Kotobukiyaのプラモデル「メルティーナ」の制作メモと雑感。
※ヘビ人間(ラミア)のプラモデルの写真があります。苦手な方はご注意。
以下は、制作中のメモ。
ラミアガールの「メルティーナ」は、配色が気に入らないし(というかデザイナーが苦手)、ヘビ胴体が明らかに透けてしまっているので、適当に塗り替える予定。オーソドックスにアオダイショウの緑色かなあ……ただし、これだと「邪神ちゃん」とカラーリングが被る。ニシキヘビのような網目模様にするのも一案だけど、「塗装の手間が掛かる」、「リアルすぎてキモくなるかも」、「鱗モールドが粗いのできれいな模様にできない」、「上半身のデザインとミスマッチ」、「可動時にパターンが崩れて見苦しくなるかも」といった懸念がある。惜しい……。
もう一つの問題は、重心。ヘビ胴体は長いけれど、内部はスカスカなので、バランスを保てずにひっくり返ってしまう虞がある。内部に金属錘などを仕込んでおくのが無難かも。ただし、ネットの制作写真を見るかぎりでは、キットのままでも重心は安定しているようだ。
ネットには尻尾ジョイントの破損報告がいくつも上がっているようで、あー、半透明ピンクって割れやすいよね……。そのあたりも設計がまずい。
長い胴体のガールキャラに、どこかトラウマの気配が……あっ、アリだー!!(リアルクイーン)
ロマサガ2にもネレイド族という下半身うねうねキャラがいたけど、あちらは人魚寄り。
ヘビ胴体の色分けは、一部だけなのか……。全体を塗り分けるかどうかは判断に迷う。
メルティーナは、いっそ邪神ちゃんカラーでいいような気がしてきた(つまり、金髪アオダイショウ)。ただし、ヘアスタイルが派手に散らかりすぎているし、金色パーツと紛れてしまうので、黒髪で抑えた方が引き締まるとは思う。あるいは、尖りすぎのツインテールは外してしまうか。
というわけで、出来る範囲でパーツ切り出しと一部組み立てをしたが……輪切りで並んだヘビ胴体が、漫画『邪神ちゃん』で見たことのある状態になってしまった(※そちらは少ししか読んでいないけど)。さすがに見た目がグロいので、画像を出すのも憚られる。
切り出しと組み立ての時間は、ちょうどアニメ1クール分だった(約5時間)。ボリュームの割に、モナカの連なりばかりなので、わりと簡単。やはり腹部は塗り分けしておきたい。
メルティーナ塗装メモ。
ヘビ胴体:グリーン2色。鱗の隙間はサンドイエロー系でスミ入れ。最後にグロスコーティング。
装飾のゴールドも吹き付けで塗装。首輪や紐も、ゴールドで塗り分ける必要がある。
紫はツヤ消し(一部は筆塗り)。Vallejoだと「Hexed lichen」にちょっと青+黒を足すくらい?
グリーン:そのまま。あるいはパールを吹き付けるかも。
布地ホワイト:これもパールを吹いておくかも。ただし、見た目はほとんど変わるまい。
頭髪:配色バランスを考えると、シックな茶髪が良いかも。
クリアパープル:そのまま。ただし、組んでみてバランスが悪かったら塗り変える。
鱗の色を変えると、両頬の模様も塗り替えた方がよいかも。
ハンドパーツも、設定に合わせるならパープルで塗る必要がある。
左腕もウロコと同じ色で塗り分けると、非対称の異形感が強調されそう。
切り出しと一部組み立てに5時間。マスキングと吹き付け塗装、そして一部筆塗りをしつつ組み上げるまで、約7時間。
ハンドパーツは、紫(布)+金(指輪)+赤(爪)と、そこそこ手間が掛かる。PVC素材だが、プライマーを吹いてベタベタに → 塗装 → トップコートで強引に固める、という方法で、ひとまず剥がれにくい塗装を施した。