2021/02/28

2021年2月の雑記

 2021年2月の雑記。(→3月1月

フリュー「星乃雲母」。きただ氏の作品は『μ&i』の頃から読んでいたが、『エグゼロス』は2巻くらいで読むのを止めてしまった。今月はひとまずこの一枚を掲げておく。


 02/23(Tue)

 NEXTONは近年でもwebラジオを制作してくれているので、今回の『カリンちゃん』でもプロモーションラジオを作ってくれる可能性はある。前作のSHCファンを引き付けるためにも、「プララジ」後継のようなコンテンツを出すことは、広報戦略上も有効だと考えられるだろう。
 『恋姫†無双』シリーズとは本来無関係な(つまり『三国志』ネタに縁のない)「ミダリ」をあえて再登場させているのを見ても、前作『巣作りカリンちゃん』の枠組を維持しようとしているのは見て取れる。そう考えると、新作も期待して良さそう。
 ただし、前作でモブ役を引き受けていた大波氏と青山氏が、新作でも起用されるかどうかは、見当が付かない。前作ではおそらくソフトハウスキャラ側がキャスティングにプッシュしてくれていたのだろうけど、今作はそういうのが無いからね……。(悲)


 買い物用のトートバッグが欲しいのだが、なかなか良いものが見つからない。
- サイズ。かなり大きめに。具体的には、大きめのAFVキットが2箱収納できるくらい。
- 素材。「薄い+折り畳める+丈夫+透けない」。折り畳んで他のバッグにコンパクトに収納しておけるのが望ましい。また、角の尖った硬い箱や大量の書籍を収納しても破れる心配が無いくらい丈夫だと良い。素材感はシャカシャカしないものが良い。洗えるものだとなお良し。半裸フィギュアの箱やえろどーじんを入れる場合もあるので、中が透けないものが望ましい。というわけで、程々の厚みの布袋か、あるいは不織布バッグがベストだろう。
- 外観と構造。色や柄は拘らない。無地で、派手すぎないならば、ひとまず問題無い。構造面では、かぶせ(フタ)が付いているものが欲しい。あるいはジッパーでも良い(防犯のためと、窃盗を疑われないための両方)。手持ちの紐は長めのものが良い(肩掛けもできるくらい)。

 必須的要求は「大きい+折り畳める+口を閉じられる」。しかし、この三つを満たすものがなかなか見つからない。「大きくて丈夫でカブセまで付いているのに、コンパクトに折り畳める」というのは矛盾した要求なので、作りにくいのは理解できるのだが。良いものがあれば2~3枚買って常用したい。複数あれば、書籍やプラモデルやゲームパッケージを大量を買って歩くこともできる。そうすれば、レジでビニール袋を一切もらわずに生きていけるだろう。
 
 キャリーケースは、旅行ならともかく、日常の用途には使いづらい。
- 計画性。朝からそれを持って出なければいけない。そうではなくて、「予備のトートバッグを鞄に入れておいて、必要になった時に引っ張り出せる」というカジュアルさが欲しい。
- 併用。大きなケースを引きずるため、通常のバッグと同時に持ち歩くのが難しい。仕事に行くのに毎回キャリーバッグだけを持って行くのは面倒すぎる。また、書類などをすぐに取り出すこともできないので、「キャリーバッグだけ」というスタイルは採れない。
- 騒音。ゴロゴロ引きずる音が嫌い。
- 収納性。大型のキャリーケースでも、内部のキャパは案外小さい。というか、大きな箱を入れるのには適していない。大型の模型は入らないし、ゲームパッケージも数個だけ。

 普段は美術館などで買った薄手のトートバッグを鞄の中に入れている。趣味の買い物やスーパーで買った食材などは、そちらに入れて帰宅する。しかし、現状では大きめの買い物に使えるものが無い。プライズフィギュアを2~3個収納できるくらいのバッグがあると良いのだが……。

 持ち帰るのが手間ならば、レジから配送依頼することもできる。しかし、1)買った当日に中身を見ることができないし、2)配送の費用も掛かるし、3)自宅で配達を待つのもストレスになるので、基本的には自分で持ち帰るようにしている。大型艦船模型やPGガンプラでも、手提げを付けてもらえば持ち帰りは十分可能。ただし、さすがに数万円分の書籍(ハードカバー込み)を買うと重量がきついので、レジ発送をしてもらう。そういえば、1/350隼鷹(2万円の大型キット)は、手提げを付けてもらって電車で帰ったなあ。
 そういうときは自家用車があれば便利なのだが、関西圏の都市部に一人暮らしをしていると自家用車を持つインセンティヴは乏しい。費用も掛かるし、必要とする機会もそれほど多くない。必要な場合にはレンタカーを使えば済むだろう。……とはいえ、学生時代に運転免許を取って以来、ハンドルに触ったことすら一度も無いという完全なペーパードライバーで、とても怖くて運転できないのだが。


 店頭に59式戦車のプラモデルがあったので買ってきた(ITALERI社製)。
 4つくらい買って縦に並べよう!(天安門事件ネタ)
 戦車が映っている動画or写真としては、あれがおそらく世界史上最も有名なものだろう。

 航空機だと、ライト兄弟のものが最も有名だろうか。それに次いでヒンデンブルク号。
 艦船だと……タイタニック号あたりかな? これが有名というのは思いつきにくい。
 みんな立派だよ! 歴史の教科書に載るくらい立派だよ!(『王立宇宙軍』ネタ)

 そういえば、Little Armoryシリーズから「惑星コウグ王立宇宙軍制式火器P285」なる珍キットが発売になっていた。良い使いどころが思い浮かばなかったので、買わずにやり過ごしたが。

 関西各地でもマガツキガールは即日売り切れたようだ。メガミBK-EXの二人はかなり余裕を持って買えたのだが(※私自身は買っていない)、マガツキの方はよほど人気だったのかな。

 週末はED-209くんの改修工作をする予定。がおー。DVDでスクショを撮りまくって改修箇所を洗い出してあるし、ディテールアップ用のパーツもいろいろ買い込んできた。基本的には、各部のリベットを精密化するのと、赤黒のコード(ケーブル)をいろいろ這わせるくらい。右腕のミサイルポッド周りも、ちょっとだけ手を加えるかも。
 成形色のウォーターグリーンはちょっと玩具っぽいので、彩度を落として無機的なバーリーグレーで塗装する予定。下地ブラックから重厚に塗り込めたい。膝関節は、伸縮させると塗装が剥がれてしまうだろう。しかしここは原作映像のようにキラキラの銀色にしておきたい。


 そして月末金曜日は新作18禁ゲームの発売集中日。
 未プレイの積みっぷりは、もう考えないことにしている。新旧問わず、プレイしたいものを適当にプレイしている。以前は、注目したブランドやクリエイターの作品を初期作品から集中的にプレイすることもあったが、最近はそういう系統的なプレイを全然していない。


 MODEROIDシリーズのGSC社は、ベースがフィギュア製造であって、純粋なプラモ屋ではないところが面白い。つまり、「ランナー成形されたプラパーツ」だけに拘泥することなく、金属パーツ(ビスやシャフト)やPVCや塗装済みパーツを含めた様々な素材を柔軟に使っている。さらには完成品フィギュアをプラモデルと組み合わせるという大胆な試みすら敢行している(ACT MODE)。
 というわけで、MODEROIDシリーズのことは、心情的には応援している。価格もかなり良心的だし。ただし、残念ながら昔のアニメロボットなどは全然分からないし、ラインアップはあまり食指が動かないのだが。
 ED-209がキット化されるなら、『エイリアン2』のパワーローダーもプラモデル化してくれないだろうか。人物部分はfigmaクオリティで作ってくれればよい(つまり「ACT MODE」様式)。また、先日も書いたことだが、エリアルがキット化できるならばM-66も……。

