2021/09/05

2021年9月の雑記

 2021年9月の雑記。(→10月8月

KOTOBUKIYA「マガツキ 橘花」。今月はこの一枚にしておこう。これでトップページが華やかになるといいな。




 09/30(Thu)

 『黎明記:勇の章』。伊東氏の演じる勇は、ものすごく落ち着きと迫力のある堂々としたキャラクターになっている。「貴様らの村人達への振る舞いは許しておけぬ、某の刀の錆にしてくれよう」といったくだりも、けっして力みすぎず、それでいて十分に力強く、ほどよくドスの利いた決然とした台詞になっている。素晴らしい。「ほう、紅葉か……」のくだりも、ぐっと抑制の利いた内省的な側面が表出されている。精神的に成熟した大人びたキャラクターで、これまでの黎明記キャラとはひと味違うムードの作品になっている。面白い。
 (ただし『紅神楽』時点では、もうちょっとくだけた性格だったような……。そちらは剽軽な男性主人公がいたため、勇もコメディ寄りの側面が出ていたということだろうか。)

 ゲームパートは、最初に拾って装備してみた武器が「切れない刀(0)+呪」というとんでもない弱武器で苦労したが、途中で解呪してなんとかなった。中盤以降は、強めの「木刀-妖吸」(+25)を入手できたので、比較的安全に進めた。
 敵キャラは、所持アイテムを盗んでいくヒダル神、2マス距離から錆を仕掛けてくる靫蔓、自動反撃(バッドステータス付与)の疫病神、こちらのステータス強化を吸い取ってしまう子泣き爺と、射程1主人公には少々やりづらい相手が揃っている。ただし、「盗み守り」や防錆武器などで対処可能なので、周回していればいずれ何の問題も無い雑魚になる。
 持っておきたい属性防御は、中盤は「盗み」、それ以降は「麻痺」「混乱」あたり。攻撃時の状態異常付与は、「沈黙」がわりと有効かも。子泣き爺の大泣きやラスボスの韋駄天を抑止できるのであればかなりのメリットがある。ただし、残念ながら金槌坊やヒダル神は沈黙無効だが。
 気づいていなかったけど、ヒダル神から攻撃を受ける度に腹減り-2になるのね。やけに空腹になりがちだと思ったら、こいつが原因だったとは……。

 マップオブジェクトの「鳳仙花」は、呪符や手裏剣を投げつけてやれば爆発するので、うまく使えば離れた敵に大ダメージを与えることができる(※食品や薬では反応しない。「ぶっ飛び薬」系で飛ばすこともできる)。爆発に路上アイテムが巻き込まれてもアイテムが消滅することは無いので、安心して爆発させてよい。手裏剣を当てても爆発させられるが、ダメージを考えると「鉄の手裏剣」を敵妖怪に直接命中させるのと大差ない。
 「鳳仙花」は連鎖爆発可能。範囲内に敵ユニットが入っていれば、1アクションで2発ダメージを与えることもできる。
 状況次第では、配下妖怪が「鳳仙花」を攻撃して爆発させてしまうこともある(※攻撃対象になる判断基準は大岩などと同じ)。

 ラスボス撃破時の武器は、途中で拾った「錆+妖刀村雨+22」(攻撃力57)。エピローグは、なんと『紅神楽』の前日譚だったとは……。物語の切り上げがきれいだと、読後感も良い。
 このまま進むと、『勇の章:弐』がリリースされたら新堂勇vs石動大のシーンが実際に描かれる可能性もあるのか。楽しみになってきた。

 「烈空閃」は貫通しないのか……。射程3攻撃だが、一番手前の敵にしか当たらない。ということは、複数の敵を同時攻撃できるのは最強技「朧月夜」だけ。範囲攻撃が乏しいと、落とし穴(モンスターハウス)に落ちた時が怖い。
 もちろん、「技」以外の攻撃手段であれば、ヒーロー装備、攻撃系の呪符、ボム投げ、上記「鳳仙花」が複数同時攻撃できる。配下妖怪にも、複数同時攻撃技を持っているものがある。

 クリア後、数回トライしていたら、「天叢雲+曇+鈍」と「光の巫女服+痺」という理想的な装備品をあっさり入手してしまった(※防錆も同じダンジョンですぐに付与できた)。今後はこれらを鍛えていけばいい。麻痺攻撃は「猛襲斬」「隼猛襲斬」で代用できるので、刀キャラの武器は鈍足付与の方が良い。

 Lv60まで育成してみたが、勇のステータスはオーソドックスな近接戦闘キャラ。というか、桂香さんとまったく同じステータス。
 配下妖怪は、鎌鼬がなかなか使える。最初のうちは不必要に敵前に出ていってしまって面倒だが、長射程攻撃を覚えると良い感じに行動してくれる。


