2019/12/18

猫を飼いたかった話

  猫を飼うことを検討した諸々のメモ。きっかけは爬虫類への好奇心だった。


  11/09

  爬虫類ショップ(または爬虫類カフェ)に行って見学してみたいが、アクセスのよいお店が無くて、なかなか行けずにいる。生き物の体調管理をするためか、定休日が多いのも、行きにくくなる一因になっている。現実問題として、飼育できる環境(というかスペース)が無いので、冷やかしにしかならないが。ホームセンターのペットコーナーにも多少はいるが、やはり物足りない。

  飼育のことを真面目に考えると:
  1) 費用。購入費用もあるが、食費(ランニングコスト)が嵩むことが多いようだ。
  2) 衛生面。排泄物の処理や悪臭の問題がある。手間にもなる。
  3) スペース。水棲生物だと、大きな水槽が設置する必要がある。水交換の問題も。
  4) 食餌と時間。大抵はまめに餌をやらなければいけない。長期不在が出来なくなる。
  5) 環境維持。特に高温や低温の問題。エアコンの効く部屋に置かなければいけない。
  6) 飼育難易度。死なせてしまうのは可哀想だ。タフな種もいるようだが。
  7) 安全性。噛まれたり。有毒生物もわりといる。
  8) 騒音。トッケイヤモリなどは、鳴き声が大きいとのこと。
  その他、ものによっては大量繁殖してしまう可能性もある。寿命が長すぎるものも大変。
  ペットとして愛着を持って、きちんと飼い続けられるかという問題もある。
  個人的には、ケージや水槽に閉じ込めて一生を過ごさせてしまうことに躊躇いを覚えるという要因もある。本音としては、自然界に生きているのを眺める方が好みだ。もっとも、「生きる楽しみ」「意味ある生」「本来の生活」などというのは人間の勝手な思い入れであって、彼等としては「快適に調整された環境で、餌の欠乏や天敵の心配もなく、ストレスもなく、水槽の中でのんびりと一生を過ごせるならば、望ましい生だ」と言えるのかもしれない。

  私の性格からして、たぶんヤモリでもヘビでもトカゲでも、カエルでもイモリでも、あるいは金魚や熱帯魚やメダカでも、楽しんで飼い続けられると思う。懐かれなくても気にならないだろうし、高等生物のようなコミュニケーションも求めないだろう。しかし、問題が多すぎる。手間、費用、室内占有、そして食餌の時間的拘束。現在の環境では、どう考えても無理だ。もちろんホモ・サピエンスのパートナーも要らない。



  11/12

  ネコを飼いたい……。飼いたいよう……。
  近所のペットショップにふてぶてしいのんびりした雰囲気のスコティッシュフォールドがいて、ほとんど一目惚れレベルで気に入ったのだけど、うちに連れてきても十分な生活スペースを作ってやれないし、あちこちにある模型を破壊される(そしてネコも怪我をする)危険がある。一人暮らしだから、長期出張なども出来なくなる(※ペットの一時預かりサービスに頼めば一応解決可能だが)。売価はかなりリーズナブルで金銭的には十分買える範囲内だったし、穏やかな性格の品種だから飼いやすい筈なのだが……ううっ、悔しい。
  キャラクターフィギュアだったら、買ってしまえば完全に自分のものだから、破損しようが日焼けしようが埃が積もろうが「自業自得」だけで済むのだが、さすがに生き物だとそうはいかない。生命に対する責任を引き受けられること、きちんとした生活を与えてやれるだけの条件を整えられることが大前提であり、それを果たせないようでは飼育(購入)する資格は無い。

  ペットは、わりとなんでも好き。実家ではイヌやウサギやモルモットを飼っていたことがあるし、観賞魚やカメなどの水棲生物を眺めているのも好き。昆虫もいける。ただし、鳥類だけは、付き合い方がよく分からない。意思疎通できるのかできないのかが分からないのが原因だと思う。犬猫ならばひとまず双方向的なコミュニケーションが成立するし、魚類や両生類だと初めからそういう期待を持たずに接することができるのだが、鳥類の場合はそういう判断が分からない。ものによっては個人を識別したり何かを学習したりすることも出来るらしく、その意味では一定の知性があると言えるようだ。また、日常生活の中で最も身近な野生動物は、鳥類カテゴリーだったりする(つまりスズメ、ハト、カラスなど)。

