2026/07/02

『淡島百景』原作漫画とアニメ版の比較対照:第6話

 第6話「淡島怪談」

 初めての、人物名以外のサブタイトルである。この回と、そしてもちろん最終回が、淡島を巡る無数の人々が行き交うプラットフォームであることは論を俟たない。
 脚本はメインの中西やすひろ、絵コンテ&演出は内野宮晃希。内野宮氏は、第1話の演出も担当している。

『淡島百景』原作漫画とアニメ版の比較対照:第5話

 第5話「大久保あさ美/浅香みどりと浅上レオ」

 大久保のエピソードは、原作漫画の3巻14-16話(50ページ強)。浅香の方は、4巻21話の比較的短いストーリーである(わずか16ページ)。
 脚本は中西やすひろ、絵コンテは渡邉こと乃、演出は田部伸一。田部氏は第10話の演出も担当する。原作漫画の構成に則しつつも、効果的な視聴覚演出が盛り込まれている。

2026/07/01

『淡島百景』原作漫画とアニメ版の比較対照:第4話

 第4話「四方木田かよと山県沙織/田畑若菜と田畑佐江子/柏木拓人と吉村さやか」

 今回は、脇筋のエピソードを集めている。原作漫画ではそれぞれ第6話、第10話、第5話に相当する。比較的くつろいだ内容が多いが、演出的にも色彩感豊かな表現や、舞台シーンのインパクトの強い絵面、さらにはユーモラスなデフォルメに至るまで、個性的な話数になっている。
 脚本は綾奈ゆにこ、絵コンテ&演出は、いしづかあつこ。いしづか氏は、『宇宙よりも遠い場所』などいくつもの作品で監督を務めている。

『淡島百景』原作漫画とアニメ版の比較対照:第3話

 第3話「伊吹桂子と日柳夏子/山路ルリ子と日柳夏子」

 シナリオは、原作第1巻第4話の後半部分から、第2巻第7-9話の伊吹家関連エピソードをまとめている。5話と6話は後回しになったが、シナリオ上の影響の小さいエピソードなので、問題無い。
 脚本は中西やすひろ、絵コンテは「銀さん」、演出は森洸貴。銀さんは第9話のコンテも担当する。この回はふたたび、原作漫画のコマからの模倣が非常に多い。

『淡島百景』の妄想年表

 漫画『淡島百景』およびそのアニメ翻案について、人間関係や時間経過が複雑なので、私なりの理解で年表的な見通しを試みた。