 さくや朔日(さくや・ついたち)氏も、八月朔日 珈瑠(ほづみ・かおる)氏も、良い眼鏡を描かれる方なんだよね。……この方々にあやかって私もなんとか朔日と名乗った方がいいのかもしれない。


 先月言及したプラモコンベンションは、どうやら私の他にも2人がED-209キットで参加しているようだ。やっぱりあの大物キットは楽しいよね! 展示映えするよね!
 私が参加(出品)したショップを先日見に行ってみたら、まだ私一人しかエントリーが無かったのだけど、大丈夫かな……。なんとなく申し訳ない気分になってきた。モデラー人口は十分多い地域の筈なので、10月3日の〆切直前でたくさん参加が増えてくれるとよいのだけど。


 『黎明記』シリーズは、『初花の章』以降の仕様で難易度が下がっている。特にボス戦は、妖怪を大量召喚して袋叩きにできるので危なげなく倒せる。ただし、帯同する配下妖怪の数が減ったため道中はやや難易度が上がっているが、全体としては大差ない。
 作品ごとに見ると、難易度が高かったのは『舞歌』(無印/弐の両方)かな。厄介な雑魚敵が多いし、ボス敵もかなりの強敵。『いぶき』『弥生』『梓紗』もボス戦がちょっと面倒。最も簡単なのは、おそらく『ナツの章』。レベルを上げて時間停止技を使えばラスボスもノーダメージ完封できるというとんでもない強さは、さすが神様キャラ。もっとも、近作の『桂香』『勇』も、ダメージ反射の「百鬼夜行・空亡」を活用すればノーダメージでラスボス撃破できる可能性がある。
 難易度でいうと『訪神歌』のラスボスはかなり大変だった憶えがある。

 『鬼神楽』キャラの『黎明記』出演はまだかのぅ……。
 (※理由は不明ながら、どうやら見込みはきわめて薄いというのは理解している。)

 刀キャラの武器「獅子王」が出るのは、たぶん中層のみ。下層(13層以降)には出てこないと思われる。第2ボスのドロップを目当てに中層を高速周回していれば、良い効果の付いた「獅子王」を拾えると思う。



 09/22(Wed)

 「あざらしラジオ」は、秋野氏の後輩っぷりが板に付いていて微笑ましい。
 番組内のミニドラマも、ディスク版でまとめて聴いてようやく全体の筋書きを把握した。配信時は適当に聴き流してしまっていたから。


 そろそろ後期授業が始まってしまう。
 今年の夏は、まあまあ豊かに楽しく過ごせたかな。ゲームも模型も音楽も映画も読書もそれなりに充実していた。もっともっとやれたんじゃないかと思うところもあるが、まあ仕方ない。
 10月からの目標は、ひとまず現在のペースを維持して趣味生活を楽しみ続けること。消極的な目標だが、当面はやむを得ない。

 授業準備から逃避したくてゲームに没頭していたが、これはけっして健全な生き方ではない。「きっと良い学生たちが受講してくれるだろう、そんな彼等の意欲と希望に応えてやりたい」という思いを恃みとして、なんとかモチベーションを取り戻した。

 「Aqua Shooters」新作も、早めに買い揃えてきたい。ちょうど月末なので新作ゲームも。

 手持ちのガールプラモを数えてみたら、67個になっていた(※所持しているプラモデルは全てリスト化して正確に把握している)。もちろん、ほぼすべて完成させている。2017年末にこのジャンルに手を染めて以来(つまり46ヵ月)だから、平均すると月に1個以上のペースということになる。うーむ、そんなに買っているつもりは無かったが……。
 とはいえ、ゲームに比べればはるかにマイルドな支出だが。PCゲームは、場合によっては月10本買うこともある。大阪遠征の時には、中古を含めて20本以上買い込んでくることもあった。近年ではさすがに本数も減ってきたが。

 模型の話に戻すと、キャラクター(ガール):艦船:ロボットがほぼ同数で、その他にAFVや航空機がちょっとだけ。バイクや鉄道や建築物(城郭模型など)は全然手を付けていない。ロボット模型は、気晴らしにパチパチ組むだけのことが多いが、それでも半数程度は一応塗装制作している。艦船模型は、所持数で見ると小スケール(1/700)と大スケール(それ以上)がほぼ3:1の割合だが、完成比率はどちらも同じくらい。


 後期授業は、かなり忙しくなりそう。もっと遊んでいたいのに……。



 09/16(Thu)

