2025/09/10

2025年9月の雑記

 2025年9月の雑記。

 09/26(Fri)

 ガールプラモ発売表(2)に、センシティヴな内容が含まれるという警告が出てきた。当然ながらまったく思い当たるところが無いのだが、考えうる可能性としては素肌成形色に言及したワードか、あるいは頭髪を指すワードが誤ってえろ判定されたのかもしれない(※このページも引っかかるかもしれないから、そのワードはここにも書けない)。
 再審査を要求しておいたけど、期待はしていない。仮に今回OKになっても、ページを加筆更新する度にまた同じワードが引っかかるだろうし……。


 心身の調子を取り戻すために、明日は六甲山~有馬~摩耶山を一巡りしてくる予定。
 交通機関の利用だと、6000円弱の移動費になる。運行本数はそこそこ多いので(20分に一本程度)あまり遅滞は無いけれど、一つのところをじっくり楽しむほどの時間的余裕は取れない。一般的には、有馬温泉に宿を取って1泊2日でゆっくり楽しむか、あるいは(地元民の場合は)自家用車などでスムーズに回ったり特定の施設をピンポイントで訪れたりするのが普通だろう(※例えば家族でアスレチックとか)。良いレストランもあるのだが、日帰り周遊の場合は昼/夜ごはんのタイミングに合わせるのが難しいし、ゆっくり食べる時間も無い……。
 平日や冬期は六甲ロープウェーが17時台に終わってしまうので、タイミングによっては夜景を見るのが難しい。なので、土日に行くか、あるいは夏休みに六甲→摩耶の順番で回るかの、どちらかになる(※摩耶ロープウェーは、やや遅めの時間まで運行している)。以前は六甲→摩耶で回ったことがあるけど、今回は逆回りで摩耶→六甲でも良いかもしれない。そちらの方がスムーズに自宅に戻れるし。夜景スポットは摩耶(ケーブルとロープウェーの間)の方が有名だが、六甲(ケーブル上)も良い。
 見どころはとにかく多くて、ミュージアム、植物園、アスレチック、ガーデンテラス、六甲山牧場、天上寺、そして有馬界隈に、ケーブル/ロープウェー付近の展望台まである。この時期だと「六甲・ミーツ・アート」も開催されている。日帰りだと、有馬には1時間も滞在できないが、無理に温泉に入る必要も無いだろう。もう一つの問題は、デジカメのバッテリーが一日保ちそうにないこと。予備バッテリーも持っているが、電池補充の用意もしておくかなあ。早い時間から動き出せばゆっくり回れるのだけど、結局はバッテリーの限界と体力の限界に追い詰められるので、ちょうど回りきれるくらいの時間帯で出発するつもり。
 ちなみに、近隣府県や遠方から来る場合は、新幹線の新神戸駅から市バス直通で摩耶ケーブルに行くか、あるいは新神戸から地下鉄等でまず有馬温泉に向かうか、はたまた阪急六甲/JR六甲道から市バスで六甲ケーブルに乗るか、そのあたりが一般的だろう。20時前に山を降りられれば、市街地までは直ぐなので、帰路も大丈夫な筈。
 というわけで、えっ、もちろん一人旅行だよ、ドールを連れていったりなんかしないよ

 以前は、六甲ケーブルからロープウェーまで延々歩いたり、そして帰路も摩耶ロープウェーまで夕闇の中をのんびり歩いたりしていたが、今回はバスでイージーに移動する予定。山中の車道の端をずっと独歩放浪するときの物寂しくも充実した感覚も、大好きなんだけどね……。
 旅行時は基本的に、「自分の目と耳と鼻と肌でその空間を感じる」こととを最優先にしているので、写真はほとんど撮らない。ただし最近は、あえて記録目的で訪れて撮影しまくる場合もある。先日の姫路(城)旅行も、どちらかと言えばユニークな撮影素材を求める趣旨だった。

 コロナ発生以降、大阪の日本橋には一度も訪れていないが、またもう一度、時間のあるうちに行っておきたい。どなたか一緒にポンバ散策してくれないかなあ。チラッ


 『永久のユウグレ』第0話がYT公開されていたので視聴したが……うーん、映像が面白くない。レイアウトが全然美しくないし、色彩感もぼんやりしているし、動画表現としても見どころが乏しい。AI開発+人体改造+ポストアポカリプス未来+ロマンスものになるようだが、SFとしての掘り下げもあまりピンと来ないし、人間ドラマとしても類型的。このままだと期待を下回りそうだが、これはあくまで第0話の前日譚なので、本編では作風を一変させてくる可能性がある……という希望を持っておこう。
 王真樹(おうまぎ)父娘は、上田氏&茅野氏、つまり、いみじくも『鬼人』の蕎麦屋父娘と同じ。ただし残念ながら、両者とも、今後は当分再登場しそうにないけれど。
 今後出てくるアンドロイドヒロイン「ユウグレ」は、きっとミドリムシ(ユーグレナ)を進化させた人工生命体に違いない。(おばか)
 義弟くんのプールでの(つまり上半身裸の)写真などを撫で回すように手を触れて、それからAIを黙らせて寝返りを打って、その後手を洗っているという、ずいぶん露骨な描写もあった。その描写って、要る?


