07/30(Fri)
新記事……というほどのものでもないが、『星詠み』雑記は単独ページに。
今月は、ソフトハウスキャラ(関連)とEscu:deが新作発売するという恵まれた月だった。残念ながら『エデュケーション』の方はちょっと趣味に合わなかった(というか、具体的には、キャストが駄目すぎた)ので購入を見合わせてしまったが。
私生活が――いや、公的生活が?――バタバタしていたので、今月は家計簿をつけられずにいた。レシート類はちゃんととってある筈だが……。
計算してみたら、数字はだいたい合っていた。誤差2000円以下は許容範囲内だろう。
店頭で予約するのは、レジ前で待たされたりいろいろ書かされたりするのが苦手。
通販で受け取るのは、知らない来訪者を自宅で応対するのが苦手(時間も曖昧だし)。
なので、個人的に好ましいのは「ネットで予約→仕事帰りなどに店頭で受け取り」。
ただし、店舗のあるショップでも、実店舗受け取りに対応しているところと対応していないところがある。PCゲームでは、例えばMelonbooksやgamersは実店舗受け取りができるが、getchuは店頭受け取り不可(※そもそも関西に実店舗が無いけど)。プラモデル関係でも、例えばKotobukiya公式は店頭受け取り不可(※ただし関西の店舗は大阪のみ)だが、VOLKSは店頭受け取りも指定できる。
SfMpは、PCゲームの予約カードをレジに持って行けばバーコードだけですぐに処理してくれたものだが、現在ではそもそもアダルトゲームの店頭取り扱いを止めてしまっているので話にならない。いや、00年代後半から10年代初頭に掛けてはずいぶんお世話になったけどね……(※その後はgetchu予約へ移行した。Ydbsでは、結局一度もアダルトゲームを買わなかったかも)。
大量のゲームパッケージを自分で持ち帰る――しかも自家用車は持っていない――のはちょっと大変だけど、重量は非常に軽いし、破損の心配も無いので、なんとでも対処できる。
なにしろ1/350艦船キットの箱(長さ80cmの大物)ですら、電車で堂々と持ち帰っているからね。いや、もちろん中身が見えないように包装してもらうけど。持ち帰りの理由は、「宅配に任せるのは嫌(破損が怖い)」と、「買ったらすぐに自宅で開封して中身を鑑賞したい」の二つ。
『黎明記』をプレイしていると、山地乳を見る度に「主人(なずなちゃん)がオオアリクイ(山地乳)に殺されて1年が過ぎました」というフレーズが脳裏を過ぎる。特に大型の山地乳を相手にしている時に、リアリティが増す。
山地乳が登場するのは、『紅神楽』『訪神歌』と、『なずな』『弥生』『舞歌(弐)』。
最近のガールプラモは:
- Kotobukiya:新しいコマを定期的に提供していて安定。キャラクター造形もヴァラエティ豊か。
- BANDAI:リリース間隔もクオリティも波はあるが、定着しつつある。
- VOLKS:プラモデルとしての構造上のクオリティは低いが、なかなか精力的に展開中。
- GSC:chitoceriumが軌道に乗ったようだ。当面は続けられるだろう。
- Aoshima:VFG以降は足踏みを続けている。出来は悪くないのだが……。
国内メーカーは、TamiyaもFujimiもHasegawaも動いていない。むしろ海外メーカー(主に中国の新興メーカー)が活発に新作を出し続けている。クオリティにはバラつきがあるようだが、そのあたりはすぐに克服されていくだろう。中長期的にはAFVと同じように市場席巻されていく可能性がある。
ユーザーとしては、どこの国のプラモデルでも構わないわけで、出来の良いプラモデルを穏当な価格で買えればありがたい。ただし、日本に住む一人としては、日本のホビーメーカーが潤ってくれたり、日本人のクリエイター(つまり日本語媒体で活躍しているクリエイター)が良い仕事の機会を持てる方が、私自身としても直接的/間接的に得になる。
ちょっと不思議なのは、アニメなどの既存キャラのプラモデル化がほとんど進んでいないこと。現時点では、BANDAI(男性キャラ/女性キャラを問わず多数)と、Kotobukiya(ゲームコラボをいくつか)があるくらいで、Aoshimaの『マクロス』もの(VFG)も中途半端。過去にはHasegawaの『バーチャロン』シリーズやFujimiの「初音ミク」(SD)などもあったが、全体として見ると非常に弱い。