KOTOBIKUYA「ランサー」。インシグニアホワイトで、清潔感と重厚感の両立を目指した。約100枚のデカールを貼っていくのは大変だが(それだけで3時間以上掛かった)、労力に見合うだけの表現効果は確かにある。
KOTOBUKIYA「マガツキ 橘花」。こちらはかなり塗り分けが多かったが、勢い任せで一気に作り上げた。白はCreosの「クールホワイト」、金はgaia notesの「スターブライトゴールド」。
武装状態の全身写真。装甲パーツのデザインは、元ネタ(ロボット)をおおむね踏襲している装甲パーツには、アメジストパープルを上塗りしているのだが、写真ではほとんど分からない。デカールは、腕の追加装甲、股間の布、脚部装甲など、ごく一部のみ。金色デカールのリタッチには、Citadelの「Retributor Armour」が近似色として使えた。。
素体状態(※説明書では「くノ一モード」と呼称されている)。後ろ髪は、一本結び形態(左記写真)と、長髪を二つに分けた形態(上記写真)を自由に交換できる。
見本どおりに塗り分けたパーツ。この他にも、額のレッド、前腕の接続部(ゴールド)、股間パーツ(白/黒)も塗り分けた。刀の柄にも塗り分けがあるが、今回は省略した。クリアパーツの裏側はスターブライトシルバーで塗ったが、無塗装のままでもよいかも。


 そういえば、左利きキャラはかなり珍しいかな。現実に存在する左利きの割合(約10%)と比べても、フィクションの左利きキャラは非常に少ない。1%いるかどうか……。PCゲームの場合は、右利きとは逆向きに描くわけだから、原画にとっては技術的なハードルが高くなるのかもしれないし、また、左利きという設定をフィクションで活用するのが難しい(=作品中で活用できない設定は要らない)のかもしれない。いや、何の理由もない左利きキャラがいてもいいのだけど。
 具体例としては、『Timepiece Ensemble』(メインヒロイン)や『ナツイロココロログ』、『モノごころ、モノむすめ。』、『運命線上のφ』に左利きヒロインがいる。他にもまだいるだろう。アニメだと秋山澪が有名か。スポーツものだと左利き設定を活用しやすそうだが、具体例は知らない。ミステリものでも、双子や姉妹で利き手が違っていると、なにかしらの仕掛けとして使えそうだ。
 web検索してみると、『らき☆すた』は左利きキャラが非常に多いらしい。


 PCゲーム新作は、「予約チェックは軽めにして、店頭でざっと見て買う」というアプローチを試してみた。まあ、これでもいいけれど、記録を残すという長期的な見地では、新作予約メモをきちんと書いておく(=予約を丁寧に吟味する)方がよいかも。
 ひとまず今月は、店頭メインになるけど。


 【 散歩 】
 自宅に籠もりっきりだと精神衛生にも身体的にもよろしくないので、かなり長めの散歩をしてきた。特に行路や目的地も定めずにフラフラと周遊しただけだが、見晴らしの良い風景で写真を撮りまくったり、途中で小さなダム(とは名ばかりの小さな堰)を見つけて興奮したり、個性的な外観の建物を見かけたり、とにかくいろいろ楽しめた。戸外で一人きりなので、マスクを外して夏の草いきれを存分に味わうこともできた。ただし、日差しの強い一日で写真には不向きだったが(明暗のコントラストが強すぎて、空が白くなったり影が黒く潰れたりする)、主眼はあくまで自分の目で風景や事物を見て楽しむことなのだから構わない。
 
 体力は無いけれど、ひたすら動き続けることは出来る体質なので、長路の散歩徘徊は学生時代からたまにやっていた。JR京都駅や京都コンサートホール(北山通)にも自転車でよく行っていた。左京区の自宅から自転車で出発して、京都の南の方まで――丹波橋や近鉄竹田駅あたりまで(片道10km)――延々南下していったこともあるし、運転免許更新のために伏見区のセンターまで自転車で行ったこともある。
 西は、友人の見送りで百万遍から西大路通まで夜遅い時間をずっとおしゃべりしながら歩いていったこともある。懐かしい思い出だ。桂や太秦にも自転車で行ったことがあるが、その時の風景や雰囲気や気分は今でも鮮やかに思い出せる(※もちろん深夜徘徊だ!)。
 京都北部も、一乗寺から出発して三宅八幡、岩倉、二軒茶屋、京産大、そして上賀茂神社までグルリと乗り回してきたことがある。もちろん深夜なので、施設に立ち入ったり地元のレストランを味わったりすることなど出来ないが。
 東は、白川通から蹴上、清水寺、七条まで回ってきたくらい。山科区まで行ったことは無い。
 最長は、高槻市のバイトに自転車で行ったことかな(25km以上)。夜中に自転車で出発して、明け方に着いたのを憶えている。「バイト前にそんな大仕事をするなよ」と言いたいところだが、当時はそんな無茶も平気でやっていた。
 最近はさすがにそういうことはしなくなっているが、深夜のひとけのない街の情趣は好き。京都市内を自転車で走るだけだったら、そうそう危ないことも無いし。
 ただし、0時過ぎの四条河原町付近は怖かった。あんまり安全ではなさそうな人たちが徘徊していたので……。夜の伏見神社もたいそう怖いらしいが、その時間帯に行ったことは無い。
 