 というわけで、一日掛けて摩耶山~六甲山~有馬温泉を回ってきた。夜景に関しては、私個人としては別の機会に行けば済む話だったのだけど、旅程プランがどのくらい実現可能かを確かめる趣旨もあったので、夜景のタイミングを組み込めるようにして試してみた。
 有馬は高級ホテルに宿泊することが前提のリゾート地なので、ただ観光客として街中を歩いてもたいした見どころは無い。いや、お寺とか都市景観とか自然とか、いろいろあるにはあるのだけど、特別有名な行事があるというわけではないし、土産物や特産スイーツも大したものは無いので、あまりお勧めはしない。
 六甲~摩耶は、美しい歴史的施設(天上寺)から、食文化(牧場やレストラン)、芸術(イベント)、雰囲気の良いエリア(ガーデンテラスは趣味の良い土産物も売っている)、教養(植物園)、体験施設(ミュージアム)、自然風景(山上からの眺望やきれいな空気)、運動(ハイキング、サイクリング、アスレチック)と、ほとんどなんでもあるという密度を誇る。今日も、ハイキングの高齢者から、家族連れのお出かけ、そして若いカップルもたくさんいて楽しそうだった。私が一番の場違いだったとか言わない。
 今回の反省点と再考箇所。平日と土日の違いを確かめること(特に混み具合)、レストランをきちんと確かめておくこと、牧場や植物園などの個別施設の状況を体験しておくこと、等々。

2025/09/09

漫画雑話(2025年9月)

 2025年9月に読んだ漫画の雑感。主に単行本新刊について。
 今月は女性向けや現代世界ものが多く、ファンタジー新刊は少なめ。

●新規作品。
 山水みこ『セーデルホルムの魔女の家』第1巻(一二三書房LAVARE、原作あり、1-8話)。妖精や精霊を見ることのできる女性(メイド)と、彼女が仕える男性(元軍人)と少女(妖精を感じ取れる)の物語。おおまかに英国(ケルト妖精)をモデルにしているが、架空世界としての設定。一般人には妖精の存在はほぼ知られていないため、7歳の少女は親族からもへんけんと迫害を受けてきたという経緯がある。小説原作にありがちな、台詞に一つ一つ挿絵を付けたような感じだが、静かで内省的な本作の雰囲気には合っている。掘り出し物……とまでは行かないが、ひそやかで穏やかな暮らしの物語として、読み続けていけそう。山水氏はこれまではイラストレーター活動がメインで、漫画連載は今回が初めての模様。「挿絵っぽい」という上記の印象も、このキャリアに照らしてみれば得心がいくし、一枚一枚のコマ絵もきれいに整っている。
 イチ『くじらの料理人』第1巻(コアコミックス、1-8話)。海自の潜水艦に乗り込むことになった、ネガティヴ思考の調理隊員の話。料理要素を主人公の精神的成長に結びつける作劇の腕も、周囲のキャラクターたちを立たせる造形も、潜水艦という環境の特殊性も、なかなか上手く描き出している。作者はこれが初連載とのこと。
 杉谷庄吾『FG(フォーミュラガール)』第1巻(小学館、1-4話)。時速200~300kmで走れる特殊な資質を持った少女たちが、カーレースのように競走している世界の話。元々は作者が2009年に着想していたネタなのだとか。この漫画家は、『ポンポさん』シリーズで知ってから既刊を買い揃えるくらいには気に入っていて、その後しばらくは迷走していたようだが、この元気の良い新作でまた楽しませてくれることを期待したい。
 三都慎司『ミナミザスーパーエボリューション』第1巻(集英社、1-4話)。この作者らしく、思春期の苦悩と意志と暴走、日常と超自然的事件の交錯、骨格のしっかりしたキャラと背景作画の密度、インパクトのあるレイアウト演出、そして今作では水の様々な質感表現と、実に楽しい。


●カジュアル買いなど。
 紫藤(しどう)むらさき『運命の恋人は期限付き』第1-3巻(マイクロマガジン、原作あり、1-5, 6-11, 12-18話)。新刊(第3巻)の表紙を見かけて、既刊ごと一気に買ってみたら大当たりだった。架空の洋風貴族社会で、結婚したくない男女が偽装恋人になった話……と書くとチープだが、主人公女性の健やかな自立心と美術に関する有能さ、そして善良さがたいへん美しい。そして男性の側も、誠実な目で彼女の美質をきちんと見出していく(※彼も理知的で公正な人物として描かれており、嫉妬心描写もうぶな可愛げの範疇に留まっている)。
 作劇に関しても、貴族社会で求められる様々な社交上の配慮を織り込んでいく描写は、デリカシーの味わいを楽しめるし、そういった考慮に対してスマートに対処していく描写も、やはり読んでいて気持ち良い。物語の大状況は、王位継承を巡る政治的策謀に巻き込まれる(それを主人公の貢献によって乗り越えていこうとする)というもので、それと同時に、偽装恋人のミクロな問題も並行して発生してくる。主人公女性は貴族体制を離れてでも自立して生きていきたいとす願っている人物で、性格面ではあっけらかんとしていて恋愛はほとんど意識していない。その一方で、男性の側は彼女に惚れつつあるというギャップも、オーソドックスながら微笑ましい。
 作画についても、潤いのある両目と、繊細な頭髪表現、品位を保ったユーモラスなコマ、そして堂々とした決めゴマに、ダイナミックなレイアウトと、抜群に好みのスタイル。紫藤氏は、これまで小説のイラストやアンソロコミック参加の経験が多いようだ。漫画連載としては、『台所召喚』(原作あり)に続いてこれが2本目?