 ただし、BANDAIもビス留めを使ったり(※一部のMGガンプラ)、軟質素材を導入したり(「エヴァ」プラモ)しているし、とりわけ昨年末の「PG UNLEASHED ガンダム」は多種多様なマテリアルをふんだんに投入している。また、メッキ塗装済みパーツはカーモデルではごく普通のものだし、近年の各社のガールプラモも塗装済みフェイスパーツが一般化している。

 ED-209は、和文&英文の併記記事にしてみよう。
 米国映画に登場するロボットなのだし、海外でも発売or注目される可能性があるので。


 昨年以来の、アニメ収録環境の変化とその影響について。演技の質の確保にも困難があり、キャスティングにも大きく影響しているというのは興味深い。大変だろうね……。


 2月中に処理しておきたかったことが果たせなかった……。月末はED-209の細部改修にかなり時間を費やしてしまった。しかし、たいへん楽しく充実した模型作業なので、満足している。あとは順次塗装していくだけなので、じきに完成するだろう。


 ED-209は、一日掛かりで基本塗装を終えた。組み立ては、両腕以外はほぼ完成。ここからは、細部を塗り分け、各部のコードとミサイル周りに手を加えて、それからドライブラシ、ウェザリング、デカール貼付でようやく完成する。まだまだ掛かりそう。それにしても、全高23cmの大きな逆関節ロボは、たいへん見応えがある。仮組み状態でも十分面白い。

 艦船模型の余剰パーツは、メカものの適当なディテールアップに最適。
- 最も一般的なスケールは1/700なので、他に類を見ないほど細かく精密。
- スケールが極端なので、それが何であるかが分かりにくく、流用しやすい。
- 艦船の様々な艤装部品が入っているので、ヴァラエティ豊富。
- 一枚のランナーに大量の極小パーツがあるので、使い勝手が良い。
- 機械類のパーツばかりなので、ロボット/メカ系プラモデルに適している。
- キット単体としても比較的安価だし、汎用ランナーなので余剰パーツも出やすい。

 汎用パーツの細やかさでいうと、Pit-Roadのものが抜群に良い。TAMIYAやAOSHIMAは造形があっさりしすぎているし、FUJIMIもエッジがだるくて見栄えが良くない。

 超精密パーツというと、BANDAIの「STAR WARS:ビークルモデル」シリーズも凄い。グライフェンガール(一人目)を制作する時にたいへん重宝した。


 先を越され、そしてクオリティでもたぶん上を行かれた。口の中まで作り込んでいるのは素晴らしいし、足首のディテールも良く出来ている。
 私は、足首部分は適当に誤魔化す予定。その一方で、各部のネジ形状の再現とか、ミサイルポッドの作り直しで、独自性を出せるかと思う。口内の再現は、いったんは断念していたが、上の作品を見て、自分でも取り組んでみたいという意欲が湧いてきた。


 新しい月のページを作成するのが面倒なので、もうちっとだけ2月が続くんじゃ。


 ボンドルドのfigma化とのこと。買えたら買おう。


 ED-209制作。細部の作り込みは、クリアランス確保などに気を遣うので面倒かなと思っていたが、赤黒のコードを這わせるのが楽しくて熱中してしまう。グライフェンガールの時も、コード(ケーブル)をつないでいくのが楽しかったが、今回はケーブルをさらに大量に投入しまくれる。モデラー法悦境。

 制作は9割方、出来てきた。まだウェザリング演出などが残っているが、シルエットはほぼ出来上がったので、じっくり眺めて楽しんでいる。どの角度から見ても見飽きない。たのしい、かわいい、かっこいい、おもしろい。

 逆関節のロボットというと、「アンサング」も以前に制作した。完成したら並べてみたい。ゲームだと、魔導アーマーもたしか膝が逆関節だった筈。

 ED-209が完成するまで、私の2月は終わらない。(いいのか?)

 おれたちの2021ねん2がつはこれからだ!

 結局のところ、たいした改修はしていない。1)各部のリベットを彫り直し、2)要所にケーブル等を追加し、3)ボルトなどの細かなパーツを置き換えた、という程度。シルエットの改修や可動追加などの工作は一切施していないが、全体として、原作映画の姿に多少なりとも近づけることが出来たと思う。

 水性塗料では、シタデルがとにかく使いやすい。塗料の色がしっかり乗ってくれるし、塗料の伸びや乾燥速度も個人的に絶妙。発色もきれいだし、色具合も深みがあって素晴らしい。唯一にして最大の問題は価格だが(※一瓶500円以上。他の塗料の2~3倍)、数を絞って使うならば支出を抑えられる。基本的なセットパックを買えばそれなりにリーズナブルになるし。
 ファレホは、個人的には苦手。塗料の色が乗りにくいし、その割に価格が多少高い(290円)。ただし、色のヴァラエティが多いのは長所だし、適当に滲ませるグラデーション塗装には向いているように思える。瓶の形状がスポイト式で、必要な分だけ塗料を出せるというのは良い。
 クレオスは最も安価(190円)だが、ベーシックな筆塗りをする分には、問題無く使える。


 私はエピキュリアンなので、「欲望には正直であってよい(あるいは、そうあるべきだ)」と信じている。ただし、その場の欲望だけに突き動かされて行動しても、その欲望が満たされない場合がある(上は本物の詐欺から、下は表紙買いの失敗まで)。目的に合った手段を選ばなければいけない。つまり、欲望(=快の獲得)それ自体は肯定しつつ、それが確かに満たされるかどうか、手段の適切性については慎重に検討すべきだ。その方が良い。
 というわけで、「これは確実に良いものだ」と確信できたものは、躊躇せずに購入するのが良い。早ければ早いほど、それを楽しめる時間が長くなる(=得をする)し、後回しにすると買い逃しをしてしまう可能性が高まる。まあ、買い逃しの心配をしすぎると、いくら買ってもきりが無くなるが。


 コンプレッサーを買い直したら、やたら快適になった。AIRTEX 「minimo DC」の事実上の後継機種WAVE「Compact 058」。動作音量が多少上がった……というか、これまでが故障寸前で出力低下していたのだろう。エア噴射もかなり勢いが良くなったので、吹きつけの強さに気を遣う必要がありそうだ。ついでにハンドピースも新しいものを調達したので、ツール面は万全。あとはきみたちじんるいの私自身の技術の問題だ。
 ちなみに、公表スペックでは動作音量が39dB→35dBに変わっているが、静かになったという印象は無い。これまでが(おそらく故障のせいで)弱すぎたというせいもあるが。



 02/17(Wed)

うーむ、収納しきれなかったか……。立錐の余地も無いほどにフィギュアを並べたが、一段(一面)に24体+αが限界だった。その上の艦船模型は、ほとんどがフルハルで13隻。見てのとおり、台座制作を横着しているので、スクリューを引っかけてしまわないように気をつける必要がある。1/350キットは、奥行き40cmをはみ出してしまうが、ぶつからなければいいのだ。


 部屋の整理をしたので、ちょっとだけスペースが空いた。

 2013年に買った同人誌の地層まで掘り返せた。うわあ、こんなのも買ってたんだ……と感慨深い。同人誌の山には即売会カタログが混じっているのが通例なので、どのイベントで買ったのかもだいたい分かる。

 最近はCDをあまり買っていないと思っていたが、予想以上にBOXセットが大量に出てきて、嬉しいやら困るやら。これで春休みの楽しみは十分だな!
 『放課後のプレアデス』BDも発掘。そろそろ観返してもいい頃合いかな。古典モノクロ映画のDVDもいろいろ出てきたので、ちゃんと観ておこう。