プラモデルは金型コストも大きいし、設計と製造にも時間が掛かり、販売もロングテールになりがちだが、その一方、キャラクター人気や作品の盛り上がりは急激にピークを迎えては収まっていくという短期的な流行になりやすい。そのために既存キャラクターのプラモデル化は手を出しにくいのかもしれない。オリジナルキャラであれば、「旬」の恩恵を受けられない代わりに、「終わり」も無いので、プラモデルに適しているのかもしれない。
その意味で、製造が非常に速いBANDAIがアニメキャラを手掛けている(というか、BANDAIにしか出来ない)のは理解できるし、『DRAGONBALL』や初音ミクのように継続性のあるコンテンツからプラモデル化されているのも納得できる。
ちなみに、フィギュアは基本的に高価格&少量生産なので、最低限の製造数を売り切ってペイすればよい。また、セールスはキャラクター人気に依存するだけでなく、フィギュアそれ自体のクオリティに左右されるところも大きい(※つまり、よく知らないキャラクターでも、フィギュアそれ自体が十分魅力的であれば買うという層が存在する)。そのため、比較的マイナーなキャラクターや、昔の作品のキャラクターでも、扱える余地が大きい。
個人的には、年内は「Guilty Princess:ミャオ」(8月発売、予約済み)と「FAG:ドゥルガーI」(9月発売)を買えれば十分かな。
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手持ちの同人誌の冊数は、数えたことも無い。
- イベントでは、1回につき30冊程度。多くて年に2回。
- 店頭では、は月に数冊買うこともあるが、まったく買わない月も多い。
これくらいのペースで20年ほど続けているから、1000冊を超えるか超えないかという程度だろう。多いのかどうか分からないが、続けていれば冊数は増えていくものだ。
ちなみに、商業漫画単行本は、年に300冊程度は買っている。
ヘヴィに買っている同人者であれば、例えば「イベント1回に30冊×年間10回参加」+「店頭や通販で月に20冊×12ヶ月」で、年間540冊ほど買っているという人もいるだろう。一冊平均700円とすれば約38万円。一つの趣味としては、理解できる範囲内の支出だろう。20年続ければ1万冊だが、そのくらい持っているという人も、そこそこいるんじゃないかな。
07/19(Mon)
メロブに立ち入ったら、ちょうど山岡ゆり氏の店内放送があり、ちょっと幸せになれた。
メロブで買い物をするのはせいぜい月に一回かそこらだが、一度の買い物で大抵5桁に行ってしまう。しかし、同人ショップとして貴重だし、この店にお金を落とすことは、まあ、同人文化を維持するうえでも良いことだと思っている。
今月は私生活でちょっとしたトラブルがあり、趣味と仕事が多少滞った。ほんの一時的なもので、たいしたものではなかったし、ほぼ解決したので良いんだけど、ロスは発生した。
ようやく時間が取れたので、久しぶりにエアブラシ塗装をした。ただし、ただの下地塗装なので、塗装のクオリティにも色彩コントロールにも一切気を遣わない、ただのベタ塗りの吹きつけあそびだが。まあ、そういう遊びとしては久しぶりの楽しみになった。
ごく普通のロボット模型でも、全身をツヤ消しブラックに塗りこめると、なんだかもう、このままでも良いように思えてくる。武骨なロールアウトカラーもわりと好きだし。まあ、カラーリングをいろいろ考えて試すのも楽しいから、きちんと全塗装するつもりではあるけれど。
「ピアノの発表会」も、人の心を育てる重要な文化的活動なんだぞ。けっして軽視されてよいものではないし、ましてや軽侮などされてはならない。
そうかい、よし、「あれが社長であるかぎり、今後KADOKAWAは不買」を決意した。もしも仮に買うにしても古本だけだ。心あるクリエイターさんたちは、KADOKAWA以外で本を出して下さい。それならちゃんと買いますから。現在連載が続いているシリーズには申し訳ないけどね……。