 江垣沼『生意気なギャル姉を解らせる話』第2巻(集英社、15-29話)。ダウナー暴言ギャルのようだが、実態は自己評価が極端に低く不器用で、周囲から搾取されかかっている義姉(元・従姉)の心をひそから解きほぐそうとする義弟の物語。その性質上、ゲスい描写もあるが、コンセプトは興味深い。黒フキダシから本心台詞への転換の視覚的演出や、キャラクターの内心描写に踏み込む大胆さ、そして周囲の加害的存在から姉を救おうとするサスペンスの側面、等々。ちなみに、広島が舞台と明言されているのはちょっと珍しい。
 余談になるが、漫画のフキダシ台詞の中で「笑い」の意味での「w」を使う例を、昨年頃からよく見かけるようになっている。ネットスラングがここまで一般化してきたか……。

 『魔男のイチ』は、最初の数冊だけ読んだことがあるが、面白さが全然分からなかった。そもそも唯一の男性の魔女(魔男)であることにもほとんどドラマ的な意味が無いし、彼が魔法の力を得たのも「女性では絶対に勝てないという魔法設定の魔物に勝ったから」という御都合主義極まりない事情だし。魔物(魔法生物)も、人類に試練を与えて魔法の力を与えるという説明の一方で、人類が魔法生物を狩って回っているので魔法生物たちと敵対しているという全然別のストーリーに変化しているし(※後から説明の折り合いが付けられるのかもしれないけど)。キャラクターも、内面造形がはっきりしないまま、勢い任せのハチャメチャテイストで押し切っていて、味気ない。結局のところ、量産型のファンタジーバトル系少年漫画という以上の個性を見出せなかった。うーん、どういうところが面白いのだろうか。作画担当の宇佐崎氏は『アクタージュ』を連載していたクリエイターで、絵作りはそれなりに良いけれど……原作(ストーリー設定)の方が問題であるように見受けられる。南アジア系褐色ひねくれおねえさんヒロインと野性的な微ショタ主人公というだけでは辛い。


●続刊等。

 1) 現代世界、シリアス系など
 丸井まお『となりのフィギュア原型師』第7巻(67-76話)。フィギュア関係のネタの切れ味が凄いし、そこからコメディを広げる発想も抜群に豊かだし、キャラクター造形もやたらマニアックで、相変わらずとんでもない異才ぶり。
 二駅ずい『撮るに足らない』第4巻(23-29話)。二人がベッドインしてから。物語の緊張感が失われて、ただの全年齢えろまんがになっていきそうなのがちょっと不安。
 きただりょうま『魁の花巫女』第5巻(36-45話)。バストは惜しげもなく放り出しまくるが、ただそれだけなので面白くない。きただ氏ならば何かユニークな物語を仕掛けてくれると期待して読んできたのだが、そろそろ飽きてきた。
 ナツイチ『三咲くんは攻略キャラじゃない』第3巻(21-30話)。良いところもあるのだが、型に嵌まった描写や生硬な表現もあり、うーん。
 ヨシカゲ『神にホムラを』第4巻(22-30話、完結)。いささか中途半端なところで終わりを迎えた。キャラクター造形も、イメージの視覚化も、戦後初期という時代設定のユニークさも、そして天才キャラが持つ妖気の表現に至るまで、多大な魅力はあったので残念だが、漫画家としての資質は十二分に示されているので、次なる作品に期待したい。

 遊維『大海に響くコール』第3巻(12-19話)。新キャラの同級生が出てきたり、名港水族館(※作中では「名古屋海洋水族館」)に行ったり。とても良い作品なのだけど、その美質を説明するのが難しい。シャチに魅せられた高校生女子たちの物語……というといかにもベタなのだけど、お色気志向はほぼ無く、クリアカットな作画と生真面目なストーリーで各回が展開されていく。シャチの絵もダイナミックな氏迫力に満ちているし、人物作画も時折デリケートな光源(陰影)を付けて表情を印象深いものにしている。シャチの生態をヒューマンドラマ(思春期の様々な悩み)と絡めて作劇するのはオーソドックスなアプローチだが、けっして蘊蓄優先にはならないし、美談めかした形にもせず、安易な解決にもしないまま、高校3年生に進級していく。息を詰めて読んでしまう、不思議な魅力のある作品。
 真面目さは、作中での学校での描写にも見られる。ありがちな「試験だりー」「赤点になりそー」路線ではなく、小テストも30/50ではかなり悪いという認識だし、毎日の学習習慣の作り方や、大学受験を意識した悩みまで、律儀に取り組んでいく姿勢が率直に描かれている。エンタメ寄り(?)の現代漫画としてはちょっと珍しい(※漫画界では、成績優秀な学生を描く場合には「学年1位」とか「全国模試上位」のような雑な紋切り型でやり過ごされることが多い)。

 いたち『負けヒロイン~』第5巻(20-22話)。焼塩編の終盤から、文化祭編の始まりまで。90年代(くらい?)少女漫画の繊細さを引き継ぐかのような、細やかなペンタッチと大胆なデフォルメの共存がユニーク。アニメ版の方が先行していて、大筋ではこの漫画版も原作/アニメ版の双方を踏襲しているが、細かな所作の追加や回想カットの入れ方、そしてもちろんコマ組みレイアウトによる演出の味付けの違いなど、漫画版の独自性もきちんと打ち出している。角度を90度傾けた(つまり水平→上下になっている)コマも意欲的に使用している。