 大学時代の知人は、「京都から(彼の地元の)愛知まで自転車で帰れないかなあ」と言っていた。実際に実行したかどうかは知らないが、1日目で近江八幡~彦根(滋賀県)、2日目で大垣(岐阜県)、そして3日目には愛知県内の適当なところまで辿り着けるだろう。
 京都から大阪へも、自転車なら一日あれば到達できる筈。昔の人は――例えば幕末でも――このくらいの距離は徒歩で軽々と走破したり、それどころか数日で往復したりしていたわけだし。

 ともあれ、目下の状況では、多人数が乗り合わせる交通機関は感染の危険を伴うが、一人きりで徒歩or自転車で徘徊する分には安全に行動できるので、また機会があれば自由気ままにうろつき回りたい。……もうそろそろ後期授業が始まってしまうけど。

 大阪はよく分からないが、神戸起点だと、大阪湾を臨みながら明石市まで(約15km)自転車で西行するのは楽しいかもしれない。逆に、西宮市方面へ東行するのは――阪急神戸線の窓外風景から考えると――それほど面白くないかも。北向きは、鈴蘭台経由で有馬温泉まで行くと美しい森と山の空気を楽しめそうだが、坂が多いに違いないから自転車は困難かも。姫路市起点で、たつの市まで(約10km)自転車観光してくるというのも面白いかも。
 奈良市は、自転車移動はちょっと不向きかもしれない(※以前に旅行した時の印象では、自転車道は狭そうだったので)。滋賀県は、近江八幡あたりに行ってレンタサイクルしたら楽しそう。自転車だったら淡路島が有名だが、個人的にはピンと来ない。私はサイクリングをしたいのではなくて、「自転車くらいの速度で自由に移動しながら街の風景を見る」ことが好きなので……。なお、明石海峡大橋は、徒歩では渡れる機会があるらしいが、自転車で渡ることは出来ないらしい。私は高所恐怖症気味なので、徒歩で渡るのも怖いけど……。


 きちんと作り込むスケールモデラーであれば、月産1個でも十分勤勉だと思う。大型艦船模型だと、「(主に休日を使って)半年かけて一つのキットを作り込む」という人もいるし。例えば10年で100個制作でも、十分な実績だと言える。
 それに対してロボット模型をパチ組みするだけなら、半日で1個完成させられるし、年間100個ペースで大量に作っている人もいるようだ。キットの前提条件、設計方針、対象ユーザーが違うので、こういった違いがあるのはむしろ当然と言える。
 私は両方を半々程度にやっていて、制作数は200個を越えている。キャリアは、2015年に始めて6年。それ以前にもちょっとだけやっていた時期があるので、通算するとそろそろ10年が見えてくるところ。
 積み(キット蒐集)に関しては、スケールモデル、とりわけエアクラフト系が派手な傾向がありそうだ。実機からして種類が多いし、海外のオールドレアキットも多い。艦船模型ジャンルは比較的穏健だと思う。市場そのものが小規模だし、昔のキットはディテールが浅すぎて難しい。マイナーなレアキットも、比較的少ないと思われる。
 
 PCゲームの場合は、2000本くらいは積んでいる人もいるだろう。DL販売+割引セールス+最新OS対応版で積みが加速した人もいるんじゃないかな。



 09/08(Wed)

「メイドロイド・ミャオ」。金色パーツのみ塗装。造形はシンプルで、独自の創意は乏しいが、こういう無難な――つまり「ごく普通」と言われるような――ガールプラモも出現するのは、分野の地盤を固める一助になると思う。もっとも、下着パーツのPVC素材や、上腕のパーツの通し方など、創意と挑戦もそれなりに見出せるが。


 「胃~之煮」は休止か。生命の安全のためにやむを得ない、妥当な判断だと思う。リスナーとしては残念ではあるが、それ以上に安心もしている。


 【 自宅にある塗料瓶 】
 ざっと概算してみると、自宅にある塗料瓶(※中身の入っている未使用or使用中のもの)は、340本以上ある。1本180円とすると総額6万円。これまでに使用した瓶は、おそらく200本くらい。6年間の雑食モデラー生活としては、十分あり得る水準だろうし、支出としても、このくらいならばリーズナブルと言っていいだろう。
 
