2018/11/30

2018年11月の雑記

  2018年11月の雑記。(→12月10月


  11/30(Fri)

  『キルミーベイベー』10巻を購入。細かい目次が無いので、各巻のエピソード一覧を作ってもよいかもしれない。もっとも、一覧を公開してもgglがアレなせいで誰にも見られない(web検索から誰もアクセスできない)だろうけど。

  のっけから「おばけやしき」回か。「イカ工場」の回に匹敵する不気味なホラーだぞ……。「おばけやしき」だけではなく、びっくり箱のあれこれとかも、それなりにデフォルメ(簡素化)されている筈なのに、気持ち悪さがはっきり伝わる造形になっている。カヅホ氏は、そちら方面に関しても本格派の素養をお持ちのようだ。

  研究のような外部ネットワークを持たない趣味活動に関しては、ただのネット空間には、もはやただひたすら失望しかない。私自身、様々な興味関心からweb検索をするのだが、その興味関心に直接関係する記事を自ら書いていた筈なのに、web検索にまったく出てこないというのを度々経験している。もちろん、このブログがweb検索から排除されているというわけではない(※ちゃんと検索ヒットすることもある)。しかし、うちのブログ記事に(も)関係する検索語で調べていて、「そういえば、何百件か掘っていても、うちの記事が検索に出てきていないな……」と気づいてガッカリすることがたまにある。これはたまたま、自分自身が書いた記事の存在を知っているから気づくことができたのだが、もちろんこれ以外にも、「本来はその検索語に深く関わる記事なのに、web検索に現れてこないため、誰にも認識されないまま埋もれているページ」は無数に存在するのだろう。
  twの検索機能に関しても、ちょうど今月中はずっとグライフェンガールの検索を続けていたので、いろいろと見えてきた。たまたま先日グライフェンガールの投稿をしたのも、良い目安になった。検索結果がこんなふうに変動させられているのね……と。投稿のタイミングや投稿の文字列のほんのちょっとした違いで、検索結果(≒アクセス)がものすごくブレるだろう。
  ちなみに、そんなことをしているうちに、webで収集したグライフェンガールの画像は1600枚を超えている。モデラー諸氏の生産力に感嘆するとともに、活気のあるコンテンツって良いものだなあという感慨もある。


  KAI新作がgetchuで予約開始とのこと。しかも〆鯖氏が原画&脚本兼任とは……よし、全力でやっちゃって下さい!
  「あ、あれ、ひょっとほんわか系?」と思ったら、やはり安心して絶望できるのKAIブランド、醜悪なあれこれがたくさん登場するようだ。よし、全力でや(殺)っちゃって下さい!
  実際には、もっともっとシリアスに制作されているようなので、そちら方面にも期待したい。要するに、一貫したコンセプトで作られた視聴覚+言葉の複合芸術としても、期待していけるブランドだと信頼している。実際、[ kai-soft.jp/BSC/message.html ]:公式サイトの「メッセージ」ページでは、美術的コンセプトの作り込みに力を入れていることが真摯に語られている。
  また、ジャンルとしては、おそらく現代日本の山中を舞台にした超自然的(伝奇?)ホラーとしては、『果て青』『九十九の奏』に連なるものになりそうだ。
  発売は2月とのこと。これは2019年最初の、きわめて重大な期待作になりそうだ。


  SMEE新作も寮生活ものか。
  いくつかの記事で述べているように、10年代には、白箱系の一部やピンク系ロープラなどが、共同生活ものを取り上げることがかなり増えている(ASA Project、あざらしそふとなど)。もちろん00年代以前にも『この青空に約束を』『とらハ2』などが存在したが、10年代にこのスタイルが浸透しているのは、「キャラクター間関係をよりいっそう濃密に表現する」、「学園ものの限界(大手ブランドも学園ものを離れつつある?)」、「ヒロイン人数が減りつつある(5人から4人、さらには3人に)」といった周辺事情もあるだろう。

  [ www.hook-net.jp/smee/sugarstyle/main/img/chara/ev/ev-hare02.jpg ]
  サメ! サメかわいい! うつろな目が可愛い!(おばか)

  実際、サメはわりと可愛いのよ。魚類にしてはちょっと不思議なシルエットで、微妙にぽってりしていて、なんだかヌケているようにも見える。
  映画の『ジョーズ』も好きなのだけど、黒板キーキーのシーンがあるので、迂闊に視聴するとダメージを受ける。


  明日(土曜)の午前中に新作が届く手筈なので、今日は早めに寝る。



  11/26(Mon)

  風花氏のラジオトーク……そうだ、民安氏に近い雰囲気なのかも。ゲームに詳しくて、安定感のあるアルトヴォイスで、丁寧な言葉遣いの語り口、そして虚飾が無くてバランスのとれた感じ。ダーク系のアダルトゲームについてこれほど熱っぽく語れる声優さんというのも、なかなかいないと思うし、それ以外の話題でも密度のあるトークを展開されている。今後にも十分期待できる才能だと思う。相方の綾音氏は、ラジオトークに関しては今のところ、そつなくまとまっている感じ。綾音は綾音氏で、ゲーム芝居での没入感がたいへん素晴らしいので、今後もいよいよ評価を高めていくに違いない。

  SHCFCは、8月分の支払が1000円、9月分が1000円、10月に3000円、11月3000円で、もう8000円になっているのか。最初に1万円分のポイントを購入しているので、12月分には足りない。決済は月末のようだが、今後のことも考えて多めに入れておく必要がある。年間では36000円、けっして少なくない額だから大変だけど、このブランドの活動、しかも羽賀氏をゲストに呼ばれるほどのコンテンツなのだから、できるかぎり支援を続けていきたい。


  体験版は、10年代初頭には、ほとんど手を出さなくなっていた。「スタッフ情報」「コンセプト」「サンプルCG」などの事前情報でクオリティ面の予想はだいたい固まっているし、体験版をプレイする時間も惜しいし、製品版とのダブりや異同も気になる。ついでに言えば、GB規模のファイルサイズが常態化していて、DLするのが面倒という事情もある。
  とはいえ、新規ブランドや初見ライターの場合には、体験版を触ってみる意味はある。原画や着彩はサンプルCGでそれなりに判断できるが、テキストは公式サイトではほとんど事前公開されないので、体験版をプレイしてみなければ分からない。
  聴(聞)いたことのない声優さんについては、ものは試しと目を瞑って飛び込む。web検索すれば、「ああ、あの方なのか」と(かなり確度の高い)情報が得られることも多い。あるいは、同人声優らしきキャストで固めているタイトルは、基本的に購入対象から外している。特に黒箱系では、刺々しいBGMが好みに合わない可能性もあるが、その場合は音量を下げれば済む話だ。
  例外的に、SLG系タイトルの体験版はそれなりにチェックしている。体験版レベルでも実際に触ってみることで、ゲームシステムやUIの作りが分かるし、そういった個別タイトルのゲームシステムの知識を蓄積していくことにも意味がある。ただし、実際にはそんなに真面目にチェックしているわけでもなく、せいぜい「余裕があれば」くらいのつもりでやっている。


  『ぱすてるチャイム』のコレットは、人気を博した「金髪ツインテール」キャラの、アダルトゲーム界隈における最初期の実例だと言ってよいだろうか。それに次いで、00年代初頭の『君望』(大空寺あゆ)、『夜が来る!』(七荻鏡花)、『みずいろ』(小野崎清香)、『D.C.』(芳乃さくら)あたりが来て金髪ツインテが確立した、という順序になるようだ。『バイナリィ・ポット』の川中島さんは、金髪ではなくブラウンの範疇か。2003年の『パティシエなにゃんこ』『Orange Pocket』『月は東に』『Maple Colors』あたりになると、完全に定着していたと思う。ダーク系や90年代半ば以前のタイトルにもいたと思われるが、よく知らない。

  SHC作品には、金髪ツインテールの印象は薄い。えーと、主立ったところでは、『王賊』のリディア(短いけれど一応)、『Wizard's Climber』のイエル、『悪魔娘』のサシィアーネくらいか。
  『DAISOUNAN』の葛飾日和は、明るい栗色。『アウトベジタブルズ』の三笠ミライはサイドポニー。『プラネットドラゴン』のララ・エントラ・クエントは、両脇にまとめて垂らしているけれど、ツインテールと呼ぶにはかなり複雑な髪型。『領地貴族』のレオナも、リボンで小さく分けているが、基本的にはストレートロング。


  ふと気づいたが、現在継続中のwebラジオ、しかも無料ユーザーは10日間限定しか聴けないラジオの各回概要を、公開されるなり詳しく書いていくのは、良いのだろうか。制作者の利益を害していないだろうか。ひとしきり考えてみたところ、ひとまずOKだろうという結論に至った。
  1) 情報番組としての性格は弱い。このラジオでしか聴けないような特別な内容ではない。新作に関するトークは、体験版等で公開されているものにほぼ等しいし、旧作紹介であれば尚更、隠蔽する意味が無い。パーソナリティの日常を話すフリートーク部分も、特別な価値のある情報だとは言えまい。
  2) 音声媒体で聴くことに意味がある。おおまかな概要を文字で書くだけならば、ラジオ本体との間に明確な落差があり、けっして代替できるものではない。ただし、あまり過度にならないよう、留意する必要はあるだろう。
  3) 完全非公開のコンテンツではなく、少なくとも10日間は無料で聴ける。つまり、秘匿されている情報をバラしてしまっているわけではない。
  4) 有料登録者のみがアクセスできる部分(おまけトークや写真など)には言及していない。

  たとえば、「入場料を取り」「専門的な知見を伝えることを目的とする」講演会の内容を、講演者に無断で詳細に文字化して公開してしまうことは、著作権法等に照らして問題になる可能性がある。しかし、このwebラジオの場合は、そのようなものではない。というわけで、今後ともラジオ概要記事は続けていくつもり。ただし、SHC側がこれを嫌がるようであれば、取り下げも検討することになるだろう。


  SLGをプレイしたりネットで情報収集したりしながら、平行して「しゅな」を聴き返して記事を加筆しているのだが、トークが心地良くて、ついメモを取るのを忘れてしまい、何度もシークバーを戻す羽目になる。戦いの中で戦いを忘れるとはこのことか。(ちょっと違う)