  ああ、ネコ飼いたい……。にゃーにゃー。

  仮にネコが暮らせる生活環境を作るとしたら、私は何を失わねばならないか。試しに、真面目に考えてみよう。
  スペースの問題。ネコが家の中をある程度自由に動き回れるために、室内のオタクタワーは基本的に撤去しなければいけない。しかし、持って行ける保管所があるわけではないから、売るか捨てるかを余儀なくされる。また、完成模型などのデリケートな物品は、収納または破棄しなければいけない。その他、ネコが口に入れては危ないものなども、収納しておかなければいけない。
  環境確保。ネコの生活空間は、寒暖が激しくならないよう、エアコンを効かせておく必要がある。すでにエアコンのある一室を整理整頓するか、あるいはネコのいる部屋にエアコン等を設置するか、いずれかが必要になる。また、ラッカー系の溶剤(シンナー)は小動物にとってはダメージが大きいので、完全隔離するか、あるいは模型とネコのどちらかを諦めなければいけない。
  私の生活。仕事場にはネコが侵入しないようにするのか、それとも入ってきても良いとするか。机の上にネコが乗ってくるのは、かなり困る。お互いにあまり構わずに過ごせれば十分だが、ネコの性格次第だからなんとも言えない。私は眠りがかなり浅いので、夜中にネコがうろうろしていると目が覚めてしまう可能性もある。成猫だったら、ベッドで寝返りを打ってネコを潰してしまうという危険は無いと思う(「ベッドタイムアイズ」かよ)。
  経済面。食費や健康管理にコストが掛かる。場合によっては空調代も嵩む。
  うーん。やっぱり無理だ。私は二次元に生きると決めたんだ。

  最大の問題はネーミングだろう。いろいろ悩んだ挙げ句に「まきいづみさん」とか「ふじさきうささん」とか「あんずみつさん」などと名付けてしまったら……そんな名前のネコ様に呼びかけながらご奉仕する有様は、おそらくものすごくキモいものになるだろう。(他に思いつかないのか)

  可愛かったんだよなあ……。スコティッシュフォールドの一般的なイメージのような愛くるしさとは違っていて、どっしりと落ち着きのある雰囲気も良かったし、達観したような表情にも心惹かれた。ちなみに、品種やブランドは気にしない(※健康で、穏やかな性格であればよい)。個人的には、猫耳(ケモ耳)はピンと立っている方が好みだが、ああいう垂れ耳もそれはそれで良いものだと思う。

  幼猫のほっそりしてしなやかな身体がくねくね動くのも蠱惑的でした。
  オスだったから、ショタ猫ですぜ。

  品種の好みをあえて挙げるなら、メインクーンが好き。長毛のモフモフ感と賢そうな雰囲気が。ただし、実際に飼うとなるとブラッシングなどが大変だろうと思う。

  ウサギやインコの動物臭(+餌の匂い+糞の匂い)が移ってしまったようで、体がわずかながら獣臭い。ペットショップの空間にいると、やっぱり匂いが移ってしまうのか。こういう匂いはちょっと苦手。フィクションのケモ耳キャラだと、好都合にも「ひなたのような心地良い香り」だったりするのだが、残念ながら現実はそうはいかない。

  魚類や両生類は、水の問題がある。水質維持に失敗するとペットが病気になったり死んでしまったりするので難易度が高い。また、定期的な水替えが必要なので労力も掛かるし、部屋全体の湿度や衛生面も心配だ。
  モルモットやインコならばケージで飼えるが、匂いが問題になる。戸外(ベランダ)で飼うこともできるが、気温などの心配がある。ハムスターなどは寿命が短いのが悲しい。
  そうなると、最も無難なのは小型の爬虫類だろう。購入費用と食費も程々だし、水槽内で飼育環境が完結するし、ヴァリエーションも多いので条件や好みに合ったものを探せる余地がある。専用のライトを照らしておくという程度ならば、金銭的コストも生活上のリスクもほとんど無い。喧嘩や繁殖の問題があるので、まとめてたくさん飼うということはできないが。
  クモやカタツムリも、似たような条件で飼えるが、私はそこまで興味は湧かない。

  獣の匂い しみついて むせる
  ……ので、早めにお風呂に入ってきれいにする。


  猫耳美少女と現実に同居することはこの世界では不可能だが、モフモフな猫耳ネコネコキャットと現実に同居することは可能であり、そこそこの金銭と生活環境さえあれば叶うのだ……と妄想していたけど、猫耳コスプレを含めれば「猫耳美少女と現実に同居すること」も実は可能だったりするし、それどころか自らが猫耳美少女の姿(コスプレ)になることができるという人もいる。……試しにやってみようかな。猫耳と尻尾と獣臭香水(?)あたりを購入して、後は自分が美少女になりさえすればいいのだ。



  11/16

  爬虫類のお店にも行ってきた。可愛いとは思うが、飼うほどではないと感じた。
  ヘビやトカゲは、野に生きる姿が一番魅力的だ。ヤモリだと人家の窓にいたりするけど。
  というわけで、ペットはきっぱり諦めた。私には可愛いフィギュアたちがいれば十分だ。
  フィギュアは死なないし、喧嘩もしないし、食費も要らないし、繁殖して増えたりもしないし。
  (ただしフィギュアはしばしば「仲間を呼んで増える」のだが。)



