2016/10/18

「501st JFW.OA」タロット占いの結果一覧

  占いコーナーの結果一覧。
  後継番組「LNAF.OA」のタロット結果については別ページ(リンク先)を参照。


  webラジオ番組「501st JFW.OA ~第五○一統合戦闘航空団公式放送~」(通称:「ラジオ・ウィッチーズ」)の、全134回の放送の中で、エイラ(大橋歩夕氏)が引いたタロットカードは、全体でこのようになっている。大半は「占い食堂! エイラにおまかせ」コーナーで行われたものだが、一部はフリートークコーナーで占われた。

  放送の中では、エイラ以外のパーソナリティやキャラクターがタロットを引いたことも何度かあるが、それらは参考にとどめ(表5参照)、本稿ではエイラの引いた結果だけを対象とする。



  【 1) 引かれたカード結果の総計 】

  (表1: カード結果の一覧)
カード不明
愚者2406
魔術師3003
女教皇2204
女帝4015
皇帝56112
教皇0213
恋人2204
戦車3014
正義2103
隠者0303
運命の輪2316
3306
吊された男5207
死神27110
節制3227
悪魔4206
1203
6208
4004
太陽2013
審判4217
世界3306
種類不明914326
合計(種類判明のみ)624810120
合計(種類不明を含む)716213146
赤文字は否定的な結果、グレー枠は曖昧な結果。


  【 1-1) カードの向き 】
  カードの向きについて見ると、正位置71枚(53.4%)に対して逆位置は62枚(46.6%)。エイラ自身は逆位置が多いという印象を持っていたようだが、実際にはむしろ、明らかに正位置の方が多い。ほんの146回の試行なので、数枚程度の上下は誤差の範囲と言ってよいが、少なくともこの146回の範囲では、正位置の方が多かったのは確かだ(――ただし、筆者は音声のみで判断したので、実際の結果とは異なっていた可能性もある。詳しくは表5のコメントを参照)。マイナスイメージの「逆位置」の方がどうしてもインパクトが強くなりやすいので、「逆位置が多い」と感じるのはやむを得ないことだろう。


  【 1-2) カードの種類 】
  カードの種類についても、上の表1のとおり。音声から種類がはっきりしているのは120枚なので、22種類のタロットで平均すると一種類あたり平均5.45枚。正/逆を区別して44種類とすると、一セルあたり2.73枚になる。しかし実際には、上の表1に見られるとおり、かなりのばらつきが生じた。

  多い方から列挙すると、皇帝(12枚)、死神(10枚)、星(8枚)、節制(7枚)、審判(7枚)あたり。堂々として均衡感のあるブリリアントなカードが多い。特に「皇帝」は、期待値の2倍以上(正/逆はほぼイーブン)、「死神」もほぼ2倍(ラッキーなことに逆位置が多い)。星も正位置6枚に逆位置2枚と恵まれている。数が少なかったのは、魔術師、教皇、正義、隠者、塔、太陽がそれぞれ3枚。ミステリアスで知的なカードには、あまり縁がなかったようだ。

  正位置が多かったのは、女帝(正位置4枚/逆位置0枚)、月(4/0)、星(6/2)、魔術師(3/0)、戦車(3/0)、吊された男(5/2)、審判(5/2)。それに対して逆位置が多かったのは死神(2/7)、隠者(0/3)あたり。先に述べたとおり、死神が逆位置で出るのは幸運である。

  危険なカードを見ると、「吊された男」「悪魔」はほぼ平均的な枚数、「塔」はかなり少なかった。「死神」は多いが、しばしば逆位置で出ているので結果そのものは悪くない。「月」の正位置が多かったのはアンラッキー。

  個別のセルで見ると、最も多かった順から、死神逆位置(7枚)、皇帝逆位置(6枚)、皇帝正位置(5枚)、吊された男正位置(5枚)。逆に、一度も出なかったパターンも7マスある(魔術師逆位置、女帝逆位置、教皇正位置など)。

  特に第40回から60回頃にかけて、カードの種類を明言しない時期があった。通信占いの時期に属するが、エイラ自身に何か思うところがあったのかもしれない。その内容如何によっては、カード種類の全体傾向はもう少し変わる可能性がある。



