2026/06/06

2026年6月の雑記

 2026年6月の雑記。

 06/05(Fri)

 私の誕生日ではないけれど、65はちょっとしたID設定やパスワードなどに組み込むことがある。なんらかの文字列を手動設定する場面は、現代でもたまにあるので。


 ニッパーをどう選ぶか。様々な選別目的がある中で、個人的にはブレードワンニッパー(4000円台)一本だけでやりくりするスタイルに落ち着いた。TAMIYA廉価ニッパーやアルティメットなども、たまに使い分けるけれど。

 ニッパーに求める性質には、いろいろな観点がある。まあ、基本的には「切れ味」なんだけど。
 - ゲートを抉らない。安物ニッパーだと切断面を潰してしまうので、それを避けるために切れ味の良いニッパーを使う。これは3000円以上のものならばほぼクリアできる条件。
 - その派生として、デリケートなパーツを壊さないというのもある。安物だと、ゲートを切った衝撃でパーツ本体まで割れてしまったり、パーツの細い部分が破損してしまったりする。その点でも、スッと切れる鋭利な刃が必要になる場面は多い。典型的なのが、クリアパーツの切り出し(割らないようにする)と、艦船模型の細いマストパーツだが、これが問題になる場面はかなり多い。4000円台のニッパーであれば大丈夫だが、特に危なっかしい部分は5000円台の高級ニッパーを使ってスルリと切り出すこともある(※クリアパーツは硬いので、刃の脆い高級ニッパーは使用を避けるように言われているが、太いゲートを切ったりするのでないかぎり、ほぼ大丈夫な筈。今まで刃が欠けたことは無い)。
 - ゲート切断面をできるかぎりきれいにする。とりわけ「二度切り」の場合。個人的には、これは必要としていない。ニッパーでおおまかに切り出してから、デザインナイフで面を整えるので。なにしろスケールモデルの細密パーツだと、ニッパーの大きさでは処理しきれない。いわゆるアンダーゲートも、入り組んだ場所にゲートが残って、ニッパーでは届かない場合がある。
 - 作業を高速化する。気兼ねなくサクサク切れるのは、切り出し作業を効率化する。これも、一定以上のニッパーならばほぼ問題なく要求を満たす。そして、ニッパーを一々持ち替えるよりも、一つの道具だけで切り続ける方が早い。その意味でも、手に馴染んだミドルレベル一本を使い込むのは理に適っている。
 - 手の負担を減らす。キット一つにつき、1000回前後もゲートカットをすることになる(例えば300パーツ×3ゲート=900回)。太いゲートをバチンバチンと切断する衝撃が、指や手首にも来るのはきつい。なので、大物キットを作るときや長時間作業をするモデラーは、ある程度のクオリティのニッパーを使う方が良い。これも、まあ、3000円以上の中級クラスであれば十分スムーズに切れる。
 - 切断時にパーツを飛ばさない。わりと重要な要素。廉価ニッパーだと、バチンと切った衝撃でパーツが飛び出してしまう危険があるが、刃の鋭いニッパーでさっくり切断するのであれば、そのリスクを劇的に低減できる。まあ、パーツを飛ばすことがゼロとは言わないが、ほぼ皆無になる。
 - 入り組んだ場所にあるゲートを切りたい。これは刃の形状が問題になる。高級ニッパーだと、強度確保のために先端部が短く(太く)なっていて、狭いところに刃を差し込むことができない。そのために先に尖ったニッパーを一つ持っておく意義はある。ただし現実には、上記ブレードワン/アルティメットでも、事実上全てのゲートにちゃんと刃が届く。
 -太いゲートを切りたい。これも、頑丈な廉価ニッパーの出番。大スケール艦船の海外キットなどでは、ゲートがやたら太いものもある。パーツを切り出した後のランナーフレームを小さくするためにバチバチ切ることもある。

 こんな感じかなあ。切断面のきれいさと、作業効率、そして手先の負担を勘案すると、個人的には、通常のパーツ切り出しについては4000円前後のニッパー1本だけでやり通すのが最適解になっている。4000円くらいならば、刃もそれなりに丈夫だし(※実際、ブレードワンを十年使って、刃が欠けたことは無い)。
 もちろん、人によると思うけど。例えば、デザインナイフを使うのはややリスキーなので、可能なかぎりニッパーだけでゲート処理をするという考えもあり得る(※破損を覚悟しつつ、親が子供に買い与える場合など)。

