2026/04/01

アニメ雑記(2026年4月)

 2026年4月の新作アニメ感想(※タイトル五十音順)。
 さしあたりクオリティ評価を点数としてつけてみる。

●『春夏秋冬代行者』
 第1話は、まずまずの出来。劇伴は趣があるし、風景も良い。ただし、レイアウトは顔アップの頻出と真横のロングショットの対比が極端だし、脚本も間断なく喋らせすぎの弊がある。また、今回のクライマックスの春の現出シーンも、風景が一変する面白味や春の雰囲気があまり表現できておらず、いささか肩透かし。四季それぞれを司る巫女のような存在という設定も、かなりベタ。ただし、その背後に激しい苦闘や争いがあることが示唆されており、それらがどこまで掘り下げられるかによってストーリー評価も変わるだろう。全体として、悪くはないけれど、期待したほどでもない。70点。
 キャストについては、ひとまず良い感じ。従者キャラの青山吉能氏は力の籠もった芝居だし、けなげに生きる少女キャラの東山氏も情動の表現が良い。

2026/03/24

2026年3月の雑記

 2026年3月の雑記。

 03/29(Sun)

 春アニメのメモ(五十音順)。基本的に、50%以上の期待をしているタイトルのみ記載する。60%以上のタイトルは、ひとまず視聴してみるつもり。

タイトル期待の度合い、注目点など。
『淡島百景』期待の度合いは75% : 方向性には興味があるが、PVを観たかぎりでは、演出の力足らず、空転しそうな気配もある。キャストはおおむね良いが、主演の中林氏はこれが初レギュラーのようだ。制作はマッドハウス。
『異世界のんびり農家2』70% : 第1期は上手くまとめていたが、原作はここからどんどんキャラが増えてストーリーが散漫になっていくのでかなり不安。キャストも、たまにひどいのが混じってくる。うーん。内藤氏は、そろそろこのマンネリ化した作品を切り上げて、さらに独創的な新作を出していってくれたら……。
『一畳間まんきつ暮らし!』60% : お気楽&ネタ枠で。髙橋龍也氏がシリーズ構成だったりもする。しかし、いまだにキャストも公開されていないのは……。
『インゴクダンチ』0% : 内容はともかく、サブキャラのキャストが妙にハイレベルなのは、いったい……。おねショタ要素があるなら+10%で。
『骸骨騎士様』※4年前のタイトルの再放送だが、ファイルーズ氏がメインなので、他がよほど不作だったら視聴するかも。『マジルミエ』も、同じくファイルーズ氏主演の再放送(2024年の作品)。
『カナン様』10% : PVを見るかぎりでは騒々しいラブコメなのでnot for me。ストーリーや映像にはあまり期待していないが、古賀葵氏(主演)や鈴代氏の芝居を聴き込んでみるには良い機会かも。室谷氏はこれが初監督のようだ。
『上伊那ぼたん』65% : のんびり枠。こちらも中堅の良いキャストでまとめている(※なんとかして早めに鈴代氏のポテンシャルを見極めたい。でも、リルイ以外の芝居はときどき上滑りしている。いったい何だったんだ、『29歳』でもあの凄まじい入神の芝居は……)。ただし、キャラ作画に露骨な3Dモデリングが散見されるのは気がかり。3Dそれ自体は構わないけど、他から浮いたままでは駄目。
『楠木邸』55% : 小市眞琴氏が出演されるし、PVもまっとうなクオリティ。しかし、いかにも俗っぽいスローライフネタなのが……うーん。
『中村くん』50% : キャストは良いが……。
『2番目に可愛い』0% : これもキャストは良いが、たぶん私の好みには合わない。何番目などと勝手に外見の序列づけをするタイトルは本当に嫌なので。PVも一応見たけど、映像のテンポが悪い。
『氷の城壁』55% : 原作者への信頼はあるが、あの漫画のチープデフォルメ演出をアニメで再現されても困る。漫画では、息抜きの小さなコマでやり過ごしていたものが、アニメの全画面でじっくり時間を取って描いてしまうと、元々の軽みが失われてチープさが前面に出てしまうのだが、そういった媒体に応じたチューニングが出来ないのは、アニメ化(つまり翻案作品)として無思慮だと常々思っている。
『こめかみっ!』60% : オリジナルアニメなので、上手くいってほしいが……何を売りにしたいのかも分からない。キャラも3Dっぽい?
『最強の王様』(2期)50% : 第1期は観ていない。キャストはとても良いのだけど、映像表現としてはちっとも好みではない。
『鑑定士』60% : いつものアルファポリス低予算異世界枠と思われるが、金元寿子氏の芝居を一クール延々聴き続けられるのであれば……。PVを見るかぎりでは、中の下くらいの映像クオリティはありそうだ。
『自称悪役令嬢』60% : これもアルファポリス以下略。富田美憂氏メイン。サブキャラ「ショーン・ーコイン・アルファスタ」って、本当に文字通りのショタキャラだった。
『春夏秋冬代行者』75% : キャストも良く、シチュエーションも面白そう。またもや貫井氏主演だが、まあ仕方ない。PVを観たかぎりでは、暗殺者などに対抗するバトル展開もあるようだ。
『スノウボールアース』75% : たぶんSF。監督の境氏と脚本の村越氏は『ゾンビランドサガ』のコンビ。小清水氏レギュラーで、他のキャストも良いし、映像もわりとしっかり動いている。
『おじゃまされます!』55% : 日常もの。PVは低調だが、キャストがまずまず良いので、ひとまずチェックしておく。
『ニワトリ・ファイター』50% : 井澤氏が出演。3Dベースのネタアニメだが、まかり間違って面白くなる可能性も……。クリーチャーデザインはかなりグロい。
『最強外道ラスボス女王』(2期)75% : ファイルーズ氏主演。第1期(2023年)はスルーしていたが、まあ大丈夫だろう。どうか、『レベル99』に並ぶ良作になってくれますように。
『左ききのエレン』55% : 期待しつつPVを観てみたら、予想外に暑苦しいマッチョ抑圧クリエイター企業ものなのか? うーん。
『蛮族の嫁』55% : こちらは、役にハマった時の鈴代氏のようだ。映像もシチュエーションも期待していないが、声メインでチェックを入れておく。
『百妖譜』65% : 中国アニメの吹き替え版(※これまでリリースされてきた中からセレクトされた傑作選とのこと)。出来は良さそうなので、ひとまず。
『探偵様』55% : PVではキャッチーな絵作りがなかなかのクオリティ。しかし叫びまくりの暑苦しい主人公と、今風の煽情的なヒロインたちには、個人的に食傷。キャストは良いのだが……。
『メイドさんは食べるだけ』65% : 市ノ瀬氏主演、さらに河瀬茉希氏と五十嵐裕美氏他もメインキャラ出演。PVは、まあ穏健な出来なので、このシチュエーションが好きな人ならば楽しめるだろう。うーん。
『黄泉のツガイ』75% : 久野美咲氏が出演。2クール放送とのこと。原作は評価が高いし、ボンズ制作でPVも精密に作られているので、クオリティ面は大丈夫だろう(※だからこそ、皆が視聴し語ってくれる筈だから私が手を出さなくてもいいかなという思いも……)。
『よわよわ先生』50% : おそらく低予算お色気路線だが、良さそうな絵もある。中原麻衣氏も出演。