  今月の新作は土曜日で通販指定してある。今作はそれほど時間が掛からないと思うので、それ以降の12月中(から年始まで)の予定をいろいろ考えておきたい。……ひとまずは、時間のあるかぎりゲームに勤しみたい。冬らしく、『ゆのはな』のような温泉ゲームなどをプレイしたい。古くは『温泉DE卓球』とか『葵屋』とか、10年代だと『かみのゆ』『雪鬼屋』とか、それから『淫艶の湯』のようなロープライス&ピンク系のタイトルもいろいろあったと思う。
  とはいえ、私自身は子供体質なので「お湯に浸かってリラックスする」という感覚を持ち合わせておらず、「温泉が気持ち良い」という体験を投影することもできないのだが。



  11/24(Sat)

  風邪を引きかけているようだ。暖房は(空気乾燥によって)喉を痛めるからね……。

  というわけで家に籠もって「しゅな」概要整理を続ける。今回は敬体(「です・ます」)で書く。ラジオそれぞれのムードに合わせて、文体もフィットさせる方が良いだろう。ただし、敬体だと、記述をクールに切り詰めると不格好な文になってしまうので、どうしても文章が長めになる。


  「第11回からは、青山さんがゲストです」とかにならないかな。(←欲が出て来たバカ)


  サルミアッキが尽きt…あっ、さもしく箱の中を覗き込んでみたら、中に1個残っていた!
  最後の一個、ゆっくり味わって食べよう……。


  『のんびり農家』漫画版の情報も記載。グラッファルーンの外見が、小説版イラストと漫画版とで違っているようだが……。小説版2巻229頁の挿絵では、上段左の老婦人がライメイレンで、ドライムを挟んで右側の女性がおそらくグラッファルーンだと思う(※髪型からしてハクレンやラスティではない)。しかし漫画版2巻123頁以下では、グラッファルーンは白髪(金髪?)ロングの女性になっている。できるだけ矛盾の少ない解釈を取ろうとするなら、「小説版のイラストは、ハクレンがヘアスタイルをちょっと変えているだけ」というのが、最も落ち着きが良い。
  ちなみに、小説版では、グラッファルーンはしばしば名前で呼ばれず、「ドライムの妻」のような書き方をされている。これも不思議。


  【 「プララジ」第9回 】
  「プララジ」更新。羽賀氏がゲストにいらっしゃるが、今回は発売直前の『悪魔聖女』紹介がメインなので、前面には出られなかった。かなりの先輩格なのに、パーソナリティ二人のフォローに回っているところに、すごく気の回る方だという印象を受けた。

  エンディングトークで「(次回の収録の)ゲストに……」と言い始めたところで「まさか、まさか大波氏が!?」とドキドキしてしまったが、次のゲストは八尋氏とのこと。『悪魔聖女』の主要キャラクターを演じているから、それに合わせたものと思われる。12/15というと、発売から二週間なので、本編の内容も語ってゆかれるだろう。

  「羽賀ゆいでーす」を音声で聴くと、「歯がゆいでーす」にも聞こえてしまう。駄洒落でネーミングすると大変だよね……。「狩奈まえ」さんとか「事務台車」氏とかはどうするんだろう。

  風花氏は、ゲームの内容面(システム面)にもきちんと踏み込んだ話をされているのが嬉しい。こういうSLG作品の紹介ラジオでは大きな強みだろう。


  主要キャラクターたちが本編に登場するタイミング。
  A) 最初のうちから大半の主要キャラが出揃っている(※開始以前に主人公と知り合っているかどうかは別問題)。開始当初orプロローグで登場している。『真昼』『アルフレッド学園』『南国』『門』が該当する。
  B) ゲーム開始当初は少人数で、途中から順次登場してくる。『うえはぁす』『ブラウン通り』『グリンスヴァール』『王賊』『Wizard's Climber』『DAISOUNAN』『雪鬼屋』『BB』『悪魔娘』『勇者砲』『魔剣』『領地貴族』『大樹』。ただし、以前から知り合いだったというパターンも多い。
  C) 半々程度。『葵屋』『海賊王冠』『LJ』『巣作り』『Dancing Crazies』『忍流』『BB2(※続編)』『BB3(※続編)』『アウトベジタブルズ』『プラネットドラゴン』。身内はだいたい揃っているが、それ以外も大量に出てくるというスタイルが多い。

  Aタイプは、ゲームシステムの枠組が決まっている初期作品が多い。『南国』は、無人島漂流ものだから当然。こうして見ると『門』はかなり異例の作りだ。ヒロインたちとのエピソードも、しばしば回想の形で処理される。
  Bタイプは、オーソドックスな作りだ。物語としても、出会いのドラマを導入しやすい。ただし、『ブラウン通り』『グリンスヴァール』などは、実際にはかなり早い段階――体験版の範囲――で次々に登場してくる。その一方、『巣作り』のドゥエルナや『悪魔娘』のキィなど、ゲームの進め方次第では、特定のヒロインを本編に登場しないままにすることもできる。
  Cタイプは、折衷型。安定したベースを持ちながら、物語は大きく広がっていく。とはいえ、『アウトベジタブルズ』や『プラネットドラゴン』は、追加キャラクターたちはスポット登場ばかりで、人間関係の密度が増していくわけではない。
  『悪魔聖女』はBのタイプ。体験版の範囲では、主人公とメインヒロインの二人だけで、それ以外は敵として遭遇しただけだったり、名前を明かさないままだったり。その意味では、序盤進行がやや寂しい。類似コンセプトと思われる『LJ』では、最初から悪の組織のメンバーが勢揃いしており、主人公を交えて楽しい日常のショートコントを豊かに展開していたのだが。今作では、主人公が一般人に正体をバラすわけにはいかない=会話ができないというのも難しい点だ。体験版でも出てきた学友たちを、早々に味方として取り込むことになるのだろうか。


  これを機に、せっかくだからとtw上でいろいろRTしてきたいという気持ちもあった。しかしその一方で、現在のweb(とりわけSNS)における宣伝合戦的な情勢に対して、ずっと疑問を抱いてきた。ネット上のコミュニケーションが、自由で理知的な言論の場というよりは、(経済的、党派的な)利害関心の存在を前提とした知名度獲得競争のようになっていく傾向は、けっして好ましいこととは思えないのだ。しかも、それでありながら、私自身、今回の「プララジ」RTは宣伝目的に他ならないわけで、なんとも割り切れないスタンスになってしまっている。だから、本当に今回だけ、これっきりに留めるつもりでいる。知らしめたいクリエイターや、売れてほしい作品は、無数にあるが、自制したい。
  もっとも、この姿勢はもしかしたら単なる自己満足に過ぎないのかもしれない。自分一人の価値観を優先して、優れた成果を上げている人々への協力や支援を放棄しているのだと言えるかもしれない。そういう二重の疚しさがある。
  さらに言えば、あれやこれやを知らしめたいというのは直接的には私一人の欲であると言うこともできる。死なせた筈のSNSアカウントをわざわざ掘り起こしまでして宣伝行為に及ぶのは、過去に交流のご縁をいただいた諸氏を一方的に利用してしまっているのではないかと考えることもできる。私の行為は、はたして正しい(良い)と言えるのだろうか。


『異世界のんびり農家』の竜族関係図。ドースの一族(グリーンのライン)を軸に整理した。

  単行本の記述を整理すると、こういう血縁関係になっている。
  この中にリュベルマイトとかライアネとかが出てきたりはしないでしょうね……。

  ラスティ-火楽と、グラル-ヒイチロウを比べると、世代が交差している。ラスティから見て火楽は「義理の伯父」に当たるし、逆にグラルから見てヒイチロウは「従姉妹の義理の甥」に当たる。そして、火楽とヒイチロウは親子で、グラルとラスティは伯母と姪の関係になる。
  ちなみに、この交差関係のせいで、ギラル家を右側に持ってくることができない。

  ラスティとハクレンもややこしい。伯母-姪の関係にある二人が同一人物と結ばれているのだから。義理とはいえ、3親等の相手(火楽)との重婚関係になっている。また、ラスティから見てヒイチロウは、夫の息子としては「義理の息子」にあたり、同時に伯母の息子としては「従弟」に当たる。本文でも言及されていたとおり、難しい距離感になりそうだ。

  確認のためにファンwikiをざっと見てみたら、ライメイレンとクォラインは姉弟の関係になるのだそうで、そうするとセキレン-クォルンとクォン-ドマイムは、きょうだい同士のダブルいとこ婚になる。そのあたりも考慮して、後で上手く修正できるように配置を整えておく。

  「小説家になろう」では、「小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です」と書かれていた。振り返ってみると、『農家』単行本は、一冊の読了に2時間ほど掛かっていたと思う。一冊が400ページ強で、一ページが44字×18行、文字密度が50%として概算すると、分速1320文字。案外のんびり読んでいた。ページ単位だと、分速3ページ強。ただ読むだけならば見開きで10秒も掛からないが(=分速12ページ)、スピードだけを上げても仕方ない。また、webアクセスだと、スクロールの手間などもあるから、実際にはかなり速度が落ちるだろう(しかも、速読できる人ほど、タイムロスの割合が大きくなる)。そう考えると、平均人の想定が500文字/分というのは、意外に速いかもしれない。

  というわけで、せっかくだからとweb版を300話くらい読んでみた。だいたいいつもの内藤節で、身内は権威も戦闘力も実務能力も最強クラスばかりで、出会う相手、出会う相手が次々に恐懼し平伏していく展開……実力で圧倒して抵抗できないようにしておいて、善意で恩寵を与えていくという流れは、なんだか『水戸黄門』みたいだ。とはいえ、あまり嫌味を感じさせないのは、主人公を純朴な青年に設定しているおかげだろう。



  11/23(Fri)

  来週末には新作が届く。毎度のことながら落ち着かない。

  模型関係のテキストは、定期的に「模型雑話」ページへ移設。いささか畑違いの話題だと思うので、一応切り分けておく。……と言いつつ、最初はこのページを砂場として書き散らすのだが。


  寒さのせいか、精神状態が悪化している。暗いニュースや社会的不正の話題や愚かな発言に接するのが、たいへん辛い。私の場合は、落ち込むのではなくて苛立ちが募るタイプで、もちろん大人なので見苦しいことをしたり八つ当たりしたりはせぬよう自制しているが、モヤモヤはなかなか解消できない。
  頼みのサルミアッキも、残り一箱になってしまった。一週間も保たないのか……。