 鎌谷悠希『同志少女よ、敵を撃て』第2巻(5-9話)。卒業から、初めての実戦へ。アナログ感の強い筆使いで、紙面には重苦しい緊張感が満ちており、そしてそれを超えていこうとする若者の意志が鮮やかに描かれている。漫画版は、6巻くらいの規模になるだろうか。
 文ノ梛(ふみの・なぎ)『灰と銀の羽根』第2巻(6-10話)。元狙撃兵の女性と、元少年兵が、北欧風の架空世界で同居生活をする物語。おねショタ+悲壮な戦争トラウマ+北欧ロマン+食事もの+戦後スローライフという贅沢な作りで、とても楽しいのだが、しかし戦争PSTD描写を単なるおねショタ漫画の味付けとして使っているのには、どうしても倫理観の引っかかりを覚える。上記『同志少女』のシリアスさと比べると、本作がいささか不道徳に見えてしまう(※とはいえ『同志少女』も、絵柄そのものはかなり可愛らしい「美少女もの」ではあるし、この『羽根』も真面目に描いている作品ではあるのだが……ショタキャラにケモ耳を生やすkawaii演出を頻繁にやっているのでありがとうございます、ちょっと浮ついた印象になってしまうのは否めない)。
 うの花みゆき『雪と墨』第8巻(35-39話)。洋風北国悲壮ロマンは、上記『同志少女』『灰と銀の羽根』と併せてこれで今月3つめになる。実家編が一段落ついて、ここから物語はどのように展開されるのだろうか。
 田島青『ホテル・インヒューマンズ』第12巻(56-59話、完結)。作画や演出はお世辞にも洗練されているとは言いがたく、ストーリーテリングもいささか青臭くてぎこちないし、まるで創作系同人を商業の枠に無理矢理嵌め込んだかのような落ち着かなさもあったが、それでもその都度描こうとしているものは伝わってくるし、他の作品ではなかなか見られない意欲的な表現もあり、最後まで読んで付き合ってこられて良かったと思う。
 まめ猫『純情エッチング』第2巻(6-11話)。第1巻はよく分からない感じだったが、今巻になってピントが合ってきたし、まめ猫氏らしい表現意欲に満ちたダイナミックな演出がハマってきた(コマ組み、キャラ絵の切り取り方、指先のデリケートな絡み合い、そして構図反復の効果など)。
 瀬尾知汐『罪と罰のスピカ』第4巻(21-28話)。今巻は丸々受刑者編でまとまっている。主人公スピカの邪悪な行動はいったん後景に引いているが、ミステリとして練り込まれたストーリーになっている。
 雨水汐『僕らのアイは気持ち悪い』第2巻(6-11話)。学生時代に一時付き合っていた二人と、その片方の妹と、さらにその妹に想いを寄せる同級生の、4人の多重ダークサイコ百合ストーリー。第1巻の導入は小道具頼みのやや強引な描写だったが、この巻ではキャラクターの掘り下げが進んで面白くなってきた。とりあえず、もうしばらくは買っていこう。
 しなぎれ『女装男子はスカートを脱ぎたい!』第3巻(13-21話)。着衣の陰影まで手書きの掛け網で描き込む密度感は、紙面全体に異様な存在感をもたらす。瞳の輪郭も、わざわざ細かな線のつらなりで滲むように描いており、真ん丸なギョロ目造形を和らげるとともに、憂いのある情趣を目元に作り出している(これできれいな真円を描けているのも驚き)。何より凄いのは、コマ割のレイアウトが抜群に上手くて、見せたい絵を最大限の効果で表現しているところ。さらに、全身の動きもかなりしっかり描いているので、迫真性がある。そのうえ、フェティッシュな思考の表現や、表情のニュアンス、台詞回しの巧さなど、とにかく切れ味が凄い。何者なんだ、この超絶テクニシャンな漫画家は……。一見すると荒っぽくプリミティヴな作画の、お気楽女装コメディのようでいて、その実、見せたい演出を100%形にしていて、その迫力に圧倒される。キャラクターたちの内面造形が固まってきたのか、感情表現も掘り下げられてきた。一コマずつじっくり眺めていくので、一冊読むのに1時間掛かる。

 2) ファンタジー、エンタメ系など
 。

2025/09/05

アニメ雑話(2025年9月)

 2025年9月の新作アニメ感想。『鬼人幻燈抄』『クレバテス』『第七王子』の3作。

●『鬼人幻燈抄』。
 第21話は、江戸(幕末)編のフィナーレ。鬼が持つ異能の根源を語り、そして鬼と武士の双方の終わりを描く。作画はやや浅いものの、意欲的なレイアウトと声優陣の芝居が、物語全体の説得力を確保している。今回の白眉は茅野愛衣氏(おふう役)。2クールに亘ってキャラクターをじっくり育ててきたその最後に、複雑な情緒に満ちた別離のシーンを絶妙に演じている。