  【 2) カード暗示の良否 】
  もう少し内容に踏み込んで見てみよう。カードの結果が肯定的な(好ましい、ポジティヴな、幸運を示すような)ものであるか、それとも否定的な(嫌な、ネガティヴな、不運を示唆するような)ものであるかを、おおまかに区分したうえで、それぞれがどのような比率になったかを計算してみる。

  (表2: カード結果の良否)
良否枠の数引いた枚数割合期待値(枚)割合
肯定的195348.2%47.543.2%
両義的276.4%5.04.5%
否定的235045.5%57.552.3%
44110100.1%110100%

  「肯定的」に分類したのは、大半のカードの正位置と、「死神」「月」の逆位置。「両義的」に分類したのは、「吊された男」の正位置と、「塔」の逆位置の二つ。上記表1では、セル背景を暗いグレーにしてある。否定的な結果と見做されることが多いようだが、どちらにも取れる内容なので、さしあたり別枠にした。「否定的」に分類したのは、大半のカードの逆位置と、「死神」「悪魔」「塔」「月」の正位置。上記表1では、数字を赤文字にしてある。

  22枚の正/逆で、全体としては44パターンの結果がありうるが、そのうち肯定的なものは19パターン(43.2%)であり、否定的なものは23パターン(52.3%)、そして善悪曖昧なもの(どちらかといえばネガティヴに捉えられがち)は2パターン(4.5%)ある。つまり、ランダムに、つまり完全に平均的にばらけたならば、ポジティヴな結果よりもネガティヴな結果の方がかなり多くなる。上で「両義的」に分類したものをネガティヴな側に算入すれば尚更である。

  しかし、カードの種類と向きがはっきりしているものをカウントすると、表2のとおり、エイラが実際に引いたカードは、むしろ肯定的な内容の方が多く、そして否定的な結果は期待値よりも5ポイントも低かった。カードの結果だけを見れば、かなりラッキーだったと言ってよいだろう。全体としても、「吊された男(正)」と「塔(逆)」をネガティヴ側に組み入れると、通常ならば「ポジ43.2%:ネガ56.8%」(47.5枚:62.5枚)というかなり不利な比率になる筈のところ、エイラは「ポジ48.2%:ネガ51.9%」(53枚:57枚)とほぼイーブンに持ち込んでいる。素晴らしい。

  ただし、占いというものは、単なる運不運だけの問題ではなく、相談内容に即したカードを出しているか、そして相談者に対して適切な助言のコメントが出来ているか、それこそが重要だろう。それに関しては、本稿の統計だけでは評価できないが、相談者からの好意的な追伸メールが多かったという事実に鑑みれば、それは十分に果たされていたと考えてよいのではなかろうか。



  【 3) 占い師の同席/不在 】
  第3~12、15~22、25~36、39~46、49~50、53~58、61~72回(計56回)は、通信音声で占われた。それ以外(計78回)は、エイラ本人がパーソナリティとして収録現場で占った。特に、第73回以降は、エイラ(大橋氏)が完全にレギュラーパーソナリティになった。占いの環境による違いがあるかどうか、以下のように比較してみた。今回はごく簡単に、種類と向きが判明しているものだけで計算し、さらに便宜的に「両義的」な結果も「否定的」結果に算入した。

  (表3: 在席占いと通信占いのカード良否)
場面枚数正位置逆位置肯定的否定的
その場で占った7641353640
通信で占った3421131717
11062485357

  放送回数に比して、引いたタロットの枚数が低いのは、上記のとおり、カードの種類や向きが分からないものを除外しているため。特に通信占いは、正位置62%:逆位置38%と極端な偏りを示しているが、カード種類が不明なものを算入すると29枚:25枚と均等に近づく。逆位置(≒好ましくないカード)では、言葉を濁しがちだったのかもしれない。

  通信で占っていた方――実際には事前に別途収録していたと思われるが――は、カードの向きも内容も非常に良い結果になっている。ほんの34枚なので偏りが出やすいとはいえ、一般的には「ポジ43.2%:ネガ56.8%」になるところ、「ポジ50.0%:ネガ50.0%」と圧倒的に良い結果が出ている。パーソナリティも相談者も大いに感謝すべきダナ。

  それに対して、エイラ(大橋氏)自身がパーソナリティを務めている回では、ポジティヴな結果の方が少ないが、それでもほぼ五分五分であり、期待値「ポジ43.2%:ネガ56.8%」よりもベターな「ポジ47.3%:ネガ52.6%」なので平均以上に幸運な結果が出ている。