 椅子に座れば可愛いフィギュアたちと目が合う高さになり、立ち上がれば精密な艦船模型をきれいに眺められる高さになる。そこまで設計していたわけではないが、ちょうど良い位置関係になってくれた。これでさらに私の自宅ライフは豊かに充実するだろう。

 天板の上は、あまり物を置かないようにする。寝室だし(※写真の右方にベッドがある)、しかも壁沿いではないので、倒壊や落下が怖い。たといプラモデルの空箱でも、就寝中の無防備な顔面に落ちてきたら危ないからね……。

 里好氏の『ディス魔トピア』も発見できたので、久しぶりに読み返している。『踏切時間』とはずいぶん毛色が異なるが、少女キャラ+構造物萌えという点では相通ずるところがあるかも。

 上の写真で、奥のリーネちゃんの顔だけが絶妙に写り込んでいるのが、ちょっと笑える。星乃雲母の左足のすぐ下の空間。これもまったくの偶然だが。

 うーむ、しかし……もっとたくさん収納できると期待していたのだが……。艦船模型の分が、やや非効率になっているせいだろうか。この段を全て書籍で埋めるなら、160~200冊は入るわけだから。しかし、模型は模型で私にとっては大事な趣味だし、また、棚の高い位置に重量のある書籍を詰め込むのは危険だから、まあ、一定程度の非効率は仕方ない。


 声優の歌唱には、独自の趣がある。一般的な歌手と比べて、歌詞がクリアに聴けることが多いし、言葉の意味づけもくっきりしている。声優さんは、言葉に意味を載せることや言語表現による演出法に長けているプロなのだから当然と言えば当然なのだが、そういったノウハウが歌唱にも反映されている。歌詞の一言一言を疎かにしないので、細部までデリケートなニュアンスが乗っているし、歌全体にも快い緊張感がある。メロディの流れと言葉の流れの絡まり合いも絶妙にコントロールされていて、たいへん聴き応えがある。発声技術の点でも、歌手プロパーの人たちに勝るとも劣らないスキルがあり、とにかく誤魔化しの無い清潔な歌唱になる。声優たちがCDソングをリリースするのは――クオリティの高い商業CDをリリースできているのは――確かに理由のあることなのだ。個人的にも、こういったデリカシーのある歌い方はたいへん好みだ。


 ラック増設をしたその晩からさっそく背筋が痛い。物を出し入れするときに無理のあるポーズを取ることが多かったから、こうなるのも仕方ないか。しかし、きつい、うぐぅ。


 『ロボコップ』のED-209がプラモデル化して発売された。階段を降りられない、愛嬌のある逆関節ロボ。これで税抜8000円はむしろ安い。店頭にあったら買おうかな。
 
 MODEROIDシリーズは、マニアックなものも含めて意欲的なキットを多数リリースしている。ちゃんと売れて、きちんと報われてほしい。……ところで、M-66(「ブラックマジック」)あたりも作ってくれないかな。
 
 
 あ……あれ? もしかして、「満腹の守り」を装備していると、「お弁当」が腐らない? 厳密に検証したわけではないが、『初花の章』の終盤に潜っていても「お弁当」が「腐ったお弁当」にならないのは、そのせいかも。
 『黎明記』シリーズは、全体としてはマンネリな使い回しシステムのチープな作品ではあるのだが、意外に細やかな設定が施されているので、けっして侮れない。さすがは20年以上のSLG制作キャリアのある商業PCゲームメーカーだ。面白いところでは、例えば「沈黙」状態では攻撃時などの掛け声音声(SE)が出なくなったりする。


 珍しくゲームの夢を見た。鉄道で遠路長崎を訪れて、「うわー、この公園が『ピリオド』の舞台だったんだー、構図も一緒だー!」と大喜びしていた。……ゲームの夢と言っていいのか?
 ちなみに、『ピリオド』が長崎を舞台にしているというのは本当。


 消滅した旧サイトの記事群は、今月中にはこちらのブログに移転(転載)するつもり。せっかくgglのブログサーヴィスを使っているのだから、csvファイル(txtファイル)もgglドライブに置いてリンクを貼る形にすればいいかな。


 同一の型番のマウスでも、微妙に個体差がある。バネがわずかにキチキチ鳴るものもあれば、完璧な静音のものもある。ホイールボタンを押下した時の反応も、しっくり来るものもあれば、硬すぎたり暴発したりするものもある。
 なので、まずはマウスの形状が掌にフィットする製品を確定したうえで、同一の製品を3個ほど買って、その中からベストの一個を選んで使っている。3個買ってもせいぜい6000円だから、操作感やノイズ回避に掛けるコストとしては十分割に合う。しょせん消耗品なので、万一の時の予備としても置いておけるし。
 今回はちょうど良い一品(逸品)を入手できた。マウスの反応は、SLGのプレイの快適さにも直結する重要な要素なので、大事にしたい。

 ED-209も購入。税込7200円でリーズナブルに買えた。箱がでかい……。せっかくの逆関節ロボットだ、楽しんで制作しよう。スケールは明示されていないが、おそらく1/10程度だろう。ガールプラモを前に立たせて、「銃は捨てたよ、捨てたってば、捨てたのにーーー!」ごっこをさせよう。
 前月発売のロボコップ(マーフィー君)も店頭にあったが、食指が動かず、購入は見送った。

Good Smile Company「ED-209」。箱は一般的なAFVキットの倍以上のサイズ。ただし、内部構造は簡素なので、制作は楽かも。関節部はPEパーツやPOMパーツのほか、ネジを仕込んだ頑丈な組立済ジョイントも5個同梱されており、さらに膝関節は金属シャフトとバネまで使っている。各部の蛇腹はPS素材で固定形状。

 プラモデルのランナーを見ていて一番面白いのは、やはりAFVのキットだと思う。AFVの1/35スケールだと、パーツ成形の密度感と精度と迫力のバランスがちょうど良い。艦船模型では、造形できる精度に限界があり、とりわけ1/700ではどうしても大味になってしまう。
 1/35スケールだと、個々のパーツのディテールがはっきり見て取れるし、個々のパーツが何を表しているかもよく分かる。パーツのヴァラエティも製品ごとに大きく異なり、それぞれに個性的なワンオフパーツなので、見ていて楽しい(特に装備品パーツ)。人物パーツも、ポージングや表情づけまでいろいろ凝っている。技術面でも、繊細なパイプパーツや、多角スライド金型のランナーなど、見どころがたくさんある。しかも、モデラー人口が艦船や航空機よりも大きいためか、マイナーな車両でもキット化されており、そのことがさらにヴァラエティを豊かにしている。
 というわけで、たまにAFVのプラモデルを買ってみると、ランナーを見ているだけで実に楽しい。いや、ちゃんと作るよ、作りますよ。
 艦船は艦船で、「その上や中をたくさんの人が歩き回ることが想像できる、巨大構造物の立体化」としての面白味があり、完成時の満足感は非常に大きい。
 航空機やカー、バイク、鉄道はよく分からない。


 今月は映像趣味を存分に楽しんでいる(※実写映画からアニメまでいろいろ)。しかも、部屋の整理をしていろいろなディスクを発掘したおかげで、観たいものを選びたい放題になっている。豊かな文化的生活とは、こういうことだ。身近に文化財がたくさん存在し、それらをいつでも鑑賞できるということだ。まあ、近隣に美術館が多いというのでもいいけど、複製芸術時代の我々にとっては、DVDやBD、あるいはゲームディスクや書籍やオンライン環境はきわめて重要なのだ。


 プライズ系フィギュアの中では、TAITOが好き。素肌の成形色が抜群に良い。透明感があってきれいだし、ほどほどに血色感があるのも良い。他のメーカーだと、べったりと白っぽく濁った肌色のものが多く、たいへん味気ない。もっとも、TAITOのフィギュアでも全部が良いというわけではないが、素肌の成形色をきちんと練ってくれているのはありがたい。上の写真の「レム」もTAITO製。
 これはプライズフィギュアの中だけでの話。プライズよりも上のフィギュア、例えば「ねんどろいど」や「BEACH QUEENS」などになると、肌ツヤも十分きれいになっている。1万円以上の高級フィギュアも、もちろん素晴らしい出来。


 ……あ、あれ? 今日の寝床はいったいどうやって確保すれば……?
 ベッドの上に展開されているプラモ箱とBDボックスと書籍土嚢は、どうすれば……?