 というわけで、積極的に観たいと思えるものが無い……。『淡島百景』『スノウボールアース』あたりが、良い映像になっていたら嬉しい。堅実なのは『春夏秋冬』『黄泉のツガイ』あたりか。キャスト目当てでは、『鑑定士』(金元氏主演)、『自称悪役令嬢』(富田氏)、『ラスボス女王』(2期、ファイルーズ氏)、『蛮族の嫁』(鈴代氏)を軽く流していくかも。
 とはいえ、今の冬期アニメも、事前段階ではほとんど期待していなかったのに、視聴してみたら非常に洗練された作品や意欲的な企画や味わい深いタイトルにいくつも出会えた。なので春期アニメでも、そういった良い巡り会いがあることを期待したい。

 最終的には、『春夏秋冬代行者』(和風ファンタジー)、『スノウボールアース』(SF&小清水氏)、『蛮族の嫁』(鈴代氏)くらいしか残らないような気もする。『淡島百景』『上伊那ぼたん』あたりが、うまく好みに合えばありがたい。さらに、なにかしら掘り出し物に出会えたら嬉しいのだが……。


 アニメなどの音声収録は、コロナ初期はほんの数人ずつに分けていたとのことだが、最近ではまた旧に復して、リスキーな大人数一斉収録になってしまっているのか。声優は、まさに喉を使う仕事なので、感染の可能性を下げるように最大限の対処をすべきなのだけどなあ……。

2026/03/15

2026/03/08

漫画雑話(2026年3月)

 2026年3月に読んだ漫画の雑感。主に単行本新刊について。
 今月分も、各作品におおまかな評価点をつけてみる。

2026/03/04

アニメ雑記(2026年3月)

 2026年3月の新作アニメ感想(※タイトル五十音順)。
 『アルネ』『違国』『透明男』『29歳』『ヘルモード』の5作を最後まで視聴。