 しかし、ストック300本はいささか多すぎるというのも確かだ。無駄買いを避けるために、定期的に並べ替えて整理しているし、新たなキットを手掛ける時は、まず手持ちの塗料をチェックしてから必要な塗料を買い足すようにしている。しかし:
 1) 当然ながら、必要な塗料をぴったり使い切るということは、そうそう無い。なので、使いきらずに余った塗料瓶が、どうしても残っていく。
 2) 大量に消費するのでなくても、手許に持っておいてたまにちょっとだけ使用するという色もある。例えばクリアカラーなど。
 3) 定期的に消費する基本色や、特に好んで多用する色は、多めにストックしておいて構わない。前者は例えばツヤ消しブラック、シルバー、軍艦色各種、リノリウム色など。後者はクールホワイト、バーリーグレー、インシグニアホワイト、クロームシルバーなど。
 4) 店頭でカジュアルにキットを購入した際に、同時にそれに必要な塗料も買うことがあり、実際には手許の塗料とダブっていたという場合がある。
 5) 様々な事情から、今後もはや使わないであろう色もある。例えばCreosの軍艦色(2)は、予備も兼ねて5~6本買ってあったのだが、それよりも好みに合う色が発売されたので、もう今後使用することは無いだろう。
 6) ひとによっては、廃盤予定の色を大量にストックしておくこともあるだろう。ただし、私自身は、調色があまり得意ではないので、廃盤カラーは最初から避けるが(※出来合いの塗料瓶の色をそのまま使えば必ず同じ色になる。なので、安定供給されている色だけを使うようにしたい)。
 7) 複数の種類の塗料を使うと、その分だけ塗料瓶の数も増える。例えばブラックは、アクリル系でもエナメル系でもラッカー系でもそれぞれ必要になる。
 そういうわけで、塗料瓶が増えるのはモデラー生活の不可避的な現象だと腹を括るしかない。ごく小さな瓶なので、たいして場所を取らないし、出費も比較的小さいので、このくらいはいいかなと割り切っている。


TAMIYA「1/350 最上」。航空巡洋艦ヴァージョンなのだが、この写真ではどちらなのか見分けが付かない。本体の制作時間は30時間足らず。艦載機を作るとさらに5時間以上掛かるが、いずれにしても比較的手軽に完成させられた。
こちらは数年前に制作した1/700の最上(TAMIYA)。同じような構図で撮影してみた。1/700は2002年発売で、上の1/350は2009年発売なので、メーカーの技術水準そのものが向上しているという側面もあるが。

 きれいにまとまった、気持ちの良いキット。大スケールならではのパーツ精度に、TAMIYA独自の洗練されたパーツ分割で、たいへんスムーズに制作できた。甲板などをビスでがっちり留めるのも、いつものTAMIYAの流儀。梯子類はアフターパーツ(エッチング)に置き換えたが、基本的にはキットパーツのままで十分楽しめた。

 ウェザリングで汚すのは好みではないのだが、かといって上の写真の状態のままだと少々味気ない。どうしたものか。艦載機を並べれば派手に見栄えが良くなるので、このままでいいかも。

 ポテンシャルの高い大スケールキットでも、きちんと作り込まなければ真価を発揮しないということはある。実際、上の1/350写真も、単体で見ると縮尺が判断しにくいかもしれない(※そのくらい精密な作り込みをするモデラーさんも、けっして少なくない)。ただし、私の場合は、
 - 大スケールを手掛けている理由の一つは、「作りやすい」というメリットにある。
 - 大スケールならではの迫力は、手許に持っている私自身には十分享受できる。
実のところ、1/700キットに極小エッチングやハイディテールなアフターパーツをちまちま組み込むのと、1/350キットをそのまま完成させるのでは、作業量は大差ないし、費用もほぼ互角になる。全体の完成度も、(私の技量では)五分五分だろう。なので、追加的なメリット:
 1) パーツが大きい方が制作しやすい
 2) 大きなキットの方が迫力がある
 3) 基本的にフルハル仕様(艦底まで再現されている)
 4) さらなる拡張性のポテンシャルがある
の分だけ、1/350キットの方にアドヴァンテージがある。
 
 もちろん、「1/700キットをあっさり完成させる」というアプローチもある(つまり、たくさん作って並べるというコレクション的な楽しみ方)。しかし、個人的には、造形面でいささか面白味に欠けるので、そちらの道はあまり考えていない。まあ、ちょっと気になった艦をカジュアルに作ってみるということはあるけれど、それを基本姿勢にするつもりは無い。

 上の写真では、1/350キットと1/700キットのクオリティ格差は歴然としているのだが、しかし怖ろしいことに、腕の良いモデラーは1/700キットをベースにしつつ、1/350と見紛うばかりの、あるいはそれ以上のハイディテールな作品を仕上げてくる。私も以前はエッチングパーツや他社精密パーツを盛り込んだ制作を試みていたが、そういう精密化工作はほんとうに大変だった。


フリュー「博麗霊夢(ぬーどるストッパーフィギュア)」。たいへん美しく、見応えのあるフィギュア。ポージングも挑戦的だし、アイプリントもきれい。バリがあったり塗装が甘かったりするが、そこはプライズ級フィギュアなので仕方ない。

