2018/08/29

ALTER「綾波レイ」(1/8スケール)

  ALTERのフィギュア「綾波レイ」(スケール: 1/8)の紹介。2008年10月発売製品とのこと。
  [ www.alter-web.jp/old/figure/08/10_1/ ]


全身写真。胴体部分はほぼストレートなので、身体を丸めているという印象ではない。両脚を胴体側に引き付けている感じのポージング。
ほぼ同じレイアウトで、色調を変えてみると、こんな感じに映る。脚部は、かなり大きめに作られており、長く伸ばされた美しい曲線美が強力なアイキャッチとして作用する。
真上に近い角度から。横たわってこちらを見上げているような雰囲気になる。足首や膝には、うっすらとグレーが差してあり、ホワイトの単調さを避けつつ、人体の関節構造を意識させ、さらに関節を曲げているという力感も表現している。
横側、やや後方から。ポージングからしてどうしても臀部が目立つし、太腿の太さも意外なほどボリューム感があるが、卑猥感はなんとか免れている。
さらに下側(脚部側)から。折り曲げた両足の重なり具合がよく分かるアングル。口元が右腕で隠れているので、幼げな可愛らしさが増している。
真下側から見ると、丸まっているようにも見える。
視線を外した角度で。やはり脚部の長さが際立つ。ちなみに、手に取るとかなりゴム臭い(※素材はPVC製)。右脚がかなり突き出ているように見えるが、フィギュア実物では気にならない。
視線はこの角度を向いている。言い換えれば、この綾波と視線を合わせようとすると、このくらいの角度になると思われる。
しかし、右目(写真向かって左側)は、正面寄りの角度に向いているようにも見える。綾波と目を合わせるのは難しい。
頭部は、ヘッドセット付きの前髪パーツも同梱されており、差し替えることができる。前髪の造形それ自体は、ヘッドセット有り無しとも同じ。
ヘッドセット状態を、角度を変えて撮影。ヘッドセットが前に付きすぎているという意見もあるようだ。たしかにTV版ではもう少し上寄りに付けていたように思う。ただし、各種公式画像でもヘッドセットの位置はまちまちのようなので、「好みの問題」の範囲内かもしれない。
簡素な台座が付属する。固定用のピンなどは設けられていないが、綾波部分に重みがあり、さらにゴムのような摩擦力があるので、多少傾ける程度では滑り落ちることは無い。ちなみに、ALTER公式サイトのサンプルは、ブラックではなくクリアになっている。
仰向けにまっすぐ寝かせることも一応可能。メーカーの意図せざるディスプレイだろうし、ヨガか何かのような妙なポーズになってしまうが。
さらに、反転させて寝かせることもできる。脚部が浮いておかしな姿勢になってしまうが。左の脇の下にも、皺が寄っている。
綾波と綾波(その1)。BANDAIのガチャガチャの水着綾波(2006年発売の「HGIFシリーズ 新世紀エヴァンゲリオン ビーチサイドコレクション」)と並べて。なんとなく似たようなポーズになっているが、ALTER版の方は左足を鋭い角度に屈曲させており、引き締まった印象を与える。
綾波と綾波(その2)。左は2011年の「一番くじ ヱヴァンゲリヲン新劇場版 セカンドインパクト A賞 綾波レイ フィギュア」(スケールはおそらく1/7程度)。縮尺が違うので単純な比較は出来ない。左のフィギュアの方はブラック部分がパープル寄りで、右のは紺色寄りといった微妙な色調の差異がある。
綾波と綾波(その3)。駆逐艦の綾波(FINEMOLDS、1/350スケール)と並べて。一年以上前に制作して、ずっと机の上に置きっぱなしだったので、手摺などが破損しまくっているし、埃も払えずにいる。恥ずかしいので、拡大して見ないで下さい。
おまけ。ウォースパイトの箱絵の上で。巨大綾波が艦橋に取り憑いているように見えてしまった。