 そういえば、吹き付け塗装用のハンドピースについても、だいたい同じような発想で選んでいる。すなわち、「使い分けはせず、まずは一本だけに習熟する」、さらに、「確かなクオリティの一本にコストを投入する」、そして「長時間作業でも、手が疲れないようにする」、「メンテナンスの手間を省く」。というわけで、TAMIYA製(信頼性)+0.3mm(標準サイズ)+トリガー型(疲れない)+カップ一体型(メンテナンスフリー)をずっと使っている。もう十年以上になるが、この一本だけで破損も無く使い続けられている。
 塗料カップを交換できる(サイズを変えられる)タイプもあるけれど、「接続部に塗料が漏れる」、「重量が変化するので使用感がズレる」といった問題がある。それに、標準サイズのカップと0.3mm口径でも、60cm級の大型艦船模型を景気良くブシャブシャ塗っていくことは十分可能だし。


 昔話。たしか00年代前半から半ば頃だったと思うけど、リアルな異性への欲求をおおっぴらにする産業が、当時の「オタク」界隈にいくつも登場してきて、あれらは本当に嫌だったんだよね……。メイド喫茶の媚びた接待や、アイドル産業のカルト的な人気商売、そして即売会でのコスプレイヤーのエロ撮影もその頃から顕在化しつつあった(※秋葉原路上でのそれも、たしか2008年の例の事件以前だったので、00年代半ばのことだったと思う)。異性声優への性的な関心や接近は、男女どちら側でも発生しており、10年代のSNS環境以前におそらく00年代の匿名掲示板などですでに存在していた。そういうのは嫌なんだよ……。『電○男』も、おそらくそちら側の路線だろうと感じたので、私はまったく触れていない(まあ、伝聞範囲での知識はあるけど)。
 もちろん、クリエイター個々人への敬意を持ったり、ライヴイベントでの迫力あるパフォーマンスを体験したり、コスプレで自己実現したり、ムードのある本格派のメイド喫茶や執事喫茶を開店したりするのは、とても素晴らしいことだ。でも、創作的なクオリティを伴わないチープな「萌え萌えきゅん」ごっこには何の価値も見出せなかったし、あれを喜ぶ男性オタクたちは趣味人としての最悪の頽落形態だと見做していた。まあ、これはこれで、インドア派&アート志向に向かいすぎた見方なのかもしれないけど。
 20年代後半の現在でも、そうした流れはむしろ強まっている。現代的な名称での「コンセプトカフェ」、そしていよいよ拡大したアイドル搾取産業、そしてエロ目的の「カメコ」たちも集団化したりイベント化したり(2023年の「水着撮影会中止騒動」まで起きた)、そして声優を標的にした欲望投稿も収まっていない。リアルな個人を欲望の対象として利用し傷つける行為が、いまだに「オタク」界隈に蔓延している。
 それに比べれば、架空のキャラクターを使ったゲームや漫画は、幸いにも健全だと言うことができる。もっとも、架空表現の中でも、人種差別的な表現や(例えばエロ同人での「レ○プ役のモブ黒人」とか)、未成年らしきエロイラストをゾーニング無しに公開したりするものは、それはそれで問題があるので、完全にクリーンだと言うわけにもいかないけど。

2026/06/04

アニメ雑記(2026年6月)

 2026年6月の新作アニメ感想。第8~9話あたりから、最終話まで。

●『淡島百景』
 第8話。新たな世代の同期の友人たち3人を通じて、思春期の交友関係のありがちな軋みを――ただし過去の話という体裁で距離を取って――描いている。ミーハーキャラの小鳥遊を初めとして、今回はやや明るくもミニマルな路線。劇伴も、沈鬱な台詞と不釣り合いなほどに朗らかな曲調を押し出してくる。この演出は、学内の陰湿な空気を振り払って「風通し」を良くすることへの希望が描かれていると見るべきだろう。
 ただし、コンテはあまり上手くない。不可解に角度のズレた切り返しショットのせいでキャラクター間の位置関係に戸惑うし、廊下などの露骨な3Dモデリングも浮いている。