 「ぬーどるストッパー」シリーズは、出来の良いものが多い。ポージングも色とりどりで面白いし、キャラクターチョイスもなかなか挑戦的だ。とりわけ顔の表情は、プライズ級の域をほとんど超えるほど繊細に作られている。「シリカ」は、いまだに私のデスクトップPCの上に置いてあるくらいだ。
 腰掛けポーズということは、本棚の前面などにちょっと引っかけておくこともできる。場所を取らずに室内の彩りを増してくれる、楽しいフィギュアシリーズだと思う。ただし、世間的にも人気なのか、ちょっと入手しづらいけど。


 塗装作業をしようと思ったら雨が降ってきたので、今日はゲームに打ち興じることにする。

 パーツの切り出しを終えて塗装待ち状態のキットが、えーと、3つある。吹きつけ塗装は、どうしても作業のボトルネックになりやすい。最大の問題はエッチングパーツだが。硬い金属パーツを切り出すのも面倒だし、瞬間接着剤を使うのも苦手(はみ出るし、臭いも嫌)。

 ゲームの場合は、「次はこのあたりをプレイしようかな」というタイトルは、早めにインストールしておく。しかし、「この作品をプレイしよう」と決めてから、インストールしてすぐに開始する方が、気分は乗るかもしれない。


TAMIYA「1/350 最上」が完成したので、1/700スケールと並べて撮影。まずは艦首から。第一砲塔上面の赤丸マークがのどかな印象で可愛らしい。
中央部分。煙突の後ろの対空デッキ(ガンデッキ)が密度感を高めている。高雄型にも似たようなものがある。
後部飛行甲板は、この艦の見どころ。零式三座水上偵察機(8機)と、複葉機の零式水上観測機(3機)。大スケールのキットだと、艦載機も作りやすいし、ディテール水準も飛躍的に高くなる。
艦載機をアップで。イエロー、グリーン、レッド、シルバーと彩り豊かなので、艦そのもののカラーリングが地味なのを補ってくれる。
1/700キットの全体写真。1/350と比べてしまうとさすがに物足りないが、単体で見るぶんには十分楽しい。制作時間は、1/350キットが約30時間(艦載機10時間)。1/700キットは、たしか10時間くらいで簡単に作った。

 日本艦だと、次は球磨あたりを作ってみたいが、長らく品切れが続いているようだ。
 加古はまだ1/350では出ていない。
 
 私が艦船模型に手を出した数年前(2010年代半ば)は、大型キットの店頭在庫も潤沢で、AoshimaやFujimi(「特」シリーズ)やPit-Roadも多数の新作キットを出していた。1/700スケールは00年代初頭のリニューアルが一段落したところでラインアップが充実していたし、1/350スケールも00年代後半から新作キットのリリースが続いていていた。アフターパーツも、Finemoldsを初めとして様々なものが発売されるようになっていたし、Fujimiの純正エッチングもふんだんに提供されていた。ふりかえってみると、たいへん良いタイミングだったと思う。
 その一方で2021年現在は、1/350スケールでは海外メーカーのキット(海外艦)がかなり充実してきたが、国内メーカー(Tamiya、Hasegawa、Fujimi)は沈滞気味で、店頭在庫もかなり減っている(※上で述べたように、特に1/350の大物キットやエッチングパーツは在庫払拭しているものが非常に多い)。ヤマシタホビーのような新規メーカーも現れているし、1/700キットもFlyhawkに代表される海外メーカーが躍進しているが、市場が今後どうなっていくかは見当が付かない。