下地塗装とベース塗装を施した多重塗りは、たしかに重厚感は出るのだけど、コストやリスクも大きい。「2層塗りの手間が増える」、「下地に影響されるので色調のコントロールが難しい(発色そのものが想定外になる場合があるし、パーツ間で色を揃えるのも失敗しやすくなる)」、「下地をある程度隠すために、上層はかなり厚塗りになる(=塗料消費も嵩むし、作業時間も増えるし、健康被害のリスクも高まり、塗装ミスの確率も上がる)」、「塗装失敗時のリカバリーがかなり面倒になる(調色した塗料を残しておかなければ大変)」など。
まあ、それでも、プラスチックの安っぽさを免れるための手法としては確かに有効だし、だから私もたまにはこのアプローチを採用するのだけど。
デリケートな艦船模型などは、サフ無し、ベース塗装無しでそのまま色を乗せていくのがほとんどだ。下手に多重塗装をして質感の手触りをつけてしまうと、スケール感との齟齬が出てしまう。ただし、海上保安庁の巡視船などは、プラ成形色がホワイトで透けまくってしまうので、ベース塗装をしておくのがよい。
ロボットの可動モノアイって、工学的には不合理だよね……。可動機構を仕込むコストや、機構の不具合で動作しなくなるリスク(メンテナンスのコスト)があるし、そのメインカメラが壊れてしまったらおしまいになる。それよりは、固定カメラを3つでも4つでも張り巡らしておく方が、はるかに安価だし、不具合を起こしにくいし、一つが機能しなくなってもフォローが利く(冗長性)。
しかし、生き物のように目が動くというアニメ演出上の考慮としては、創意あるアイデアだと思う。個人的には、面白いと思う。
ちょっと仕事が詰まっていて、月末に『星詠み』をプレイできるかどうか、ちょっと怪しくなってきた。そもそも、初回はどうやってプレイするかの目処も立っていない。引き継ぎのある状態でプレイするか、それとも初期状態から始めるか……。今回は拡張パックということもあって、体験版で追加部分の仕様を確かめることもできないし。
無印版の完全育成データはいつでも持ってこられるだろうし、最初は初期状態(引き継ぎ無し)で始めようかな……。
夏休み(仮)をひたすら家に籠もって楽しく過ごすために、大型艦船模型を買い足してきた。本格派の大型プラモデルキットは、ランナーパーツと組立説明書を見ているだけで楽しい。ディテールがきちんと見えるのがもう楽しくて楽しくて……。巡洋艦クラスのキット単体だけなら1万円でお釣りが来るので、かなりリーズナブルだし。
と言いつつ、実際には『カリンちゃん』に時間を投入することになりそうだけど。実のところ、ゲーム部分のボリュームはどのくらいになるんだろう? 作品規模そのものはミドルプライスだが、SLGパートのプレイ時間は一概に測れないので、どうにも予想できない。
SLGパートで藤咲ヴォイスと桜川ヴォイスを聴きまくりたい……。
購入したゲームは手許のExcelでリスト化しているのだが、『竜姫ぐーたらいふ』の読みが「竜姫(りゅうき)」でもなく「竜姫(りゅうひめ)」でもなく「竜姫(どらぷり)」なのは、ちょっとした罠。公式サイトで書かれていたり、ゲーム本編のタイトルロゴで音声読み上げされたりするので、一応知りうる機会はあるのだけど。
『竜姫』の場合は、タイトルロゴにも「どらぷり」と付記されている。
『妹(まい)どり~む!』とか『霞外籠(かげろう)逗留記』とか『水都(みなと)幻想』とかは、まだ推察しやすい範疇かな。『輪罠(わな)』や『景(ひかり)の海のアペイリア』はわりと難しいかも。『ドコのドナタの感情経路(かんじょうるーと)』は駄洒落っぽい。徹底的にやると、『ク・リトル・リトル ~魔女(おとめ)の使役(ふれ)る、蟲神(てんし)の触手(ゆびさき)~』になってしまう。『蠅声(さばえ)の王』は、鯖江市=眼鏡製造の街だから、眼鏡キャラがラスボスであることをタイトルで暗示しているんだよ!(おばか)
こうして見ると、難読タイトルは滅多に無いかな。むしろラテン文字で『MERI+DIA(マリア・ディアナ)』、『D+VINE[LUV](ディヴァイン・ラブ)』、『R.U.R.U.R』(ル・ル・ル・ル)とかの方が無茶をしているかも。「『Dancing Crazies』と書いて『真昼に踊る犯罪者』と読む!」っていうのもあったなあ。
07/10(Sat)