 02/14(Sun)

 台本から、『カリンちゃん』続編の登場キャラを推測する。左上から順番に:
 「リ…」:リンリン(張飛)やリアン(太史慈)の可能性もあるが、隠れている文字数からしておそらくリン(郭嘉)。あるいはリリ(黄敍)の方かもしれない。いずれにせよ、台本が薄いので、出番は少なそう。
 「ミダリ」:前作にも登場。
 「シ…ン」:シシュン(甘寧)やシェレン(孫策)の可能性もあるが、文字数からしておそらくシオン(黄忠)。キャストは飯田氏。台本が分厚いので出番が多そう。
 「…カ」:トウカ(桃香、劉備)か。わざわざ「桃」のマークで隠しているのも気が利いている。声優は安玖深氏。台本が最も分厚いので、メインキャラだろう。
 「…シャ」:ありうるのはアイシャ(関羽)のみ。これも、ハートマークで隠しているので「愛」紗を示唆している。声優は本山氏。これもメイン級か。
 「ミィ…」:ミィ(孟獲)。声優は金松氏。登場シーンはわりと多めになりそう。
 「…ンフー」:シャンフー(徐晃)。担当は藤咲氏だ! 台本が厚いのでメイン級の模様。
 「カロン」:前作にも登場。出番は少なそう。
 「フウ」:前作にも登場。今回もメイン級で活躍してくれそう。
 「ス…」:おそらくスイ(馬超)。わざわざ「馬」のマークで隠していることからも、間違いないだろう。台本が厚いので、桜川氏の楽しい芝居をたくさん聴けそう。
 「シュウラン」:前作にも登場。今回はサブっぽい。
 「魔王カリン」: 前作にも登場。
 「ケイファ」:前作にも登場。出番はそれなりにあるようだ。
 「シュンラン」:前作にも登場。今回はサブっぽい。

 要するに、今回は蜀キャラがメインになるようだ。リンリン(張飛)がいないが、何かしら内部的な事情があるのだろう。前作でも、周瑜のようなメインキャラが登場しなかったのは、原画分担の都合によるものと思われる。魏軍は、前作の主要キャラがひきつづき登場し、シャンフー(徐晃)のような新規キャラもいる。呉軍キャラはどうやら登場しないようだ。

 ……木村ヴォイスのユエさんはどこだー!
 井村屋ヴォイスのレンさんは出ないのかー!
 五行ヴォイスのナギを是非とも! 是非とも!
 卯衣ヴォイスのパオさんも登場してくれたら!

 前作同様の「巣作り」システムだとすると、順当に考えれば戦闘パートのメインにランラン姉妹が出てくる筈だが、その姉妹の台本がかなり薄くて、フウやケイファといった内政官キャラの方が台本が厚い。ということは、ゲームシステムは一変する可能性がある。案外、経営SLGになったりするかも。あるいは、蜀の国内にカリンちゃんが潜入する「鬼ごっこ」タイプだとすると、蜀軍キャラの台詞数が多くなるという状況に合致する。
 ……さすがにこれだけの情報では分からないなあ。


 部屋を閉め切ってPCを動かしているだけで、室温27.5度……やはり2月は夏であったか。


 『黎明記:紫弐』にて。紫ちゃんがキレた! 「一撃必殺、岩一撃破壊、一撃必殺、クリティカル、クリティカル、クリティカル、クリティカル、クリティカル、一撃必殺」という暴れっぷり。武器は「曇-絶弓-鬼斬」。この武器では岩一撃破壊は必ず発動するので無視するとして、8連続でクリティカル級攻撃が出たことになる。5連続までは見たことがあるが、まさか8連続とは……。妖怪たちにとっては、悪夢のような八連荘だったに違いない。
 一撃必殺orクリティカルが発動する確率は、攻撃一回につき約28%になる。そして、これが8連続する確率は、約0.0035%……なんという奇跡の巫女。大天狗がその資質を欲しがるわけだ。

 そんなことをしているうちに、ようやく倉庫キャパ最大に到達した。


 そういえば、私の行動圏内には、美少女プライズフィギュアはたくさん出ているが、SDガンダムのプライズ品は全然店頭に出回らない。他の地域もそうなのかな? それとも、私が見逃してしまっているのだろうか。一つくらい買ってみて、出来映えを確かめてみたい。


 頭の中で何かが引っかかると思ったら、「Inliyor」のメロディだった。『SEVEN-BRIDGE』のED曲。というわけで、HDDの奥から引っ張り出して聴き返した。2005年当時はかなりチープな再生環境だったが、良いヘッドフォンで聴くと音色の豊かさや歌唱の微妙なニュアンスも聞き取れるようになり、ずいぶんと違った印象になる。

 ついでに、アダルトゲーム名曲喫茶を自宅開催することにする。手始めに「シンシア」から……あっ、これもRita氏の歌だった。アダルトゲームの映像表現でも、3Dモデリングが本格的に普及しつつある熱い時代だった。もちろん3D技術それ自体は90年代から存在したが、一般化したのも、それを効果的に用いるノウハウが蓄積してきたのも、この時期(2004年頃)だった。この当時はTVアニメでも3D素材が部分的に使用されるようになっていたが、2Dとのすり合わせがまったく出来ておらず、非常にぎこちない表現ばかりだった。しかし、00年代を通じて大量の試行錯誤が行われ、そして2010年代に入る頃にはそれが花開く。『恋神』(2010)のOP「春調」のように、3Dアニメーションと2Dのほぼ完璧なマッチングが達成されるようになり、また、3Dエフェクトの効果的な演出法も十分に開拓されている(ちなみに、これも名作)。

 くつしたおいしい、かおるこさまだいすき。くつしたおいしい、かおるこさまだいすき。
 西野みく氏の芝居は、『無限廻廊2』でも本当に素晴らしかった。

 00年代のすたじお緑茶は、本当に凄かった。00年代の(白箱系)アダルトゲーム分野の中に揺蕩っていたあらゆるポテンシャルを一気に実現してみせ、さらにその先の世界へ向かおうとしていた、最も誠実で最も野心的なブランドだった。『プリンセス小夜曲』から『恋色空模様』まで、あの高い空の美しさは忘れられない。
 10年代で言えば、Laplacianがそれに近いところにいたかもしれない。デビュー作『キミトユメミシ』で、それまでの白箱系の王道をさらりと復習してみせたうえで、その中から有効な道具立てを巧みに抽出しつつ、科学史フィクションや近未来情報技術SFへと大きく跳躍していった。
 その分野の勘所を的確に捉えつつ、さらにその先を見せてくれるようなブランド、チーム、作品。そういうものを私は最も高く評価し、そして称賛し、感謝している。

 triangleのOPムービーも、00年代の黒箱系の中では突出してクオリティが高かった。歌唱も個性的だし、映像表現もたいへんドラマティック。当時は黒箱系AVGというよりはSLG系に分類されてもよいくらいの位置づけだったが。
 『クラインハーゼ』のようなミリタリー路線も、またやってほしいなあ。脚本家の反事象氏もこの分野はかなりいけるクチのようだし。ただし、ミリタリー趣味は『クラインハーゼ』でやり尽くしてしまって、あらためて手掛ける意味を見出せないのかもしれないという印象もある。そのくらい完成度の高い作品だった。