 艦船模型の主流がなかなか1/350に移行or拡大していかないのは何故だろう。
 1) 私の誤認であり、十分に広がっている? そうは考えにくい。艦船系のムック本でも1/350をまったく取り上げないものは多く、依然として極端な1/700偏重が見て取れる。
 2) 歴史的、あるいはコンヴェンショナルな理由? つまり、WLシリーズの普及とともに1/700で制作するのがモデラーたちのデフォルトになったということはあり得る。そして様々なスキルやツールの蓄積も、1/700に最適化されてしまったのかもしれない(実際、汎用アフターパーツも、1/700の方がはるかに充実している)。しかしそれだけでは説明しにくい。モデラーたちの意欲と関心と熱意は、より精密で、より大きな作り込みのポテンシャルのあるハイエンドキットにも視野を広げていく筈だからだ。
 3) 商業的な理由? 1/350キットは不可避的に大物ばかりであり、商業的には非常に重たい。つまり、在庫リスクが大きく、再生産もしづらく、初心者の取り込みも難しい。そのため、専門誌も1/350キットを取り上げるのに消極的であり、しそてモデラーたちもそれに従っているのかもしれない。しかし、モデラーたちが市場的事情ばかりに従うとは考えにくい。AFVなどでは同価格帯の1/35キット(6000~9000円)が標準化しており、艦船モデラーがそれをやれないという理由は無い。
 4) 技術的な理由? モデラーたちのスキルは非常に高く、小スケールをものともせず、悠々と細密工作を楽しんでいるのかもしれない。ものによっては、小スケールの方が扱いやすいという局面もあるかもしれない(例えばエッチング手摺)。そればかりか、むしろ極小スケールでの名技披露を誇る文化が育っているのかもしれない。それはそれであり得るが、やはり極小スケールならではの困難も多い筈であり、精密なキットを目指すほど、大スケールキットに目が向く方が自然だ。
 5) 経済的な事情? 大スケールキットは比較的高額であり、モデラーたちも手を出しにくいのかもしれない。……いや、それは考えにくい。1/350巡洋艦キットでもせいぜい1万円程度で、それほど大きな負担になるわけではない。大型キットであれば1~3ヶ月は掛かることも多く、制作期間で割れば1/700キットと大差ないほどリーズナブルだ。その一方で1/700キットも昨今では3000~5000円程度になっている(※特に海外メーカーのハイディテールキットは、同梱エッチングパーツも含めると1万円近くなっている)。
 6) 制作速度と収集性? 1/350キットは作業量が多くなる。ということは、いくつもの艦船をどんどん制作していくということが比較的難しい。製品のラインアップも乏しく、「たくさん集めて並べる」という蒐集の楽しみには向かない。さらに、完成後もスペースを大きく取る。そういう側面もあるかもしれないが、例えば「気に入った艦は1/350でしっかり作り込む」といったような流儀がもっと一般化しても良さそうなものだが……。
 7) 過渡期? 1/350スケールは、00年代後半からようやくラインアップが揃ってきたところであり、まだ若いジャンルなのかもしれない。いやしかし、そこから十数年、このスケールが定着するには十分な時間が経過している。しかも近年では、海外メーカー(主にアジア系)が多数の新作をリリースしており、ラインアップの不足もかなり補われてきた。

 ……いろいろ考えてみたが、やはり得心のいく事情は思い浮かばない。面白いのになあ。大スケールならではのディテール再現性の高さ。ハイエンドキットならではの充実ぶり。大型キットならではの迫力。パーツが大きいので作りやすいし(例えば双眼鏡パーツの切り出しや艦載機の作り込みは、1/700ではとてもやってられない)、エッチングパーツの取り付けもきれいに合う。個人的には、フルハル対応なのも嬉しい。
 デメリットとしては、以下のものがあるだろう。
- 価格の高さ(※上述のとおり、実際にはそれほどでもない)。
- アフターパーツの乏しさ(※しかし日本艦ならばかなりフォローされている。専用エッチングパーツもいろいろ販売されている。ただし、海外艦はまだまだ)。
- 作業量(※しかし作業量そのものが4倍になるわけではない。作りやすさや完成度とのトレードオフと考えれば、十分割に合うと思う)。
- 入手が困難だったり(品切れも多い)、マイナー艦がキット化されていなかったり。これは仕方ないが、それほどひどいわけではなく、主要な艦はだいたいキット化されている。
 
 総合的に考えると、「初心者にはハードルが高いが、基本的な制作技術をひととおり身につけた中級者モデラーには格好の素材になる」といったところかなあ。もっとも、初心者が手を出しにくいのはスケールモデルの常であり、AFVやエアクラフトも同じだが(特に迷彩塗装)。



 09/05(Sun)

 先月は、私生活(趣味生活)はわりと充実していたのだが、アウトプットに結びつくものが乏しかった。まあ、こういうこともあるだろう。
 今月の目標は、ゲームはフルプライス2本+ロープライスいくつか、模型は作りかけの3個を完成させたい。映画も未視聴のディスクを5~6本ほど。極力自宅に籠もっているので新刊やツールの調達が不如意だが、なんとかしていこう。


 眼鏡の度入り表現クリエイターは、今日も新たに一人見つけた。これでようやく82人+α。これで108人揃ったら、鯖江市の梁…もとい鏡山泊に立て籠もっていろいろと悪さをするに違いない。
 単行本の表紙などで度入り表現を見つけた場合は、1)確認のため、2)資料性のため、3)応援のために、ちゃんと購入している。さすがに全巻を買うとは限らないが。そういう視点「も」持って漫画等を購入していると、普段あまり接しないジャンルに触れる機会にもなり、結果的に自分の経験を広げる良いきっかけになっている。眼鏡は私に幸せをもたらしてくれる。眼鏡は私を高めてくれる。


 艦船模型、とりわけ艦底付きのフルハルキットは、組み立ての早い段階で船体全体のシルエットがおおまかに出来上がるのが嬉しい。しかも、その時点ではただの棒状物体だから場所を取らないし、デリケートなパーツ群を組み込む前だから破損の心配もなく、船体を手に取ってのんびり眺めていられる。……いや、早く完成させたいのだけど。