  11/22

  彼のことが忘れられないので、もう一度会いにいきたい。(※猫の話です)
  店員さんに相談して、どんな条件なら飼えるかを検討してみたい。
  模型の破損(&怪我)のリスクが致命的なので、たぶん無理だけど……。



  11/29

  「猫を飼いたい」。しかし、「生き物を飼うのは大変だ」。
  ならば、「生き物ではない猫」を飼えばいいのだ! つまり、猫のぬいぐるみを!
  論理的な思考は、こうして人類の問題を解決していくのだ!
  なんだか楽しくなってきたぞ。

  キュートなデフォルメぬいぐるみもあれば、リアリスティックな造形のものもある。どうせ猫なんだから、うずくまって寝たままの姿でも構わないし、自律可動の猫ロボットもあるようだ。よし、モフモフの猫ぬいぐるみを買って、ふじさきうささんとなづけて、まいにちなでてかわいがr(自裁)
  (※あくまでも冗談です。実在個人の名前を余所で勝手に使うのはやめましょう。)



  12/02

  ケージを導入すれば、活動範囲をそれなりに制限しつつ安全に飼うことは可能だ。比較的大人しい猫であれば、あまりストレスを感じないで済むだろう。価格面でも、1万円~2万円程度で十分な大きさのケージを買えるようだ。猫の性質からして、平面サイズよりも上下の大きさが重視されるとのことだが、上に伸ばすだけならば部屋全体の収納キャパを妨げにくい。つまり、室内空間の有効利用になる。例えば横80cm×奥行き60cm×高さ180cm程度のケージならば、なんとかスペースを空けることはできる。
  猫自身にとっても、少なくともペットショップの小さなショーケースに入っているよりは、はるかに広く開放的な場所になる。しかもケージは複数の段構造になっているため、キャットタワーとしての遊戯機能も持つ。その意味では、ただの室内飼育(フロア飼い)よりも良いかもしれない。 
  もちろん、ずっとケージ内部に閉じ込めておくという必要は無い。私自身が在室している間は、猫をケージから出して、(模型などの危険物には触らせないよう留意しつつ)室内で自由にさせておけばいい。飼主の外出時などにケージに入れておくというのは、けっして可哀想なことではなく、猫の安全のため、脱走防止のためなど、メリットもあるとのことだ。心配ならば、特に大人しい猫を選んで買えばいい。ちなみに、近所のペットショップで目を付けているカレシ候補の猫は、いつ行ってもひたすらぐっすり寝ている。そういう性格であれば、ケージ滞在時間の多い生活形式でもうまく馴染んでくれる可能性は高いだろう(と勝手に期待する)。
  ケージを置くとしたら、「エアコンのある部屋(※絶対条件)」、「窓際だと猫が退屈しないかも」、「ただし直射日光などは危険(※エアコン直撃もNG)」、「周囲の掃除をしやすいこと」、「大きい物音のする場所は不可」、「衛生面(排泄物)などの問題があるのでベッドのある部屋は避けた方がよい」といったあたりか。えーと、大掃除をすれば、なんとか条件に合ったスペースを作れそうだ。

  猫を手に入れる手段は、ペットショップで買うことになるだろう。あらかじめトイレなどの躾が出来ているし、大人しい性格のものを選ぶことができるし、病気などに関しても一応の保障があるからだ。道徳的な望ましさという観点で言えば保健所などから引き取る方が良いのだけど、今の私の生活環境では、「トイレの躾などをする余裕は無いかも(※猫飼育は未経験なので自信が無い)」、「病気などの時に対応しきれない可能性がある」、「性格のきつい猫だと私が耐えられない可能性がある」ので、それらのリスクは低くしておきたいからだ。
  もっと言えば、しつこく甘えて来られたいわけではないし、幼猫の可愛らしさもそれほど求めないので、むしろ一定以上に成長して身体的精神的に落ち着いた猫の方がよい。市場的には子猫の方が人気であり、それゆえ値段も高いが、私としては1歳以上の成猫でもいい。ペットショップでは、生後半年を過ぎて成長してくると値下げすることもあるようだから、私にとっては金銭面でも相性面でもありがたい。

  最初の購入価格や設備費はものによるので一概には言えない。ランニングコストは、健康保険契約(毎月数千円)を含むとして、食費や定期検診や消耗品の費用を考えると、月額1万円程度、年額十数万円程度の支出を想定しておけばよさそうだ。ちなみに、現在借りている部屋は犬猫を飼う場合には家賃が1000円上がる(※部屋が汚れる可能性が上がるため)という契約なので、その分も費用が嵩む。

  そういうわけで、可能といえば可能なのだけど……。経済的負担、病気リスク、給餌や排泄物処理の手間が掛かるが、それらと引き換えにするだけの幸福が得られるかどうか。月1万円あったらどれだけオタクグッズを買えるか、初期投資20万円分の金銭があればどれだけの物が買えるかという話でもあり、つまり、どちらを選択するのかという問題だ。

