると、ホテルものにしばしば感じる特有の魅力が腑に落ちる。つまりキューブリックの『シャイニング』だな!(飛躍するな)
「○○××だというのはデマ」といったような記事や投稿は、それ自体、危なっかしく見える。もちろん内容は誠実に作られていたりするのだが、こういうヘッドラインが多くの人の目に入ることで、半ば無意識のうちに「○○は××」なんだなとデマ情報を刷り込まれてしまいかねないので。
だから、デマチェック記事などは、タイトルの最初に「【デマ修正】」と大書しておくか、あるいはデマ文面をそのまま書くのではなく「○○に関するデマについて」のように濁して書くくらいの配慮をした方がよいのではないかなあ。そのくらい、人の認識能力は低く、記憶能力は当てにならないのよ……。だから、誤情報が公に露出する機会そのものを減らすことも重視しなければいけないと思う。誤情報の修正をしているつもりでも、実践上はかえってその誤情報の拡散を後押ししてしまっているかもしれないのだから。