  よし、ここは精神衛生のために模型制作を再開して、とそうさぎょうでいきおいよくシンナーをすってきもちよk…危険なのでやめましょう。実際、長期的に見て健康面のリスクは非常に大きいとされるので、モデラーにとっては本当にシリアスな問題なのだ。

  モデラーがぶつかる困難としては、技術的金銭的な限界の他に、
1) シンナーによる健康被害、
2) 模型趣味に対する家族の無理解、
3) 溶剤の匂いに対する家族等からの苦情、
4) 保管展示スペースがどんどん足りなくなっていくこと、
5) 老眼による作業困難(高齢で手が震えるなどの現象も)、
などが多いようだ。私の場合は、模型趣味は余技扱いなので1)は比較的少ないし、2)と3)も無関係で済んでいる。4)は、私にとっては最大の(そして克服困難な)問題だ。特にスケモキットは、デリケートなパーツが多いし、バラすこともできないので、保管にも苦労する。5)に関しては、40歳代で発症して読書しづらくなった先輩もいらっしゃるし、長期的には問題になりうる。ただし、私がそこまで模型趣味を続けるかどうかは分からない。

  アダルトPCゲーマーがぶつかる最大のハードルは、金銭面でもなく、保管スペースでもなく、購入方法でもなく、趣味を他人に話せない難しさでもなく、聴くに堪えない声優が出演することでもなく、なによりもまず、動作問題だろう。PCを買い換えてOS対応が失われたり、ディスクプロテクトの誤作動や対応不可のせいでデータを読み取れなかったり、公式サイトが消滅して修正パッチが入手できなくなったり……。珍しい例では、ディスクのプレス不良というのもあった。


  明後日、25日はプララジ、羽賀氏ゲストの2回目。ゲスト初回の雰囲気が良かったので、もはや何の心配もなく、心安らかに待つことができる。


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  以前にどこかで目にしたことがあったイラスト。この方の作品だったのか。
  この「鵺」氏は、モデラーさんとしてブックマークしていたが、気づいていなかった。

  『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』は、今世紀のアニメ作品の中で五指に入るほど、個人的な愛着の深い作品だ。ディスクは今でも手の届くところに置いてあって、再視聴のタイミングをずっと窺っているが、なかなか手を出せぬまま、作品の記憶をずっと反芻している。神戸守氏は正統派の映像演出をアニメコンテ文法の中で持ち込んできれいに表現している監督なので、観ていて気持ち良い。『ヨスガ』の高橋丈夫氏にもそれと相通じるところがあり、けっしてズタズタのカット割りではなく、作品特有の時間の流れを強く感じさせるような厚みのある映像になっている。


  苛立ちついでで今のうちに書き捨てておくけど、ラジオを聴いたら「音楽隊」のあれはすっぱり割り切れた。あんな素人じみたのが主演なのか……残念ながら、まるで期待できない。おそらく音楽イベント出演とセットで売り込まれたのであろう十把一絡げ新人声優たちの芝居に、いちいち付き合えるほど暇ではない。


  「カーソル」を「ソーカル」と読み違えた。


  新記事:「『ゆき奈と朱音のらぶ*しゅな』各回の概要」。まずは枠だけ。時間が取れた時に順次書いていく。フォーマットは「プララジ」のまま。内容を書く密度も、「プララジ」に影響されてか、なんだかたくさん書き込んでしまっている。細かいネタまでしつこく書いてもきりが無いし冗長になるので、番組の雰囲気がなんとなく掴める程度に要約していきたい。
  ラジオ投稿者の名前は、一々書かなくてもいいかなと思うのだが、まあいいか。

  おっとりした和やかな雰囲気は聴いていて気持ち良いし、話題が下品にならなかった――卑猥な投稿などはちゃんと弾いていたのだろう――のも、ありがたい。それでいて、月替わりで様々なメーカーのスタッフをゲストに呼んで現場サイドの話を聞けるのはたいへん貴重で、かなり個性的な作りのラジオだったと思う。聴き漏らしが多かったのが悔やまれる。

  ぱわふるソフトは、C:Driveやonomatopeの系列だったのか。

  CMにも資料的価値はあるよなあ……ということで、なんとか記載していこう。

  第1回から1700字……いや、初回だから情報が多くなっただけで、第2回からはもっとコンパクトにできる筈、たぶん。その半分としても、50回分ほどあるから、900*50=45000字。一ページに収まるだろうか。それとも、2ページくらいに分割した方がよいだろうか。



  11/21(Wed)

  新記事:「『異世界のんびり農家』登場人物一覧」。
  暫定公開。これから整形していく。
  よくあることだが、私自身は情報を書き出しているうちにほぼ憶えてしまったので、もはやこのリストは必要無いだろう。カンニングペーパーを作っているうちに内容を暗記してしまうのと同じようなものか(ちょっと違う)。

  キャラクターの最初が、一度言及されているだけの「アクリッシュ」で、その次がモンスターの「アースラット」かよ! とっつきにくいリストになってしまったかもしれぬ。

  ひとまず完成としよう。文面にもその場でいろいろ手を加えて、元のExcelデータからかなり改変してしまった。もはや、このブログ上のテキストを正文とするしかない。しかし、続刊が怖い。

  お話に関しては、「これほど優秀で勤勉で友好的な人たちが集まったら、うまく行くに決まっているよねえ」という感じ。汎用性の高い神具を最初から持っているし、仲間も各方面の一流の人材とどんどん出会って友好的関係を結んでいくので、技術的能力的な困難がほとんど発生しない。また、怠惰な者もまったくいないし(※例外は幼少者と酒スライムのみで、ハクレンもなんだかんだで働いている)、無能な者もほとんどいないし(※一ノ村の住人たちは今のところ凡人だが、このままでは終わるまい)、粗暴な者もいないからコミュニティ内部の争いもまったく発生しないし(※ハクレンやキアービットも結局は知的な常識人だ)、外部の悪意ある敵対者もほとんどいない(※王姫取り入り事件はほぼ唯一の例外だが、未然に防止された)。意識と知性を持つすべての登場人物が、善良であり友好的であり、道理に適った話し合いのできる存在だ。

  なにしろ村内で犯罪が起きていないという、素晴らしい社会だ。窃盗も暴行も無ければ、種族差別もパワハラも無い。それどころか、住民同士での心理的な反目や敵対(つまり「仲が悪い」)の描写すら存在しない。そういったトラブルは社会や人間関係の足を引っ張るものだから、そうした事象が起きていないコミュニティが順調に発展していくのは、むしろ当然だ。村内組織としても、野獣に対する対外的な警備は行っているが、警察機関や司法機関は設置されていない。つまり、そういう事件は起きていないという描写になっている(※唯一の例外は酒スライム裁判)。その意味で、この作中世界は確かに「のんびり」している。主人公がルーを襲ったことは犯罪の香りがするが、描写はかなり曖昧にボカされている。
  また、第4巻までで、名前のある登場人物は一人も死んでいない筈だし、不幸になった者も仲間内には事実上皆無だ。そういったネガティヴな描写の可能性は、きれいに排除されている。ただし、ガットとナーシィの夫妻のエピソードにはいくぶん影が射していたが、全体としては良い方向で解決された。恐妻家の男竜たちも、まあ、パートナーと結ばれて幸せなのだと考えよう。

  要するに超優秀な善人揃いの順風満帆ストーリーなのだが、平板にもならず、キャラクターが鼻につくこともなく、1600ページをちゃんと読ませてくれるのが面白い。後者に関しては、内藤氏のキャラクター造形の巧みさと、大人びたユーモア感覚のある筆致によって、うまくコントロールされている。前者は、web連載小説ならではの特徴なのだろうか。ある程度の長期構想は持っている筈だが、その都度のイベントにプロット上のはっきりした意味づけや位置づけが存在せず、その場その場の出来事をただ楽しんでいくライヴ感があるのは、まるで古式ゆかしきTRPGリプレイ小説を読んでいるような趣がある。また、文字媒体による架空世界シミュレータ(思考実験)という側面もあるだろう。そうした一連の要素がうまく噛み合っている。

  [ ncode.syosetu.com/n3289ds/ ]
  えっ……web版のページを見てみたら、連載が500投稿以上も続いているようだ。単行本化されているのは198投稿くらいだから、まだ1.5倍、つまり単行本10巻目くらいまで原稿が出来ているのか。この規模の連載に、私はついていけるのか……? しかも、
  [ ncode.syosetu.com/n3289ds/196/ ](※単行本4巻相当のあたりまで)
  著者自身によって、すでに明快なキャラクターリストも公開されているようだ。なんというか、屋上屋を架してしまった気分。ついでに、
  [ dic.pixiv.net/a/%E7%95%B0%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E3%82%93%E3%81%B3%E3%82%8A%E8%BE%B2%E5%AE%B6 ]
  pxvにもかなり詳しいキャラクター紹介が作られており、しかもweb版の新しいところまでフォローされているようだ。さらに、
  [ www65.atwiki.jp/leisurely/ ]
wiki形式でも、詳細な年表を含む大量のテキストが……。

  ごめん、このスピード感が、私には想像できていなかった。そして、この小説の人気と知名度も、想像以上だったようだ。そのせいで、「この作品の情報をきちんと整理して公開してくれる人はいないだろう」と最初から諦めてしまい、その結果、しなくてもいいような仕事――他の方々がすでにやってくれていたこと――に時間を費やしてしまった。なにしろ、アダルトゲーム攻略とかwebラジオ概要整理とか、とにかく他に誰もやってくれそうにないことばかりしてきたものだから……。
  まあ、再読の楽しみと、自分の頭の中での情報の整理としては、十分意味があったので、けっして時間を無駄にしたわけではない。また、この小説を読んでキャラクターの把握に困った読者が現れたら、そのあたりのページを参照すればすぐに疑問は解決できる筈だと安心できた。
  私の記事に関して言えば、単行本ヴァージョンに依拠しているという特徴がある。書籍媒体なので、「テキストの確定性」と「ページ指定の明確性」がある。とはいえ、後者に関しては、web版も細かくページ分割されているのでアドヴァンテージにならないし、また、アクセシビリティの観点では無料web公開版に劣ると言わざるを得ない。もしかしたら、最大のメリットは「きたないweb広告が出ないこと」かもしれない。