  結局のところ、たぶん私は猫を買(飼)わないだろう。しかし、飼いたいという思いが強くなった時に、間違いをしでかさないように、考えたりシミュレートしたり相談したりすることにも意味はあるだろう。それに、こうして猫を飼う妄想をするだけでも十分楽しいのだし。

  平均的な生活時間の一人暮らしだと、猫(ペット)のケアを出来るのは、朝の短い時間と、帰宅後就寝までの数時間、そして休日しかない。それできちんと世話が出来るのかと考えると、やはり一つの生命に責任を持つのは怖い。
  私の知人にも、一人暮らしで猫を飼っている人は何人もいるし、世間的に見ても、もちろん普通のことだと言える。だから、まあ、けっして特別なことではないし、極端に難しいというわけでもないのだけど……、また、生活環境や生活様式を大きく制約するという側面もあり、その懸念もある。

  そうだ。飼い猫に「たろ」とか「しろ」と名付けて、「こいつは私の認識では猫のように見えるけれど、実は人間なんだ」というシチュエーションを妄想することによって、『夢幻廻廊』ごっこが出来るのではなかろうか。(おばか)
  あるいは、「みかん」と名付けて『わんこくらそう』ごっこでもいいけど。もしかしたら、木村ヴォイスの幻聴が聞こえてくるようになるかもしれないよ!(おおばか)



  12/11

  もしも、仮に、もしかして、万一、ひょっとして、ネコを飼い始めるとしたら、どの季節が良いだろうか。冬季だと、人間の体温に釣られてネコが寄ってきてくれて、スムーズに打ち解けられるかもしれない(という嫌らしい計算をしてしまう)。ただし、寒い季節であるのは確かなので、体調には注意が必要だろう。夏季は、冷房を効かせていてもネコが暑気疲労する可能性があるので、生活環境を変えて飼い始めるのはネコのストレスが大きいかもしれない。春と秋は、程良い気候ではあるが、気温の変化が激しいので、リスクがある。
  飼い主側に関しては、もちろん本人の実生活上の都合もあるので一概には言えない。飼い始めていきなりネコの換毛期に当たるとそのぶんだけ心理的物理的な負担が増えるので、春冬は避けた方が良いかもしれないというくらいか。

  そうだ、イマジナリーペットを飼えばいいのでは? (もう勝手にしなさい)



  12/14

  試しに猫カフェに行ってみて、自分が猫とどのような付き合い方ができるかを確認してみよう。猫との距離感をどのように作れるか、猫の毛はどのくらい気になるか、猫はどれほど可愛いのか、等々。人によっては、猫に好かれたり猫につれなくされたりするらしいし。


  というわけで行ってきた。実物の猫に触れるのは、今回がたぶん初めて。
- 猫の気まぐれに従うものだというのが理解できた。犬のように指示することはできない。
- 個体によって性格が異なる。遊び好きもいれば、ずっと寝ているものも、シャイな子も。
- 触ってみると、モフモフというよりは、かなり骨張っている(特に両肩のあたり)。
- 猫の舌は本当にザラザラだった(おやつのスプーンを舐めさせた)。
- 尿の臭いは、一応耐えられるが、わりと気になる。毎日の清掃や換気が必須だろう。
- それ以外も、どうしても獣っぽい体臭がする。匂いが室内に染みつきそう。
- 抜け毛もそれなりに発生するようだ。コロコロ必須か。毛の付着はかなり嫌かも。
- 猫アレルギーは無さそう。(くしゃみなどが出てしまう体質の人もいる。)
- 猫たちと同じ空間にいて触れ合えた気持ちは……うん、まあ、そこそこ?
- たしかに十分可愛いが、ワーキャー騒ぐほどの昂ぶりは無かった。(あっても困るが)
- というか、猫たちに気遣いをしすぎて疲れたという感じ。

  猫と同居するとしたら、それなりには楽しくなるだろう。しかし、「猫が寝ているのを見るだけでは、さすがに飽きる(どうやら私はそういう性格のようだ)」。そして、「猫を構いたくなりそうだが、身体的接触は必ずしも猫が望むものではない(つまり、双方にとって幸福な同居になるとは限らない)」。さらに、「猫の気まぐれに毎日付き合うのは、私自身にとってストレスになる可能性がある」。つまり私の性格は、猫を飼うにはあまり適していないように思われる。

  というわけで、猫のリアリティを体験することによって、猫飼育の(不)可能性について最終的に冷静な判断が下せたと思う。憧れは憧れとして持ち続けると思うが、現実の猫はいろいろ難しいものであり、それを十年以上も自分の生活空間に飼い続けるのは大変なことだ。