  【 4) 時期によるばらつき 】
  もちろん、局所的にはそれなりのばらつきが生じる。連続記録では、正位置5連続(第53-57回、59-63回、93-97回、133回)、逆位置5連続(21-24回)、正位置6連続(32-38回、52-57回)、逆位置7連続(86-92回)がある。正位置の方が固まって出ているのはちょっと面白い。

  また、占いコーナーは四つのシーズンに分けられている。第1回から50回まで(パーソナリティ4巡目まで)は「シーズン2」、第51~72回(5巡目、「ワールドウィッチーズ」編を含む)は「シーズン3」、第73~121回(6巡目)は「シーズン4」、そして第122~134回は「シーズン4'(ダッシュ)」とされている。シーズン毎のカード結果は以下の通り。

  (表4: シーズン毎のカード良否)
シーズン枚数正位置逆位置肯定的否定的
シーズン23419151321
シーズン31293102
シーズン44522232124
シーズン4'19127910
11062485357
※表3と同様、種類と向きの双方が判明しているものに限る。肯定的/否定的の分類も同様。

  SLSを引き継いだシーズン2では、「吊された男」「月」の正位置が多かったせいもあり、全体として否定的な結果が優勢だった。逆にシーズン3(2013年度中)は非常に好調で、肯定的な結果が圧倒的に多い。シーズン4は長期間に亘っており、カード結果の傾向もバランスのとれた平均的なものになっている。終盤のシーズン4'も同様。





  【 5) 各回で引いたカードの一覧 】

  音声配信されているため、どのカードを引いたのかがはっきりしない場合がある。種類や向きが明言されている場合はよいが、はっきりしないものは筆者が推測した。そうした曖昧な場面と、推測の根拠を、「備考」欄に記してある。

  一つの回で、二度以上タロットカードを引くこともあった。その場合は、「○○b」「○○c」と書いて別の行に分けた(※コピペで表計算できるように)。また、エイラ以外のパーソナリティやキャラクターがタロットを引いた場合も、別途一行設けて注記した。