  単行本10冊(4000ページ)分まで、ここからどんな話を展開させていくのだろうか。村は4つに増え、人口も数百人に及び、そろそろ目が行き届かなくなりそうな規模になっている。しかし、イベントの焦点の絞り込み次第で、まだまだキャパシティはあるだろう。そもそも、首尾一貫したコンセプトのあるストーリーを展開しているわけではなく、いわば終了条件の無いゲームをしているようなものだから、TRPGのキャンペーンプレイのようにどこまででも続けていけるだろう。さすがに主人公が寿命を迎えれば終わりになるが、実際にそこまで辿り着いくことは無かろうし。
  ちなみに、4000ページ分というと大きいが、フルプライスAVGではせいぜい2本分足らずなので、そんなに滅茶苦茶なボリュームというわけでもない。

  関連リンクにソフトハウスキャラ公式サイトを入れるのは、私としてはゆるがせにできない点。公式サイトの告知でも「弊社シナリオライター」云々と書いてあるから、所属は間違いないだろう。

  朱門氏のLNでは、まざまざと青山ヴォイスが聴こえてくる思いをしたものだが、内藤氏のLNを読んでいても、青山ヴォイスや大波ヴォイスや羽高ヴォイスや萌花ちょこヴォイスのイメージはなかなか投影されない。人物の台詞量が少ないせいもあるかもしれない。
  あえて当てはめるなら、ルールーシー=大波氏、フラウレム=羽高ヴォイス、ハクレン=萌花ちょこヴォイスになるだろうか。青山氏をどのキャラに、もとい、どのキャラを青山氏に対応させたらよいかは、どうにも見当が付かない。キャラクターの重要度から言えばティアになるのだけど、深く信頼を置ける重鎮キャラという意味ではアンが相応しいかもしれない。綾音氏は……そういえば、この作品には、「主人公に懐いてくる後輩系ヒロイン」が、まだいない。主人公に甘える役どころをクロたち(動物キャラ)が引き受けているというのが面白い。

  以前にも書いたが、アニメ化はほぼ不可能だろう。最序盤のうちは、登場人物が極端に乏しい時期が続くし、数少ない登場人物も「狼の群れ」と「大蜘蛛たち」ばかりだ。身長差のせいで画面構成が難しいし、動物は描きづらいし、脚をアニメーションさせるのも大変だし、そもそも萌えない。また、モノローグによる俯瞰的な描写が大半を占めるのも、アニメ媒体にはそぐわない。かといって、個々の出来事をいちいちアニメで再現していったら、どれだけ尺があっても足りなくなる。
  仮に1クールとして、その尺でストーリーはどこまで行けるだろうか。一般的な文庫版LNのアニメ化が1クールにつき3~4冊程度(900~1200ページ)くらいだから、テキスト量で言えば単行本2~3巻分だろう。単行本2巻の終盤でも、すでに3つの村を増やしているくらいだから、住人は相当の数になっている。少数のキャラクターたちのお話ではなく、コミュニティ全体の発展を描く作品だから、住人たちを描かなければ意味が無いし、しかし大量のモブを描くのは作画の負担が大きい。3巻まで含めると、増員はキアービットとハーピーくらいだが、洞窟探索パートが長いので、絵面がかなり地味になる。武闘会を2回も扱えるわけが無いし、2巻終盤あたり、つまり「ミノタウロスたちが移住してきて、今後の村の発展を予感させる」くらいで切り上げるのが、1クールアニメとしては無難だろうか。だいたい1話で1年分くらいのペースか(※後半は2話で1年分を描く。アニメ1話あたり、単行本60ページ分程度)。
  テキスト量や区切りは問題無いとしても、やはり最大の問題は、アニメの画面で表現できるかどうかだ。ともながさんや、はたみやさんや、みるのさんや、ゆくらさんのお声をアニメで(再び)聴けたら嬉しいのだけど……。
  小説版のようなスタイルで映像化したら、大量のモノローグを再現するために、主演声優さんの負担がとんでもないことになりそうだ。いやしかし、朗読の得意な役者さんをキャスティングできたら、味わい深いムードのある映像作品になるかもしれない。……妄想は楽しいなあ。


  [tw: 1064873708819345409 ]
  DIO戦直前のあたりで、やたら饒舌なわりに退屈な直喩を連発していたのは、非常に見苦しいと思っていたけど、あれらが好きな人もいるのか……。


  珍しいことに今月はゲーム、模型、漫画、LNの4ジャンルでそれぞれ個別記事を出した。あとは、胃MAX(webラジオ)の概要記事を完成させれば……いや、さすがに今月中は無理か。
  「人的被害一覧」は、自分でも笑ってしまう字面だが、こう呼ぶしかない。


  いまだにブルマ体操着のイラストを描く人たちがいるのか……いや、いらっしゃるのは当然といえば当然だけど、「歴史的過去のファッションを持ち出している」ように見えて、むしろ新鮮。私個人としては、べつに何の愛着も持っていないけど。

  医療が高度に発達して、裸眼視力を変化させられる(視力を上げられる)世界になったら、眼鏡文化は消滅してしまうのだろうか。現代におけるブルマのような、フィクションの存在になってしまうのだろうか。それとも、ファッションアイテム(伊達眼鏡)として残るのだろうか。
  現実には、失明や老眼、あるいは色覚異常など、眼鏡ではカバーできない視覚的問題が存在するわけだし、レーザー治療、可視義眼、再生医療など、採りうるアプローチも複数考えられるから、視覚医療は間違いなく進んでいくし、それに伴って必然的に視力向上医療も進歩するだろう。人類文明がこのまま続くかぎり、眼鏡が要らなくなる日は、おそらく訪れるだろう。
  ちなみに、ぱれっとの『MERI+DIA』は、そういう先端医療が一般化した社会の物語だった。そういう技術の使用によって、アイデンティティに関わる変化を生じているヒロインもいた。

  「ひどい! 私のことは眼鏡目当てだったのね!」
  使っtt…いや、使ったり使われたりしたい言葉でもないか。


  ◆◆◆サルミアッキは、私の中ではもはや「ごく普通のもの」になってしまい、驚きが無くなってきた。びっくり商品ではないのだから、それはそれで良いのだけど。
  同僚たちにも配ってみたら、一人は「強烈な味ですね」と……あ、ごめん、お口に合いませんでしたか。他の方は、わりと良い反応を返して下さったりもした。念のために「薬用飴みたいなものですよ」、「北欧食文化の体験にどうぞ」、「珍しい味ですよ」といったあたりの断りを入れておけば、それなりに面白がってもらえる。


  23日は世間的にも休日(祝日)だったか……。寒くなる前にそろそろ日本橋遠征をしておきたかったのだが、混雑は嫌だから買い物には行けない。



  11/16(Fri)

クロー部分も制作して、ようやく名場面の再現と相成った。


  「プララジ」の件でtwにログインしてきたけど、あー、いまだにtwでの情報公開は影響力が大きいんだね……。というか、gglなどの通常のweb検索がほぼ死んでしまっていて(ゴミの山に埋もれすぎて、まともな検索が出来なくなってしまって)、相対的に「まだしもマシ(less bad)」であると言うべきなのかもしれないが。
  そして、誰でも思いつくようなベタなネタで、あんなものをお見せしてしまってごめんなさい、という気分も。まあ、他の方々の役に立てればというつもりだったので、ほんのちょっとでも諸兄諸姉のモデリングのご参考になったならば嬉しいかぎり。そして、私自身が是非とも実現したいと思っていたネタを、楽しんでくれた人がそれなりにいたというのも、嬉しいことだ。
  というわけで、余計な投稿を追加してきた。現行の仕様がよく分からず、見苦しい再投稿をやらかしてしまった。


  [ www.youtube.com/watch?v=9NeNU-ykEa0 ]
  井澤部長の活躍は、今回も凄かった。ゲーム部分の展開もドラマティックだし、最後のオチもアドリブできれいに締めている。宣伝アナウンスも当然ながら見事。
  ゲームパートは、「メッチャ簡単そうじゃない?」(第一印象)→「ああ、傾くのね」(驚き)→「大物から」(賢明なアプローチ)→「一発勝負だ」(緊張感)→「パンダですか」(小声)→「イケてるよ」(順調)→「落下」(ハプニング)→「待て待て待て」(困難)→「傾いてる」(状況変化)→「回りだした」(さらなる変化)→「ズコットを食べたい」(目的意識)→「イケるな」(終わりが見える)→「出港させるわ」(商品に関連するコメント)→「乗った!」(端に置いて完成のカタルシス)→落下→崩壊と、わずか2分半にこれだけの劇的な変化を盛り込んでいる。しかも、商品の性質上、まず間違いなく、台本無しの完全なアドリブ一発勝負でこうなっている。すごい。


  ちょっとアレな話だけど。webラジオ一回につき、出演者一人に3万円ずつ費用が掛かると仮定すると、STPはだいたい3~5人だから、一回あたり平均4人として、634回×4人×3万円=7608万円。「胃」は平均2.5人として、50回×12シリーズ×2.5人×3万円=4500万円。最大7人ものプロ声優を使って12年間も続くコンテンツを商業ベースで成立させると、1億2000万円になる。リスナーはものすごい贅沢をさせてもらっていることになる。


  『きゃんバニ プル2』のディスクを倉庫から掘り出してきたが、インストールしてあれこれするのもなんなので、ディスクのそれこれをほにゃららしてむにゃむにゃでなんちゃらしてCGをチェックした。たしかに大半は、みつみ氏の絵なのだけど、府川さんや玉蘭さんは明らかに違う。CHARM氏の絵だろう。見比べてみて、檜山さんもまず間違いなく、みつみ氏の絵だろうと確信できたので、先日の記事はそのままにしておく(つまり、引用画像の差し替えなどは行わない)。

  そういえば、この作品は、ひろもり氏の企画監督タイトルなのだった。
  音声編集の一人に「前田剛(Rock'n' Banana)」とあるけど、これはあのマエタケさんご本人なのだろうか? 1996年発売タイトルだから、あり得ない話ではないが、年齢からして大学在学中ということになる。(以前もこの話をしたような気がするけど……。)