 先月中の買い物は近所の書店と通販がせいぜいで、人出を極力避けていたが、久しぶりに街中へ出てオタクショップを回ってきた。これでなんとか心豊かに過ごせそう。お店に「ED-209」くんを預けてきたし、その一方、「かにクレーン」なども購入した。

 プラモコンテストは、各アクターにメリットがある。1)メーカーにとっては商品の宣伝になるし、2)実店舗にとっても集客機会になるうえ、ユーザーの作品が店舗風景を充実させてくれる。しかも今回は、「該当メーカーの商品を買う際に申込用紙をもらえる」という条件なので、そのぶんセールスが上がる。さらに、3)ユーザーにとっては、自己顕示欲を満たしたり、他のモデラーの優れた作品を目にする機会になったりする。
 私の作品はたいしたものではないけれど、普段からお世話になっている(わりとリーズナブルな値段でいろいろ買えている)お店に、ちょっとでも貢献できたなら嬉しい。


 『魔王と俺の叛逆記』は、なんとなくナウシカっぽくなってきたような気がする。
 もうちょっと明るめの趣向を好む向きには、同じ漫画家の『魔王様の街づくり!』がある(※こちらは原作付き)。ちなみに、どちらも異種族天国。


 開けた場所(背景ボカシ)で若い女性キャラがにこやかにしているイラストを見ると、not found girlを連想してしまう呪いに掛かった。2021年にもなって、いったいどうしてこんな……。


 ゲームでもアニメでも、その都度の場面でどのようなBGMが流れているかを把握することは、作品理解に大きく関わる。個々のBGM(劇伴)がどのような性格の楽曲であるかを正確に理解し、それが個々のシーンでどのように意味づけられるか(どのような演出であるか)を考え、さらに、それらBGMが作品全体の中でどのように使い分けられているかを展望する。
 さすがにフルプライスPCゲームのように大規模なコンテンツでは、作品全体に亘るBGMの使い分けをメモすることは困難だが、それでも、例えば「このBGMはこのシーンでしか使われていない」といった認識から、そのシーンの重要度を窺い知るといったこともあり得る。あるいは、例えば「このBGMは、このシーンとこのシーンで使われている」といった事実から、双方のシーンの音楽的-演出的-構成的な対応関係を考える余地が出てくる。あんまりやると、前世紀末風の妄想裏読みに陥ってしまう危険性もあるけど。また、制作サイドの内部事情としては「こんな雰囲気のBGMを発注しておいたけど、実際にはこのシーンくらいしか使いどころが無かった」といったようなことがあるかもしれない。
 PCゲームでは、音楽素材を後から発注することは比較的難しいかもしれないが、アニメくらいの制作規模であれば、特定の(重要な)シーンにワンオフ音響素材を用意することもあり得るだろう。
 そういった特殊な劇伴の例として思い出すのは、アニメ『琴浦さん』。第1話Aパートは、ストーリーと絵コンテの流れが完成したところで、それに合わせるように劇伴を付けてもらったとのこと。つまり、物語の流れに沿うように、約12分間の――1曲の、ひとつらなりの――楽曲を映像に付けている。もちろん、その演出効果はきわめて大きい。
 PCゲームでも、エンディングの内容や方向性は、早いうちに目処が立っているものだろう。シーンとしても、もちろんきわめて重要な部分だ。それゆえ、物語内容(エンディングの物語的造形)に合わせてエンディング曲を作りきることは出来るし、実際、絶妙の出来映えのED曲(とED演出)がある。ただし、映像と音響のタイミングを合わせようとすると、クリックで飛ばせない強制演出を使うことになり、それはそれでユーザーの不評を買ってしまうリスクがある。


 何かしら適当な映像を流しておきたい時は、『星架か』BDを掛けておくことがある。キャストが充実しており、とりわけ大橋氏のショタキャラがレギュラー出演されているのが耳心地良い。もちろん、適当なプレイ済みのPCゲームをオートモードで流しておくのも良いけれど、音声では主人公の台詞やモノローグが丸々すっ飛ばされてしまうのが残念(※主人公まで含めたフルヴォイスの作品もあるが、作品全体として好みに合うとは限らないし)。
 模型制作の最中は、目の前のデスクトップPC上で、そうやって何かしらを流している。映像を中止するわけではないが、ヘッドフォンで音声を聴いているだけでもそれなりに楽しいし、タイムキープにもなる(※例えばDVD一枚で2時間経過といったように)。


 『黎明記』シリーズは、ちょっとずつ買っているうちに、「莉音」(第1作)以外はコンプリートしてしまった。せっかくだから、折を見て購入したい。
 装備品は、「鬼斬」系の武器がたいへん使いやすい。デフォルトで必殺が付いているし、岩を一撃破壊できるのも便利。さらに、強敵「鬼」に特効まで付いている。防具は、「光の巫女服」で通路視界が広くなるのがありがたい。


 (→10月8月