 通算22話は明治5年、「二人静」の回。今回も、軋むような劇伴の雰囲気が抜群に良いし、レトロな街並みのロケーション設定も効果的(※背景作画の質感表現や時間帯表現は良い。ただし、京都の夜の大路でも延々殺陣をしているけれど……)。食事シーンを初めとして、キャラクターの日常の細やかな所作を頑張って動かしているのも好印象。絵コンテは、前回に続いて新留俊哉氏。戦いを終えた翌日の店内で、兼臣さんの背景に可憐な花瓶と穏やかな丸窓をフレームインさせているのも、滋味に富んだ美しい演出。
 ただし、アクションシーンの苦手ぶりも相変わらずだし、キャラクターの顔造形が不安定になってきた。新たな美少女キャラがいきなり3人も出てきたが、音声芝居は、うーん。兼臣さんの外見や性格造形はかなり好みなのだが……。
 ストーリー面では、ついにラスボスが姿を現した。これで2クールの物語を締め括る予定だろうか。原作は昭和平成の世までずっと物語が続くらしいが、このアニメ版のこれまでのユニークな個性は、江戸時代の文物と風景の魅力に多くを負ってきたので、それを手放してしまうとつらい。その意味でも、明治時代の始まりを素描したところまでで完結させるのは、アニメ版としては無難な対処なのかもしれない(※原作小説のまま映像化すると、どうやら7クールくらいは必要になるようだが、さすがにそれは無理なので、ここらが潮時だろう)。
 「おじさま」と繰り返し呼んでいるのは、ミドルエイジ男性の「小父さま」ではなく、親族の「伯父さま」だろう。字幕や翻訳でどうなっているかは分からないが。

 絵作りできちんと見せようとしている姿勢は、はっきりと見て取れる。例えば背景美術のディテールや歴史的雰囲気、周囲の小道具による意味づけ、そしてレイアウトによる映像的美意識など、おそらく原作小説には描かれていなかったであろう要素を盛り込んで、アニメ媒体ならではの作品として丁寧に作り出している。つまり、絵コンテと演出(そして設定制作などの地固め)がしっかり仕事をしているので、見るに堪える密度のある映像作品になっている。動画(中割アニメーション)に関しては息切れしかけていて、至らないところも散見されるのだけど、アニメ作品としてどのような表現を目指しているかは明確に伝わってくる。そば屋の店内や武家屋敷の内部構造まで、ロケーションをしっかり作り込んであり、そしてそれを映像演出に結びつけている(※例えば、店内の賑やかさや、深みのある奥行き表現、障子越しの距離感、そして光源表現の情緒など)。そういう美質があるから、この2クールの長丁場を保ちこたえて映像的品位を維持してきた。



●『クレバテス』
 第9話は、黒沢ともよ怪演劇場。田村(睦)氏もいよいよ好調。ただし、サブキャラには今一つな芝居も聞こえてくるが、まあ仕方ない。メイン二人の会話に黒沢キャラ(魔道士ナイエ)のとぼけた呼びかけを重ねていくのは、現代アニメとしてはかなり大胆な演出(※台詞を被らせるのは、よほどのことでなければ避けるので)。
 映像面では、ややぎこちないカットもあるが、奥行きや瞬間の効果を使ったダイナミックな演出もあり、見応えがある。盾を並べて防御するアニメーションなど、集団戦闘シーンも凝っており、描写としても説得力がある。
 今回活躍したハイデン妃は、王族の血の力を継いでいないにもかかわらず強大なボスキャラと対峙する。相変わらず、「不遇だけど頑張るポンコツ苦労人キャラ」ばっかりで嗜好駄々漏れだな!(にっこり)

 第10話は、将軍ドレルの過去回想が展開される。ここに至ってようやく、物語の各パーツが噛み合ってきた。すなわち、主人公の父親の因縁、勇者伝承の謎、魔獣王たちの存在、魔剣鍛冶と魔術の併存、そして世界そのものの謎に進んでいくだろう。
 映像表現も力が入っている。空中戦闘の迫力や、衝突時のインパクト、肉体再生のアニメーション、高低の立体的表現、そして魔獣の巨大感演出、等々。背景のタッチや随所に見せるレイアウトの童話めいた雰囲気も、どこか作り物めいた手触りと神秘的なムードを形作りながら、キャラ絵のクリアカットな存在感を際立たせている。

 第11話は、たいへんな力作。空間を存分に活用してカメラを動かしまくるバトルアニメーションや、遠景の奥行きを強調した外連味のあるレイアウト、そして背景の(モブ戦闘などの)効果音、さらには田村氏の複雑なニュアンスに満ちた独白芝居、等々。ストーリー面でも、より広い世界に向かおうとする人類の力強い希望(アリシア)と、それを縛り付けてきた呪いのような伝承に対する虚無感(クレン)の対比――つまり「自由」と「運命」のコントラスト――が、苦いドラマを作り上げている。
 前半のロングジャンプが、延々喋りながらずっと浮いているのはご愛敬。作画コストの限界でもあり、また、説明台詞過剰の問題でもあるが、このくらいは仕方ないだろう。絵コンテ&演出は、田中宏紀氏。
 それにしても、主人公もゾンビ、敵ボスもゾンビ、王様もゾンビと、いよいよもってリビングデッドばかりになってきた。原作者岩原氏の趣味かなあ。
 「旧人類によって仕組まれていた世界」というのは、90年代末から00年代前半頃に一時期流行していたネタで、ちょっと懐かしい。名高い『ナウシカ』以来、有名なところでは『スクラップド・プリンセス』(1999)、美少女ゲームでも『うたわれるもの』(2002)など。『シュガーコートフリークス』(2010)あたりまで、ずっと続いていく。また、その支流として『Princess Holiday』(2002)や『AQUA』『ARIA』(2001-)のような人工的環境(テラリウム)趣味や、ヴァーチャル世界ものも広まっていった。