  (表5: 各回のカード結果)
カード備考
1「いいじゃないですか」と繰り返しているので、正位置と判断した。
2教皇(逆)
3審判(逆)
4節制(逆)
5節制
6
7
8恋人
9皇帝(逆)「鎧を着た王様」とのこと。戦車の可能性もあるが。
10隠者(逆)
11吊された男
12正義(逆)
13吊された男
14皇帝(逆)
15不明(逆)「迷っている」とのこと。女教皇か恋人あたりか?
16悪魔
17審判「すごく良いカードだ」と言っているので、ストレートに正位置であると判断。
18不明(逆)「穏やかに見えるが、あまり奔放にしてはいけない」とある。おそらく節制、あるいは愚者?
19力(逆)
20節制「悩む必要は無い」とポジティヴに言っているので、正位置と解釈した。
21死神(逆)
22不明(逆)悪いカードの逆位置。「新しいことを始めた方が」とあるので、死神か塔だろうか。
23不明(逆)「アジアっぽい」「砂漠っぽい」「エジプトっぽい」?
24愚者(逆)
24b吊された男(逆)EDパートで、このラジオの今後を占ったもの。
25「落ち込んでいるかもしれないが、光が見えている。注意深く歩くことだ」。月と解釈したが、愚者や節制かもしれない。
26皇帝「偉そう」「権力のカード」とあるので皇帝と判断。
27恋人(逆)
28運命の輪(逆)「全体的にわやわやしている」「鳥に気をつける」とあるので、運命の輪と判断した。世界かもしれない。
29女教皇
30不明(逆)元は良いカードで、「楽しそう」で「花を飾るとよい」。愚者、力、恋人、太陽のいずれかと思われる。
31不明(?)「怖い」「悪い」「周りにたくさん人がいる」とのこと。おそらく悪魔か塔の正位置だが、はっきりしない。
32不明「楽しそう」。おそらく愚者、もしかしたら太陽。
33占いコーナーは無し。
34「動物たちが近寄って来ている」「犬が」とあるのでおそらく月だろう。世界かもしれない。
35
36「落ち込んでいるかもしれないが、光が見えている。注意深く歩くことだ」。第25回と同じカードと思われる。
37吊された男
38皇帝「どっしり構えた」「貫禄のあるカード」なので皇帝と解釈した。
39恋人(逆)「離ればなれに」とあるので恋人の逆位置と思われる。
40不明(逆)「白黒つけなければいけない」とあるので、女教皇の可能性が高い。あるいは戦車か。
41不明(逆)今回は逆位置が出たが、正位置だったならば「きれいで悪意を感じない」カード。星だろうか。
42不明正位置で、一目見て悪いカード。悪魔か塔だろう。
43不明(逆)逆位置で良くない結果。「きれいな景色だが、遠くに行かない方がいい」と言っている。候補が多くて絞り込めない。
44皇帝(逆)「傲慢さが出ている」とあるので皇帝とした。
45不明(?)一目見て悪いカード。「怖いね」。おそらく悪魔か塔の正位置。あるいは死神か。
46女帝肯定的なコメントなので正位置と判断。
47不明「明るそうな」「とても良いカード」。太陽?
48不明(逆)「赤く」、逆位置がネガティヴで、「どっちつかずな感じ」。魔術師、皇帝、正義か。確定できず。
49不明(逆)「逆位置でもあまり悪い要素を感じない」。「助けが要る」とのこと。星だろうか?
50不明「知的なカードだ」とのことなので、おそらく魔術師か隠者。
51死神(逆)
52魔術師「物事の始まりのカード」なので魔術師。
53不明「白黒がはっきりしそうだ」。女教皇と思われるが、戦車の可能性もある。
54不明「慈愛に満ちている」とのことなので、女教皇、恋人、力あたり。
55不明良いカード。「物事がはっきりと決まりそうだ」。どのカードか分からない。
56不明正位置で良くないカード。「物事がうまく進まない」。吊された男、それとも月あたりか。
57不明正位置で悪い結果。「暗い」カード。おそらく死神、あるいは悪魔か塔。
58不明(逆)「物事が順調には進まない」「優柔不断」。魔術師や女帝だろうか。
59戦車
60太陽素直に肯定的なコメントなので、正位置と判断。
61女帝「母性や愛情を示したカード」と言っているので女帝と判断。
62太陽肯定的なコメントなので正位置とした。
63肯定的なコメントなので正位置。
64審判(逆)
65明言していないが正位置だろう。
66節制(?)「水の中に天使がいる」ので節制。正位置のようなコメントだが、はっきりしない。
67不明(逆)「物事が思い通りに進まない」。不明。第58回と同じカードだろうか。
68世界(逆)
69不明(逆)「欲望のままに行動している」、「愛情が空回りしている」とのこと。女帝、恋人、悪魔あたりか。
70不明(逆)「自分の力を過信している」。皇帝、力、節制あたり。
71正義「正義感に溢れている」ので正義。明言していないが、コメントが肯定的なので正位置と判断した。
72皇帝「悩まなくてもいい」「前向きなカードだ」とあるので正位置と判断。
73運命の輪
74
74b力(逆)「空回り」。コメントがややネガティヴなので、逆位置としたが、相談内容自体がネガティヴなので、断言はできない。
75教皇(逆)皇帝だと言っているが、傅いている人が二人いる絵なので教皇。
76運命の輪羽根のある動物がたくさんいるというので、運命の輪。
(76)世戸氏が「愚者(向き不明)」を引いた。
77愚者(逆)「自由な感じの旅人」と言っているので愚者。
78世界「良い」「素敵な徴候が見えている」と言っているので正位置と判断したが、やや歯切れが良くないので逆位置だった可能性もある。
79星(逆)
80死神「終わりとか再生」と言っているので、逆位置の可能性もあるが、婉曲にフォローしているだけかもしれない。
(80)田中氏が「正義(向き不明)」を引いた。
81戦車
82運命の輪(逆)
83審判(?)向きは明言していない。正位置か?
84女教皇(逆)
(84)先に内田氏が「吊された男(逆位置)」を引いた。
85死神
86死神(逆)
87愚者(逆)
88吊された男(逆)
89皇帝(逆)
90星(逆)
91節制(逆)
92世界(逆)
93
94審判
95悪魔
96愚者「思ったところにどんどん行って下さい」。コメントが好意的なので、正位置と判断。
97審判
98死神(逆)
99女教皇
99b不明(?)ラッキーアイテムのためにカードを引き直した。「赤い旗を」と助言しているので、太陽か審判か? あるいは死神かもしれない。
100魔術師明言していないが、肯定的なコメントなので、正位置と判断。
101悪魔(逆)
102悪魔
103皇帝(逆)
104占いは行わず(沢城氏のアドバイスのみ)。
(103)OPドラマで、エイラが「悪魔」を引いた。ただしイカサマ。
105世界「今後の将来は安定している」と相談者の後押しをしているので正位置としたが、ややはっきりしないところも。
106運命の輪(?)占いコメントは、肯定的に聞こえるが、やや不安視している気配もある。正位置か逆位置かはっきりしない。
107女帝愛と母性を肯定的に捉えてコメントしているので、正位置と判断した。
108女帝(?)「気持ちが溢れすぎている」と言っているので逆位置のようだが、コメント全体としてはそれほどネガティヴではないので保留。
109世界(逆)
110隠者(逆)
111悪魔(逆)
112女帝
112b皇帝(?)EDトークで引いた。「まだその時ではない」と言っているので、逆位置かもしれないが、相談内容が内容なので慎重に答えたということかもしれない。
113愚者(逆)
114塔(逆)
114b死神(逆)EDトークで引いた。先の相談者が災難を回避するための足掛かりとして。
115皇帝
116教皇(?)コメントをする前に川澄氏が次のカードを引いたので、カードの向きは分からずじまい。
(116)川澄氏が「力(逆位置)」を引いた。
117
(117)EDドラマで、サーニャが「死神」「太陽(逆)」「悪魔」を引いた。
118皇帝
119占いコーナーは無し(次回に持ち越し)。
120戦車(?)トークパートで引いた。カードの向きには言及せず。
120b太陽(?)トークパートで引いた。カードの向きには言及せず。
120c愚者
121塔(逆)
122吊された男
123運命の輪(逆)
124死神(逆)
125力(逆)
126戦車
(126)田中氏が「運命の輪(逆位置)」を引いた。
127審判
128世界
129恋人
130節制(?)コメントは曖昧。「このままだとひとりぼっちだが、後々良くなる」と言っている。
131「なかなか眠れないかも」、「最初の道のりが険しい」と、コメントはネガティヴなので、正位置と判断した。
132隠者(逆)
133節制
133b吊された男
133c
133d悪魔
133e魔術師
133f皇帝(逆)
133g正義
133h死神(?)ネガティヴなコメントなので正位置のようだが、「リスタート」とも言っているので逆位置かもしれない。
134死神(逆)
134b女教皇(逆)