  [ www.studio-ego.jp/20th/result.html ]
  音羽桂香さんが1位になったのは驚いたけど、私も桂香さんが一番好きだ。
  そもそもe.go!/でぼ作品には、嫌いなキャラクターはほとんどいないのだけど。どの登場人物も、程々に世慣れたユーモアセンスと精神的余裕があって、自らが置かれている社会的境遇をきちんと理解しつつ、人生を楽しんでいる感じ。芳賀のような悪役ですら、飄々と享楽的に人生を過ごしている。作中世界全体が、どことなく、るーみっく的な雰囲気がある。


  旧作複数タイトルセットのパッケージがあるけど、売れているだろうか。ユーザーとしては、「何であっても、単品としての価格が高いと手を出しにくくなる」し、「欲しくないタイトルが含まれていると、その分だけ無駄になる」と判断するだろう。
  そういう十把一絡げものを買うのは、一つには「1) 含まれているタイトルがほぼ全て好みに合いそうだ」という場合だが、そうならばすでに何本かは買っている可能性が高いだろう。「2) 何でもいいから、とにかくたくさん欲しい」という場合でも、たいていの場合、すぐにはプレイしきれないほど時間が掛かる。「3) 資料的価値」などを求める場合でも、セット再発売ものは好まれないだろう。OS対応がアップデートされているならば、買う意味はあるかもしれないが。


  「プララジ」最新回はもう5回ほど聴いているが、なんというか、畏れ多くて概要記事を書けずにいる。どうしたらいいんだ。


  気分転換を兼ねて、「春うらら・じ・お」を聴く。やなせさんと、ともながさん。


  『カガクチョップ』第5巻は、本体裏表紙がアレすぎる。まるで「重篤な心の病に苦しむ患者のアートセラピーの記録」のように見えてくるほど。もちろん本編もひどい。
  ちなみに病名は、「可愛い二次元少女をゾンビにしたい病」とか「可愛い二次元少女をモンスター化したい病」とか「可愛い二次元少女の掌の上に不気味な物体を乗せたい病」とか「可愛い二次元少女たちが傷つけ合うのが好き病」とか「可愛い二次元少女の頭部をバットでフルスイングしたい病」とか「可愛い二次元少女を爆死させたい病」とか。

  「柿野日奈」はおそらく「柿ピーナッツ」、「戯崎乃子」はたぶん「ギザギザ・ノコギリ」だろう。

  第5巻に入って、いよいよ死亡頻度が上がった。こいつらはきっと『火の鳥』「生命編」みたいにクローン量産されていて、それらが毎回死んでいるに違いない。「キルミーベイベー」じゃなくて「キルゼムオール」な感じ。

  というわけで、危険な新記事:「『カガクチョップ』人的被害一覧」。


  【 『異世界のんびり農家』人物索引プラン 】
  『のんびり農家』も第4巻が刊行されたことだし、そろそろキャラクター辞典を作ろうかと考えている。単行本巻末に簡単なキャラ一覧はあるのだが、「詳細」かつ「五十音順(検索容易)」なキャラクターリストを別途作成することにも独自の意義があるだろう。
  さしあたり考えているのは、「キャラクター名」「種族」「説明(ページ参照)」だが、種族ベースでの配列にも意味はあるだろうし……。私としては、「五十音順』「登場順」「種族別」の三種類のリストを作って、うまく参照指示を組み合わせることができれば一番良いのだが、blggrではページ内リンクが難しい――不可能ではないが、「余計な手間が掛かる」「blggrのお節介でリンク指定が攪乱される虞がある」――ので、あまり現実的ではない。

  仕方ないので、
  1) キャラクター索引として「五十音順」でリストを作り、
  2) 「種族別の簡単な紹介」を作り、
  3) 「登場順のリスト」は諦める(閲覧者がExcel貼り付けで登場順に並べられるようにする)、
というのが、ひとまずベターな対処かと思う。単行本第4巻までで、ざっと1600ページ、読むだけならば8時間で済むが、登場する毎に一々記録して索引を作るとなると、少なめに見積もってもその4倍、32時間は掛かr…いや、そのくらいで済むなら軽い?
  例によって、ひとまずExcelで作成してから一気にblggrに転写することになる。きちんと記録していけば、作業中断してもすぐに再開できる筈だから、時間を見て柔軟に取り組める筈。

  日本語テキストを読み込む作業なので、webラジオと同時には進めるのは難しい。クラシックCDの適当な聴き返しをしていこう。

  ……あ。作りかけのプラモとか、プレイ途中のゲームとかはどうしよう……。

  ……かと思いきや、いきなり単行本第1巻が見つからない……もう一冊買うか?
  探したら見つかった。ちっ、もう一冊買えるという自己欺瞞のチャンスを逸したか。

  表紙や口絵も無視できないので、適当な体裁で追記しておこう。各巻の書誌情報も。
  ショップ特典のショートストーリーは、ほとんど収集していないので、フォローできない。
  もう一つ考慮しておくべきは、漫画版。うーむ。「漫画版では第x巻x頁以降に登場」といった感じに、初登場シーンを付記しておくくらいでいいだろうか。
  どの範囲のキャラクターを収載するか。モンスターなども入れたいが、個人ではない存在を扱うのはややこしくなる可能性がある。大樹のように、意識が無い(あるいは意識を持っていることを認識しがたい)存在も、非常に書きづらいし、境界事例の取捨選択が難しい。このあたりの扱いが一貫しないと、記事として不安定なものになってしまうし、作業効率も落ちる。どうしたものか。
  実際に登場している場合は判断しやすいが、言葉のうえで言及されているのみの場合に、索引に書くかどうかの判断は難しい……難しい、非常に難しい。
  種族全体の特徴をどこに書くかも難しい。代表的なキャラクターの項目で説明するか、それともコラムなどで別途解説するか……。

  それから、年表もまとめておきたいが、これはこれでかなり手間の掛かる作業になる。
  小見出しリストを作って、そこに多少加筆するくらいでよいだろうか。

  ……あっ……これ、まずい、すごく大変だ……。論文などであれば、概念としての言及があれば索引に載せればよいのだが、小説のキャラクターについては、索引記載の基準が判断しづらい。しかも年表と平行すると、さらにややこしくなる。ウボァー

  4時間ほど掛けて、ようやく第1巻の200ページまで到達した。このペースならば丸3日あればひとまず完成するが、実際にはここからどんどん登場人物が増えていくので、ペースは急激に落ちていくことが予想される。
  さしあたり、できるだけ細かくメモしているが、最終的には、再読しつつかなり刈り込む必要があるだろう。とはいえ、続刊に対応して加筆することも考えると、データを複数のヴァージョンに分割(並列)してしまうのはマズい。

  索引部分(登場箇所一覧)は手許に留めておいて、キャラクター解説と初登場時点だけを公開するのが、面倒が無くて済むかも。うん、そうしよう。

  目的を明確にしよう。物語の見通しをはっきりさせることと、個々のキャラクターが何者であるかを再確認できるようにすること。前者については年表で賄う。後者はキャラクター辞典(五十音順)の形で行う。補足的に、種族別の簡単な解説もしておきたい(親族関係や定住の経緯など)。これだけやれば、読者(再読する者)にとっても支えになり得るだろう。


  えっ、えええええっ!?
  ラジオトークなどで聴いていても、誠実で思慮深いお人柄が窺われたので、ひとたび選び合った人生のパートナーとの間でも、良好な関係をきちんと維持しておられるに違いないと(勝手に)思っていたので、本当に驚いた。事情は分からないし、詮索するつもりも無いし、ことによると外部的な事情でそうならざるを得ない場合もあり得るものだろうけど、しかし、人生、そういうこともあるのだなあ……。ファンとして出来ることは何も無いけど、お子様方ともども幸せであられることをただ願うしかない。


  『のんびり農家』第2巻までチェックし終えたところで、さすがに精神力の限界が来た。そして、2巻の巻末キャラクター簡易辞典を見て、「なんかもう、これがあれば十分だったんじゃないか」という気分になってしまう。

  機械的な索引を放棄して、キャラクター紹介テキストの中に参照指示を溶かし込むことにした。作業スピードが上がり、第3巻の中程まで到達。現時点でキャラクター数は約140。第4巻の最後まで進めても、200人には届かずに済むだろう。今週中には、データそれ自体としては完成する見込みだが、これをhtml向けのtableに組み込むのはちょっと面倒。


  「アリシア・アンサング(unsung)」……「うたわれもの」か。前半も、ごく一般的な名前ではあるが、「アリシア人」を連想させるのでやはり神秘的なイメージがつきまとう。
  ちなみに『うたわれるもの』は、「歌われる」と「(神として崇められ)謳われる」の意味を掛けているから、基本的に外国語に訳すことができない。ただし、英語の"unsung"も、「歌われていない」と「謳われていない」の両方のニュアンスで使われうるようなので、ダブルミーニングとしての面白味が再現できる。
  ちなみに、平仮名は一字一音であり、「音から綴り」も「綴りから音」もほぼ完全に確定できるのは、わりと便利な点だ(※「ず/づ」や、「は(ha/wa)」のような例外もあるけど)。英語だと、pair/pear(ペア)のような同音異綴や、read(リード/レッド)のような発音変化が無数に存在する。ドイツ語だと、そういうイレギュラーはほとんど無かった筈だが、エスツェットを使うかどうか(ßにするか、ssと表記するか)や、「フ」が"f"であるか"ph"であるかといったような違いがある。


  『のんびり農家』の読み返しが終わった。項目を建てたキャラクターは188、小見出しは268行。あとは、これをきれいなhtmlに変換すればいいだけだが……レイアウトをどうするか、慎重に考えてから作業しよう。
  手許のExcelファイルでは、「名前」「種族」「初登場(頁)」「人物解説」「イラスト」の5項目を建ててあるが、これらをどのように整理するか。「名前(→五十音順)」と「初登場(→登場順)」の項目は配列のために必要だし、「人物解説」も当然必要。「イラスト」は、手動で人物解説に移植する。
  問題なのは「種族」欄。あればあったで人物の基本属性として見て取りやすいし、種族別の配列にも便利だし、Excelデータをそのまま変換すればよいので作業も簡単。しかし、内容がかなりバラけているし、種族不明の者が多く、無駄になりやすい。一列取ってしまうと、左右のスペースが圧迫されてしまうという問題もある。非常に扱いが難しい。