 第12話。冒頭から、進軍の破壊跡に沿ってまっすぐ超ロングティルト(ドリー)カメラを走らせるのが格好良い。それ以外も、いかにも特撮めいた映像構成が頻出する。田口監督は、怪獣特撮で多くの実績を上げているが、主要キャラクターの周囲の雰囲気まで掬い上げて表現しているのは、そのキャリアのおかげもあるだろう(※モブの動きや雑踏ノイズ、そしてロングショットでの空間表現など)。幼児を歩かせる場面や、末期のドレルがマルゴに呼びかけられるあたりも、どことなく実写系の感動シーンっぽい(※ちなみに、幼児が立ってよちよちと歩いていく描写は、動画表現としても秀逸な出来映え)。
 幼児「ルナ」役の会沢紗弥氏も、特にこの終盤2話の芝居が素晴らしかった。こういう喃語を演じられる声優はそこそこ珍しいようだが、この方はいったいどこでこのスキルを習得したのか……。『鬼人』の奈津役ではあまりピンと来なかったのだが、この作品での会沢氏の名演はたいへんな聴きもの。
 ともあれ、実写ではなくアニメだからこそ、ダイナミックな構図や、極端なクローズアップショットや、遠近のオーバーラップ演出、融通無碍なヴィジュアルエフェクトを惜しみなく使うことができるという優れた実例になっている。現代アニメは、カメラそのものは止めてキャラクターのアクションを重視する傾向があると思うが、それに対してカメラワークやレイアウトの面白味を前面に押し出した本作の意義は大きい。その一方で、幼児がぎこちなく歩く様子を丁寧にアニメーション表現したのも、意欲的にして効果的な良い判断。絵コンテは佐野誉幸氏。
 ナイエくん、馬車落下に巻き込まれたまま放置されてボロボロとは、なんと不憫な……。



●『転生したら第七王子』
 第21話は、完全食戦と月皇戦の二つ。漫画のモノクロ表現に合わせてアニメそのものも(ほぼ)モノクロにした奇手は、案外面白かった。OPパロディを敢行したふてぶてしさも好ましいし、「完全食」を大型/中型/小型ヴァージョンでわざわざ3人の声優に割り振った贅沢さも微笑を誘う(※そんなところにコストを掛けたのか!?)。
 後半の剣技戦闘も、アニメーション表現を多少拡充していた。とりわけ、「聡明で……カッコよくて 可愛くて……」のところでシルファに細かく振り付けをさせるなど、ネタ回だからこその吹っ切れた意欲的演出が利いていたのは皮肉。ただし、決着の一撃は相変わらず止め絵コピーでやり過ごしている。

 第22話は黒竜戦。ナレーション(地の文)をキャラクター台詞で喋らせてしまっているので、説明過多の印象が強まっていよいよダサい。せっかくのアクションシーンなのに絵を動かすのをサボって静止画+エフェクトだけで誤魔化しているところが多く、その一方で倒れた黒竜がもがいているところだけは細かくアニメーションさせているのは、コスト配分としても演出コントロールとしても不可解。
 黒竜を演じているのは楠大典氏。ちょっと落ち着きすぎで、個人的には若き黒竜の精神的な不安定さを強調してくれた方が良かったと思う。ギタン役の宮本充氏は、穏やかさの中にも迫力と虚無感を同居させていて、たいへん説得力がある。タオ役の関根氏も、今回の力演は上手くハマっている。そして「グリモワール/グリ太郎」役のファイルーズあい氏は、キャラクターの底力を存分に表現した名演。
 それにしても、下手にシーンの順序をいじったせいで、「大雨の中で、ピアノを露天で設置して演奏していたんかい!」というツッコミも生まれてしまっている(※漫画だと、ピアノを出す前に雨の描写を消しているので、この問題は生じていない)。このアニメは本当に見せ方が下手だなあ……。「無策にただ忠実」なのではなく、「いじった箇所でおかしな描写が増えている」のだから、ひとえに玉村監督自身の失策と言うほかない。

 作中でも触れられていたが、ギタンとギザルムが戦ったらどちらが勝ちそうか。ギタンの聖属性攻撃は魔族に対して属性有利だが、ただそれだけとも言える。なかなか決定打にはならないだろう。分離キメラで手数を増やしても、倒しきれそうにない。ただし、アンチ・ギザルム・エクスカリバーを当てれば、霊体でも消滅させられるかもしれない。
 他方でギザルムも、ギタンの回復能力や反射回避を超えて倒しきれるか疑わしい。ただし、大量の魔力槍で縫い付けたうえで、斬首して意識を絶つか黒死玉に吸い込むかすれば勝てるかも。
 ということで、どちらも相手の再生能力を上回ることができないまま終わるか、。ギタンのスタミナとギザルムの魔力で先に尽きた方が負けるか、あるいはどちらかが先に特効即死(?)攻撃を当てるかの勝負になるかの問題だろう。どちらかが決定的に有利/不利ということは無さそう。

 ちなみに完全食くんに対しては、ギザルムは「黒死玉で消滅させる」、ギタンは「全身を食べる」で、たぶん勝つ。完全食はこの時点では、ギザルム/ギタン/ロイドの3者には負けるが、それ以外はどのキャラにも勝てる(というか、負けない)と思われる。
 ただし、それ以降のストーリーだと、剣聖マルクオスならば、再生できないくらいまで細切れにして勝てるかもしれないし、イドくんも強力な魔法で完全食を消滅させられるだろう。バミュー領域で窒息(=行動不能)しても事実上負けだろうし、狂気樹海の精神攻撃でもたぶんアウト。「無限再生&その都度強化」だけではさすがに限界がある。