  「(?)」とあるものは、向きが判断できなかったもの。「(逆)」とあるのは、逆位置を明言されているもの、あるいは逆位置と判断したもの。注記なしのものは、正位置を明言されているもの、あるいは正位置と推測したもの。例えば「不明」とある場合は、カード種類は不明だが、正位置であることは示唆されている。「節制(?)」とある場合は、「節制」のカードであることは分かるが、向きは明言されていない。





  【 補足:「スターライトストリーム」におけるタロット 】

  前身番組「スターライトストリーム」にも、同様のタロットコーナーが設けられていた。ウェブサイト「ストライクウィッチーズ★勝手にラジオまとめ」の記載によると、全52回(52枚)のうち、正位置は19枚(36.5%)、逆位置は30枚(57.7%)、不明のものは3枚(5.8%)だった模様。カードの向きを形式的に判断するかぎりでは、かなり大きく逆位置に偏っていたようである。

  ただし、本稿の分類と同様にカード内容を肯定的/否定的/曖昧に分類してみると、かなり様子が変わる。肯定的結果は期待値20.3枚に対して実際は18枚(38.3%)、否定的結果は期待値24.6枚に対して25枚(53.2%)、曖昧な結果は期待値2.1枚に対して4枚(8.5%)となっている。曖昧なもの(「吊された男・正位置」と「塔・逆位置」)が2枚分多く、そのぶん肯定的結果が2枚分ほど少ないだけで、全体的にみておおむね平均的な結果だったようである。

  「スターライトストリーム」では、大橋氏だけでなく門脇氏がカードを引いたこともしばしばあったようだが、どの回にどちらのパーソナリティがタロットを引いたのかは未確認。上記リンク先の記事でも、どちらが占ったのかは記載されていない。