あっ、やばい! お気に入りの某イラストレーターさんの絵が、ここ一ヶ月くらいで急激に肉付きが良くなっていて、そろそろ私の好みから外れそうになってきた。これまでは、ふんわり柔らかそうな造形だったのが、どんどんボリュームを増していって、腰から太腿から胴回りから胸部まで肉の厚みが物凄いことになりつつある。シルエットも、以前は曲線美がたいへんきれいだったのが、腰周りにマッシヴな段々表現や濃厚な陰影表現がぎっしり入ってきて、うーん……その路線はちょっと……。
まあ、アーティストにとっては、様々な新機軸に挑戦してみたり自分の作風の振れ幅を拡張してみたりすることにも大きな意義があるのは分かるし、スキルアップとともにそうした濃密なディテール表現の道が開けていきやすいというのも分かるのだが、見ている側としてはちょっと辛い。
顔の両脇の眼鏡フレームがキャラクターの目に掛かってしまうとしても、フレームを無くしてしまわずにきちんと描ききっているイラストレーターさんを見ると、「眼鏡に対して誠実な方だなあ」と信頼を深める。
ここ3年くらいのアダルトゲームだと、SLG系はEscu:de、フルプライスはシルキーズプラス系列、Laplacian、きゃべつそふと、中価格だとMORE系列、低価格ではぱちぱちそふと系列、全年齢ではSukeraSparoあたりかなあ。総合的にはNEXTON系列が各ジャンルで八面六臂の活躍を続けており、クオリティもまずまず、キャスティングも充実。
5年前(2016年)まで遡ると、『Re;Lord』シリーズがあったり、『9-nine-』シリーズが始まっていたり、『呪いの魔剣』が発売されていたり、『ノラとと』が発売されていたり、CUFFS系列がピンク系っぽいもの(『間宮くんち』)を作っていたり、すたじお緑茶がまだ生きていたりする。
『カリンちゃん』公式サイトによれば、羽賀氏も大波氏も一条氏も出演されるのだが、「星詠み」版での新規収録があるのか、それとも既収録の無印版の部分だけなのか、この情報だけでは分からない。新規モブ台詞もたぶんあるのだろうけど……。
暑さと多忙のため、なかなかプラモデルの塗装作業ができない。おかげで、ランナー洗浄とパーツ切り出しだけを済ませた中途半端な状態のキットがいくつも積まれているという状況に……。前期授業が終わったら、一気に塗装作業を進めていきたい。
ゲームの場合は、インストールしたら大抵プレイしきっている。つまり「インストールしただけで手を付けていない」というのはほぼ皆無。コンプリートするかどうかはともかく、ひとまずEDまでやりきるようにしている
ちなみに、途中で止めてしまうとスクリーンショットの整理が大変になるという実際的な事情もあったりする。
何かの拍子に思い出して、ふと口をついて出た「エビ喰いてぇー」という台詞。この口癖のキャラって誰だっけ……とweb検索してみたら、ああそうか、『ぱ・ぴ・こ・ん』(2005)だったか。民安氏のデビュー最初期の芝居(※私がこの方の演技を聴いたのは、おそらくこの作品が最初。そしてその次は、たぶん『ちょこっと☆ばんぱいあ!』[2006]あたり)。
アダルトゲームのように、高精細に塗り上げられた静止画CGを存分に活用できる領域では、きらびやかな金髪キャラも好んでデザインされている。アニメや漫画、あるいはモバイル向けゲームとはかなり事情が異なるだろう。
別掲記事「爪、鼻筋、頭髪色、舌の表現」では金髪キャラは約14%(※2019年時点)で、ここ十年来、最大勢力の一角であり続けている。
ただし、昔のようなキラキラのイエローではなく、同時代のオタク界隈全般の着彩趣向と歩調を合わせるように、薄手でシックな金髪が優勢になっている。
ここのところ、外出機会が減っているし、プライズフィギュアも沈滞気味だし(EXQシリーズも止まってしまった)、ガールプラモ制作も停滞中(塗装できない)なので、雑記トップに置ける写真がなかなか出せない。艦船模型などの武骨なもの(ミリタリーもの)は置きたくないし、ゲーム画像を載っけるわけにもいかないし……。
あ、「STP轟け」が再開している。いちむらさんの離脱もあって、「轟け」はこのまま終わりなのかなと思っていたが、ひとまず継続(再開)されるようだ。
今日のバスで、小柄なおかっぱ中学生少女に装着された可愛い眼鏡に出会った。……いや、違う、可愛い眼鏡の眼鏡が可愛い……じゃなくて、えーと、人類の言葉に翻訳すると、眼鏡を掛けた可愛らしいおかっぱ小柄ちゅーがくせいを見かけた。可愛いよね……小柄おかっぱちゅーがくせいに着用されて、幸せに生きてくれ、眼鏡ちゃん!