 第23話。止め絵だらけの進行はエフェクト(撮影処理)でかなり誤魔化しているが、音響演出の力もあって劇的に盛り上がっている。主演の小市氏も、これまでは物語の額縁のように堅実な芝居だったが、ここに来て緻密で迫力のある台詞を展開している。ヤタロウが余計なところでフレームインして目立ちすぎたり、美しい黒旋砲のシーンにカットインを重ねたりする無策ぶりは相変わらず(※グリモの「やりましたぜ!」台詞も漫画版には無く、アニメ版で追加されたもの)。
 光武剣連発のシーンは、ここだけはダイナミックに動いている(アベユーイチ氏によるコンテパートか?)。アナスタシアの落涙や、花のしおれる花瓶のカットも、アニメ版独自の追加。

2025/08/09

2025年8月の雑記

 2025年8月の雑記。

ようやく私なりの「ウルフさん」ヘッドの解を見つけたよ……。そう、「ちっちゃくて、そこそこ優秀そうで、落ち着きも身につけている自信家お嬢様」、これだよ……。
 レシピは「ドレスアップボディS」+「ウルフさん」ヘッド(※瞳の色が同じなので暦フェイスも使える)+Picco neemo「ロゼッタワンピースset」。
上半身のアップ。デフォルメ体型の「ピコニーモ」用なので、緩く広がったシルエットになるが、むしろこの非実用的にズレた感じが良い。これだよ、これが良いんだよ。
 胸部の巨大リボンは少々くどいが、これは肩に羽織っているショールの一部で、外すこともできる。

2025/08/08

漫画雑話(2025年8月)

 2025年8月に読んだ漫画の雑感。主に単行本新刊について。

2025/08/06

アニメ雑話(2025年8月)

 2025年8月の新作アニメ感想。『鬼人幻燈抄』『クレバテス』『第七王子』の3作に絞られた。

2025/08/05

薬師寺久遠(篝火真里亞)から比良坂初音へ

 プラモデル創彩少女庭園「薬師寺久遠(篝火真里亞)」を使って、ゲーム『アトラク=ナクア』の比良坂初音(姉様)を再現してみる。
 ※注意:蜘蛛型キャラクターの写真です。蜘蛛や節足動物が苦手な人は気をつけて下さい。

2025/07/27

「創彩少女庭園」シリーズの製品リスト

 ガールプラモ「創彩少女庭園」シリーズの製品リスト。
 公式サイトの一覧性が弱いので、私なりに情報整理してみる。

2025/07/07

2025年7月の雑記

 2025年7月の雑記。

リツカヘッドなんかに負けない! → リツカヘッドの汎用性には勝てなかったよ……。どうしてこのヘッドは、こんなに強いのか……(写真左下)。
 しかし、「ウルフさん」デフォルトも良いバランスだし(右向きの柔らかめの表情がとても良い)、写真右上のルピナスもなかなか似合っているし、もう一つの便利ヘッド、右下の「ブレイブガール(ガオガイガー)」も2019年のキットなのにさすがのクオリティ。
 ちなみに、開いた両足で大地を踏みしめる仁王立ちが大好きなので、しばしばこういうポーズで展示している。カトキ立ちとか言わない。

2025/07/05

漫画雑話(2025年7月)

 2025年7月に読んだ漫画の雑感。主に単行本新刊について。
 試しに今月からは、収録話数も記録しておくことにする。

2025/07/04

アニメ雑話(2025年7月)

 2025年7月の新作アニメ感想。
 『転生したら第七王子』『nine』『鬼人幻燈抄(2期)』はほぼ確定。その他、『クレバテス』『雨と君と』『陰陽廻天』『ホテル・インヒューマンズ』『傷だらけ聖女』あたりを視聴していくかも。

2025/06/30

ガールプラモ(美少女プラモデル)の年表的メモ(2)

 ガールプラモ(美少女プラモデル)界隈の発売年表っぽい私的なメモ(2026年~)。
 2006~2025年の20年間については、別掲ページにて。凡例などもそちらを参照のこと。

※文章での通史的概観は、連載記事「現代ガールプラモの歴史的展望」を参照。
※各シリーズの品質評価などは、別ページ「ガールプラモ年表の補足資料」にて。
※海外メーカーの一覧は、別ページ「海外のガールプラモ一覧(メモ)」にまとめた。