●『上伊那ぼたん』



●『カナン様』
 第9話。まるで漫画のコマを貼り付けて並べたかのような、動きに乏しくてひたすら安っぽい駄目コンテ。ただし、ところどころにユーモア精神の盛り付けが見て取れる。小ダゴン役がやけに切れ味の良い芝居を披露されていると思ったら、なんと、久野美咲氏だった。


●『自称悪役令嬢』
 第9話。思いきった見せ方の、物凄いエピソード。この一話全体を使って、「あり得たかもしれない道筋」(=ピーちゃんが作った幻想の世界)を一息に――そして美しくもロマンティックに――辿って、そして再び大転換にまで持って行く劇的な回になっている。ループものゲームのような味わいもあり、またあるいは幾原監督作品や昨年の『九龍ジェネリックロマンス』のような虚構世界のカタストロフをも連想させるような雰囲気の中で、二人のヒロインが鏡写しの存在であったこともあらためて示唆されていく(※今回のクレジットでは「ヒローニア」の方が主役として上に記載されているのも、なかなか衝撃的だが、同時に説得的でもある)。男性主人公が「人形」であることについては、まだ最終的な説明はないが、このペースならば残り3話できちんとした結着まで描いてくれるだろう。
 「ピーちゃん」役の三波春香氏も、終盤の泣き芝居は短いながらも力演で、今回のドラマティックな展開を締め括るのに相応しい存在感を発揮した。デビューから3年でまだ若手の声優さんだが、今後の活躍に期待したい。
 サブキャラたちが全員ピーちゃん顔になったシーンは、見返してみるとかなりグロいな……。
 今回の絵コンテは、ロマのフ比嘉氏(第6話も担当されていた)。演出の上野謙矢氏も、第5話以来の起用。

 あっ……本作の監督の山元隼一氏は、前年の『前橋ウィッチーズ』の監督でもあるのだが、その『前橋』の主要キャスト5人が全員、本作にも出演されているのか。上記の三波氏に、第5話のモブ生徒3人(本村氏、咲川氏、百瀬氏)、そして第9話のメイド(春日氏)。いずれも『前橋』の時点でデビュー2年目あたりの新人揃いだったという意欲的な起用だが、本作でも経験を積ませているのが微笑ましい。

2026/05/11

2026年5月の雑記

 2026年5月の雑記。

 05/29(Fri)

 今月は延々ゲームをしていて、それ以外は生産性に乏しかった。いや、漫画等も普段どおりのペースで読んでいるのだが……読んでいるつもりなのだが、またもや未読が20冊ほど溜まってきている。


 イエサブ模型コンテストの参加ネタは、「ギィ」か「グライフェン(バラクーダ)」のどちらかになりそう。前者は、ネイルシールを使ったカジュアルな装飾がほどほどにキャッチーなアレンジになっていて、見た目の面白さと技術的な実験性を提供できるだろう。後者はベタだが、箱入りレイアウトを深海風の簡易ジオラマに作れば、コンテストの趣旨にも合致するだろう。

2026/05/09

漫画雑話(2026年5月)

 2026年5月に読んだ漫画の雑感。主に単行本新刊について。
 まだ先月分の新刊も読み切っていないけど、まあ仕方ない。

2026/05/03

アニメ雑記(2026年5月)

 2026年5月の新作アニメ感想。今のところ、『淡島百景』『上伊那ぼたん』『カナン様』『自称悪役令嬢』を視聴中。『鑑定士』『姫騎士』『楠木邸』は飽きたのでおしまい。最終的に、普段通りの4本にまで絞れてきたのは、良いのか悪いのか……。
 きちんと観ると決めた作品は、各話を複数回視聴して、映像演出と音声のデリカシーをそれぞれ集中して追っていき、スクショも撮りまくるので、多数のタイトルに手を出している余裕は無くなる(※さらに言うと、今期は繰り返し視聴のきつい作品も多いのだけど。キャストが今一つだったり、ストーリーが重苦しすぎたり……)。
 最終的な評価は、『淡島』75~80点、『上伊那』65~70点、『カナン様』60~65点、『自称悪役令嬢』70~75点くらいになりそう。