「シューズフェア」という単語を「シーズウェア」と読み間違えかけた。似て……ない?
07/06(Tue)
『カリンちゃん(星)』は、どこで予約しようかなあ。いつものgetchuでもいいけど、近所の専門店で予約するのでもいいかな。ちなみに販売価格はほぼ互角。
長期保存の観点からも、認証のあるタイトルは避けたい。オンライン隆盛のこのご時世にわざわざパッケージ(ディスク)で買っているユーザーなのだから、認証なんか無くてもいいのにと思う。
実際には、好きなクリエイターさんの作品が認証付きの場合もあって、完全に回避しきることは難しいのだが、少なくともDMM認証タイトルは絶対に買わないことにしている。個人的な信条もあるが、技術的にもトラブルが多いと聞き及ぶ。
getchuでも認証の有無が書かれていないことがあり、不安はある。例えば先月では、『虜ノ姉妹』が認証付き(※自社独自の認証システム)だったが、getchuにはその旨の記載は無し。公式サイトには認証必須との記載があるし、公式サイトまでチェックするのでなくても「このブランドは認証を付けるよね」という推測も出来るが、面倒とリスクがあることに変わりはない。その意味では、むしろ低価格帯の方が、認証の可能性がきわめて低いので安心して買えるという側面もある。
後ろでぴょこぴょこ動いているのは、音(声)に反応しているのだと思うけど、まるで波のようにきれいなアルペッジョが頻出しているのが見て取れる。奏雨氏の芝居の気持ち良さは、なるほど、そういうなめらかな音高のうねりにもあるのだなと気づいた。
現在のフィギュア界は、「原作(イラスト)よりも可愛く美しいフィギュア」が、ごく普通に存在するようになっている。おそらく十年くらい前までは、二次元オタクイラストの魅力に立体物が肉薄することは不可能だったと思われる(※ただし、「ねんどろいど」のようなSD体型のものは、部分的にこれを克服していた)。しかし、両目プリントが高精細になり、立体造形やポージングのノウハウも蓄積されていき、イラストと遜色ないほどの繊細な表情表現が作られるようになってきた。素晴らしいことだと思う。
競い合え……競い合ってさらなる高みを目指せ……。
猫田みけ氏も、かなり良い感じの声優さんかも。昨年発売の『さくらの雲』でいきなり主演デビューした新人(?)だが、通常芝居がひとまずちゃんと聴けるレベルなので一安心。先月はダーク系タイトルにも主演級で出演されている。これまでの出演作(3本)は、いずれも演じている役柄や口調がちょっと特殊なため、役者としてのポテンシャルが掴みにくいが、台詞の意味づけと表情がしっかり捉えられていて気持ちよく聴ける。今後とも期待して出演作を見守っていきたい。
先日購入したエアガンは、使いどころがなくて持て余しかけていたところ、「孫の手」として使用するという活路を見出され、この部屋に居場所を確保することができた。(おばか)
いや、背中を掻きたいことなんてそうそう無いけれど、思いついて試しに使ってみたらちょうど良い形状だったという話。片手にしっかり握りやすい造形(銃把)があるし、銃身は20cmほどの長さがあるので広範囲に届く。