 『ク・リトル・リトル』は、私が二重写し演出(同一構図再現演出)に目覚めたきっかけだった。そして、その演出を最も徹底的にやり尽くした作品でもある。ただし、なんとも悪夢的な見せ方で。

 『ジブリール』シリーズも、黒箱系(?)の中でも非常に力の入ったムービーを公開している。渡辺明夫氏による2D作画アニメーション素材も使っているし、『4』からはURA氏(AC-Promnade)による手の込んだ映像演出も展開している。ちなみに、キャストも0年代前半の最高級の顔触れ。素晴らしい。

 というわけで、URAつながりから『いたじゃんR』の「Love Cheat!」で今日はお仕舞い。「巫女みこナース・愛のテーマ」「ガチャガチャきゅ~と・ふぃぎゅ@メイト」と並んで、世間的な知名度の高いムービーだろう。とはいえ、00年代当時はアングラ的なあれこれを通じて広まったという側面もあるが。

 これらのデモムービーは手許のHDD(バックアップ)に取ってあるけれど、もう一重バックアップをしておいた方がいいかな。外付けHDDを一つ買って全部コピーして、後は適当に保管しておくだけで済む話だし。
 昔のデモムービーは、無断転載を含めて動画サーヴィスにアップロードされているものも多いと思われる。しかし、映像や音質が落ちているものが多かろうし、とりわけ裸体表現を含むものはアップロードできないか、あるいは後から加工処理した形でしかアップロードできない。つまり、動画サーヴィスにあるものでは(合法性の問題を別としても)十分にカヴァーすることは出来ない。完全な状態で鑑賞するには、ゲーム本編ディスクか、あるいは正規デモのDL保管をしておく必要がある。

 「巫女」で「ナース」って何じゃそら、と思うが、世の中にはさらに上を行く「スク水メカナース少女」なるものも存在する。実はフィギュアも持っている。


 最近のネットを見ていると、『はっぴぃ☆マーガレット!』の「南初瀬(みなはせ)・花梨・オルタンシア」のことを思い出す。カレンじゃなくて花梨。オルテンシアじゃなくてオルタンシア。榊原ヴォイスで可愛いキャラだよ!


 ケモ耳キャラがたくさんいる世界に行きたい……。
 (あっ、これ良いな、死に際の一言に使ってみたい。[おばか])



 02/12(Fri)

 『黎明記』の腹減りについて調べているが、よく分からない。
通常状態では、20行動に1ポイント、満腹度が減少する。それに対して:
- 雪原:腹減り速度2倍
- 十二単:2倍(?)
- 禁断の果実:2倍(?)
- 配下妖怪召喚中:1.5倍
- 満腹の守り:半減(?)
 以上を小数点以下切り捨てで計算するように見える。個別に条件を変えたり、組み合わせたりすると、だいたいは予想に合致するのだが、一部に計算が合わないところが出ている。どうやら「禁断の果実」の効果が上の予想とは違っているようなのだが、うーん、どういう計算式なのだろうか。

 ちなみに、雪原+十二単+禁断の果実+配下妖怪ありだと、3行動に1ポイントずつ満腹度が減少していく。すさまじい腹減り速度で、初花ちゃんがなまじの大食いキャラをはるかに凌ぐ超腹ペコキャラになる。それは嵐山いぶきさんの役どころじゃないのか。

 この件も、『黎明記』アイテム記事の方にまとめておこう。
 
 ひとまず『初花の章』で検証してみた。

※通常ステージは、『初花の章』の「Lv11:忌み嫌れし沼」を使った。
※雪原ステージは『初花の章』の「Lv25:救いなき雪原」を使った。
※「予想」と「結果」は、それぞれ何ターンで満腹度が1減少するかの値。
※「予想」の小数点以下は、切り上げされるものと解釈している。
※赤文字の箇所は、予想と異なる結果が出たもの。

雪原(2倍)十二単(2倍?)禁断(2倍?)配下(1.5倍)満腹(0.5倍?)予想結果
0.511111010
0.50.511155
0.5
0.50.5112.54
0.50.50.50.6711.673
0.50.50.50.6723.334
0.50.50.51255
0.50.510.6713.334
0.50.510.6726.677
0.50.51121010
0.510.51155
0.510.50.6713.334
0.510.50.6726.677
0.510.512107
0.5110.6716.677
0.5110.67213.3320
0.511122020
1
11112020
1
0.51111010
10.50.51157
10.50.50.6713.336
10.50.50.6726.678
10.50.5121010
10.510.6716.678
10.510.67213.3314
10.51122020
110.5111010
110.50.6716.678
110.50.67213.3314
110.5122014
1110.67113.3314
1110.67226.6740
111124040

 様々な組み合わせで、ひととおり検証してみたが、うーむ、法則性が分からない。
 32パターンのうち、過半数の22パターンは、予想に合致している。予想と異なる結果になったのは10パターン。そのうち9パターンは、予想よりも高くなっている(減りが遅くなっている)。予想よりも低く(減りが早く)なっているのは1パターンのみ。小数点以下の切り上げ(切り下げ)を行うタイミングの違いが、予想その食い違いに影響しているという可能性も考えられる。

 単純な乗算ではなく、例えば「2倍」ではなく「+100%」と捉えて、「20÷(1+雪原+十二単+禁断)×配下×満腹」のような計算式も試してみたが、なかなかぴったり合うものが無い。

 ゲームシステムに興味のない通常のプレイヤーとしては、さしあたり「腹減りのバッドステータスは単一のON/OFFではなく、悪条件はどんどん加算される」と理解しておけばよい。

 雪原で腹減り2倍になるのは、まず間違いない。ゲーム本編中でも、初めて雪原マップに入る時点で「雪降り層では寒さで腹減り速度が2倍になるので注意しましょう」とメッセージが出る。実際、他の条件が同じならば、雪原かどうかで必ず最終的な結果が2倍の違いになる(※ターン数換算で、小数点以下切り上げ)。

 十二単の有無のみで比較すると、規則性が崩れている。原因不明。
 
 満腹の守りは、配下妖怪による腹減り1.5倍効果をキャンセルしているのかも。そう考えると筋の通るところもあるが、食い違うパターンも同じくらい存在する。食い違うのは、さらに十二単が絡んできている場合。つまり、「満腹の守りだけ」を装備している状態では、配下を召喚してもしなくても腹減りは変化しない(!)。しかし、「十二単+満腹の守り」の状態では、配下妖怪を召喚するとさらに腹減りが早くなる。どのようなプログラムだったら、このような状況を作れるだろうか。例えば、「十二単(プラス100%効果)+配下妖怪(プラス50%効果)+満腹の守り(最大マイナス50%まで相殺する)」みたいな感じかなあ。こうなってくると、単純な数式では表現できなくなる。……うう、無念。

 ちなみに「満腹の守り」は、「腹減りの罠」「腹ペコの罠」も無効化する。つまり、罠を踏んでも満腹度は減らない。アイテムのキャプション説明文からも明らかだが、一応確認した。