  もう一つの問題は、配列。キャラクターの名前から、「どんなキャラだっけ?」という疑問に応えられるようにするのが第一目的なので、五十音順は必須。
  登場順の配列を併記するかどうか。複数のリストを作ると、「ページが長くなりすぎる」「続刊以降の再編集の手間(二重加筆と内容照合)が膨大になる」という問題があるので、登場順リストを置くのは現実的ではない。
  種族別の配列は、完全に無理。種族不明のものも多いし。代わりに、主要な種族や組織については、コラム的に整理したテキストを併記しておくつもり。
  五十音順のみだと、関連のあるキャラクター同士がバラけてしまうし、個々のキャラクターの重要度などが判断しづらくなるが、やむを得ない。

  閲覧者が任意に並べ替えられる機能をhtmlに仕込めればよいが、「おそらくblggrは対応していない」「五十音順の再配列が正確ではない」などの理由から、手を出さないつもり。

  キャラ辞典と年表を、同一ページにまとめるか、それとも別のページに分けるか。これは、同一のページにまとめて掲載するつもり。年表(≒小見出し一覧)は、ほぼ単行本のからの抜き出しのみで構成されるため、独自の創作性が無いと判断される危険がある。また、複数のページに分けると、サーチエンジンの「片方しか検索結果に出ない」という愚かな仕様により、検索者がキャラ辞典ページに出会えなくなるという可能性が考えられる。一つのページが長くなる(=見づらくなる=アクセスも重くなる)が、やむを得ない。



  11/14(Wed)

  getchu予約も、LNAF.OAも、それ以外の趣味の情報収集も、いろいろ滞ってしまった。水曜日中になんとかしなければ……。

  そして木曜日は、ついに「プララジ」に羽賀氏が……。
  期待しすぎて、現実感が無くなってきた。


  冷え込んできたので暖房を入れた。

  ◆◆◆サルミアッキが届いたので、じっくり味わっている。心が落ち着くような、高揚するような、不思議な気分。満面の笑みを浮かべているのが、自分でも分かる。ヘルシンキからフランクフルト経由の輸送だったようだが、わりとすぐに届いた。


  「胃~之煮」のタイトルがそろそろ切り替わるか。30回分が概要に未記載だった。少なくとも15時間は掛かるが、適当な模型のパチ組みと並行作業すれば、すぐに終わるだろう。


  【 「プララジ」第8回:羽賀氏ゲスト 】
  「プララジ」第8回。ついに、ついに……。ありがとうございます。
  語り口がものすごく柔らかくて上品。「かしら」喋りがこれほど似合う方も、そういないだろう。
  トークコーナーのBGMは、えーと、『アルフレッド学園』だったかな……?

  羽賀氏は、ご自身でも出演作をプレイされているのか。
  みる氏のように、「演じたら忘れきる」ような超然派の役者さんかと思っていた。

  2018年のリュミスベルンを聴けるとは……。いまだに自分の中で、この体験が消化しきれない。緊張感が振り切れてスンと落ち着いてしまったという綾音氏の気持ちも、こんな感じなのだろうか。

  それにしても、一人目のゲストで羽賀氏という最強のカードを切らなくても……。ファン(リスナー)が心の余裕を確保する前にいきなりこれだもの……。時期的にも、まずは『悪魔聖女』の出演者から来てもらって、リスナーの心を慣らしていってくれたら、ちょうど良かったのに……。(超々贅沢な不平。)
  しかも、今回のトークでは大波氏のお名前も出てきたし、そして大波氏はラジオ出演OKの方だろうから、遠からずゲストにいらっしゃるに違いない、そうだ、そうに決まっている、ぜったい、ぜったいですよ、絶対でふ!
  『悪魔聖女』のヒロイン級出演者たちは、むしろ発売前では喋れることに制約があるから、差し控えたのかもしれない。発売直後にいろいろ喋れるようになったタイミングでゲストに呼ばれるという可能性はあるだろう。


  えっ……逢坂? ということは、『葵屋』の逢坂さんの関係者なのか。
  『アウトベジタブルズ』以来の久々の現代もので、クロスオーバーネタはかなり多そうだ。

  このぶんだと、羽高ヴォイスの巫女キャラは、名字が「神時」なのではなかろうか。ちなみに、下の名前は「玉」さんというようだ。



  11/10(Sat)

  【 続編とシリーズものの境界線 】
  ファンディスクなどの単発の続編は、直感的には「前作を買ったユーザーが中心になり、新規層に買ってもらえない」。しかし、シリーズ展開が続けば、「シリーズ旧作の全ユーザーに興味を持ってもらえるし、シリーズ全体のネームバリューを利用できる」という発想が現れてくる。つまり、捉え方が途中から反転するわけだが、「どちらが正しいのか(どちらかが誤った判断なのか)」、「双方が正しいならば、その境界線はどのあたりなのか」という問が生まれる。

  大多数の単発FDは、前者の発想だろう。基本的には本編ユーザーのみを対象としており、大きなセールスは望めない。とりわけ読み物AVGの場合、ストーリーを中心とした大部分の要素が本編作品を前提としているため、単体で完結する新たなストーリーを作ることは難しい(し、ファンディスクという建前上、そのようなことをする意味が無い)。ただし、きちんとしたゲームパートを持っている場合(『麻雀 英雄×魔王』『初音のないしょ!』『でぼの巣箱』など)や、飛び道具的なコンテンツを含んでいる場合(『はぴねす!りらっくす』)は、新たな(独自の)ユーザー層を取り込める可能性がある。とはいえ、基本的には、立ち絵やBGMなどの素材を使い回ししつつ、ローコストで新作を作り、同時に既存ユーザー層を掴まえておくための企画であるのが一般的だろう。

  シリーズものはどうか。5作以上のシリーズものは、SLG系では『魔法戦士』『神楽』『Rance』シリーズが代表的だろう。黒箱系では『闇の声』『淫妖蟲』『対魔忍』『姦染』などがあるし、Waffle、Liquid、BISHOPも複数のシリーズものを持っている(※BLACK RAINBOWの『催眠』系は、シリーズものと捉えるべきか、それともブランドの路線として捉えられるべきなのか、よく知らない)。ピンク系(?)では『ジブリール』がある。SQUEEZの『炎の○○』も、シリーズものと言えるだろうか。白箱系では、『きゃんきゃんバニー』『Piaキャロ』などのF&C系列くらいしか思い浮かばない。3D系では『らぶデス』『カスタムメイド』など。『ソレイユ』『恋姫†無双』『what a ~』もある。
  こうして実例を概観してみると、様々な要因があることが窺われる。人気作の続編が続いていった場合や、好評を博した作品のコンセプトを名実ともに踏襲した場合、SLG系タイトルで新規システムに初期投資をして複数タイトルを制作した場合、黒箱系でブランドイメージと密接に結びついた場合、等々。最初の想定のような単純な話ではないことが分かる。

  Triangleの『魔法戦士』ものは、どうなのだろうか。「ネームバリューが大きい」、「ブランドの屋台骨になる人気キャラクターを再登場させられる」、「それ以外の独自新作が、あまり上手くいっていない」といった状況が複合して、『魔法戦士』頼みになってしまっているように見える。
  『セイクリッドリネージュ』は味噌がついてしまったのがもったいなかった。おそらくタイトルが他社オンラインゲームからつつかれたのだろうと察せられるが、"lineage"なんてのはごく普通の英単語たった1語なのだから、それをタイトルに含むくらいは認められてよいと思うのだが……。
  アダルトゲーム界隈には、似たようなタイトル変更の実例が、他にもある。『デブプラス』は、ほんの一文字違いなのでかなりギリギリだ。『戦国の妹』は、当初は『戦国妹無双』というタイトルで告知されていた。『冥色の隷姫』が変わったのは、他社商標等との関係ではなく、たぶん「隷」字の使用を避ける必要が生じたのだろう。


  【 SHC新作のモヤモヤ 】
  ソフトハウスキャラ作品のゲームパートは、基本的には、「1) ゲーム全体の状況を進展させていく、ストーリー上のフラグ進行機能」と、「2) プレイヤーの個々のアクションに対してテキストイベントを返していく、インタラクティヴなイベント発生装置」の二つの役割で出来ている。
  もちろん、第三の役割として「3) (狭義の)ゲームに取り組ませ、楽しませる」という要素も持つことができるし、多くの「ゲーム」志向のユーザーはそれに期待するのだが、実際には、多くのSHC作品はこの側面をあまり重視していない。

  例えば『南国ドミニオン』では、プレイヤーキャラクターがNPCたちに話しかけていくことにより、様々なイベントが発生する。また、プレイヤーの会話回数や施設建設や日数経過などによって、新たなイベントが発生したり、エンディングに向かうフラグが成立したりする。ただし、この作品のシステム全体として、狭義の「ゲーム性」要素(つまり、困難なハードルを技術や試行錯誤によって乗り越えていく活動)は、ほとんど存在しない。せいぜい、狩猟や採取のミニゲームが提供されているという程度だ。
  あるいは『グリンスヴァール』。毎ターンのコマンド選択に応じて、ヒロインとのコミュニケーションを含む様々なイベントが発生する。プレイヤーの行動に応じた即時・直接のリアクションだ。その一方で、コマンド選択回数や施設建設数やターン経過などの累積フラグによって、より大きな状況変化がもたらされる。ただし、ゲーム全体としては、経営SLGとしてはかなり簡素なものであり、目標達成のための試行錯誤というよりは、シミュレータ(架空状況の再現)を楽しむという性質の方が強いと言える。
  もちろん、本格的な「(狭義の)ゲーム」要素を持つ作品もある。『うえはぁす』はボードゲーム的逃走SLGで、手持ちのカードをやりくりしつつ目的地を目指すゲームだ(※そして、その都度の止まったマスに応じて、様々なイベントが発生したりしなかったりする)。あるいは『Wizard's Climber』では、最終的にゲームパート上の武術大会で優勝することが大目標になっており、しかもそれはAVGパートにとっても重要なフラグになっている(つまり、ヒロインとの幸せなエンディングを迎えるための条件になっている)。