発売月製品(※主に15cm級[1/10~1/12相当]の可動全身プラモデルを取り上げる)関連事項(※隣接分野の製品や出来事。アクションフィギュアなど)
2026/01PLAMATEA「キューティーハニー」(原作のメディアミックスコンテンツは1973年開始。このキットのデザインは2025年の新版に準拠している。全高約17cmとのこと)
PLAMATEA「ミューズボディ・いちか」(簡素な素体キット。3色同時発売とのこと)
GODZ ORDER(GO)「オーバーロード・ガブリエル」(スタンダードVer.とDXメッキVer.を同時発売)
メタモルバース(MV:TAKARATOMY)「斬山碧 & ブレードライガー」(1/10スケール。元となるコンテンツZOIDsシリーズは1982年開始)
FAG「ウィルバーナイン(ベリルアーマーカスタム)」
創彩「一条 星羅(水着/ヘアアレンジ)」
MD「朱羅:忍者(枢、影衣、フルパッケージ)」
FAG「輝鎚・甲」
創彩(グランデ)「ドレスアップボディ(Mサイズ、with 轟雷)」
FRS「ティファ・アディール」(原作アニメは1996年放映)
MD「デザイアメイデン:メディック」
30MS「マリカル」
30MS「シャルロナ」
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2026/02PLAMATEA「VALKYRIE TUNE:リサ=キャスター」(17cmとのこと)
PLAMATEA「VALKYRIE TUNE:アイリス=ブルックナー」(17cmとのこと)
GALHolic(AMAKUNI)「七星(ナナホ)」(1/10スケールで約17cmとのこと。販路限定)
KPMS「エミリア」
FAG「マテリア(レティシア、Azurite Ver.)」
創彩「一条星羅(チアリーディング衣装)」
アルカナディア「ギィ」(全高133mmの小柄サイズとのこと)
30MS「ルルチェ(リリーウエア)」
30MS「アルトリア・キャスター」(原作のオンラインゲームは2015年開始)
MD「朱羅:弓兵(絆、影衣、フルパッケージ)」
MD「シャーシキット(スキンカラーC)」、同スキンカラーD
GP「ラクエル」(販路限定?)
けもプラ(Aoshima)「カオマニー」「ニホンオオカミ」(体毛もあり、鼻筋[マズル]も突き出ている。サイズは155mmとのこと)
けもプラ「ヒトパーツセット」(組み替え用のボディパーツセット)、同「ぶらんこ」(情景キット)
2026/03KPMS「ロキシー」(原作のオンライン小説は2012年開始し、2014年から商業刊行された)
FAG「バーゼラルド(with エグゾスーツ)」
30MS「ベルベリア=ベリィス」(公式限定商品)
30MS「春日未来」(原作ゲームは2013年開始)
MD「ナイト(with モトコンポ)」
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2026/04PLAMATEA「鴇羽舞衣」(原作アニメは2004年放映)x
2026/05PLAMATEA『ライザリン・シュタウト』(原作ゲームは2019年発売)x
2026/06PLAMAX「ソフィア・F・シャーリング(ナイトカラーVer.)」x
2026/07xx
2026/08xx
2026/09xx
2026/10xx
2026/11xx
2026/12xx


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2025/06/07

2025年6月の雑記

 2025年6月の雑記。

今月の一枚は、「Buster Doll: タンク(Midnight Fang)」。メカメカした雰囲気が好み。

2025/06/06

漫画雑話(2025年6月)

2025年6月に読んだ漫画の雑感。主に単行本新刊について。

2025/06/01

アニメ雑話(2025年6月)

 2025年6月の新作アニメ感想:『アポカリプスホテル』、『ある魔女が死ぬまで』、『鬼人幻燈抄』(1期)、『九龍ジェネリックロマンス』、『小市民シリーズ』(2期)、『LAZARUS』。

2025/05/13

2025年5月の雑記

 2025年5月の雑記。
 
今月の一枚は「ユクモ」3形態。手間を掛けた割に、写真上での見栄えはたいして変わっていないが、実物ではもう少しふっくらした毛並み感が実現できている。

2025/05/12

『悪役令嬢の中の人』原作小説版と漫画版の比較

まきぶろ『悪役令嬢の中の人』(原作小説、単巻)と、白梅スズナによる漫画版(全6巻)の内容比較。

2025/05/02

アニメ雑話(2025年5月)

2025年5月の新作アニメ感想。作品タイトル五十音順で、それぞれ話数順(昇順)。

2025/05/01

漫画雑話(2025年5月)

 2025年5月に読んだ漫画の雑感。主に単行本新刊について。
 今月から新規作品は出版社やレーベルも記載してみる。会社ごと、雑誌ごとにカラーがあるので、関連情報として一定の意義があるだろう。

2025/04/14

2025年4月の雑記

 2025年4月の雑記。

annulus「ブリジット」(『Guilty Gear Strive』版)。着衣の模様やプリント(文字)の一部に至るまで、パーツ分割で再現されているという凝りよう。金銀パーツやパーカーの裏地、靴などの細部は塗装した。サイズは約14.5cm。
「POP UP PARADE」フィギュアと並べて。フィギュアの方は約17cmで、各部がマッシヴに作られている(※靴の大きさに顕著)。それに対して今回のプラモデル版は、プロポーションは大人しめだがディテールはフィギュアにひけを取らない。

漫画雑話(2025年4月)

 2025年4月に読んだ漫画の雑感。主に単行本新刊について。

2025/04/13

アニメ雑話(2025年4月)

 2025年4月のアニメ感想。作品ごとの話数順(昇順)。

2025/03/07

2025年3月の雑記

 2025年3月の雑記。

今月の一枚は、これをトップに置いておこう。『三体』より「自然選択号」(メーカーは橘猫工業)。

2025/03/05

漫画雑話(2025年3月)

 2025年3月に読んだ漫画の雑感。主に単行本新刊について。
 今月は何故か、(お色気)恋愛ものに秀作が多い。

2025/02/12

2025年2月の雑記

 2025年2月の雑記。

2025/02/11

漫画雑話(2025年2月)

 2025年2月に読んだ漫画の雑感。主に単行本新刊について。
 何故か、今月の新刊はえろぐろ作品に秀作が多い。

2025/01/05

2025年1月の雑記

 2025年1月の雑記。

2025/01/04

漫画雑話(2025年1月)

 2025年1月に読んだ漫画の雑感。主に単行本新刊について。