 ベリーイージーモードで、詰むこと(ハマり)は可能か。極限低レベルで進行して、中盤以降の高レベル「おちみず」(回復能力のある妖怪)に通路挟撃されたら、詰むことができるかも。つまり、どれだけ戦っても敵を撃破することができないし、逃げ道も塞がれていて、状況を打破できない。ベリーイージーだと腹減り全滅も出来ないし、帰還の符が無ければダンジョン脱出も出来ない。しかし敵からのダメージも1なので、絶対に死ねない。こうなると、強制的にタイトル画面に戻るか、あるいはゲームプログラムを閉じるしかなくなる。おそらくこのゲームは、一つの階層にどれだけ長く留まっていても強制的に次の階層に行かされることは無いようだし。可能ならば、手持ち武器を「呪い」付きの-99武器にでもしておけば、いよいよもって敵を撃破することが出来なくなる。
 過去作品から「不動国行-99」あたり(または「呪いの液体」でもよい)を引き継いで『桂香の章』をベリーイージーで始めたら、なんとか実現できるかも。そんな無意味な自滅遊戯をやってどうすると思われそうだが、システムの限界を突くのも楽しいものなのだ。

 試してみた。
 過去タイトルのsvdtを引き継いで開始する。「不動国行-99」は、「硫酸の罠」を触りまくればよい。一々移動するのではなく、「足もと」→「さわる」コマンドを繰り返せば、ターン経過せずに(=敵から邪魔されずに)どんどん下げられる。ほんの数分で完成する。
 Lv1時点での攻撃力は23。「不動国行-99」と「呪いの攻撃の守り」を装備すると、Lv1時点で攻撃力は-45になる。ベリーイージーなので、防具は何でもよい。ただし、睡眠耐性を持っておくとスムーズに進められる。最初のボス「蝦蟇」を撃破しなければいけないので、そこまでは強力な武器を装備していくこと。
 道中は、ひたすら逃げる。通路で挟撃されると別の意味で詰むので、「ぶっ飛び薬」を多めに持って行くとよい(※敵に投げつければ排除できる)。「韋駄天の薬」で逃げ切るのもあり。
 最初のボス「蝦蟇」は撃破しなければ進めない(獲得経験値125、レベル7に上昇。生身の攻撃力は30、最悪装備では-38になった)。「蝦蟇」を撃破したら、いったん帰還してよい。
 「おちみず」は第6~11層に登場する。しかし、距離を取るとすぐに霊脈に化けて居座ってしまうので、「おちみず」2匹による挟撃状態を作るのはきわめて難しい。諦めて、他の適当な敵と合わせて2匹で通路で挟まれることにする。
 桂香からの攻撃はダメージ2。敵からの攻撃はダメージ1なので、自動回復が追いつく。他のアイテムを全て捨てておけば、脱出手段が無くなる筈。
 降雨マップでは、「おちみず」と「蝦蟇」が毎ターン14ポイントも回復することに気づいた。つまり、条件を整えれば、敵を絶対に撃破できない(=脱出できない)状態になる。これで、運に左右されない完全なハマりが見えた。「蝦蟇」は、第8層から(?)出現する。一匹に追いかけられながら、通路でもう一匹に遭遇できれば完了。「なりすまし」や畳叩きは「ぶっ飛び薬」で排除していくのだが、余った「ぶっ飛び薬」をぎりぎりのところで捨てておくタイミングが難しい。
 桂香の通常攻撃はダメージ2、一刀両断は3、猛襲斬でも2。万一、捕縛が効いてしまったら脱出できてしまうが、体力満タンではたぶん無理だろう(※ここだけは未確認)。完全包囲されていても配下妖怪は遠くに召喚できるが、配下妖怪からのダメージもせいぜい4なので、敵の自動回復を覆すことはできない。「おちみず」は毒無効なので、大蜘蛛の毒付与も効かない。
 こうなると、もはや絶対に状況を打開できず、このプレイはお仕舞いになる。F6キーでメニューを開いて既存のセーブに戻ってやり直すか、メニューバーからタイトル画面等に戻るか、プログラムそのものを閉じてやり直すしかない。昔ふうに言えば、リセットボタンを押すしかない、ハマり状態だ。

『神楽黎明記:桂香の章』より。逃げることもできず、敵を撃破して道を開けることもできず、死に戻りなどの帰還もできない、完全なデッドロックの状態。ベリーイージーだと腹減りもないので空腹帰還も不可能。

 上のスクリーンショットで、桂香さんがバッドステータスの「沈黙」状態になっているのだが、カエルたちに追い詰められた桂香さんが、まるで困惑の「……」フキダシを出しているかのように見える。ただの偶然なのだが、なかなか良い絵が撮れた。(桂香さん、ごめんなさい)

 最終技「朝の一撃」を使えたら、警報作用で雑魚敵を簡単に呼び集めることができたのだが、残念ながらレベルが足りなかった。

 おまえ(わたし)は……ソフトハウスキャラやEscu:deの本格的な攻略が出来なくてフラストレーションが溜まっているからって、なにもこんなマイナーな調査(実験)プレイをしなくても……。

 無引き継ぎで上記のような詰み状態になるのは、ほぼ不可能だと思う。というのは、Lv7ならば素手でも30ポイント以上のダメージを与えられるし、序盤で攻撃力大幅マイナスの呪い武器を拾うことは出来ないからだ。それゆえ、初心者がハマってしまう可能性は、心配しなくてよい。
 『桂香の章』の場合は、レベルをほとんど上げないまま最初のボスを撃破して、6層目以降で呪い付きの武器を拾い、「硫酸の罠」を踏みまくったうえで、降雨マップで水系妖怪に挟まれれば……しかも、呪いを付けたままにするために、ダンジョン退却しないまま一連の行動を完遂しなければいけない。引き継ぎ無しでも理論上は可能だが、きわめて難しい。

 出来るのは『初花の章』以降のみ。それ以前のタイトルは、ベリーイージーが無いので、プレイヤーキャラが耐えられずに死んでしまうか、あるいは敵を撃破してしまう。また、『初花』より前の仕様だと、配下妖怪を最大3体召喚できるので、連続攻撃で敵を撃破できてしまうだろう。しかも、水系妖怪+降雨マップ(自動回復)があるのは、『初花』以降では『桂香の章』だけ。本当ないろいろな偶然が絡み合って成立した、奇跡的なハマりだと言える。
 桂香さんだけにこんなハマりの可能性が潜んでいたというのは、これはまさか、桂香さんによって破壊されてきたデジタル機器たちの怨念が結集して、桂香さんをゲーム内でハマり状態に閉じ込めようとしている、いわばゲームシステムによる復讐劇なのでは? ということは、この私はデジタル付喪神の眷属なのでは?(おばか)


 ユーザーを正しく待たせるって、大事なんだなあ。大きな初報を出しても、それだけで放置していると、ユーザーはすぐに冷める。今後の展望が見えないものに期待し続けてくれる層は、けっして多くはない。「あー、あの新作の話はどうなったのかなー、まあいいや、よく分かんないし、もういいや」と、どんどん脱落していってしまう。
 そうではなくて、「次はいつ頃に、どんな情報が出るのか」をきちんと告知していれば、ユーザーは「待つ」ことが可能になる。ゲーム新作の続報や、連載中断している漫画なども、今後の予定を出しておくことは重要だ。それは広報部門の大事な仕事だ。


 室温26度……もう夏になっていたのか。



 02/09(Tue)

 金属製のエッチングパーツは、非常に精密でピリッとした緊張感が生まれるのでたいへんありがたいものではあるが、制作時には、1)硬いので切り出すのに力が掛かる、2)瞬間接着剤の臭いがきつい、という短所があるのでなかなかやる気が出ない。


 入浴時には「雨に唄えば」を歌いたくなる。(映画に影響されやすい子です。)