  ところで、今回の新作はどうか。毎月の戦闘が発生し、それに勝利することが必須であるという、比較的簡素なゲームパートがある。また、毎回の訓練コマンドに応じて、さまざまなAVGイベントが発生する。体験版の範囲では、ストーリーの分岐の仕方はまだ見当が付かない(※おそらく周回変化はあると予想される)。しかし、どうも手応えがはっきりしない。何故だろうか。
  1) ゲームの大状況の変化。これについてはまだ判断しきれないが、ゲームパートが一ヶ月ごとの完全な仕切り直しになっていることが影響して、どうしてもブツ切りの印象を持ってしまう。システム上またはストーリー上で、面白味のある分岐が出てきてくれればよいのだが。
  2) 個々のコマンド選択に対するリアクション。これがはっきりしない。AVGパートで選択できる各コマンドの名称は、「通常攻撃」「強攻撃」「集中」といったSLGパート上のアクションの名称そのままで、なんとも味気ないし、訓練の内容をイメージしにくいし、実際のテキストイベントとの関連も薄い。「集中」コマンドを選択すると、集中力を高めようとするイベントになったりはするが、すぐにベッドシーン発生装置になってしまう。作中世界の状況を表現するように、例えばコマンドの名称をデコレートするなり、チップアニメを入れるなりしても良かったのではないか。
  3) ゲームパート。やはり簡素すぎる。事前に仮想戦闘できてしまうのは、やむを得ないこととはいえ、驚きに欠けるし、戦いの緊張感も失われる。かといって、仮想戦闘を削除してしまうと、手数が足りなくて詰む可能性が出てくる。そもそも、単純すぎる一対一戦闘にしたのがよろしくない、と言ってしまうと、どうしようもないのだが。行動ゲージ戦闘システムでも、多対多戦闘にしたり、コンボダメージや相性効果を入れたり、こちらのアクションで相手の行動を遅延させたりといった要素を入れなければ、深みが出ない。
  作品の構成それ自体は、理解できないではない。毎月末の戦闘パートを組み込んで、それなりに試行錯誤すれば勝利できるようにしつつ、訓練コマンドを比較的自由に実行して、AVGイベントを楽しめる。そういうコンセプトだろう。しかし、この食い足りなさは、どこから来ているのだろうか。とりわけ、狭義のゲーム要素に期待するユーザーには、不満が出やすいかもしれない。ほとんどAVG作品であってゲームパートは薄いし、毎月のリセットのせいで、蓄積による強化も感じられないだろう。かなり付き合いにくい作品になるのではなかろうか。


  私の誕生日なんだけど、「こっち来んな」の気分で、むしろ「ポッキー」は嫌いになった。


  模型制作と平行しつつ、「胃~之煮」の聴き返しは「パン#38」まで来た。



  11/07(Wed)

  次の「胃~之煮」は、いったいどんなタイトルになるのか……。


  みなさん、グライフェンガールを可愛く撮るのが上手いなあ……。 
  「胃~之煮」や『キルミー』DVDを流しつつ、ひとまず全てのパーツを切り出した。ただし、肉抜き穴を埋めていく(あるいは独自にディテールを作り込む)必要があるので、まだ塗装作業には入れない。制作は今週末まで掛かるだろう。

  「変わり身が本物でしたの術」は、やっぱりわけが分からない。


  [ ci-en.jp/creator/2127 ]
  えっ、『七人の妹』や『彼女たちの流儀』の、あの奥川氏ご本人か。

  [ ci-en.jp/creator/2224 ]
  スミレもCi-enでの活動を始めたようだ。


  例えば「仲が良ければXできる」が正しいとしても、
  「仲が良い人が必ずXしている」とは限らないし、
  「Xしていれば仲が良い」とは限らないし、
  「Xすれば仲が良くなれる」わけでもない。
  ……のだけど、混同する人は多いようだ。というか、人間の認識はこれらの命題乃至状況を適切に識別するのに、あまり向いていないようだ。

  とはいえ、「仲が良いことを証明するために、Xできることを確認する」という行態は、それはそれで必ずしも誤りではない。例えば:
  1) 仲が良いならば、渾名で呼ぶことができる(あるいは敬語抜きでもduで呼ぶでもいい)。
  2) 渾名で呼ぶことが成立し得るのは、「仲良し」の他には「権力関係」「侮辱」のいずれかであり、それ以外の場合は存在しない。
  3) 双方の間柄は、権力関係や侮辱ではない(とひとまず信じることができる)。
  4) 以上が成り立ったうえで、渾名で呼んで受け入れられたならば(拒絶されなかったならば)、それは仲良しだからだと言うことができる。この意味で、仲良しであることを確認するために、あるいは仲良しであろうとする意志を表明する手段として、例えば渾名で呼ぼうとすることは、現実において理に適った行為だと言える。


  月末まで出費を控えるつもりだったのに、福沢さんがまた一人、財布から旅立っていってしまった。そして、ディテールアップ用に各種パーツを買い足したグライフェンガールは、最も「お高い」メカ少女プラモになってしまった(※塗料の分を除いても1万円超)。BANDAIの『STAR WARS』プラモの細密モールドは、ディテールの埋め草として便利すぎるのよ……(特に「ビークルモデル」)。
  BOSCHのミニチュアコレクションも一つ入手してきた。ドリドリ。

  思い立って、Melon Booksの商業アダルトコミックコーナーに立ち入ってみた。棚をざっと眺めてみたが、作家さんの名前は2~3%程度(30人に1人か、50人に1人くらい)しか分からなかった。しかも、お名前を識別できる作家さんも、大半はアダルトゲーム原画実績のある方か、あるいはキャリアの長い(≒知名度がきわめて高い)作家さんばかり。アダルトコミックプロパーの人は、ほとんど分からないと思う。
  web上のファンアートなどでイラストや漫画を公開している方は多い筈だから、1割か2割くらいは分かるんじゃないかと高を括って入ってみたら、全然知らない名前ばかりで、かなりビビった。もしかして、けっこう活況な分野なのだろうか。つまり、新たな才能がどんどん流入しているような分野になっているのだろうか。前世紀と比べてクオリティが飛躍的に向上しているのはなんとなく理解しているが(いや、前世紀の状況も知らないけど)、内容面&市場面での動向は、やはり継続的に注視していなければ分からない。



  11/04(Sun)

  今月分のgetchu新作予約は、来週末にしよう。そのくらいでもたぶん間に合うだろう。

  今回の「プララジ」ゲストの件は、twへ告知のお手伝いをしに行きたいくらいの気分。いや、まあ、さすがにそこまではしなくてもいいかな……。

  そして明日の14:00にはおそらく「プララジ」の更新が……待ちきれなくて落ち着かない。


  おお……心にケモ耳が生えるような喜ばしい気分だ……。
  (なんだそれは)
  (あっ、これがまさにアビスの祝福なのか……)


  ソフトハウスキャラ作品で、プレイ時間が最長なのはどれだろうか。『海賊王冠』『真昼に踊る犯罪者』『ブラウン通り三番目』『巣作りドラゴン』や『BB』シリーズは、検証プレイ(データ攻略)にかなりの時間を費やしたので、いずれも100時間超だと思うが、どれが一番かは分からない。『DC』『王賊』『BB2』は、育成プレイに時間を掛けた。『忍流』も再プレイを何度も楽しんだ。近年の『アウトベジタブルズ』『悪魔娘』などは、珍しくスコアアタックにそれなりの労力を掛けたのが思い出深い。『DAISOUNAN』は、序盤の松永雪希ヒロインと二人っきりの状態で延々何百日も楽しい遭難生活をシミュレートしていた。私のSHC体験の中でも、あれは最も幸せな時間の一つだった。
  逆に、初期作品『葵屋』『うえはぁす』や、面倒の多い『Wizard's Climber』『雪鬼屋』『勇者砲』あたりは、ひととおりプレイした程度で、それほどのめり込んではいない。


  ……あ。ゲスト出演のニュースが嬉しすぎて、スケジュールを完全に誤解していた。羽賀氏が出演されるのは今回(第7回)じゃなくて、次回から(第8~10回)なのか。とんでもない勘違いをしていたが、楽しみがさらに一週間延びたと考えれば、まあいいか。
  「プララジ」今回は『DC』特集なので、トークコーナーのBGMも『DC』のメイン画面のもの。そういえば、曲全体をじっくり聴いたことはあまり無かったかも。


  グライフェンガールを購入しつつ、さらにもうちょっと物欲を解放してきた。買いたいものがたくさんある、つまりそれだけ素晴らしいものが身近にたくさん存在するというのは、喜ばしいことなのだ。それは人間の精神文化と物質文明の豊かさそのものなのだ。

  新記事:「FAG『グライフェン』塗装メモ」。とりあえずページを作っておく。


  渋谷氏と大波氏が二人でゲスト出演してラジオを乗っ取って「オネラジ」復活……まで妄想した。そういえば「オネラジ」は現在でも全て聴けるのか。時間があれば各回概要を書きたい。


  外国語で論述的な文章を書くと、つい韻文的になってしまう。要するに自分の文体が確立されていないから、単純な対句的表現などに頼ってしまったり、同じ文構造の発想を安易に連ねてしまったりするというだけのことだが。丁寧に脚韻を踏めるほどの語彙があるわけでもないし。ただし、思考や論述の手掛かりとして、「AにはX、BにはY、CにはZ」という対応関係をきちんと押さえたり、「Aはαだが、Bはβである」といった対比構造をきちんと意識したりすることは、それはそれで大事だから、そういうエセ韻文志向を毛嫌いする必要は無いだろう。

  例示の際には、AyakaやYukaを使うことがある。場合によってはMinamiとかHikaruとかYukariとかIdumiとかHanaとかMitsuとかBouquetとかKurumanohit…えっ?
  NazunaやKomaniやAiやAnnは、人名と認識しづらいので、避けた方がよいだろう。



  11/02(Fri)

  [ hobby.dengeki.com/news/657083/ ]
  『あけいろ』からフィギュア化か……。なかなか良さそうな感じだし、懐具合が許せば買ってみようかな。それにしても風音氏の演じるキャラは立体化される頻度が高いように感じるが、演じたキャラクター数が多いから結果的にそうなっているだけだろう。