 「星詠みの神託」とは……内容が想像できない。
 少なくとも『鬼ごっこカリンちゃん』ではないということは、ほぼ確定したかな。


 『黎明記』シリーズで次に来るのは『紅神楽』の面々だろうか。それとも、セールス次第では『夏』シリーズの「弐」が早々に来るかも。
 『鬼神楽』の二人に来てほしいところだが、「平成神楽」やブラウザゲームでも登場しておらず、何故か冷遇されているようなので、半ば諦めている。しかし、何故だろう? 「神楽箱」を発売できているのだから、版権はちゃんと取り戻せている筈だ。うづき役の声優さんは長らくアダルトゲームの仕事をしておられないが、さすがにキャスト交替しても文句は言われないだろう。『鬼神楽』は売れ行きも良かったようだし、キャラも十分魅力があると思うのだが……もったいないなあ。


 フィギュアは、最近では1万円台後半がデフォルトになって、2万円台の製品もごく普通に発売されるようになっている。私のようなライトユーザーには辛い。かといってプライズフィギュアは、コスト面の制約が非常にきつく、クオリティにあからさまな限界がある。素肌の色が濁っていたり、あからさまな無塗装地肌が味気なかったり、ツヤのコントロールや質感表現が足りていなくてもったいないところがあったり……。
 4000~6000円台くらいの、程々のフィギュアがあると嬉しいのだけど、そういうのはしばしば「一番くじ」系統の抽籤フィギュアになっているので、これまた手を出しにくい。
 
 最近では、GSCの「POP UP PARADE」シリーズ(税抜3545円、約17~18cm)が代表的かな。サイズはやや小さめだが、プライズフィギュアとは桁違いに細部が練り上げられているし、パーティングライン(金型の合わせ目)もきれいに処理されている。水着に頼っていないのも好印象(※水着姿だと、大半が素肌のままで済むので、自動的にパーツ分割や塗装のコストが節約できる。ちゃんとした着衣だと、造形と塗装にかなり手間が掛かるが、そのぶん見応えも増す)。老若男女様々なキャラクターを取り上げているし、漆黒素肌の異形キャラ、着ぐるみキャラや全身マントキャラ、仮面キャラなども意欲的に立体化しており、たいへん興味深い。
 一昔前だと、WAVEの「BEACH QUEENS」シリーズもあった(3000~6000円台、1/10スケールで16cm前後)。こちらもサイズは小さめで、しかも名前から察せられるとおり水着オンリーのシリーズだが、クオリティは非常に高い。光沢ツヤツヤの瞳はきれいだし、小スケールが奏功してデリケートな精密感も醸し出している。素肌部分もきれいに処理されていて、陰影のグラデーションも全体に施されている。
 同じくらいの価格帯だと、可動モデルの「figma」シリーズは小さすぎて味気ないし、「ねんどろいど」シリーズも胴体部分のデフォルメがみみっちく見える。ただし、「ねんどろいど・どーる」や「キューポッシュ」シリーズは、布服のおかげでたいへん魅力的なのだが、世間的にはあまり人気が無かったのか、シリーズ展開は鈍い。

 メーカーが全力を投じた1万円台後半~2万円級のフィギュアも、たまに購入してその技術的追究の成果と魅力をしっかり経験しておくのは良いことだが、まあ、そう頻繁には買えない。私にとってはフィギュアはあくまでサブ趣味に過ぎないので。置き場所も無いし。

 「めぐみん」のフィギュアは、どうも出来が今一つなものばかりで、食指が動かない。おそらく世間的には人気キャラだと思われるのだが……。私自身は、原作を読んでいないのでとりたてて愛着があるわけでもないのだが、三角帽子+マント+杖のクラシカルな魔法使いキャラには惹かれる。


 リアル『倉庫番』、ステージ「じたく」(Lv8)をプレイ中。つかれた……。
 しかし、ここに書棚を入れてしまうと、本当に物を動かせるスペースが無くなるのよな。まさに『倉庫番』で荷物を移動できる先が無くなるのと同じで、詰む。詰んでしまう。


 アイムシ~~~~ンギインザレイン♪(脱衣所で勢いよく下着を下ろす)
 2年ぶりくらいに『時計仕掛けのオレンジ』を観たせいで……わたし、こんなに安易に影響されちゃって……。まさに「映像によって人格が影響(洗脳)される」という内容の映画を観て、簡単に影響されてしまうとは……。


 メタルラックは来週中に届く。これで部屋の収納性は多少マシになる筈。とはいえ、室内に置けるのはこれが最後の一棹になるが。
 メタルラック(金属ワイヤーラック)は「安価」「強靱」「壊れにくい」「購入容易(ホームセンターや家具店)」「寸法を選べる」「解体も容易」「重量も控えめ」なのがありがたい。見栄えもひとまずまともだし。パーツを一つずつ買うと高くつくが、一式セットのものを買えばかなり割安。また、それなりのサイズののものを買って、重心を下げるように収納していれば、壁置きしなくてもひとまず大丈夫なくらい安定する。
 ただし、書籍を立てて置くには、網目の向きを見なければいけない。要注意。もっとも、横置きするなりプラ板を敷くなりすれば簡単に解決できるので、あまり気にしなくてもいい。
 デメリットは、「平板がスカスカ(上記)」のほかは、「背板や側板も無い」「掃除がしにくい(という人もいる)」「本格的な書棚や業務用ラックには劣る(とりわけ引越を考えなくてよい場合)」「耐震補強しづらい」くらいかな。潮風や直射日光に晒される場所は不適と思われる。ただし、側面の板が無いのはメリットでもある。側面からも出し入れできるということだから。
 
 書籍等を収納するなら、スチールラックでもよいと思う。利用面での違いは、水平面が完全な板状であるというくらいか。耐荷重も、一般的な利用では同じように扱ってよい。個人的には、「やや歪みやすい(壁置き必須)」「見た目が味気ない」のが理由で、敬遠している。

 組み立て式の木製棚は非常にリスキー。重いし、融通が利かないし、解体困難だ。ただし、本当に高級な大型木製棚や大型箪笥は、非常に頑丈だし、使い勝手も良いし、美観も素晴らしいのだが。持ち家のように、一生涯そこに住み続け、しかも大掛かりな模様替えをしない(する場合は相当な費用が掛かる)という条件が課される。


 『黎明記』、一つの階で豪腕+鉄壁+韋駄天の霊脈すべてが出現した。もう無敵じゃないか。さすが紫ちゃん、蒼依ヴォイスなだけあって、ゲームに祝福されている。ただし、もしもこれで子泣き爺に強化状態を吸い取られたら目も当てられないが、幸い本作には子泣き爺は登場しない。
 妖怪の巣に落ちたが、一発もダメージを受けることなく一方的に殲滅できた。しかも必殺技も使わずに。配下妖怪も完全無傷。さすが紫ちゃん、蒼依ヴォイスなだけあって、モデラー…もといゲーマーの魂が宿っている。
 十分に鍛えてあれば、ラスボス狒々もノーダメージで撃破できる可能性がある(5割以上の確率でいける)。さすが紫ちゃん(以下略)。
 そんなわけで、武器防具の強化と配下妖怪の育成も十分だし、倉庫キャパ最大ももうすぐ。さすが紫ちゃん、(中略)愛し甲斐がある! ……いや、これはちょっときもいか。

 ただし、今のところ、「天之麻迦古」のドロップが芳しくない。「+曇りなき」のクリティカルは重複無効のため事実上ハズレなのだが、その「曇りなき」付きがかなり多い。「天之麻迦古+鈍+痺」(おそらく最強性能)のほか、「+闇+眠」、「+闇+乱」、「+乱+眠」を入手してはいるが、サトリと経凛々は睡眠無効だし、鬼は麻痺無効なので、どれもちょっと扱いづらい。もしもクリティカル効果が加算されていたなら、『初花の章』で拾った「天之麻迦古+曇+曇」が、クリティカル発動確率が約5割という文句なしの最強武器になり得たのだが……。