  ソフトハウスキャラの初期作品からのユーザー(ファン)は、いったいどのくらいいらっしゃるのだろうか。昔から攻略系サイトやファンサイトっぽいものはいくつも出来ていたが、現在まで続いている個人サイトはおそらく一つも無い。そういう猛者に出会ってみたいと思うことはある。『海賊王冠』(2001)からプレイしていますという「プララジ」投稿者がいらっしゃったが、そういう方に詳しくお話を聞いてみたい。
  元々、個人サイトやブログを作るほどのゲーマーはごく少数だったし、10年代に入るとSNSの普及やwikiの整備によって、個人がファンサイトや情報サイトを作る文化は退潮した。匿名掲示板方面はよく知らないし、その性質上、個人が抽出できない。
  ブックマークをざっと見てみると、[ coar1.blog57.fc2.com/ ]は、2008年(『Wizard's Climber』の頃)からのブログだが、今年に入っても新規投稿がある。かなり長い部類だろう(※ちなみに、私の旧サイトのことを無視している方だった。あれだけ詳細にweb上のSHC関連のサイトを渉猟していながら、うちのサイトだけは一切言及していなかった。何かポリシーがあるのだろう)。
  そもそも私自身も、攻略サイトからブログ(新/旧)へとフラフラ移ってきているので、連続性は無い。少なくとも他人の目からは、「2011年頃までやっていた過去の攻略サイト」と、「『BB2』の攻略情報を出したマイナーなブログ」と、「2013年頃から中途半端な攻略情報を出しているマイナーなブログ」の三つがバラバラに存在しているだけだ。つまり、世間的には、2011年頃で停止してしまったサイトや、断片的なブログが存在しているだけだ。丁寧に見れば三者が同一人物だと認識するのは容易だろうけど、長年のSHCファンでも、私の存在をアイデンティファイしている方はほとんどいないだろう。
  昔からのSHCファンたちは、2018年現在は何をしているのだろうか。新作をどう楽しんでいるのだろうか。まったく分からないし、想像もできない。以前の「こみトレ」の佐々木氏のブースに見に行った時は、わりといろいろな方が訪れていたと思う。電気外祭はどんな感じだったのだろうか。


  ごめん、私も現在、とれんどまいくろを使っている。利用期間が残っているうちは入れておくけど、もう二度と使わないよ。……PCゲーマーが安全に使える(誤検知等による妨害が生じにくい)セキュリティソフトってどれだろう?
  00年代前半頃はNortonをインストールしていたのだけど、余計な機能が増えたり動作が重くなったり価格上昇したりと面倒が増えたので離脱した。最近のはどうだろうか。


『Re:ゼロ』の「ラム」。うちにあるフィギュアの中で一番えろいのは、たぶんこれ(なので、あえて全身が写らないようにしてある)。とはいえ、18禁ではないし、これ以外にもえろちかなフィギュアはまだ一つも持っていないけど。ちなみに相方のレムは、EXQシリーズで一人(?)持っている。

  四つん這いポーズにドキドキするようになったのは、たぶんおるごぅる氏のせい。
  あの方の作品には、おそらく多くのゲーマーが、いろいろなものを植え付けられたよね……。
  爆笑ものの蛇口シーンとか。


  怖いネタだが、蛮勇を奮って:「『みつみ絵』雑感」。

  画集『Leaf Illustrations』と『MITSUMI MISATO ART WORKS』も掘り出してきたので、折を見て加筆しておきたい。……と、小さな文章にちょっとだけ手直しをしていたつもりが、4000字になっていた。元々はほんの1000字程度だったのに……。

  檜山有紀さんのCGが、みつみ氏のものなのか、ちょっと自信が無い。CHARM氏の絵をよく知らないせいもあるけど。間違いないもの(確信を持てるもの)に差し替えたいのだが、手持ちのCGに適当なものが無いので、やむなくこのCGを引用掲載している。


  羽賀ゆい氏は3回連続で「プララジ」出演されるのか……。
  驚きと嬉しさで、そろそろ心のキャパシティが壊れそうだ……。

  [ ci-en.jp/creator/1736/article/26658 ]
  ところで、『真昼』の霧姫も羽賀氏でしたよね?


  Ci-en上でSHCからメッセージが来ていて、何だろうとドキドキしながら開いてみたら、支援プランの見返りの『葵屋』のDLコードだった。さっそくDL&インストール。手順を間違えたか、ちょっと手間取ったが、無事に起動した。ディスク版のsvdtも、問題なく移植できた(適切に認識された)。さすがにmidi音源のBGMはきついし、UIも原始的だが、気が向いたら再プレイしてみよう。テキストスキップがやけに遅いのは、ディスク版当時も同じ。


  萌花ちょこ氏のお声で、安玖深氏のような芝居をしたら、桃山氏になる……ような気がした。きれいでしっとりした声色をベースにしつつ、絶妙に力を抜いたユーモアのあるキャラ造形をされているのが、そういう連想を誘った。活躍時期や出演タイトルがあまり重なっていないので、ファン層はつながっていないかもしれないが。というか、共演作ってあったっけ? 『恋姫†無双』や『ランス03』のような多人数参加タイトルはあるけれど、ヒロイン級どうしでの共演は無いかも……。



  11/01(Thu)

  ある原稿の〆切を一ヶ月勘違いしていた。よし、これでもう一ヶ月遊んd…こほん。
  (現時点ですでに大部分の作業を終えているので、〆切がずれても大差ないのだけど。)


  ヘッダー部分にブログの趣旨説明を書いておいた方がいいのだろうか。PCアクセスであれば、「記事一覧」をクリックしてざっとスクロールすれば、十秒足らずでこのブログの概要は見て取れる。ひととおりのリテラシーと最低限の注意力があれば、けっして難しくはない筈だ。
  ただし、スマートフォンなどの環境ではスクロールの視認性が劣るため非効率だし、「記事一覧」ページを見逃すような人や「記事一覧」に期待しない人は、たまたま訪れたブログへの向き合い方に戸惑う可能性がある(※実際、個々の記事タイトルを適切につけていなかったり、hatenaのような単なる月別リンク集だったりすると、記事一覧ページは内容把握にほとんど役に立たない)。そう考えると、多少邪魔でも、フールプルーフ的にブログ概要を書いておくことにも意味はあるだろう。
  そういう記述を置くとして、どう書いたらいいだろうか。たとえば、「PCゲームを中心に、趣味活動の様々なメモを置いています。」といった感じだろうか。おかしなアクセスを避けるために、「アダルト」(ゲーム)という単語は入れたくないし、「オタク」という内輪的なワードも入れたくない。もう少し長く書くならば、「PCゲームを中心に、webラジオ、模型制作など、趣味活動の様々なメモや写真を置いているブログです。」といった感じか。ある程度長くしておかなければ見過ごされやすくなるが、あまり長くなりすぎると鬱陶しくなるし見栄えも悪くなる。
  試しに置いてみよう。あまり不格好だったら取り下げるつもりで。

ヘッダにブログ趣旨を追加すると、こんな感じになった。「MS Pゴシック」(サイズ:16)で表示しているが、他のフォント/サイズで表示する場合、テキストが2行になって不格好になる虞がある。「当ブログの趣旨:」まで書くのは、しつこすぎるかもしれない。

  PCゲーム「攻略」と書くかどうかは迷う。おそらくアクセス数は攻略関係の記事が圧倒的に多いし、私自身のゲーマーとしてのアイデンティティの基盤も攻略活動に存するのだが、内容はそれほど充実していないので、あまり仰々しく看板に掲げるのも恥ずかしい。
  webラジオ関係の記事は27個、模型関係は34。テキスト量も後者の方がかなり多いと思う。アクセス量も、たぶん後者の方が多い。ただし、掛けてきた時間の長さも、思い入れの強さも、webラジオの方が上回っている。web上に、似たような情報が他には存在しないというユニークネスの観点でも、ラジオ概要記事の方が希少性がある。(マイナーだとか言わない。) だから趣旨説明としては「webラジオ、模型制作」の順番にしている。

  "foolproof"はfoolproofと言うしかないのだけど、字面はずいぶんひどい。waterproofやfireproofなどと同じ趣旨で、「判断力の低い人または状態でも大丈夫(であるように設計しておくこと)」ということなのだけど。見逃しなどの不注意をフォローするような仕様にしておくとか、誤った操作をしても致命的なことにならないようなメカニズムにするとか、そもそも危険性のある操作が実行できないように周到なガードを掛けておくとか。


  [tw: 1057867463444975617 ]
  『みずいろ』のことを即座に思い出したオタクはやはりいらっしゃった。


  どうして青山名義ではなく羽賀名義での出演にしたのだろうか。ちょうど『Dancing Crazies』のDL販売を開始したタイミングだとはいえ、わざわざそのために昔の名義を引っ張り出してこさせるというのは、ずいぶんな力業に思える。ご本人にとっても、最新作(青山名義)の方が喋りやすいだろうし、ご自身の最近の活動にも言及しやすい筈だ。メーカーとしても、『DC』よりも今月発売の新作の方に宣伝を注力しなければいけない筈だし。何かしら他に意図があるのだろうか。


  ブログヘッダの注意書き。自分で何度かブログトップページを開いてみたが、非常に見逃しやすい。たいていの場合、まずはブログタイトルとページタイトル――どちらも大きな文字サイズで書かれている――を意識的にチェックするものだから、その間にある説明文は飛ばしてしまいやすい。また、このあたりのスペースには余計な広告が入っていることが多く、その意味でも注意を向けにくい。うーむ、やっぱり要らないかも。
  ただし、目に入らない=邪魔にならない、ということでもある。訪問者にとって、少しでも助けになるならば、意味はあると言うべきだ。
  このブログが今後どのくらい続けられるか分からないが、何年か経ったらブログの趣旨説明が、いつの間にか「眼鏡、声優、ショタ、吸血鬼について考える高邁崇高深甚深遠なブログです。真祖様に仕える覚悟なき者よ去れ。」などと変貌していたら怖いよね。


  「藤咲ウサ 抱き枕 中の人 本人が中に入る」の検索結果……あ、あれ、情報が出てこない。


  [ www.volks.co.jp/nierautomata/dd_9s/ ]
  店頭で見てきたけど、やっぱり良いよね……ショタドール、欲しい……。


  (→12月10月