 02/03(Wed)
 
 やはりもう一つ本棚(メタルラック)を増設すべきだろうか……。大型ラック一棹につき、文庫や漫画であれば800~1000冊ほど収納できるので、2年くらいは保つ。とはいえ、本棚を設置できるスペースはあと1本分くらいしか無いので、それ以上はどうしようもないが。


 マウスの利きが悪くなってきた。ドラッグ状態が外れてしまうことがあるし、クリックも反応が鈍いときがある。寒さのせいや、私自身の体調のせいといった一時的な現象かもしれないが、やはり内部機構の摩耗劣化の可能性が高い。ざっと概算して、一年間に数十万クリック(もしかしたら100万回以上)もしているわけだから。


 『桂香の章』もようやくコンプリート。配下妖怪も全員Lv60、倉庫も主要アイテムを全てストックしてある。「曇-獅子王」は、+87(攻撃力109)まで鍛えられた。攻撃力最強の「天群雲」も、「曇+乱」「曇+痺」「曇+鈍」などを入手済み。


 「エクスキューショナー」は、買おうかどうかちょっと迷ったが、結局止めた。「腹部構造の改良」、「アイプリントの改良」、「MSGとの組み合わせ」など、いくつかの新機軸はあるのだが、「このBKシリーズはもずいぶん買っている」、「キャラクターは今一つ(というか、ランチャーくんが好きすぎた)」、「色彩面などが好みではない」などの事情があり、買わなくていいかなという判断に落ち着いた。とはいえ、店頭に余っていて多少割引でもされていたら、うっかり買ってしまうかもしれない。

 というか、executioner(executer)だったら、松永雪希ヴォイスで切先の無い巨大な剣をぐるぐる振り回す、松永雪希ヴォイスで寡黙天然な、松永雪希ヴォイスで邪悪な異種族の血の入った、松永雪希キャラじゃないのかー!(『終末少女幻想アリスマチック』ネタ)
 次の「エクソシスト」も、武装の扱いに困りそうだから、たぶん手を出さないと思う。今後のガールプラモに関しては:
△ 3月:「ガネーシャ」:大物なので、ひとまず買ってみたい。店頭で程良く割引きがあれば。
◎ 4月:「小鳥遊暦」:眼鏡。制服の造形を見てみたい。予約済み。
△ 4月:「レーナ」:保留。最新のFRSクオリティを見てみたいが、あまり期待していない。
◎ 5月:「albere & efer」:小柄ボディの2体セット。趣味も良いし、内部構造も気になる。
○ 6月:「マガツキ(橘花)」:カラーリングは、無印版よりもこちらの方が好みかな。
○ 8月:「ミャオ」:新規参戦メーカーのキットなので、出来を確かめたい。
欲しいと思える新作が毎月出てくるのは、たいへん嬉しい状況だ。


 1月の家計簿の誤差は459円。メモしていない細かな支出もあるから、誤差3桁はほぼ完璧。
 支出総額は、うん、まあ、えーと、その、控えめで済んだんじゃないかな、たぶん。


 四コマ漫画のノリが苦手になってきた。具体的に言うと、ちょっと奇矯な言動のキャラクターたちが、棒立ちの立ち話をしていて、読者に対して『コメディだぞ、ちゃんと笑え』『シュールな笑いだぞ、さあ笑え』と突きつけてくるような感じが、わりとストレスになる。そういうきつさをキャラクターの魅力で埋め合わせようとする「萌え四コマ」でも、根本の強引さを解決しているわけではないから、やはり読むのがつらい。毎回大量のネタを作る作家さんたちが、大変なのも分かるけどね……。一ページ8コマの制約から、背景作画が非常に乏しいのも、読んでいて息苦しい。というわけで、私にとってはかなりの苦手ジャンルになっている。書店で面白そうな新刊を見ても、四コマ漫画だと買わずにやり過ごすようになった。
 数年前には集中的に四コマ漫画を読んで、その当時はごく普通に楽しめたし、現代四コマに関するひととおりの理解は得られた。しかし、そこから先は……まあ、好きな人たちは楽しんで下さい。きっと面白い作品はあるのだろうから。

 「立ち話(たちばなし)」のつもりで変換したら「橘氏」になるとは……。
 web検索してみたら、さらに「立場無し」にも掛けているものがあった。なるほど……。


 眼鏡キャラ集合イラストが、こんなにも心に突き刺さるとは……。
 画面にいるキャラクターが全員眼鏡という光景がこんなにも感動的だとは……。
 本当に一瞬で胸の動悸が高まった。血圧が上がり、頭痛がするほど興奮してきた。
 もちろん眼鏡のデザインも、一人ずつコーディネートされているのが見て取れる。
 しかも、大半がケモ耳キャラとは……なんという天国。耳のサイズや角度も好み。
 人生で一番幸せな日になったかもしれない。
 とりあえず、ブラウザの大事なところにブックマークしておいた。
 (ちなみに、既存の非-眼鏡キャラたちに眼鏡を掛けさせている模様。)

 同時に2人以上の眼鏡キャラが居合わせているイラストやゲーム画面は、現在でも非常に珍しい。ゲームでも、そういう状態になった瞬間は即座にスクリーンショットを撮る。撮りまくる。
 『終末の過ごし方』『だめがね』など、ヒロイン全員が眼鏡着用しているタイトルもある。どちらも男性主人公はコンタクト派だったりするが。

眼鏡キャラが並んでいるシーンの一例。『機関幕末異聞 ラストキャバリエ』(キャラメルBOX、2015)。ほら、すごいでしょう、感動的でしょう! ただし、どちらもヒロイン級ではなく、固有EDは無いのだけど。

 研究会では、年齢性別を問わず参加者の9割以上が眼鏡という状況も多い。


 『シャイニング』や『時計仕掛けのオレンジ』のDVDが発掘できないので、BD版を買ってきた。鑑賞したい時にすぐ再生できることには1000円以上の価値があるし、これなら無駄なダブりにならない。後でDVDを室内のどこかから掘り出せても、1)DVDで手軽に視聴したい場合もあるだろうし、2)万一の時の予備になるし、3)本当に不要になったら誰かにあげてしまえばいい。
 もっとも、237号室の高笑い幽霊のグロいボディを高精細な映像で見ても嬉しくはないけど。


 アダルトシーンのあれは、ほぼ「中」がデフォルトになっている。歴史的に見ると:
- 00年代初頭まで: そもそもテキスト上での具体的な射出描写が無いのが普通だった。
- 00年代前半~半ば: CGでも液体差分がはっきり描かれるようになった。中/外は適当。
- 00年代半ば~後半: 中/外選択肢がそれなりに普及した(CG差分回収が面倒になった)。
- 00年代後半: 中/外選択を固定できるコンフィグが現れた。ただし実例は少数。
- 10年台初頭:趨勢は明らかに「中」優位になった。中/外固定コンフィグは廃れた(?)。
- 10年代以降: 基本的に「中」ばかり。ただし、黒箱系やピンク系では連射して「外」にも。
だいたいこんな変遷だったかなあ。あんまりよく憶えていないし、白箱/黒箱のジャンル差もあるだろう。女性主人公だと、「中に出される/外に出される」という受動態選択肢があったりする。アトリエかぐやのような派手な作品だと、シーン終盤ではシャワーを浴びたように白くずぶ濡れになっていることもある。
 個人的には、開放的な放物線にも視覚的な気持ち良さがあると思うけど。例えば、もりたん氏原画の作品には、そういう傾向が強かった。


 アニメ版『わたてん』は、2期でも薄目の呪いがばっちり入っているのか……。


 (→3月1月